事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約653文字
3 【事業の内容】 当社グループは当社及び連結子会社5社を中心に構成され、ショッピングセンターの運営、各種の不動産賃貸事業を行っている「不動産事業」、医療用医薬品の製造・販売を行っている「医薬品事業」、消防自動車の製造・販売を行っている「機械関連事業」、衣料品及び機能性繊維の製造・販売を行っている「繊維事業」、ビル管理サービス、訪花昆虫の販売等の事業を行っている「その他」の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 なお、これらの事業区分とセグメント情報における事業区分は、同一であります。 不動産事業………………… 当社はショッピングセンターの運営及び各種の不動産賃貸事業を行っております。 医薬品事業………………… 子会社トーアエイヨー㈱は虚血性心疾患や高血圧、不整脈等の医療用医薬品の製造・販売を行っております。 機械関連事業……………… 子会社日本機械工業㈱は消防自動車、防災機器の製造・販売を行っております。 繊維事業…………………… 当社は肌着、靴下等の衣料品の企画・製造・販売を行っております。子会社㈱ニチビは水溶性繊維、耐熱性繊維等の機能性繊維の製造・販売、オグランジャパン㈱は肌着、エプロン等の企画・販売、ブランドライセンス業を行っております。 その他……………………… 当社は訪花昆虫(交配用ミツバチ)の販売等を行っております。子会社㈱片倉キャロンサービスはビル管理サービスの事業を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約537文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社片倉工業㈱は、1873年の創業以来、国内最大手のシルクメーカーとして「カタクラシルク」のブランドを世界に広めると同時に、わが国近代産業の発展に寄与してまいりました。また、長い歴史の中で培われてきた信頼と有形無形の財産の有効活用により事業の多角化を推進し、カタクラグループとして広く社会に貢献してまいりました。2023年に創業150周年を迎え、長きにわたり培われた社風である「親和協力」のもと、ステークホルダーの皆様の満足を得ることに努め、社会と共に持続的な発展を目指すために、以下の経営理念を掲げております。 ≪経営理念≫ カタクラグループは、信義、誠実、親和協力を旨とし、命と健康を守り健全で豊かな 社会の実現に貢献する。 ≪経営ビジョン≫ 分散と融合を追求し、健康、安全・快適、環境との共生を実現する企業集団を目指 し、新しい「成長の芽」を創り出す。 ① 人々の健康な暮らしに貢献する事業を創り出す。 ② 人々の安全で快適な暮らしに貢献する事業を創り出す。 ③ 環境に貢献する事業を創り出す。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1543文字
(2) 対処すべき課題 今後のわが国経済は、コロナ禍からの回復による景気の持ち直しが期待されているものの、円安や資源高を主因とした物価上昇、世界的な金融引き締めによる景気の後退懸念、さらにはロシアによるウクライナ侵攻を始めとする地政学的リスクの経済への波及など、先行き不透明な状況が続くものと思われます。 当社は2020年までの構造改革において収益構造を大幅に改善したものの、エネルギー・原材料価格の高騰や急激な円相場の変動によるコスト増に加え、医薬品事業では2021年以降の毎年薬価改定の影響を強く受けております。今後につきましては、更なる構造改革により一層の事業安定性と採算性の改善を図るとともに、新たな収益源の獲得に取り組むことで 企業価値の向上を目指してまいります。 また、今年からコンプライアンス・プログラムを導入することにより、コンプライアンスに係る施策の有効性検証とそれを踏まえた改善活動を継続するとともに、リスク統括委員会を子会社にまで拡大し、リスク事象の発生から再発防止策の策定まで把握することに加え、グループ全体で潜在リスクに関する管理をすることでガバナンスの強化に努めてまいります。 さらに、人材の確保につきましては、新卒採用のほか経験者等の即戦力人材を積極的に採用しております。階層別研修を計画的に実施することで人材強化を図るとともに、テレワークやスライド勤務、時間単位有休制度の導入など働きやすい職場環境を整備し、従業員一人ひとりの活躍を後押しすることで持続的な成長を目指してまいります。 主要な事業の対処すべき課題は次のとおりです。 (不動産事業) 中核不動産であるコクーンシティ(さいたま新都心駅前社有地)については、コロナ禍行動制限の緩和を背景に順調に売上を回復してきたものの、電気料金高騰に伴う施設管理コストの上昇や物価高の消費への影響等注視が必要な状況が続いています。引き続き、テナント入替や環境整備に努め、集客魅力、施設鮮度の維持向上を図ります。 その他物件については、物件ごとのライフサイクルを踏まえた維持管理に努め、収益物件としての価値を持続させるとともに、新たな活用が見込める不動産については、安定収益につなげるべく、最適な活用プランを検討してまいります。 (医薬品事業) 製薬業界では、毎年薬価改定に加え、ジェネリック医薬品における品質や安定供給に関する問題の発生等により、事業環境の厳しさが増しております。 2022年4月には自社販売体制への商流切り替えによる業務効率化を推進するなど、各種施策に取り組んでまいりましたが、更なる収益改善に取り組む必要性を認識しております。 これら環境変化に適応するため、2023年度において各種固定費削減施策を実施し、収益構造の再構築を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2976文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(以下「当期」という。)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う社会経済活動の制限が緩和され正常化が進み、景気は緩やかながら持ち直しの動きがみられました。一方で、世界的な半導体部品等の供給不足やウクライナ情勢の長期化に伴う原材料・エネルギー価格の高騰、欧米各国の金融引き締めの影響による不安定な為替相場等により、依然として景気の先行きは不透明な状況にあります。 このような環境のなか、当社グループの業況は、次のとおりとなりました。 当期の売上高は、 前期に比べ33億53百万円減収 の 342億74百万円 ( 前期比8.9%減 )、営業利益は 前期に比べ14億27百万円減益 の 13億69百万円 ( 同51.0%減 )となり、 経常利益は25億82百万円 ( 同33.0%減 )となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、28億17百万円 ( 同43.1%減 )となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 <売上高の内訳> 2021年12月 期 (百万円) 2022年12月 期 (百万円) 増減 (百万円) (%) 不動産事業 10,125 10,415 290 2.9 医薬品事業 12,132 10,128 △2,004 △16.5 機械関連事業 7,171 5,187 △1,984 △27.7 繊維事業 6,496 7,045 549 8.5 その他 1,702 1,497 △205 △12.1 合計 37,627 34,274 △3,353 △8.9 イ. 不動産事業 不動産事業は、当社運営のショッピングセンター「コクーンシティ」においてテナント売上が回復傾向にあることや、2021年10月に開業した福島ショッピングセンターが当期は通年寄与したこと等により増収となりました。 この結果、不動産事業の 売上高は104億15百万円 ( 前期比2.9%増 )、営業利益は 39億46百万円 ( 同9.9%増 )となりました。 ロ. 医薬品事業 医薬品事業は、自社販売体制への商流切り替えのための一時的な販売減や薬価改定等により減収となりました。 この結果、 医薬品事業の 売上高は101億28百万円 ( 同16.5%減 )、営業損益は 19億40百万円の損失 ( 前期は1億5百万円の利益 )となりました。 ハ. 機械関連事業 機械関連事業は、消防自動車事業で新型コロナウイルス感染症拡大の影響による地方公共団体からの更新需要の減少等により減収となりました。 この結果、機械関連事業の 売上高は51億87百万円 ( 前期比27.…
セグメント関連
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(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 24百万円 は、各報告セグメントに配分していない共通の資産の増加額であります。 3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 ) (単位:百万円) 不動産 医薬品 機械関連 繊維 その他(注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 売上高 不動産賃貸に付随 するサービス 451 451 451 医療用医薬品販売 10,128 10,128 10,128 消防自動車販売 5,153 5,153 5,153 実用衣料販売 4,619 4,619 4,619 機能性繊維販売 2,425 2,425 2,425 その他 33 1,497 1,530 1,530 顧客との契約から 生じる収益 451 10,128 5,187 7,045 1,497 24,309 24,309 その他の収益(注)4 9,964 9,964 9,964 外部顧客への売上高 10,415 10,128 5,187 7,045 1,497 34,274 34,274 セグメント間の内部 売上高又は振替高 30 242 272 △ 272 10,446 10,128 5,187 7,046 1,739 34,546 △ 272 34,274 セグメント利益 又は損失(△) 3,946 △ 1,940 △ 275 443 150 2,325 △ 955 1,369 セグメント資産 43,200 62,972 4,789 9,230 1,266 121,459 16,654 138,114 その他の項目 減価償却費 1,490 791 82 256 26 2,648 29 2,678 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 103 564 40 219 935 15 950 (注) 1.その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ビル管理サービス、訪花昆虫の販売等であります。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額 △955百万円 には、セグメント間の取引消去 △13百万円 、各報告セグメントに配分していない全社費用 △941百万円 が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2) セグメント資産の調整額 16,654百万円 の主なものは、当社での長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。
主要な顧客・販売先
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2.当連結会計年度の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が10% 未満 であるため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当期末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の状況 当期における経営成績の概要については、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッ シュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご参照ください。連結損 益計算書の主要項目ごとの前期との主な増減要因は次のとおりであります。 イ. 売上高 当期の売上高は、 前期に比べ33億53百万円減収 の 342億74百万円 ( 前期比8.9%減 )となりました。 (不動産事業) 不動産事業は、 中核事業であるコクーンシティ(さいたま新都心駅前社有地)において、 テナント売上が回復傾向にあることや、2021年10月に開業した福島ショッピングセンターが当期は通年寄与したこと等により増収となりました 。 翌期の売上高は、当期並みを見込んでおります。 中核事業であるコクーンシティについては、テナント入替や環境整備に努め、集客魅力、施設鮮度の維持向上を図ります。その他物件については、 物件ごとのライフサイクルを踏まえた維持管理に努め、収益物件としての価値を持続させるとともに、新たな活用が見込める不動産については、安定収益につなげるべく、最適な活用プランを検討してまいります 。 (医薬品事業) 医薬品事業は、自社販売体制への商流切り替えのための一時的な販売減や薬価改定等により減収となりました。 翌期の売上高は、毎年の薬価改定による収益低下の影響は受けるものの、当期は自社販売体制への商流切り替えのため一時的に販売減となっていたことから増収を見込んでおります。今後は各種固定費削減施策を実施し、収益構造の再構築を図ってまいります。また、新薬開発においては、既存の循環器領域の他、希少疾病分野にも強みのある企業を目指してまいります。 (機械関連事業) 機械関連事業は、 消防自動車事業で新型コロナウイルス感染症拡大の影響による地方公共団体からの更新需要の減少等により減収となりました。 翌期の売上高は、コロナ禍による自治体予算減少からの回復により、増収を見込んでおります。ただし、車載用半導体の不足等によるシャシの入庫遅れは継続すると見込んでいるため、引き続き動向を注視しながら、仕様の集約化・標準化や生産性向上等に取り組むことで更なる採算性の改善に努めてまいります。…