グンゼ株式会社

証券コード: 3002 / 対象年度: 2022 / 提出日: 2022-06-27
業種 繊維製品

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このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

グンゼは、機能ソリューション、アパレル、ライフクリエイトの3つの主要事業を展開する多角的な企業です。プラスチックフィルムやエンジニアリングプラスチックス、メディカル材料などの機能性素材の製造・販売、インナーウエアやレッグウエアなどのアパレル製品の製造・販売、さらには不動産、緑化樹木、スポーツクラブの運営など、多岐にわたる事業を展開しており、研究開発にも注力しています。

主な事業領域

機能ソリューション(プラスチックフィルム、エンジニアリングプラスチックス、電子部品、メディカル材料)、アパレル(インナーウエア、レッグ友、アウターウエア、繊維資材)、ライフクリエイト(不動産、緑化樹木、スポーツクラブ、太陽光発電)の3つの主要事業を展開。

主な製品・サービス

  • プラスチックフィルム
  • エンジニアリングプラスチックス
  • 電子部品
  • メディカル材料
  • インナーウエア
  • レッグウエア
  • アウターウエア
  • 繊維資材(ミシン糸)
  • 不動産事業
  • 緑化樹木
  • スポーツクラブ運営
  • 太陽光発電

ビジネスモデル

製造・販売・研究開発を通じた多角的な事業展開。各事業分野において、自社生産、委託生産、および海外拠点を活用したグローバルな供給体制を構築。

セグメント・事業構成

1.機能ソリューション事業(プラスチックフィルム、エンジニアリングプラスチックス、電子部品、メディカル材料)、2.アパレル事業(インナーウエア、レッグウエア、アウターウエア、繊維資材)、3.ライフクリエイト事業(不動産、緑化樹木、スポーツクラブ、太陽光発電)

戦略・方向性

「CAN20計画第2フェーズ」に基づき、『集中と結集』をキーワードに、セグメント別事業戦略、新規事業創出、経営基盤強化の3つの基本戦略を推進。また、DX推進、環境対応型新商品の投入、D2Cルートの強化、カーボンニュートラルへの取り組みを強化。

強みとして読み取れる点

  • 多角的な事業ポートフォリオ
  • 強固な研究開発体制
  • グローバルな製造・販売ネットワーク
  • 高い技術力(特に機能性素材やアパレル技術)

課題として読み取れる点

  • 原材料・エネルギー価格の高騰
  • 円安による影響
  • 人財確保と育成の課題
  • 競合他社との激しい競争
  • コロナ禍における消費行動の変化への対応

確認ポイント

  • 新製品の市場投入とシェア拡大
  • D2Cルートの拡大と他社とのコラボレーション
  • カーボンニュートラルに向けた「ネットゼロファントリー」の推進
  • 海外市場での販売強化

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、セグメント構成、経営戦略、課題、および環境対応策まで詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 2 / 5

有報ナビによる整理

経営戦略面では、M&Aにおけるシナジー創出の失敗や研究開発コストの回収不能、事業再構築に伴う一時的な損失リスクがあります。製品・サービスの安全性において、品質トラブルや施設内事故によるブランド毀損、競合他社との競争激化、サイバー攻撃等による情報漏洩のリスクが挙げられています。人財面では、高齢化に伴う優秀な人材の確保と技術伝承の困難さがあり、資産面では、収益性の低下や市場価格の下落による固定資産(スポーツクラブ、レッグウエア等)の減損リスクがあります。その他、サプライチェーンにおける人権問題、SNSを通じたレピュテーションリスク、メディカル分野での薬機法等の法令遵守、プラスチック規制への対応、不動産の環境汚染や有害物質に関するコスト発生のリスクが記載されています。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

グンゼは、資本コストを意識した経営への転換を明確に打ち出しており、GVAやROICといった指標を用いた厳格な資源配分を行っている。事業面では、既存のプラスチック・アパレルから、より高付加価値なメディカルや次世代電池用フィルムへシフトしつつ、サステナビリティへの投資を具体的に進めている。リスク管理体制も整備されており、成長と効率の両立を目指す構造的な変革を進めている。

成長方針

「VISION 2030 stage1」に基づき、機能ソリューション(プラスチックフィルム、メディカル等)のグローバル展開と新規事業創出(M&A含む)、アパレル分野でのD2Cシフト加速、サステナビリティ対応型製品の開発を推進。特に次世代電池用フィルムや医療機器の高度化に注力。

資本政策

資本コストを意識した経営(GVAの導入)により、投資判断にWACCを適用し、低収益事業への投資抑制と高効率な資源配分を行う。また、政策保有株式の削減や不動産売却を通じた有利子負債の削減、ROEが目標を上回るまで総還元性向100%を維持する方針。

リスク対応方針

リスクマネジメント委員会による統制体制の整備。気候変動(TCFD)への対応として、プラスチック資源循環(サーキュラーファクトリー)やアパレルでのネットゼロファクトリーを推進。原材料高騰や為替変動に対し、価格転嫁と調達網拡大で対応。人財確保に向けたDX・自動化の推進。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

グンゼは、プラスチック、アパレル、メディカルといった多角的な事業基盤を持ちつつ、次世代電池用フィルムや再生医療向け材料など成長分野への積極的な技術投資とDXによる生産革新を推進。特に環境対応型工場の構築に向けた大規模な設備投資(サーキュラーファクトリー等)は競争力の源泉となる可能性が高い。

設備投資の方向性

機能ソリューション事業における次世代電池用フィルムや医療機器向け設備、アパレル事業の生産効率向上に向けた無人化ライン等の高度な製造基盤への投資を継続。また、環境対応型工場(サーキュラーファクトリー、ネットゼロファートリー)への大規模な投資を実行。

研究開発・商品開発

多層押出技術やフィラー分散技術などのコア技術をベースに、次世代電池用フィルム、医療機器、高度な機能性アパレル製品の開発。DX・IoTを活用した生産工程の自動化・省力化に向けた製造技術革新にも注力。

投資・変化テーマ

  • 次世代リチウムイオン電池用フィルム
  • 医療機器・再生医療向け高度な材料
  • 自動化・省力化に向けたスマート工場(無人縫製ライン)
  • サステナビリティ対応型プラスチック包装材
  • DXによる生産工程革新

関連キーワード

  • 多層押出延伸技術
  • フィラー分散技術
  • 接着縫製技術
  • IoT活用自動化
  • リサイクル・再利用技術
  • バイオマテリアル

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準日本基準 連結区分連結 対象期間2021-04-01 〜 2022-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2022-06-27

財務情報

業績

売上高

1,243.14億円
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売上高
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営業利益

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経常利益

53.99億円
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親会社帰属利益

29.39億円
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財政状態・流動性

総資産

1,582.16億円
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現金及び現金同等物

144.69億円
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キャッシュフロー

3区分

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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

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2021-04-01 〜 2022-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
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有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1206文字

3 【事業の内容】 当社グループは、当社を中核として関係会社59社(子会社56社、関連会社3社)で構成され、機能資材、機械類の製造・加工・販売、インナーウエア、レッグウエア、アウターウエア、繊維資材、不動産事業及び緑化樹木の販売、スポーツクラブの運営管理等を主な内容とし、更に各事業に関連する研究開発及びその他の事業活動を行っております。当社及び関係会社の当該事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 (1) 機能ソリューション事業(当社、及び関係会社21社) ① 機能資材分野 当社は、プラスチックフィルム・エンジニアリングプラスチックス・電子部品等の製造・販売を行っており、福島プラスチックス㈱等に製造加工を委託しております。また、グンゼ包装システム㈱が当社プラスチックフィルム製品を仕入れて印刷加工及び販売を行っております。 海外では、Gunze Plastics & Engineering Corporation of America等の海外関係会社が、それぞれ現地でプラスチック製品、エンジニアリングプラスチックス、電子部品の製造・加工及び販売を行っております。 ② 機械類分野 当社が、印刷関係機械・食品関係機械の製造・販売を行っております。 ③ メディカル材料分野 当社が、メディカル材料の製造・販売を行っているほか、㈱メディカルユーアンドエイ等がメディカル材料の仕入販売を行っております。また、海外では郡是医療器材(深圳)有限公司等がメディカル材料の製造・販売を行っております。 (2) アパレル事業(当社、及び関係会社32社) ① 衣料品分野 当社は衣料品(インナーウエア、レッグウエア等)の製造・販売を行っており、東北グンゼ㈱等関係会社に製造加工を委託し、流通加工の多くはグンゼ物流㈱に委託しております。また、㈱ジーンズ・カジュアルダン等が国内でアウターウエアの小売・卸売販売を行っているほか、北京愛慕郡是服飾有限公司等の海外関係会社が現地仕入・販売を行っております。 ② 繊維資材分野 当社は、繊維資材(各種ミシン糸)の製造・販売を行っており、津山グンゼ㈱に製造加工を委託し、販売の一部を中央繊維資材㈱を通じて行っております。また、PT.Gunze Indonesia等海外関係会社が現地生産及び販売を行っているほか、製品の一部を当社が仕入れております。 (3) ライフクリエイト事業(当社、及び関係会社6社) グンゼ開発㈱等の関係会社が、当社工場跡地の再開発計画の立案と実行並びに再開発事業の管理運営に当たるほか建築工事の請負・設計施工等を行っております。また、グンゼグリーン㈱が緑化樹木の販売を行っているほか、グンゼスポーツ㈱がスポーツクラブを運営管理しております。また、当社において太陽光発電事業を行っております。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約7446文字

(1) 経営戦略的リスクについて 当社グループの成長戦略の一つとして、新規事業創出を掲げており、「M&A活用による事業拡大」、「新規テーマ創出の仕組み構築」に向けた取り組みを強化しております。M&A等外部の経営資源獲得に当たっては、慎重に検討を行い、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合に限り実行いたします。しかしながら、期待したシナジー効果が創出できなかった場合や、買収した事業における製品・サービス等の需要を維持できない場合等により、期待する成果が得られない可能性があります。 また、研究開発部門を中心として新規テーマに取り組んだ結果、市場環境の変化や技術革新、消費者ニーズの変化等により、そのテーマの事業化が困難と判断した場合は、研究開発等に要したコストが回収されず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 加えて、当社グループは、経営の効率化及び競争力強化のため、子会社や関連会社を含めた不採算事業の構造改革や製造・販売・物流拠点の再編等、事業の再構築を行うことがあります。これらの施策を実施する場合、一時的な損失の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) 製品・サービスの安全性、品質について 当社グループは「品質第一主義 優良品の提供」を事業の根幹に置き、より安心・安全で、より快適な、魅力ある製品とサービスの提供のために、徹底した安全性と品質の確認を実施しております。しかしながら当社グループの製品の重大な品質トラブルや、当社グループの商業施設やスポーツクラブ内においてお客様の事故が発生した場合には、該当する製品・施設のみならず、当社グループの社会的信用やブランドイメージにも重大な影響を与え、売上高の減少によって、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合他社との競争について 当社グループの各事業分野における製品・サービスは、国内外の市場で競合他社との激しい競争にさらされております。当社グループの競合先には、各事業分野でのシェアの優位性の他、研究開発や製造、販売面で有力な企業が存在しております。 当社グループは、2030年ビジョンとして「新しい価値を創造し『ここちよさ』を提供することで持続可能な社会の実現に貢献します」を掲げ、「変革と挑戦」をキーワードに、経済的利益と社会的利益を両立させるサステナブル経営を通じて社会貢献と当社グループの持続的成長の実現を目指し、これら競合他社との差異化を図るべく、商品開発、生産・販売革新及び提供サービスの向上を行っております。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約5669文字

(3) 当社グループの対処すべき課題 新型コロナウイルスの感染拡大から2年以上経過しましたが、現時点で収束する見通しが立っておらず、今後も新型コロナウイルスとの共存「withコロナ」を前提とした事業運営を継続する必要があります。また、ロシアのウクライナへの侵攻による影響も加わり、原燃料価格の高騰、更には急激な円安進行など経営を取り巻く環境は不透明感と厳しさが増しております。各事業において生産性向上の取り組みやグローバル最適生産体制によりコスト競争力を強化するとともに、原材料調達網の拡充を図ってまいります。なお、自助努力を超えるコスト高に対しては適切な価格転嫁を適宜進めてまいります。セグメント別戦略課題は以下の通りです。 (セグメント別戦略課題) 機能ソリューション事業では、プラスチックフィルム分野は環境対応型新商品の市場投入に加え、国内ではサーキュラーファクトリー(資源循環型工場)計画を継続推進してまいります。また、デジタル技術の横展開により生産革新を進める一方、米国・中国・アセアン等海外拡販を強化してまいります。エンジニアリングプラスチックス分野は、主力のOA市場向け製品のシェア拡大に加え、健康・医療関連ならびに産業機器向け製品の拡販を目指します。メディカル分野は、米国・中国の販売強化と次期大型新商品の上市とともに、競争力向上を目的に組織再編を検討してまいります。 アパレル事業では、消費行動変化に伴い伸長しているECチャネルや直営店舗のDtoCルートでの更なる拡販と他社とのコラボレーションを推進してまいります。インナーウエア分野は、消費者の天然素材回帰、カジュアル化、健康志向、環境意識の高まりに即したヘルス&ウエルネス商品やエシカル商品を拡充するとともに、フェムテック商品や差異化ファンデーション商品等レディスインナーの拡販を強化してまいります。また、環境への取り組みとして国内主力工場にて再生可能エネルギーを使ったCO2排出量の実質ゼロ化と無人化ライン(一部)からなるネットゼロファクトリー計画を推進してまいります。レッグウエア分野は、消費者ニーズの変化に基づく市場対応力を強化し、健康関連含むレギンスやボトムカテゴリーの新商品を積極的に展開するとともに、生産拠点の再編等による構造改革を推進してまいります。 ライフクリエイト事業では、商業施設の収益力向上の推進や投資効率を重視した物件別管理を強化してまいります。グリーン分野では、CO2削減に向け固定量増加に積極的に取り組むとともに、スポーツクラブ分野は、withコロナへの対応強化、地域・店舗特性に合わせた会員拡大およびスクール事業拡大を図ってまいります。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約7467文字

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。この結果、前連結会計年度と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において増減額及び前期比(%)を記載せずに説明しております。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2021年4月1日~2022年3月31日)における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う緊急事態宣言等の影響により、個人消費や企業活動が制限され厳しい状況で推移しました。ワクチン接種の進展等により日常生活や経済活動の正常化が期待されましたが、年明けからはオミクロン株による感染拡大、ウクライナ情勢の緊迫化やサプライチェーンの混乱に加えて、為替レートの急激な円安進行による原燃料価格高騰等、先行き不透明な状況が続いております。 このような状況において、当社グループでは、中期経営計画「CAN20計画第2フェーズ」の最終年度(新型コロナウイルスの世界的感染拡大が、当社グループに大きな影響を及ぼしたことから、最終年度を1年間延長しております。)にあたり、『集中と結集』をキーコンセプトに、「セグメント別事業戦略」「新規事業創出」「経営基盤強化」の3つの基本戦略への取り組みを進めました。 新型コロナウイルス感染症に加えて、原燃料価格高騰等の影響を大きく受けましたが、設計改善等のコストダウンを推進し、機能ソリューション事業は、各分野において回復基調となりました。アパレル事業は、店舗販売の低迷及びロックダウンによる海外工場の操業停止影響を受けました。また、ライフクリエイト事業は、ショッピングセンターやスポーツクラブの臨時休業や時短営業の影響を受けました。 その結果、当連結会計年度の売上高は124,314百万円(前期は123,649百万円)、営業利益は4,880百万円(前期は4,673百万円)、経常利益は5,399百万円(前期は5,094百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,939百万円(前期は2,147百万円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、当連結会計年度の売上高は3,770百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ36百万円増加しております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。…

セグメント関連

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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸 表計上額 (注)2 機能ソリューション事業 アパレル事業 ライフクリ エイト事業 売上高 外部顧客への売上高 49,363 62,439 11,846 123,649 123,649 セグメント間の内部 売上高又は振替高 309 201 130 641 △ 641 49,673 62,640 11,976 124,290 △ 641 123,649 セグメント利益 4,852 2,306 482 7,641 △ 2,968 4,673 セグメント資産 51,342 53,657 31,792 136,793 22,836 159,629 その他の項目 減価償却費 2,486 1,230 1,962 5,678 476 6,155 のれんの償却額 88 45 133 133 減損損失 402 402 402 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 6,386 814 414 7,615 230 7,845 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△2,968百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、当該費用は報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額22,836百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

抽出本文 / 原文長 約866文字

2 【事業等のリスク】 1. 当社グループのリスクマネジメント体制 当社グループにおいて発生しうるリスクの防止に係る管理体制の整備及び発生したリスクへの対応について「リスク管理規程」を定めております。 本規程ではリスクを「企業の妨げとなる可能性のある、社内外から受ける不確実な危険性であって、当社グループの経営にとってマイナスの結果をもたらす可能性のあるもの」と定義し、ステークホルダーに対する責任及び影響に鑑み、リスクを可能な限り排除することを基本方針としております。ただし、関係法令、社内諸規則及び社会秩序に反しない限りで、事業遂行に必要と認められるときは、適切なリスクを取ることがあります。 当社グループにおいて、リスクが事象として発生した際には、ステークホルダーに対する影響を最小限にとどめることを第一の目的とし、以下の行動を実施いたします。 (1) 当該リスクに対する方策の迅速な実施 (2) 当該リスクの発生の原因究明及び適切な再発防止策の策定 (3) ステークホルダーに対しての適切な情報提供 また、当社グループでは、必要に応じコンプライアンス担当責任者を委員長とするリスクマネジメント委員会を開催し、リスク事象の発生、採られた又は採られる予定の措置、リスク予防などについて協議しております。 今年度は、発生可能性とリスクの大きさから考えて重点リスクを見直しており、海外子会社ガバナンス、労働関連法の順守、ハラスメント防止、メディカルにおける薬機法・臨床研究法順守及び透明性確保、独禁法・下請法の順守などを最重要リスクとして取り組んでまいります。 2. 主要リスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (事業運営上生じうるリスク)

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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5 【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、プラスチックフィルム、エンジニアリングプラスチックス、電子部品、メカトロ、メディカル、インナーウエア・レッグウエア等衣料品、繊維資材等の各事業部門傘下での開発部門による商品開発に加え、研究開発部、QOL研究所、技術開発部において、新規付加価値商品の開発及び生産技術革新等の事業部門サポート、並びに新規事業創出に向けた技術開発や基礎研究に取り組んでおります。また、研究成果の知財権利化を進め、事業基盤強化を図っております。 当連結会計年度における研究開発費は 2,576 百万円であります。セグメントの主な研究開発活動及び研究開発費の金額は次のとおりであります。 (1)機能ソリューション事業 プラスチックフィルム分野では、コア技術である多層押出延伸技術をベースに高付加価値包装フィルム及び新規分野への展開を目指した取り組みを行っております。また、SDGs対応として環境対応プラスチックフィルムの開発および、プラスチックフィルム製造工場のゼロエミッション化を達成するための開発に取り組んでおります。 エンジニアリングプラスチックス分野では、複写機・プリンター用機能性ベルトで培ったフィラー分散技術を生かした高機能部材研究や、フッ素樹脂の特性を生かした半導体関連向け製品や医療用具向け製品で、産業資材への展開を進めております。 メディカル分野では、「人々のクオリティ オブ ライフ(QOL)」の向上に寄与するために、生体吸収性高分子の機能を活かした、患者さんの失われた組織を再生する血管、半月板、乳房等再生医療を実用化する医療機器の研究開発を進めています。 また、機能ソリューションの各事業が持つ技術をベースに新たな機能を有するフィルムの開発等を研究開発部門で積極的に推進しております。新たな柱商品となるべく今後とも社内保有技術の更なる活用・深耕と新市場創出を目指す取り組みに注力してまいります。 さらに、生産部門支援としてデジタル技術等を導入し各事業部門の生産工程革新につながる製造技術の開発に取り組んでおります。 当該セグメントに係る研究開発費は 2,092 百万円であります。 (2)アパレル事業 衣料品分野では、「お客さまのためのここちよさの追求」をキーワードに、人の生理学的研究とこれまで蓄積した多くの繊維加工技術を活かした快適インナーの開発を進めております。また、無縫製商品群の拡大とコスト構造や労働環境の改善、生産性向上を図るため、独自に開発した接着縫製技術を更に進化させ、IoT技術を活用した無人化接着縫製ラインの開発支援に取り組んでおります。更に、衣料製品の技術を活用して医療に貢献するメディカル衣料(衣療)を開発・販売しており、様々なニーズに対応し手術後患者様等のQOL向上に貢献すべく取り組んでおります。…

設備投資等の概要

抜粋表示 / 原文長 約2857文字

2 【主要な設備の状況】 当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 2022年3月31日 現在 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 設備の種類別の帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 工具、器具 及び備品 土地 (面積千㎡) リース 資産 合計 守山工場(注3) (滋賀県守山市) 機能ソリュ ーション プラスチックフ ィルム生産設備 1,004 859 65 206 (73) 2,136 244 亀岡工場 (京都府亀岡市) 電子部品生産設備 1,045 130 11 20 (45) 1,208 84 江南工場 (愛知県江南市) エンジニアリングプラスチックス生産設備 3,356 1,054 48 20 (101) 4,480 209 メカトロ事業部 (大阪府茨木市) 印刷・食品関係機械生産設備 137 55 40 161 (14) 395 94 綾部工場(注3) (京都府綾部市) メディカル材料生産設備 975 300 51 747 (251) 2,076 109 宮津工場 (京都府宮津市) アパレル インナーウエア生産設備 251 498 104 173 (53) 1,027 139 梁瀬工場 (兵庫県朝来市) 493 368 15 75 (77) 951 82 津山工場 (岡山県津山市) ミシン糸生産設備 234 63 54 (53) 355 宇都宮発電所 (栃木県下野市) ほか2事業所 ライフ クリエイト 太陽光発電設備 21 577 149 (15) 748 綾部本社(注3) (京都府綾部市) 全社管理 その他設備 1,273 41 (―) 1,321 13 東京支社(注4) (東京都港区ほか) 全社管理 ・販売等 582 71 242 (4) 896 209 大阪本社(注4) (大阪市北区ほか) 831 921 (2) 1,760 368 研究開発部(注3) (綾部市・守山市) 全社研究 ・開発等 382 83 69 (―) 536 109 その他(注5) 貸与資産等 1,159 63 4,953 (671) 6,177 合計 11,750 4,066 1,444 6,808 (1,363) 24,072 1,662 (2) 国内子会社 2022年3月31日 現在 会社名 (事業所所在地) セグメントの名称 設備の内容 設備の種類別の帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 工具、器具 及び備品 土地 (面積千㎡) リース 資産 合計 福島プラスチックス㈱ (注6)(福島県本宮市) 機能ソリュ ーション プラスチックフ ィルム生産設備 883 694 28 [108] 1,606 109 グンゼ包装…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約310文字

3 【配当政策】 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要政策と位置づけ、前中期経営計画「CAN20第2フェーズ」の期間中、連結配当性向50%、総還元性向100%を目安に利益還元を実施してまいりました。 当社の剰余金の配当は、期末配当による年1回を基本方針としております。また、剰余金の配当の決定機関は、株主総会であります。当期の配当につきましては、総還元性向100%の範囲内であることから、1株当たり140円としております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議年月日 配当金の総額 1株当たり配当額 2022年6月24日 定時株主総会決議 2,418 百万円 140

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約143文字

5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 2022年3月31日 現在 セグメントの名称 従業員数(人) 機能ソリューション事業 1,937 アパレル事業 3,285 ライフクリエイト事業 182 全社(共通) 288 合計 5,692 (注) 従業員数は就業人員を記載しております。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約5532文字

2.企業統治の体制 (企業統治体制の概要) 当社は監査役会設置会社であり、監査役会は社外監査役2名を含む監査役4名(2022年6月27日現在)で構成されております。監査役は、取締役会等の重要会議への出席、当社事業部門・管理部門への往査、国内外の子会社調査等を実施し、経営への監視機能を果たしております。 現行の経営体制は、社外取締役3名を含む取締役8名(うち女性2名)であります。また、意思決定の迅速化及び業務執行体制の強化を図るため執行役員制度を導入しており、取締役兼務者4名を含む執行役員15名を選任しております。なお、経営責任の明確化を図るとともに、経営環境の変化により迅速に対応できる経営体制とするために、取締役及び執行役員の任期は1年としております。取締役会は、原則として月1回開催(2022年3月期は13回開催)されており、業務執行に関する重要事項や法令、定款に定められた事項の決定を行うとともに、取締役の職務執行状態を監督しております。これと併せて、代表取締役、役付取締役、機能別担当取締役・執行役員で構成される経営執行会議を開催(2022年3月期は22回開催)し、業務執行に関する重要事項の審議を行い、意思決定の迅速化を図っております。また、取締役・監査役候補者の指名、経営陣幹部の選任及び取締役の報酬等の決定手続きにおける独立性・透明性・客観性を確保することを目的に、取締役会の諮問機関として、代表取締役2名と社外取締役3名で構成され、社外取締役を議長とする指名・報酬委員会を設置しております。 取締役会、監査役会、経営執行会議及び指名・報酬委員会の構成員及び議長は以下の通りです。 (2022年6月27日現在) 氏名 役職名 取締役会 監査役会 経営執行 会議 指名・報酬 委員会 廣 地 厚 代表取締役会長 佐 口 敏 康 代表取締役社長兼社長執行役員 中 井 洋 恵 取締役 鯨 岡 修 取締役 木 田 理 恵 取締役 熊 田 誠 取締役兼常務執行役員 財務経理部長 及 川 克 彦 取締役兼執行役員 研究開発部長 河 西 亮 二 取締役兼執行役員 アパレルカンパニー長 鈴 木 富 夫 監査役(常勤) 井 上 圭 吾 監査役 鈴 鹿 良 夫 監査役 森 田 真一郎 監査役 岡 高 広 常務執行役員 経営戦略部長 奥 田 智 久 執行役員 技術開発部長 ◎は議長、〇は構成員を示しております。 なお、当社グループのコーポレートガバナンスに関する基本方針として、「グンゼ コーポレートガバナンス・ガイドライン」を2015年12月18日開催の取締役会において制定し、2019年3月に改定いたしました。その内容は、以下の当社ホームページに掲載しております。 https://www.gunze.co.jp/ir/policy/governance/index.…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約90文字

4 【経営上の重要な契約等】 (特定融資枠契約) 当社は、機動的かつ安定的な資金調達手段の確保を目的として、取引銀行4行と総額50億円の協調融資型特定融資枠契約を締結しております。

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約1191文字

(6) 【大株主の状況】 2022年3月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有 株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) ㈱日本カストディ銀行 東京都中央区晴海一丁目8番12号 2,416 13.99 日本マスタートラスト信託銀行㈱ 東京都港区浜松町二丁目11番3号 1,932 11.19 ㈱三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 594 3.44 ㈱京都銀行 京都府京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町700番地 587 3.40 全国共済農業協同組合連合会 東京都千代田区平河町二丁目7番9号 451 2.61 グンゼグループ従業員持株会 大阪府大阪市北区梅田二丁目5番25号 425 2.46 第一生命保険㈱ 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 298 1.73 DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) PALISADES WEST 6300, BEE CAVE ROAD BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 USA (東京都新宿区新宿六丁目27番30号) 284 1.64 ㈱GSIクレオス 東京都千代田区九段南二丁目3番1号 271 1.57 JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15番1号品川インターシティA棟) 199 1.16 7,460 43.19 (注) 1.上記のほか当社所有の自己株式1,017千株があります。 2.上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。 ㈱日本カストディ銀行 2,416千株 日本マスタートラスト信託銀行㈱ 1,932〃 3.2022年2月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが2022年1月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、㈱三菱UFJ銀行を除いて当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。 氏名又は名称 住所 保有株券等の数 (千株) 株券等保有割合 (%) ㈱三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 594 3.25 三菱UFJ信託銀行㈱ 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 266 1.46 三菱UFJ国際投信㈱ 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 69 0.38 929 5.08

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100OE2L 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2022
使用モデル
gemma4:12b

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