3分で読める事業概要
有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。
事業の概要
同社は「100年後の世界を良くする会社」の創出を目指すコンサルティング企業です。ベンチャーから大企業まで幅広い顧客層に対し、戦略立案から現場での実行まで伴走する「ハンズオン支援」を強みとしています。生成AIの活用やM&Aを通じた事業拡大、海外展開も積極的に推進しており、2025年12月には東証グロース市場へ上場しました。
主な事業領域
ベンチャーから大企業まで幅広い顧客層に対し、戦略立案から現場での実行まで伴走するコンサルティング事業を展開。生成AIの活用やM&Aによる成長を推進。
主な製品・サービス
- 経営戦略コンサルティング
- DX・業務改革支援
- SFA導入・定着支援(グループ連携)
- セールス活動支援(グループ連携)
ビジネスモデル
コンサルティングサービスの提供による収益。生成AIの活用による生産性向上と、M&Aを通じた事業領域の拡大により成長を追求。
セグメント・事業構成
コンサルティング事業の単一セグメント
戦略・方向性
「マーケティング・セールス強化」「IT/DX強化」「M&A/外部連携」の3軸で推進。生成AI活用による生産性向上と、厳格な財務規律に基づくM&A戦略を重視。
強みとして読み取れる点
- ベンチャーから大企業まで幅広い顧客基盤
- 現場に入り込み成果にこだわるハンズオン支援
- 三位一体の支援体制(ベンチャー・中堅・大企業)
- グループによる一貫したサポート体制
- 生成AIの活用と高度な技術提携
課題として読み取れる点
- 優秀な人材の採用・育成・定着
- コンサルタント一人当たり売上高の向上(生産性の追求)
- M&Aにおける厳格な財務規律の維持
確認ポイント
- 生成AI活用による生産性向上の実効性
- M&A戦略による事業拡大とシナジーの創出
- 人材確保・育成に向けた取り組みの効果
概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に、事業内容、強み、課題、成長戦略などが詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。
事業・経営に関する有報本文
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事業・経営に関する有報本文を表示
事業の内容
3 【事業の内容】 (1) 理念・ビジョン 当社は「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」という経営理念を掲げて代表取締役の関が2012年に創業いたしました。経営理念にはコンサルティングという仕事を通して現在、そして未来の世界にプラスの価値をもたらす会社の発展をサポートし、世の中をより良い方向に変えていくとの創業の想いが込められております。この経営理念は、現在でも当社の重要な意思決定における判断軸の根幹をなしております。 (2) 事業の概要 近年は不安定な国際情勢や世界的な物価上昇に伴うインフレ圧力など、先行き不透明な状況が続いております。こうした中、日本の各企業はさらなる付加価値向上や新たなビジネス機会創出に向けた取り組みを推進しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務改革、人手不足への対応といった構造的課題を解決するためのコンサルティングニーズは着実に拡大しています。 このような追い風の事業環境のもと、当社グループは、当社および連結子会社5社(株式会社Flow Group、株式会社Goofy、株式会社プルーセル、株式会社Impact Venture Capital、LiB Consulting(Thailand) Co., Ltd.)の計6社で構成されており、国内外においてコンサルティング事業を主に展開しております。 また、当社は2025年12月25日に東京証券取引所グロース市場への新規上場を果たし、財務基盤および信用力のさらなる強化を図っております。 (3) 事業の特徴 当社は他のコンサルティング会社と一線を画すため、以下の独自性を組み合わせて事業を展開しております。 ①ベンチャーから大手企業まで全国に広がる顧客基盤 大企業に特化するコンサルティング会社が多い中、当社はベンチャー企業から中堅・中小企業(SMB)、大企業まで幅広い顧客層に対して経営戦略コンサルティングを提供しています。支援先は首都圏にとどまらず日本全国に広がり、創業以来の累計支援プロジェクト数は1万件に達しております。 ②現場主義に徹して成果に拘りぬく支援 戦略の立案や提案にとどまらず、戦略が実行され成果が出るまで責任をもって伴走します。顧客と一体となって現場に入り込み、実行に拘りぬく「ハンズオン支援」を強みとしています。 ③中堅・中小企業、ベンチャー支援と大企業支援の相乗効果 ベンチャー支援で磨いた新規事業開発ナレッジや、中堅・中小企業向けで培った現場主義型の支援を大企業に届ける一方、大企業支援で培われた先進的な課題解決手法をベンチャーや中堅・中小企業へ還元する「三位一体での支援体制」を構築し、高い評価を得ております。 ④戦略立案から実行までサポートできるグループ力 グループ内に営業代行機能やDX実装機能を有しています。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
(2) 経営戦略 当社は上記経営方針の下で、以下の特徴を持ったサービス展開を行っております。また、今後の成長戦略として「①マーケティング・セールス強化」「②IT/DX強化」「③M&A/外部連携」の3つを掲げ、各セグメントの成長領域に対して事業を推進しております。 1.「5つの成果」にこだわるコンサルティング 当社は目先の業績だけを追求するコンサルティングではなくクライアント企業の持続可能な成長を最優先に考えており、それを実現していくためには「経営の一貫性」が重要と考えています。経営の一貫性とは、企業の経営理念に従い、市場環境の変化に対応した事業戦略、組織設計、人財育成が一貫していることを指します。 当社はクライアント企業が継続的に発展し、世の中にインパクトを与えるために、「5つの成果連鎖」で企業ストーリーを描くことを追求しております。当社が追求している「5つの成果」は下記です。 ① 業績 ② CIS(顧客感動満足) ③ EIS(社員感動満足) ④ 人財育成 ⑤ よりよい仕組みづくり 2.現場に入り込み成果にこだわるコンサルティング 当社のコンサルティングはトップマネジメントの意思決定をサポートする全社戦略や事業戦略の立案にとどまらず、現場に入り込み、全社戦略や事業戦略の遂行を阻む経営課題を現場とともに解決していくことに強みを持っております。顧客に提案した内容が机上論にならないように実行まで責任をもって伴走するところに特徴があります。 3.幅広い顧客企業 当社は大手企業から中堅・中小企業(SMB)、ベンチャー企業まで幅広い規模の顧客にコンサルティングサービスを提供しております。これにより、ベンチャー企業支援で培った新規事業開発やグロース支援コンサルティングのノウハウを大企業の新規事業開発支援に活用したり、大手企業のベストプラクティスを中堅・中小企業支援で援用したりといったシナジーを生み出すことが可能になっており、これが当社の強み・差別化要因の一つとなっております。 4.採用・育成体制の特徴 顧客企業の直面する課題は多様化・複雑化しており、コンサルティング業界へのニーズは高まっております。この高まるニーズにこたえるために当社は新卒採用・中途採用ともに積極的に実施しております。 このような取り組みが評価され、当社は世界60か国で展開している世界最大級の意識調査機関であるGreat Place to WorkⓇInstituteにより日本の中規模企業部門で2015年より12年連続で「働きがいのある会社」ランキングを受賞しております。…
対処すべき課題
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 優秀な人材の採用、育成、定着 当社の顧客企業が直面している多様な課題を解決するためには、優秀な人材の確保と育成が不可欠です。当社は新卒・中途を問わず優秀な人材の採用を進めるとともに、各コンサルタントが働きやすい環境・待遇の整備に注力しております。加えて、2025年6月にはコンサル特化人材事業を営む株式会社Flow Groupを100%子会社化し、グループへ迎え入れました 。これにより、社内リソースに限定されない、柔軟かつ専門性の高い外部人材を活用した支援体制を構築し、サービス提供能力を強化しております。 ② 高い生産性の追求 当社グループは、高い収益性を維持して持続的な成長をするために、高い生産性(コンサルタント一人当たり売上高等)を不断に追求することが重要であると認識しております。戦略立案から実行までの一貫した支援体制や、生成AIの積極的な活用による業務効率化 などを通じて、支援コンサルタントが高い生産性を維持できる体制を整えております。 ③ M&A等による成長戦略の推進と厳格な財務規律 当社グループの事業領域を拡大・補完するためのM&Aや外部連携を成長戦略の柱の一つとして位置づけております。M&Aの実施にあたっては、株主価値の向上を第一に考え、「のれんコントロール(純資産に対するのれん残高の比率を1.0倍以内に抑制)」「EPS Accretive(統合後2年以内のEPSへのプラス寄与)」「投資効率(買収後3年以内のROICがWACCを超過)」といった厳格な財務規律を徹底しております。 ④ 健全な財務基盤の維持と企業価値向上の追求 当社は2025年12月25日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました 。上場により調達した資金や向上した信用力を活かし、事業拡大のための投資を機動的に実行できる財務基盤を構築しております。今後も財務基盤の安定性を維持しながら、成長投資と内部留保の確保、および株主還元の適切なバランスを模索し、継続的な企業価値の向上に努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下、「経営成績等」という)の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 2025年の日本経済は、物価高や金利上昇といった逆風に見舞われたものの、堅調な企業収益や賃上げを背景に、コンサルティング需要が着実に拡大した一年となりました 。実質GDPは緩やかな成長にとどまった一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務改革、深刻化する人手不足への対応といった構造的課題が一段と顕在化し、企業における外部専門家への依存度はかつてないほど高まっております 。 また、生成AIの進展に伴い、コンサルティング業務が一部代替される可能性も指摘されておりますが、当社においては生成AIの活用によりコンサルタントの業務生産性が向上しているほか、クライアント企業における生成AIの導入・活用を支援するコンサルティング需要が拡大しており、新たな成長機会となっております。 このような事業環境のもと、コンサルティング業界に対するニーズは引き続き高水準で推移いたしました 。 さらに、こうした旺盛な需要を確実に取り込むため、当社グループでは以下の施策を推進いたしました。 a. 組織基盤の強化 顧客規模別の組織強化により、ベンチャー企業から大手企業まで、各成長ステージに応じたきめ細かな支援が可能となりました 。 b. 外部リソースの活用 当期において、コンサル特化人材事業を営む株式会社Flow Groupを100%子会社化し、グループへ迎え入れました。これにより、社内リソースに限定されない、柔軟かつ専門性の高い支援体制を構築しております 。 c. 上場による成長加速 当連結会計年度中に東京証券取引所へ上場し、増資による財務基盤の強化および信用力の向上を図りました 。 これらの取り組みの結果、当連結会計年度の業績は、売上・利益ともに前年を大きく上回る好決算となりました 。 項目(連結) 当期実績 対前年同期比 売上高 6,109百万円 22.8%増 EBITDA 944百万円 75.4%増 営業利益 839百万円 105.5%増 経常利益 830百万円 68.2%増 親会社株主に帰属する当期純利益 510百万円 87.6%増 (注)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費 なお、当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ② 財政状態の状況 (資産の部) 当連結会計年度における資産は、前連結会計年度末に比べ1,776,329千円増加し、4,377,878千円となりました。…
セグメント関連
3.当社グループはコンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。 (2) 重要な設備の除却等 該当事項はありません。 0104010_honbun_0922000103801.htm
リスク開示の整理
リスク開示注意度: 1 / 5
有報ナビによる整理
技術の進化による代替リスクがあるが、生成AI活用で生産性向上と新需要創出に対応。景気変動や政治・自然災害等の外部要因に対し、多様な顧客基盤とBCP体制で対応。コンサルタント確保・育成に課題があるが、社内教育とM&Aを通じた人材獲得で補完。機密情報・個人情報の漏洩リスクに対し、定期的な指導・教育を実施。M&Aにおける不一致やのれん減損リスクに対し、デューデリジェンスと財務規律を徹底。事業拡大に伴う内部管理体制の遅れへの対応策あり。