3分で読める事業概要
有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。
事業の概要
家賃債務保証事業を主軸とする企業。入居者の連帯保証人となり、賃貸人が安心できる環境を提供しつつ、入居者が物件を借りやすくする仕組みを提供。AI技術を活用した高度な審査システムや独自のノウハウに基づく高い回収率を誇り、住宅用・事業用(店舗等)の両分野で成長を見込んでいる。
主な事業領域
家賃債務保証および関連する集金代行サービスを展開。入居者の連帯保証人となり、賃料等の滞納リスクを軽減しつつ、独自の審査システムと回収ノウハウにより高い信頼性を確保している。
主な製品・サービス
- 家賃債務保証サービス
- 集金代行サービス(分別送金を含む)
ビジネスモデル
入居者から保証委託料(新規・更新)を受領。独自の審査フローとAI技術、および多層的な回収スキームによりリスクを抑えつつ高いサービス品質を維持。
セグメント・事業構成
家賃債務保証事業およびその関連事業の単一セグメント
戦略・方向性
組織体制の強化、新サービスの拡充、AIを活用した審査精度の向上、M&Aや提携による成長、および豊富な顧客データを活用した新規事業の推進。
強みとして読み取れる点
- 独自のノウハウに基づく高い回収率
- AI技術を導入した高精度な滞納予測モデル
- 競合他社に少ない「分別送金サービス」を含む集金代行
- 強固な審査フローとスピーディーな対応
課題として読み取れる点
- 競争の激化への対応
- 与信精度の向上による回収コストの抑制
- 新規事業の展開に向けたデータ活用
確認ポイント
- AI技術のさらなる高度化による審査効率の向上
- 事業用保証分野におけるシェア拡大と成長
- 豊富な顧客データを活用した新ビジネスの進捗
概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、強み(AI活用・回収ノウハウ)、市場環境、経営戦略が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。
事業・経営に関する有報本文
有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。
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事業の内容
3【事業の内容】 当社は、持株会社として当社グループの経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等を行っております。当社グループは当社と連結子会社1社で構成されております。 当社グループは、連結子会社である日本セーフティー株式会社において、単一セグメントで家賃債務保証事業を展開しており、「家賃債務保証サービス」及び「集金代行サービス」等があります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準は連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 (1)家賃債務保証事業 ① 家賃債務保証サービス 当社グループが展開する家賃債務保証サービスとは、日本セーフティー株式会社が入居者の連帯保証人になり、家賃等の保証を約束することです。入居者が賃借料を支払わなかった場合には日本セーフティー株式会社が代位弁済し、同社は後日、入居者から代位弁済した賃借料を回収する仕組みとなっております。一般的に不動産を賃貸借する場合には賃貸人から連帯保証人を求められますが、日本セーフティー株式会社が家賃債務保証サービスを提供することで、賃貸人に対して賃貸料収入を保証することになるため、家賃債務保証を実施することで、入居者はお部屋を借りやすく、物件の賃貸人はお部屋を貸しやすくなります。日本セーフティー株式会社はその対価として入居者から保証委託料(契約時に新規保証料、以後1年又は1か月ごとに更新保証料)を受領しております。家賃債務保証サービスの保証委託契約は、不動産会社(不動産仲介業者、不動産管理会社を含む総称)が仲介しております。 [事業系統図] [代位弁済時のフロー] 通常、不動産の賃貸においては不動産会社が入居者と賃貸人の各種契約の取次を実施し、入居者と賃貸人で賃貸借契約を締結します。当該賃貸契約を締結するには、通常「連帯保証人」が必要となります。この「連帯保証人」とは、家賃や賃貸中に発生した修繕費、退去時の原状回復費用など、賃貸人に対する入居者の債務について、入居者と同等に支払い責任を負いますが、2020年の民法改正により、連帯保証人が個人である場合、当該連帯保証人が負担する極度額の設定と、事業用物件に関して、賃借人から連帯保証人に対する情報開示が義務付けられました。 また、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(平成19年法律第12号、その後の改正を含みます。)が改正され、2025年10月より、高齢者、障碍者、低所得者、ひとり親世帯などの住宅確保要配慮者が利用しやすい家賃債務保証業者として一定の要件を満たす者を国土交通大臣が認定する認定家賃保証制度が導入されました。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、信頼と安心をお届けする家賃債務保証の会社として成長してまいりました。社会情勢として少子高齢化や在留外国人の増加が進むなか、賃貸借契約のインフラとして家賃債務保証サービスの社会的意義はますます高まると考えられます。 このような経営環境のなか、当社グループは次の成長段階に進むために、組織体制の強化と新サービス拡充に取組んでおり、今まで築き上げてきた経営基盤を強化させることで、更なる成長と安定的な業務運営を目指していきます。当社グループのMISSION及びVISIONは以下のとおりです。 (MISSION) つくるぞ、新・新生活 (VISION) 新生活を、もっと新しく、もっと便利に、そしてワクワクを また、全ての役員、従業員がコンプライアンスを遵守することが重大な社会的責務であると考えており、経営上の最重要事項と位置づけ、法令・社内規程・ルールだけでなく社会規範に至るまで全てのルールを遵守し、賃貸住宅をご利用される皆様が、幅広く、安心してご利用できるよう全社を挙げて健全で信頼できる賃貸住宅市場の成長に貢献し、全ての関係者から信頼される企業を目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な増収増益と企業価値向上を目指す観点から、経営管理上の基礎的な指標として「調整後EBITDA」を最も重要な指標と位置付けております。なお、「調整後EBITDA」の定義については、後記「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 また、当社グループは、上記の調整後EBITDAの向上を図るため、申込件数、契約件数及び代位弁済した際の債権回収率を事業における客観的な指標として設定しております。 さらに、ROE(自己資本当期純利益率)も重要な経営指標と位置づけ、資本効率の更なる向上を図っております。 (3)経営環境、経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 経営環境 我が国の賃貸不動産市場は、1970年代から、総世帯数の増加、及び総世帯数に対する単身世帯数の占める割合の近年における急速な高まりにより借家を利用する人口が増加していることを背景に市場規模は拡大を続けております。当社グループの提供する家賃債務保証サービスは、賃貸不動産の利用者が対象のサービスです。そのため、その市場規模や市況は賃貸不動産市場の影響を受けることになります。…
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、信頼と安心をお届けする家賃債務保証の会社として成長してまいりました。社会情勢として少子高齢化や在留外国人の増加が進むなか、賃貸借契約のインフラとして家賃債務保証サービスの社会的意義はますます高まると考えられます。 このような経営環境のなか、当社グループは次の成長段階に進むために、組織体制の強化と新サービス拡充に取組んでおり、今まで築き上げてきた経営基盤を強化させることで、更なる成長と安定的な業務運営を目指していきます。当社グループのMISSION及びVISIONは以下のとおりです。 (MISSION) つくるぞ、新・新生活 (VISION) 新生活を、もっと新しく、もっと便利に、そしてワクワクを また、全ての役員、従業員がコンプライアンスを遵守することが重大な社会的責務であると考えており、経営上の最重要事項と位置づけ、法令・社内規程・ルールだけでなく社会規範に至るまで全てのルールを遵守し、賃貸住宅をご利用される皆様が、幅広く、安心してご利用できるよう全社を挙げて健全で信頼できる賃貸住宅市場の成長に貢献し、全ての関係者から信頼される企業を目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な増収増益と企業価値向上を目指す観点から、経営管理上の基礎的な指標として「調整後EBITDA」を最も重要な指標と位置付けております。なお、「調整後EBITDA」の定義については、後記「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 また、当社グループは、上記の調整後EBITDAの向上を図るため、申込件数、契約件数及び代位弁済した際の債権回収率を事業における客観的な指標として設定しております。 さらに、ROE(自己資本当期純利益率)も重要な経営指標と位置づけ、資本効率の更なる向上を図っております。 (3)経営環境、経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 経営環境 我が国の賃貸不動産市場は、1970年代から、総世帯数の増加、及び総世帯数に対する単身世帯数の占める割合の近年における急速な高まりにより借家を利用する人口が増加していることを背景に市場規模は拡大を続けております。当社グループの提供する家賃債務保証サービスは、賃貸不動産の利用者が対象のサービスです。そのため、その市場規模や市況は賃貸不動産市場の影響を受けることになります。…
経営成績・財政状態の概況
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、民間企業の設備投資や雇用所得環境の改善による個人消費が底堅く推移する一方、インフレによる物価・サービス価格の高騰が依然として続いており、景気の先行きには不透明感も漂っております。当社グループが関連する日本の賃貸不動産市場においては、未婚率の上昇や高齢化に伴う単身世帯の増加や外国人労働者世帯の増加などから、賃貸需要は大都市部を中心に高く推移しております。またオフィスや店舗においても都心を中心に空室率の低下が継続し、インフレの影響から家賃の上昇なども伴いながら市場拡大が続いております。このような中、当社はDX推進の観点から、申込審査において当社が独自に蓄積した470万件に及ぶ申込データを基にAI技術を活用した高精度な予測モデルを内製し、2025年4月より運用を開始いたしました。これにより、審査精度の向上と共に審査プロセスの効率化を実現いたしました。また、借主様の満足度向上の観点からSNSによる情報提供を開始し、お問い合わせ時間の削減による利便性の向上にも努めました。 これらの結果、当社が営む家賃債務保証事業においても、新規契約件数の順調な増加や家賃単価の上昇により、新規保証料が増加し14,257百万円(前年同期比12.2%増)となりました。当社の中期経営計画において高い成長を見込み、戦略的なセグメントである事業用保証分野は、特にCOVID-19以降、敷金の確保が難しい事業環境から急速な拡大が続いております。また、前連結会計年度の新規保証料の成長によるストック型収益である更新保証料は11,956百万円(前年同期比9.5%増)となり、さらに家賃債務保証サービスに付随して、現在約7割程度のお客様が活用されている家賃の集金代行手数料を含むその他売上高が3,614百万円(前年同期比32.7%増)となったことから、営業収益全体で29,826百万円(前年同期比13.2%増)と二桁成長を達成いたしました。 費用面では今後の成長に備えた人員増強により従業員給付費用が5,926百万円(前年同期比15.4%増)となるなど、営業費用は20,444百万円(前年同期比14.3%増)となりました。 当社の強みの一つである回収率の高さを背景に、貸倒関連費用や訴訟費用などコスト面を的確にコントロールしたこと等により、当連結会計年度における当社グループの営業利益は9,873百万円(前年同期比12.0%増)、税引前利益は9,365百万円(前年同期比6.…
セグメント関連
6.セグメント情報 (1)報告セグメント 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 なお、当社グループの事業内容は、家賃債務保証事業及びその関連事業のみであり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは単一となっております。 当社グループが営む家賃債務保証事業においては、「家賃債務保証サービス」及び「家賃集金代行サービス」等があり、「家賃債務保証サービス」では「滞納時の保証」を顧客に提供しており、「家賃集金代行サービス」では「家賃の支払及び集金代行」を顧客に提供しております。 (2)報告セグメント情報 当社グループは、家賃債務保証事業及びその関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 (3)製品及びサービスに関する情報 製品及びサービスごとの外部顧客に対する売上収益は、注記「24.売上収益」をご参照ください。 (4)地域別に関する情報 本邦以外に外部顧客への営業収益がないため、地域別の営業収益の記載を省略しております。 また、本邦以外に所在している非流動資産がないため、地域別の非流動資産の記載を省略しております。 (5)主要な顧客に関する情報 売上収益が連結営業収益の10%以上となる単一の外部顧客は存在しないため、該当事項はありません。 7.企業結合 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 共通支配下の取引等 当社は、2025年10月10日を効力発生日として、連結子会社であったNSグループ株式会社(以下「旧NSグループ」とする。)を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行い、同時に商号を株式会社BCJ-53からNSグループ株式会社に変更いたしました。 (1) 企業結合の概要 ① 合併の背景及び目的 経営環境の変化に柔軟に対応した機動的な経営戦略や施策をより迅速に遂行すること等を目的として実施いたしました。 ② 合併の趣旨 a. 合併の方法 当社を存続会社とし、旧NSグループを消滅会社とする吸収合併(簡易合併・略式合併)です。 b. 合併の日程 決定日 :2025年8月25日 吸収合併契約締結日 :2025年8月25日 合併の効力発生日 :2025年10月10日 本合併は、当社においては会社法第796条第2項に基づく簡易吸収合併であり、旧NSグループにおいては会社法第784条第1項に定める略式合併であるため、いずれも吸収合併契約承認に関する株主総会は開催いたしません。 c.…
主要な顧客・販売先
2.総販売実績に対する割合が10%以上の主要な相手先がないため、相手先別の販売実績の記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は下記のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営に影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、家賃債務保証事業を営んでおり、代位弁済を行っておりますが、代位弁済を含む運転資金や季節資金は、手元資金で賄っております。当社グループの営む事業の特性上、多額の設備資金が必要となる可能性は低いですが、設備資金が必要となる場合は、手元資金で賄う予定であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、見積り及び判断を行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果がこれら見積りと異なる場合があります。 当社グループにおける会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。
リスク開示の整理
リスク開示注意度: 2 / 5
有報ナビによる整理
賃貸不動産市場の動向、法的規制の変更、参入障壁の低さによる競争激化、多額ののれん・無形資産の減損リスク、借入金に対する金利上昇の影響、季節要因による業績変動、他社との契約解除や条件変更、信用リスク(代位弁済の増加)、ITシステムおよび情報漏洩への対応、人材確保・育成の課題、風評被害、自然災害、感染症、オペレーショナルリスク、訴訟等に関するリスクがある。特に、AIを活用した審査予測モデルや滞納解決スキームにより、これらのリスクを管理している。