事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約2537文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ドラフト)及び連結子会社であるD-RAWRITE INC.により構成されております。 (1)事業の内容 当社グループは、「ALL HAPPY BY DESIGN」を経営理念としております。 「ALL HAPPY BY DESIGN」は、デザインの力で世界にHAPPYの循環を作り出し、これによって社会に貢献することを意図しており、HX(ヒューマン・エクスペリエンス)(注1)を向上させる空間の創造を通じて、この経営理念の実現を目指しております。 近年、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大や働き方改革の推進などを背景に、多様なワークプレイスや住環境のニーズが顕在化しております。特に新型コロナウイルス感染症の拡大によるライフスタイルの変化は、空間の在り方とその空間での過ごし方を根本から問い直す社会課題ともなっており、時代に適したより快適な空間の需要はかつてない高まりをみせております。さらにテレワークの普及、スマートシティやスーパーシティなど地方創生の活性化等、地域社会を取り巻く環境は大きく変化しており、エリアデザインを含むデザイン事業への期待は主要都市だけでなく地方都市にも拡大しております。 このような状況を背景として、当社グループの事業領域はオフィスや商業施設のインテリアデザインから、プロダクト、ブランディング、さらには建築設計、複合施設の環境設計(注2)、都市計画まで拡大しており、幅広い領域のデザインを手掛けております。 当社グループは、グループ従業員の過半がデザイン関連組織に所属します。これらデザインチーム、プロジェクトマネジメント(注3)チーム及びコンストラクションマネジメント(注4)チームが連携して、インテリア・建築設計といった多様な空間の企画、デザイン、設計、デザインビルド(企画・デザイン~デザインプランの具現化)等にあたっております。デザインビルド業務においては、プロジェクトマネジメント及びコンストラクションマネジメントまでを行っており、外部協力会社と連携して、工程管理・コスト最適化・品質管理等を実施します。 また、連結子会社であるD-RAWRITE INC.は、フィリピンにおいて、当社が発注する3Dイメージパース(注5)等の製作を行っております。クライアント企業へのプレゼンテーション等で使用する3Dイメージパースの製作には多大な時間を要します。これを優秀なエンジニアが多数存在するフィリピンで内製することにより、ノウハウ・スキルの蓄積による品質の向上、業務の効率化及びコスト削減を実現しております。 なお、当社グループはデザイン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2588文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営方針 当社グループは、「ALL HAPPY BY DESIGN」を経営理念としております。「ALL HAPPY BY DESIGN」は、デザインの力で世界にHAPPYの循環を作り出し、これによって社会に貢献することを意図しております。 当社グループは、インテリア、建築、プロダクトから企業ブランディングの領域まで、デザインを軸に分野横断的に事業を展開しており、オフィス・商業施設・都市全体等のデザインを通じて、企業や社会の課題解決に取り組んでおります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、事業拡大、企業価値向上を目指し、売上高及び売上高経常利益率を経営における重要な指標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、オフィス空間のデザインから事業をスタートし、デザインを基軸に事業領域を拡大してまいりました。現在、デザインの対象領域は商業施設、建物全体のコンセプト開発や環境設計、都市計画における建築デザインにまで広がっており、また、受注する案件も大型化が進んでおります。 このような中、当社グループは、プロジェクト(実施業務)を「レギュラープロジェクト」「プロポーザルプロジェクト」「リーディングプロジェクト」の3つに分類し、これらの相互作用による収益化と価値創造の両立を目指しております。 「レギュラープロジェクト」はクライアントからの依頼により獲得する受注型プロジェクトで、高い評価を得ているオフィスデザイン等、当社グループの業績の基盤を形成しております。「リーディングプロジェクト」は大規模な建築コンペティションや設計競技を通して挑戦するプロジェクトで、新たなデザイン領域を開拓し、当社グループの設計技術及びブランド価値を向上させる取り組みです。「プロポーザルプロジェクト」は、「レギュラープロジェクト」と「リーディングプロジェクト」の中間に位置し、当社グループが自ら企画・提案し、場合によっては先行投資を行うプロジェクトで、受注型とは異なる収益モデルを実現いたします。例えば、「リーディングプロジェクト」による先鋭的デザインが「プロポーザルプロジェクト」として事業化され、さらには「レギュラープロジェクト」として収益基盤を支える事業となる、といった循環を目指しております。 このような成長を支えるため、「(4)経営環境及び会社の優先的に対処すべき課題」に記載した事項の他、「山下泰樹建築デザイン研究所」の設立による専門性向上と先端技術研究の推進、子会社(セルビア共和国)の設立による3Dデザイン機能の強化、福岡オフィスの新設による西日本エリアの事業対応力の整備等を進めてまいります。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2588文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営方針 当社グループは、「ALL HAPPY BY DESIGN」を経営理念としております。「ALL HAPPY BY DESIGN」は、デザインの力で世界にHAPPYの循環を作り出し、これによって社会に貢献することを意図しております。 当社グループは、インテリア、建築、プロダクトから企業ブランディングの領域まで、デザインを軸に分野横断的に事業を展開しており、オフィス・商業施設・都市全体等のデザインを通じて、企業や社会の課題解決に取り組んでおります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、事業拡大、企業価値向上を目指し、売上高及び売上高経常利益率を経営における重要な指標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、オフィス空間のデザインから事業をスタートし、デザインを基軸に事業領域を拡大してまいりました。現在、デザインの対象領域は商業施設、建物全体のコンセプト開発や環境設計、都市計画における建築デザインにまで広がっており、また、受注する案件も大型化が進んでおります。 このような中、当社グループは、プロジェクト(実施業務)を「レギュラープロジェクト」「プロポーザルプロジェクト」「リーディングプロジェクト」の3つに分類し、これらの相互作用による収益化と価値創造の両立を目指しております。 「レギュラープロジェクト」はクライアントからの依頼により獲得する受注型プロジェクトで、高い評価を得ているオフィスデザイン等、当社グループの業績の基盤を形成しております。「リーディングプロジェクト」は大規模な建築コンペティションや設計競技を通して挑戦するプロジェクトで、新たなデザイン領域を開拓し、当社グループの設計技術及びブランド価値を向上させる取り組みです。「プロポーザルプロジェクト」は、「レギュラープロジェクト」と「リーディングプロジェクト」の中間に位置し、当社グループが自ら企画・提案し、場合によっては先行投資を行うプロジェクトで、受注型とは異なる収益モデルを実現いたします。例えば、「リーディングプロジェクト」による先鋭的デザインが「プロポーザルプロジェクト」として事業化され、さらには「レギュラープロジェクト」として収益基盤を支える事業となる、といった循環を目指しております。 このような成長を支えるため、「(4)経営環境及び会社の優先的に対処すべき課題」に記載した事項の他、「山下泰樹建築デザイン研究所」の設立による専門性向上と先端技術研究の推進、子会社(セルビア共和国)の設立による3Dデザイン機能の強化、福岡オフィスの新設による西日本エリアの事業対応力の整備等を進めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2776文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は5,840,407千円となり、前連結会計年度末に比べて2,149,824千円増加いたしました。これは、主に現金及び預金が公募増資等により944,731千円増加及び売掛金が786,733千円増加したことによるものです。また、吸収合併によるのれんの増加274,663千円によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は2,830,833千円となり、前連結会計年度末に比べ1,087,335千円増加いたしました。これは、主に買掛金が713,968千円増加したこと及び前期の変則決算期(9ヶ月決算)の影響により未払法人税等が321,977千円増加したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は3,009,573千円となり、前連結会計年度末に比べて1,062,488千円増加いたしました。これは、主に公募増資等による資本金及び資本剰余金517,475千円増加、親会社株主に帰属する当期純利益574,672千円を計上したことによるものです。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、緊急事態宣言やま ん延防止等重点措置が断続的に発令され、12月には新たな変異株「オミクロン株」が確認されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。長引く新型コロナウイルス感染症拡大(以下、「コロナ禍」)の影響は、経済だけでなく、人と人とのコミュニケーションの在り方、働き方、行動様式、空間の在り方等、様々な分野に及んでおります。 デザインを中心としたクリエイティブ組織である当社グループは、このような状況を社会課題の解決と事業の拡大を両立する機会と捉え、オフィス、建築、都市デザイン等の分野で新たな価値の創出に取り組んでまいりました。コロナ禍で社会全体の行動様式が変化する中、当社グループが提供するデザインへのニーズは引き続き堅調であり、建築のデザインやインテリアデザインを主体としたビル全体のリデザイン案件、大型のオフィスデザイン案件等を着実に積み上げ、当連結会計年度の売上高は8,032,744千円となりました。これにより、創業以来の増収(変則決算期を除く)を継続しており、過去最高の売上高となりました。当社グループは、前連結会計年度が9ヶ月間の変則決算期であったため前期売上高との比較はできないものの、2020年1月~12月の合算数値と比較した売上高前年同期間比は、12.9%増となります。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1745文字
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 (企業結合等関係) (株式取得による子会社化及び吸収合併) 当社は、2021年4月1日に株式会社サティスワンの全株式を取得して子会社化し、同日を効力発生日として同社を吸収合併いたしました。 1.株式取得及び合併の目的 当社グループは、「ALL HAPPY BY DESIGN」を理念に掲げ、デザインによって社会の課題を解決することを目指し、インテリアデザインや建築デザインを中心に積極的な業容の拡大及び企業価値向上に取り組んでまいりました。現在は、大型複合施設の環境設計や都市開発プロジェクトへの参画を通じて、デザインの領域及び規模を急速に拡大しております。 株式会社サティスワンは1999年の設立以来、戦略的なPR及びブランディングに特化した事業を展開し、大手デベロッパー企業及び大手日用品メーカーのブランディング、商業施設のプロモーション、海外ラグジュアリーブランドのキャンペーンなど幅広いサービスを提供しております。 当社グループが得意とする高度なデザインワークに加えて、株式会社サティスワンが有するマーケティングの専門知識や豊富なブランディング実績を活用することで、事業ポートフォリオの拡充、顧客体験の向上及び総合的なクリエイティブサービスの提供体制をより強固なものにしたいと考えます。 2.株式取得の要旨 (1)被取得企業の名称及び事業の内容 被取得企業の名称:株式会社サティスワン 事業の内容 :ブランディング、プロモーション及びデザイン支援 (2)企業結合日 2021年4月1日 (3)企業結合の法的形式 株式取得 (4)結合後企業の名称 変更はありません。 (5)取得する議決権比率 100% (6)取得企業を決定するに至った主な根拠 当社が現金を対価として株式を取得したためであります。 (7)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳 取得価額につきましては、相手先との契約上の関係で開示を差し控えさせていただきますが、第三者機関の株式価値算定をもとに、双方協議のうえで決定しております。 (8)主要な取得関連費用の内訳及び金額 アドバイザリーフィー 3,800千円 (9)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間 発生したのれんの金額 323,133千円 発生原因 今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力によるものです。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約2654文字
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 当連結会計年度 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) サンフロンティア不動産株式会社 647,719 15.0 1,318,121 16.4 PayPayカード株式会社 1,028,246 12.8 4.上記の金額には消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の分析については、前述の「(1)経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、次のとおりです。 なお、当社グループは、前連結会計年度より決算期を3月から12月に変更し、前連結会計年度は9ヶ月の変則決算期となっております。このため、前連結会計年度との比較はできませんが、以下の文章では参考までに2020年1月~12月の合算数値との比較を記載しております。 a.売上高 売上高は、8,032,744千円となり、前年同期間(2020年1月~12月)との比較では、12.9%増となりました。 売上高をサービスの提供領域別に見ますと、最大の領域である「オフィス」は前年同期間との比較で14.3%の増加となりました。新型コロナウイルス感染症の拡大により、オフィスの定義は、“全員が集まって一斉に業務を行うための場所”から、“多様な働き方に対応したコミュニケーションの場”へと変化しております。当社グループのデザインは新しいオフィスの在り方を形にしたものであり、当社グループのデザインへのニーズを確実に捉えることができたと考えます。また、今後の拡大が見込まれる「都市開発・環境設計・その他」は、再開発やビル一棟のリデザイン等を含む領域で、6.2%増となったものの、当社グループの知名度の向上を背景に継続して売上高を伸ばすことができました。 対象領域 前年同期間 (2020年1月~12月) 当連結会計年度 (2021年12月期) 実績(千円) 実績(千円) 前年同期間比(%) オフィス 4,507,997 5,150,612 114.3 商業施設 300,281 429,953 143.…