竹本容器株式会社

証券コード: 4248 / 対象年度: 2022 / 提出日: 2023-03-28
業種 化学

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

竹本容器は、化粧品、食品、日用品などのための包装容器(ボトル、ジャー、押し出しチューブ等)の製造・販売を行う企業です。独自の「スタンダードボトル」を基盤とした開発提案型営業を行い、短納期かつ小ロットでの提供を実現しています。また、環境配慮型の「資源循環型パッケージング」への注力と、グローバルな展開(日本、中国、米国、欧州等)により世界中の顧客へ製品を提供しています。

主な事業領域

容器の企画、開発、製造、販売までの一貫体制による包装容器の提供。特にスタンダードボトルを活用したカスタマイズ提案が強み。

主な製品・サービス

  • ボトル
  • ジャー
  • 押し出しチューブ
  • キャップ
  • ディスペンサー(ポンプ、スプレー等)

ビジネスモデル

独自の「スタンダードボトル」を保有する金型(3,803型)を活用し、顧客の要望に応じたデザインや仕様へのカスタマイズを行い、短納期・小ロットでの提供と独自性の高い包装容器の提供により収益を得る。また、一貫生産体制による効率的な運営を行う。

セグメント・事業構成

容器事業の単一セグメント

戦略・方向性

「2030年ビジョン」に基づき、資源循環型パッケージングへの注力(バイオマス原料やリサイクル原料の活用)、デジタル戦略を活用したWEBマーケティング強化、および開発から納品までの期間短縮を目指す。また、海外拠点を活用したグ14,500社への販売拡大と金型数の増加を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 独自の「スタンダードボトル」を基盤とした豊富な金型保有(3,803型)
  • 企画から製造・販売までの一貫体制
  • 短納期かつ小ロットでの提供能力
  • グローバルな展開と多言語・多拠点による世界的な供給網

課題として読み取れる点

  • 原材料価格やエネルギー価格の上昇、為替変動によるコスト増の吸収
  • 国内および中国市場における需要回復の遅れ(特に化粧品分野)

確認ポイント

  • 資源循環型パッケージングの売上成長率
  • 海外拠点(特にインド等)での新規顧客獲得と売上の推移
  • デジタル戦略(ECサイトなど)によるブランド認知度の向上

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、製品ラインナップ、ビジネスモデル、経営課題、将来の展望まで詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

主要なリスク:スタンダードボトルの競争力低下(競合他社による魅力的な製品開発等)、影響対象:事業成果への影響。対応策:継続的な基礎研究と新製品開発。リスク:日本国内生産への依存(自然災害や感染症による供給停止)。影響対象:経営成績・財政状態。対応策:海外拠点の強化、販売網の拡大。リスク:内製化進行に伴う在庫・供給能力との不一致。影響対象:事業動向への影響。対応策:外部仕入先の継続確保。リスク:原材料(ナフサ等)価格高騰および円安によるコスト増。影響対象:経営成績・財政状態。対応策:情報収集と先行購入。リスク:品質不良によるクレーム、製造物責任。影響対象:経営成績・財政状態。対応策:FSSC 22000認証取得、PL保険加入。リスク:知的財産権侵害の訴え。影響対象:経営成績・財政状態。リスク:法的規制(容器包装リサイクル法等)の強化によるコスト増。影響対象:経営成績・財政状態。リスク:海外事業におけるカントリーリスク、労働者不足、賃金上昇。影響対象:経営成績・財政状態。対応策:現地政府との連携。リスク:為替相場の変動(円安の影響)。影響対象:経営成績・財政状態。対応策:為替予約の実施。リスク:与信リスクによる売上代金の回収率悪化。影響対象:経営成績・財政状態。リスク:人材獲得・育成、人件費増。影響対象:経営成績・財政状態。リスク:情報システムのトラブル(データ破壊、ウイルス等)。影響対象:経営成績・財政状態。対応策:バックアップ体制の整備。リスク:新規顧客開拓の停滞。影響対象:事業計画への影響。リスク:規制変更による原材料調達困難。影響対象:経営成績・財政状態。リスク:EU等の環境規制(プラスチック製品制限)への対応遅れ。影響対象:経営成績・財政状態。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は「資源循環型パッケージング」を核とした成長戦略が非常に具体的であり、2030年までの具体的な数値を伴うビジョンを掲げています。原材料高騰や為替変動といった外部要因による利益への影響を受けつつも、環境対応型の製品開発とグローバルな販路拡大により競争力を維持する方針です。

成長方針

「2030年ビジョン」に基づき、スタンダードボトルを中心としたアジア・欧米での販売拡大、ECサイト強化によるグローバルな顧客接点の拡充、および「資源循環型パッケージング」へのシフトを通じた製品開発力の強化。

資本政策

長期的な成長に向けた設備投資(約65億円の金型投資)と、安定した経営基盤を支えるための適切な資金調達・管理体制の構築。

リスク対応方針

原材料価格高騰や為替変動への対応(仕入先との協議、在庫確保)、品質管理体制の高度化(FSSC 22000取得)、海外事業におけるカントリーリスクの管理、および環境規制への適応に向けた研究開発の推進。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

同社は容器製造における強固な金型資産と技術力を背景に、環境意識の高まりを捉えた「資源循環型パッケージング」への戦略的シフトを行っている。2030年ビジョンに向けた積極的な設備投資(約65億円)とDX活用によるスピード向上、およびインド等の成長市場での実績が強み。原材料高騰や地政学的リスクはあるものの、サステナビリティ対応の製品開発が競争優位性の源泉となっている。

設備投資の方向性

2030年までに金型保有数を5,740型まで拡大(約65億円の投資を予定)し、製品ラインナップ拡充と短納期対応を強化。また、設備投資を通じて生産技術の向上と付加価値の向上を図る。

研究開発・商品開発

研究開発費として年間約48百万円を投じ、化粧品・食品・医薬向けに「安全性」「利便性」「環境配慮」を軸とした容器やディスペンサーの開発を実施。特に資源循環型パッケージング(リサイクル/バイオマス素材)への注力が見られる。

投資・変化テーマ

  • 資源循環型パッケージング
  • SDGs対応製品開発
  • グローバル展開(中国・インド)
  • DX推進による業務効率化

関連キーワード

  • 生分解性樹脂
  • リサイクル素材
  • バイオマス素材
  • CAD/3Dプリンター活用
  • スタンダードボトル
  • 自動化生産ライン

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準日本基準 連結区分連結 対象期間2022-01-01 〜 2022-12-31 表示状況表示可能

提出日: 2023-03-28

財務情報

業績

売上高

148.85億円
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売上高
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営業利益

8.36億円
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経常利益

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税引前利益

9.08億円
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親会社帰属利益

3.69億円
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財政状態・流動性

総資産

186.18億円
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112.88億円
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株主資本

102.33億円
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現金及び現金同等物

63.69億円
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キャッシュフロー

3区分

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-7.32億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
relation state
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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2022-01-01 〜 2022-12-31
表示状況
表示可能
選定状況
表示可能
raw presentation state
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raw selection status
ready

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1684文字

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(竹本容器株式会社)及び連結子会社7社(株式会社共栄プラスコ、上海竹本容器包装有限公司、竹本容器(昆山)有限公司、TAKEMOTO PACKAGING INC.、Takemoto Netherlands B.V.、TAKEMOTO PACKAGING (THAILAND) CO., LTD.、TAKEMOTO YOHKI INDIA PRIVATE LIMITED)により構成されており、包装容器等の製造販売を行う容器事業を営んでおります。 なお、当社グループは、容器事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当社及びグループ各社の事業区分は下表のとおりであります。 所在地区分 事業区分 主要な会社 国内 容器等の企画、開発、製造及び販売 当社 当社グループの製商品の倉庫管理及び物流管理、不動産管理 株式会社共栄プラスコ 海外 容器等の製造及び販売 上海竹本容器包装有限公司(中国) 容器の製造 竹本容器(昆山)有限公司(中国) 容器等の販売、情報収集拠点、問合せ窓口 TAKEMOTO PACKAGING INC.(アメリカ) 容器等の販売、情報収集拠点、問合せ窓口 Takemoto Netherlands B.V.(オランダ) 容器等の販売、情報収集拠点、問合せ窓口 TAKEMOTO PACKAGING (THAILAND) CO., LTD.(タイ) 容器等の製造及び販売 TAKEMOTO YOHKI INDIA PRIVATE LIMITED(インド) 当社グループは、「世界の器文化に貢献する」という経営理念のもと、「商品の価値や個性を強める容器や、内容物を安全に包み保存する容器」の開発及び提供を行っています。当社グループは化粧品・美容事業者、食品・健康食品事業者、日用・雑貨事業者、化学・医薬品事業者を主な顧客層とし、当連結会計年度では日本、中国、アメリカ、タイ、オランダ、インドの販売拠点から世界中で4,401社へ販売を行っております。一般的に顧客が独自の容器を求める場合には、あらかじめ金型の製作が必要となり、金型製作には相応の時間と費用が必要となるため、顧客の負担が大きくなりますが、当社グループでは、顧客の負担を軽減するため、容器製造に必要な金型を当社で製作し、顧客が必要に応じて利用できる金型を3,803型(2022年12月末時点)保有しております。当社グループ所有の金型で生産されたボトルや押し出しチューブ等の容器本体やキャップ、ディスペンサー(ポンプ、スプレーなどの液体定量吐出装置)等の付属品を総称してスタンダードボトルと呼んでおります。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3053文字

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、現時点において入手可能な情報に基づき、当社グループが判断したものであります。 当社グループを取り巻く経営環境は新型コロナウイルス感染症予防に関する行動制限が減少し社会活動の正常化とともに一部景気回復の傾向がみられました。しかしながら、増減はあるものの新規感染者数が一定水準で推移したこと、ウクライナ危機を背景とした原材料価格やエネルギー価格の上昇、為替水準の大きな変動など依然として先行き不透明な状況が継続しております。 このような状況において、当社グループは生活上必要不可欠な容器-カタチ(容)あるウツワ(器)-をつうじて、お客様の商品である内容物の価値を安全に包み、さらにその価値と個性化を高め「世界の器文化に貢献」することを使命とし、お客様の求める商品価値の創造とより高い満足を目指して、Standoutなパッケージングソリューションを提供しております。 また、当社グループは自然に還りやすい「生分解性樹脂」の容器を開発して以来、植物由来のバイオマス原料やリサイクル原料を使用した製品、付替・詰替機能の付加により繰り返し使用できる製品、樹脂原材料の使用量を削減した製品など、資源循環型パッケージングカンパニーを目指して幅広くラインナップするとともに新たな容器開発も進めております。 このような状況のもと、当社グループは、「お客様の商品である内容物の価値を安全に包み、さらにその価値と個性化を高め世界の器文化に貢献」することを会社の使命と認識し、「お客様の求める商品価値の創造とより高い満足を目指し、Standoutなパッケージングソリューションを提供すること」を中長期の目標としています(Standoutは「際立つ・優れた」の意味です)。 当社グループでは、お客様の商品へ際立った価値を提供する「Standout」の更なる強化が重要と認識しており、世界的に環境問題への意識が高まる中、「資源循環型パッケージングカンパニー」を目指した「2030年ビジョン」を設定しております。 この2030年ビジョンでは、「スタンダードボトルを中心に、アジア(日本、中国、インドを含む)、欧米で販売を伸長させ、グループの年間取引社数を7,500社、金型数を5,740型として、売上高300億円を目指す」という具体的な数値目標を設定しております。 このビジョン達成のためには、「①圧倒的なスピードの実現」でお客様に提供する製品の開発から納品までの期間を短縮すること、並びに「②資源循環型パッケージングを対象とする開発提案力の強化」の二点が必要不可欠であり、この二点を重点課題としてグローバルでの事業展開を進めていく方針です。 対処すべき課題は、以下のとおりです。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3053文字

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、現時点において入手可能な情報に基づき、当社グループが判断したものであります。 当社グループを取り巻く経営環境は新型コロナウイルス感染症予防に関する行動制限が減少し社会活動の正常化とともに一部景気回復の傾向がみられました。しかしながら、増減はあるものの新規感染者数が一定水準で推移したこと、ウクライナ危機を背景とした原材料価格やエネルギー価格の上昇、為替水準の大きな変動など依然として先行き不透明な状況が継続しております。 このような状況において、当社グループは生活上必要不可欠な容器-カタチ(容)あるウツワ(器)-をつうじて、お客様の商品である内容物の価値を安全に包み、さらにその価値と個性化を高め「世界の器文化に貢献」することを使命とし、お客様の求める商品価値の創造とより高い満足を目指して、Standoutなパッケージングソリューションを提供しております。 また、当社グループは自然に還りやすい「生分解性樹脂」の容器を開発して以来、植物由来のバイオマス原料やリサイクル原料を使用した製品、付替・詰替機能の付加により繰り返し使用できる製品、樹脂原材料の使用量を削減した製品など、資源循環型パッケージングカンパニーを目指して幅広くラインナップするとともに新たな容器開発も進めております。 このような状況のもと、当社グループは、「お客様の商品である内容物の価値を安全に包み、さらにその価値と個性化を高め世界の器文化に貢献」することを会社の使命と認識し、「お客様の求める商品価値の創造とより高い満足を目指し、Standoutなパッケージングソリューションを提供すること」を中長期の目標としています(Standoutは「際立つ・優れた」の意味です)。 当社グループでは、お客様の商品へ際立った価値を提供する「Standout」の更なる強化が重要と認識しており、世界的に環境問題への意識が高まる中、「資源循環型パッケージングカンパニー」を目指した「2030年ビジョン」を設定しております。 この2030年ビジョンでは、「スタンダードボトルを中心に、アジア(日本、中国、インドを含む)、欧米で販売を伸長させ、グループの年間取引社数を7,500社、金型数を5,740型として、売上高300億円を目指す」という具体的な数値目標を設定しております。 このビジョン達成のためには、「①圧倒的なスピードの実現」でお客様に提供する製品の開発から納品までの期間を短縮すること、並びに「②資源循環型パッケージングを対象とする開発提案力の強化」の二点が必要不可欠であり、この二点を重点課題としてグローバルでの事業展開を進めていく方針です。 対処すべき課題は、以下のとおりです。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約2873文字

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2022年1月1日~2022年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症予防に関する行動制限が減少し社会活動の正常化とともに一部景気回復の傾向がみられました。しかしながら、増減はあるものの新規感染者数が一定水準で推移したこと、ウクライナ危機を背景とした原材料価格やエネルギー価格の上昇、為替水準の大きな変動など依然として先行き不透明な状況が継続しております。 このような状況において、当社グループは生活上必要不可欠な容器-カタチ(容)あるウツワ(器)-をつうじて、お客様の商品である内容物の価値を安全に包み、さらにその価値と個性化を高め「世界の器文化に貢献」することを使命とし、お客様の求める商品価値の創造とより高い満足を目指して、Standoutなパッケージングソリューションを提供しております。 また、当社グループは自然に還りやすい「生分解性樹脂」の容器を開発して以来、植物由来のバイオマス原料やリサイクル原料を使用した製品、付替・詰替機能の付加により繰り返し使用できる製品、樹脂原材料の使用量を削減した製品など、資源循環型パッケージングカンパニーを目指して幅広くラインナップするとともに新たな容器開発も進めております。 業績面では資源循環型パッケージングのラインナップ、品揃えの充実をお客様から評価いただき、資源循環型パッケージング売上高は13億85百万円(前年同期比16.0%増)となりました。また、インドでは化粧品市場が大きく伸長し、新規顧客が増加したことにより売上高は2億70百万円(前年同期比86.3%増)となりました。一方、スタンダードボトルを軸とした開発提案型の営業活動を継続して行い新規案件の獲得にも努めたものの、化粧品市場の本格回復には至らず、国内売上高は113億90百万円(前年同期比5.1%減)となりました。また、中国国内においても、ゼロコロナ政策によるロックダウンが実施されたほか、12月初旬のゼロコロナ政策解除後も消費行動が著しく減退したことなどにより売上高は31億65百万円(前年同期比10.7%減)となりました。 また、損益面では、売上高の減少により、自社生産拠点の稼働率が低下し固定費負担率が上昇したこと、原油価格をはじめとした資源価格の値上がりに加えて、為替レートが一昨年比で円安に振れたことから、原材料価格、水道光熱費等の負担が増加しました。当社製品の販売価格見直しにも着手しましたが、当事業年度においてコスト増の影響を吸収するには至らず、営業利益は大幅に減少しました。一方で、為替レートが一昨年比で円安に振れたことから外貨建債権の為替換算の影響により為替差益が生じました。…

セグメント関連

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【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 ) 当社グループは、容器事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 ) 当社グループは、容器事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

主要な顧客・販売先

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2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 売上高 (千円) 割合(%) 売上高 (千円) 割合(%) 日油株式会社 1,389,051 8.8 1,526,751 10.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、見積が必要な事項につきましては、会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積を行っております。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 財政状態の分析 (a)流動資産 流動資産は、 前連結会計年度末と比較して1億2百万円減少の 117億18百万円 となりました。主な変動要因は、 現金及び預金が59百万円減少 、受取手形及び売掛金が71百万円減少 、商品及び製品が19百万円増加 、原材料及び貯蔵品が48百万円増加したことによるものであります。 (b)固定資産 固定資産は、前連結会計年度末と比較して2億56百万円減少の 69億円 となりました。主な変動要因は、 建物及び構築物(純額) が、 1億87百万円減少 、 機械装置及び運搬具(純額) が 1億97百万円減少 、 建設仮勘定 が 3億55百万円増加 し 繰延税金資産 が 1億30百万円減少 したことによるものであります。 (c)流動負債 流動負債は、前連結会計年度末と比較して4億47百万円減少の 40億19百万円 となりました。主な変動要因は、 支払手形及び買掛金 が 68百万円減少 、 電子記録債務 が 98百万円増加 、 未払法人税等 が 1億86百万円減少 、流動負債の「その他」のうち、未払費用が1億94百万円減少したことによるものであります。 (d)固定負債 固定負債は、 前連結会計年度末と比較して2億19百万円減少の 33億10百万円 となりました。主な変動要因は、 長期借入金が2億40百万円減少 したことによるものであります。 (e)純資産 純資産は、 前連結会計年度末と比較して3億7百万円増加の 112億88百万円 となりました。主な変動要因は、 親会社株主に帰属する当期純利益計上による利益剰余金が3億68百万円増加 、為替換算調整勘定が3億60百万円増加、剰余金の配当が4億38百万円であったことによるものであります。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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2 【事業等のリスク】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及びその他の投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社の株式に関する投資判断は、本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、以下に記載のうち将来に関する事項は、特段の記載がない限り、現時点において入手可能な情報に基づき、当社グループが判断したものであります。 (1)スタンダードボトルの競争力低下に関するリスク 当社グループの競争力の源泉であるスタンダードボトルについては、常に顧客のニーズに応えうるべく基礎研究並びに新たなスタンダードボトルの開発を進めているものの、社会情勢の変化、競合相手によるより魅力的な包装容器の開発などにより、当社グループが保有するスタンダードボトルの競争力が低下した場合には当社グループ業績に大きな影響を与える可能性があります。 (2) 日本が事業の中心となっているリスク 当社グループの売上高の80%は日本国内で生産された製商品の販売によるものであります。当社グループにおける新製品開発は本社事務所及び結城事業所を中心に行っているほか、当社ではチューブ製品を除く包装容器本体ならびにキャップ等の付属品は茨城県の結城事業所、埼玉県の吉川事業所、岡山事業所および北海道に所在するジェイ・プラ事業所とプラスコ事業所で、チューブ製品については、富山県所在のジェイ・トム事業所でそれぞれ生産しております。 現在当社グループでは、生産拠点のある中国、インドでの生産能力の増強とともに、販売拠点のある中国、アメリカ、タイ、オランダ、インドでの営業力強化を推進していますが、今後、日本国内の新製品開発拠点、営業拠点又は生産拠点を直撃する自然災害や新型コロナウイルス感染症を含む伝染病被害の発生などの要因による何らかの事象が発生し生産活動の停止を余儀なくされた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) 内製化の進行に係るリスクについて 当社グループでは、結城事業所を開設する以前は容器およびその付属品といった取扱アイテムの全てを協力メーカーを始めとした他社から仕入れておりましたが、1989年の結城事業所の開設以来自社生産体制の強化を行ってきた結果、当連結会計年度においては売上金額の大半は当社グループ内で生産したアイテムとなっております。顧客からの納期と品質に対する要求を充足し、生産ライン全体としてのコスト低減を図るべく、今後も一定水準まではこの割合を高めていく方針であります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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(3) 研究開発活動 当連結会計年度において実施した研究開発については、(1)研究開発活動の基本方針で記載した基本方針に基づき、化粧品容器、食品容器、医薬容器のカテゴリーに区別したうえで、内容物に対する機密性や保護性の高い容器、使用後の体積を減少させやすい容器、利便性を高めた各種ディスペンサーなどの研究開発を実施しております。 当連結会計年度における研究開発費の総額は 48 百万円であります。これらの費用はスタンダードボトルの開発及び包装容器の成形、着色、印刷、二次加工の技術開発のためのコストであり、一般管理費に計上しております。 0103010_honbun_0389800103501.htm

設備投資等の概要

抜粋表示 / 原文長 約2133文字

2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 なお、当社グループは、容器事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) 提出会社 2022年12月31日 現在 事業所名 (所在地) 設備 の内容 帳簿価額 (千円) 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 工具、器具 及び備品 金型 土地 (面積㎡) その他 合計 本社 (東京都台東区) 統括業務 施設 341,554 1,921 38,790 71,687 453,953 91 ( 9) 合羽橋ショールーム (東京都台東区) 販売設備 23,695 3,249 26,944 (―) 名古屋営業所 (名古屋市中区) 販売設備 72 857 929 (―) 大阪営業所 (大阪市西区) 販売設備 7,407 2,798 10,206 12 (―) 福岡営業所 (福岡市中央区) 販売設備 45 45 (―) 結城事業所 (茨城県結城市) 生産設備 倉庫設備 459,819 212,678 34,462 129,893 365,572 1,202,426 206 (80) 吉川事業所 (埼玉県吉川市) 生産設備 研究設備 54,573 47,379 363 102,316 95 (81) ジェイ・トム事業所 (富山県中新川郡) 生産設備 倉庫設備 302,298 53,791 281 48,988 (6,080.00) 405,360 51 (10) 岡山事業所 (岡山県勝田郡) 生産設備 倉庫設備 952,507 372,351 3,867 10 (37,994.47) 1,328,736 80 (32) 北海道営業所 ジェイ・プラ事業所 (北海道旭川市) 販売設備 生産設備 倉庫設備 13,377 527 13,905 44 (16) プラスコ事業所 (北海道空知郡) 生産設備 倉庫設備 40,305 125,467 334 37,948 (10,298.83) 1,290 205,345 77 (45) (2) 国内子会社 2022年12月31日 現在 会社名 事業所名 (所在地) 設備 の内容 帳簿価額 (千円) 従業 員数 (人) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 工具、器具及び備品 金型 土地 (面積㎡) その他 合計 株式会社 共栄プラスコ 本社 (茨城県 結城市) ※2 物流設備 生産設備 倉庫設備 126,440 15,119 161 268,132 (20,551.35) [10,072.74] 409,855 26 ( 9) 竹本容器 株式会社 本社 (東京都 台東区) 統括業務 施設 137,588 121,000 (244.…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約748文字

3 【配当政策】 当社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことができ、取締役会の決議によって、毎年6月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。 剰余金の処分につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。 この基本方針に基づき2024年の中期計画期間までの配当に関しては安定的な株主還元を実施する観点から純資産配当率(DOE)4.0%を目途とすることにいたしました。 なお、剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当については取締役会であります。 この結果、2022年12月期の配当につきましては、中間配当は1株当たり17.5円の配当を実施、期末配当については、1株当たり18.0円の配当を行い、年間合計で1株当たり35.5円の配当を実施いたしました。これにより、配当総額444,772千円、当期の連結ベースの純資産配当率DOE)は4.0%となりました。また、内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、経営基盤を強化し、市場ニーズに応える新製品開発、生産体制の構築、さらには、グローバルな生産、販売体制の確立に向け有効投資してまいりたいと考えております。 次期配当につきましては、株式1株当たり普通配当36.0円を予定しております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下の通りであります。 決議年月日 配当金の総額 (千円) 1株当たりの配当額 (円) 2022年7月29日 取締役会決議 219,254 17.50 2023年3月28日 定時株主総会決議 225,518 18.00

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約205文字

5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 2022年12月31日 現在 セグメント名称 従業員数 (人) 容器事業 879 ( 334 ) 合 計 879 ( 334 ) (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含みます。)は最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.当社グループは容器事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約5627文字

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① 企業統治の体制 イ 企業統治の体制の概要 当社は、株主をはじめ全てのステークホルダーにとっての企業価値を最大化するとともに、企業活動の健全性及び透明性を確保することを目標にしており、その実現のためにコーポレート・ガバナンスの確立が経営上の最重要課題と考えております。 監査等委員会設置会社の役員構成は、取締役(監査等委員である取締役を除く)3名、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役4名)となっており、毎月1回定例の取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催して、経営に関する重要事項についての報告、決議を行っております。 また、内部監査室は、代表取締役社長直属の専任担当者が全部門に対して内部監査を行なっております。 ロ 企業統治の体制を採用する理由 当社では、監査等委員会設置会社に移行することで、これまで以上に取締役会における経営の意思決定機能及び業務執行を管理監督する機能の充実化、経営効率の向上と的確かつ戦略的な経営判断が可能な経営体制となっております。 また、当社は、4名の取締役(うち4名は社外取締役)で構成する監査等委員会が、取締役(監査等委員である取締役を除く)の職務執行及び業務や財政状況の監査等を行っております。当該社外取締役4名全員が上場規則に基づく独立役員であり、これら独立性の高い社外取締役の監査等委員である取締役が取締役会の構成員として過半数を占めており、経営監督機能を十分に発揮できる環境にあるため、経営の透明性、適正性を確認、確保するコーポレート・ガバナンス体制であると考えております。 各機関の構成員は次のとおりであります。(◎は議長または委員長、○は構成員を表しております。) 役職名 氏名 取締役会 監査等委員会 代表取締役社長 竹本 笑子 常務取締役 深澤 隆弘 取締役 竹本 えつこ 取締役(常勤監査等委員) 石川 雅郎 取締役(監査等委員) 穴田 信次 取締役(監査等委員) 田中 達也 取締役(監査等委員) 小川 一夫 ハ 内部統制システムの整備の状況 A.会社の機関の基本説明 当社は、取締役会設置会社であり、かつ監査等委員会設置会社であります。合わせて社長直轄の内部監査室を設置し、経営に対する監督の強化を図っております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制は下図のとおりであります。 1.取締役及び取締役会 当社の取締役会は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名と、監査等委員である社外取締役4名で構成され、毎月1回開催される定時取締役会に加え、必要に応じて臨時取締役会が開催され、法的決議事項及び経営方針等、経営に関する重要事項や業務執行の意思決定を行うほか、取締役の業務執行状況並びに執行役員の選任及び業務執行状況について監督を行っております。 2.…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約26文字

4 【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約455文字

(6) 【大株主の状況】 2022年12月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式 (自己株式を 除く。)の 総数に対する 所有株式数 の割合(%) 竹 本 笑 子 東京都台東区 3,370,000 26.90 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2丁目11-3 712,200 5.68 竹 本 容 器 若 竹 持 株 会 東京都台東区松が谷2丁目-21-5 641,000 5.12 竹 本 え つ こ 東京都台東区 616,700 4.92 深 澤 隆 弘 東京都板橋区 534,600 4.27 株式会社日本カストディ銀行 (信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 489,200 3.90 竹 本 雅 英 東京都台東区 426,000 3.40 深 澤 英 里 子 東京都板橋区 220,000 1.76 竹 本 力 東京都目黒区 200,000 1.60 山 本 勝 人 東京都墨田区 158,000 1.26 7,367,700 58.81

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100QGRM 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2023
使用モデル
gemma4:12b

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