事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社により構成されております。 製造業のお客様が必要とするテクノロジーとサービスを提供する企業として、IoT機器向けの各種ネットワーク製品、セキュリティ製品、データ管理の効率化に寄与する高速なデータベース製品、OSの高速起動を実現するソフトウェア製品等の自社開発による組込みソフトウェア製品と、海外輸入によるBluetooth、BIOS、通信関連製品、ソフトウェア品質向上支援ツール、セキュリティ製品等の販売及び製品に関連したサポートサービス、エンジニアリングサービス等を提供しております。 また、当社グループである株式会社エイム及び株式会社グレープシステムでは、組込みソフトウェア等各種ソフトウェアの設計、開発及び自社開発によるプリンタ関連製品と音声コード製品(大量の文字列情報を格納可能な2次元コードの技術を活用した製品)、データコンテンツのライセンス販売等を、株式会社ライトストーンでは、統計・数値データ解析ソフトウェアの販売等を行っております。 (1) 当社グループの主要製品・サービス 当社グループの主要なソフトウェア及びサービスを、セグメント毎に以下に示します。 a.ソフトウェアプロダクト事業 カテゴリ 製品・サービス名 概要 通信基本 Ubiquitous Network Framework ① TCP/IP v4/v6スタック ② Ubiquitous QUIC ①インターネット標準の通信プロトコルであるTCP/IPを、組込み機器向けに最適設計したもので、省メモリでの実装が可能な「小ささ」、非力なCPUでも動作する「軽さ」、また効率よく通信する「速さ」を実現したものです。 ②さまざまなインターネット通信で利用が増えている通信プロトコル「QUIC(クイック)」を組込み機器やIoTデバイスなどのクライアント機器で利用できるように開発したソフトウェアライブラリです。 ワイヤレス ① Ubiquitous WPAサプリカント (注1) ② Ubiquitous WPS ③ Ubiquitous Wi-Fi Direct ④ Ubiquitous Miracast TM Solution ①WPAサプリカントは、Wi-Fi通信の秘匿性を高めるために使用されるソフトウェアです。 ②WPSは、複雑なWi-Fi設定を容易にするためのものです。 ③Wi-Fi Directは、無線LAN機器間を直接、簡単に接続するためのものです。 ④Miracastは、ワイヤレス環境でのリモートディスプレイ接続のためのものです。 いずれの製品も、Wi-Fi Allianceが策定した無線LANの接続や暗号化等に関する規格に準拠して開発されたミドルウェアとなります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
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(2) 中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標 当社最大の強みである大手製造業中心の顧客基盤を活かし、製造業顧客が必要とするテクノロジー・サービスを提供することを中長期的な経営戦略として、これまでの組込みソフトウェア開発・販売会社から、製造業顧客が必要とするテクノロジー・サービスを提供する会社として、取り組んでおります。 今後も成長が見込まれる自動車関連分野、IoT・AI関連分野を中心とした多様な分野において、強みである通信ネットワークやセキュリティ、高速起動などの自社開発の技術・製品のみならず、多数のユニークかつ先進性のある海外ソフトウェア製品との連携による新しい付加価値製品も合わせてタイムリーに市場投入することに加え、新たに取り組みを開始したB2B Tech Biz Platform「HEXAGON」を推進するとともに、株式会社エイムおよび株式会社グレープシステムのエンジニアリングサービスと連携しながら、製造業顧客が必要とするテクノロジー・サービスを提供できるよう事業規模と収益の拡大を追求いたします。 そして、3カ年中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)の下、 ・M&A、資本提携の積極的な推進 ・組込みソフトウェア開発・販売会社から、製造業顧客が必要とするテクノロジー・サービスを提供する会社として事業領域の拡大による成長の実現 ・HEXAGON(B2B Tech Biz Platform)の実現 ・QuickBootの技術課題解決及び海外展開の強化 ・成長分野で安定的な収益が見込めるツール製品への注力 などにより、計画3年目にあたる2025年3月期は売上高4,022,300千円、営業利益40,000千円を目指してまいります。
対処すべき課題
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(3) 対処すべき課題 ① 主力事業である組込みソフトウェア事業に関する課題 当社は、電気・電子機器向けに半導体を活用して機器を開発するために必要な組込みソフトウェア事業を、主たる事業として取り組んでおります。 当事業は、自社製品の開発、海外製品の販売、受託開発という3つの事業ポートフォリオで構成されております。 自社製品の開発は、開発力に加え、販売力のある製品企画の強化、海外製品の販売は、製品ラインアップの強化、受託開発に関しては開発力の強化が必要となります。 また、組込みソフトウェア分野は、単に製品の販売にとどまらず、顧客の機器で動作するための開発業務が必要となり、この体制を強化することで、販売機会を増やすことが可能となります。 これに対しては、中途採用を中心とした経験者の採用を中心に対応、また、M&Aによる人材・事業機会の獲得により、強化してまいりました。 特に、2023年10月の株式会社グレープシステム子会社化により、受託開発を中心としたエンジニア人材を確保することが出来ました。 今後は、グループ全体の技術力強化と、引き続き採用やM&Aに取組み、開発力・製品企画力の強化に取り組んでまいります。 ② 事業ポートフォリオに関する課題 当社は、これまで組込みソフトウェア事業を中心に取り組んでまいりましたが、2023年4月に、データアナリティクス事業として、IT系のパッケージソフトウェアを販売する株式会社ライトストーンを子会社化いたしました。これにより、従来の組込みソフトウェア分野だけでなく、IT分野にも拡げることで、これまでの組込みソフトウェア分野における販売に影響を及ぼす事象が発生した際にも、一定のリスク分散が実現しました。 今後も、組込みソフトウェアを主たる事業として取り組みつつ、関連するIT分野に拡げるかたちで、事業ポートフォリオの強化に取り組んで参ります。 ③ 企業グループとしての運営に関する課題 当社は、2024年3月期に、2社のM&Aを実現した結果、2023年3月期に比べ、2025年3月期の売上計画値が2倍、110名から194名と従業員数も大幅に増加、業容が急激に拡大しております。 企業グループとしての連携や管理部門の強化、特に買収した企業のPMI(Post Merger Integration)、内部統制の強化、コストの最適化に取り組む必要があります。 これに対しては、子会社である株式会社エイムの吸収合併や、グループ内の拠点集約により、コミュニケーションの円滑化やコスト最適化など、グループ全体の運営効率化を進めてまいります。 ④ 販売体制の強化 当社取扱製品・サービスは、技術的難易度や専門性が高い製品・サービスが多く、顧客との技術的なコミュニケーションが販売における重要なポイントとなります。…
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ911,444千円増加し、3,732,456千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ887,937千円増加し、1,399,034千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ23,507千円増加し、2,333,422千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の業績は、売上高3,478,999千円(前期比79.5%増)、営業利益71,568千円(前期は84,102千円の損失)、経常利益87,649千円(前期は76,179千円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益32,900千円(前期は148,179千円の損失)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 当連結会計年度より、報告セグメントとして従来の3事業に「データアナリティクス事業」を加え、4つのセグメントに変更いたしました。 「ソフトウェアプロダクト事業」は、組込みネットワークソフトウェア及びセキュリティ関連ソフトウェア製品並びにリアルタイムOS関連製品、データベース製品、高速起動製品等の主に自社開発によるデバイス組込み用ソフトウェアの開発及び販売等に関するセグメントであります。 「ソフトウェアディストリビューション事業」は、海外ソフトウェアの輸入販売、テクニカルサポート、及びカスタマイズ開発に関するセグメントであります。 「ソフトウェアサービス事業」は、組込みソフトウェア等の受託を中心とした各種ソフトウェアの設計、開発、及びデータコンテンツのライセンス販売等に関するセグメントであります。 「データアナリティクス事業」は、株式会社ライトストーンにおける、統計・数値データ解析ソフトウェアの販売等に関するセグメントであります。 セグメント及び分野別の売上内訳及び事業状況は、以下のとおりです。 セグメント 当連結会計年度 前連結会計年度 増減率 (%) 売上高 (注) (千円) 売上割合 (%) 売上高 (注) (千円) 売上割合 (%) 従前の セグメント グレープ システム ソフトウェアプロダクト事業 612,113 77,337 689,450 19.8 619,344 32.0 11.3 ソフトウェアディストリビューション事業 1,136,573 105,934 1,242,507 35.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 連結財務 諸表計上額 ソフトウェアプロダクト ソフトウェアディストリビューション ソフトウェアサービス データアナリティクス 売上高 外部顧客への売上高 619,344 1,006,846 312,098 1,938,288 1,938,288 セグメント間の内部売上高又は振替高 1,433 1,000 9,695 12,128 △ 12,128 620,777 1,007,846 321,793 1,950,416 △ 12,128 1,938,288 営業利益又は営業損失(△) △ 23,338 △ 93,045 32,282 △ 84,102 △ 84,102 セグメント資産 1,591,165 389,553 303,859 2,284,577 536,436 2,821,012 その他の項目 減価償却費 8,314 26,282 2,795 37,391 5,052 42,443 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 5,155 16,408 3,800 25,364 70,339 95,702 (注)「調整額」の区分は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産であります。 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 連結財務 諸表計上額 ソフトウェアプロダクト ソフトウェアディストリビューション ソフトウェアサービス データアナリティクス 売上高 外部顧客への売上高 689,450 1,242,507 663,629 883,414 3,478,999 3,478,999 セグメント間の内部売上高又は振替高 4,199 3,491 17,920 25,610 △ 25,610 693,649 1,245,998 681,549 883,414 3,504,610 △ 25,610 3,478,999 営業利益又は営業損失(△) 17,414 △ 14,826 41,936 27,043 71,568 71,568 セグメント資産 315,834 866,271 1,182,104 2,550,352 3,732,456 その他の項目 減価償却費 7,867 13,398 4,722 1,963 27,951 27,951 のれん償却費 3,151 1,116 23,356 38,841 66,464 66,464 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 644 1,470 2,114 19,819 21,933 (注)「調整額」の区分は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産であります。