事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、㈱アイロムグループ(当社)、連結子会社17社(㈱アイロム、㈱アイロムCS、MCフィールズ㈱、㈱アイロムPM、㈱アイクロスジャパン、㈱アイクロス、CMAX CLINICAL RESEARCH PTY LTD、㈱IDファーマ等)及び関連会社1社(CJ PARTNERS㈱)により構成されており、より良い医療環境実現のため、医療関連分野における統合医療サポート企業として、様々な事業を展開しております。なお、CJ PARTNERS㈱は持分法を適用した関連会社であります。 当社グループの事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1) SMO事業 SMO(Site Management Organization、治験施設支援機関)は、臨床試験の実施に係る業務の一部を実施医療機関から受託または代行する治験施設支援機関として位置づけられております。当社グループは、医薬品等に関する臨床試験計画の立案及び医療機関/治験責任医師の選定段階から関与し、第Ⅰ相から第Ⅳ相にいたる臨床試験の実施に係る支援業務を包括的に受託し、SMO業務を提供しております。臨床試験は、倫理性、科学性及び信頼性の確保が必要なことから、GCP(Good Clinical Practice、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令)、治験実施計画書(Protocol)及びSOP(Standard Operating Procedure、標準業務手順書)等の厳格なルールに基づいて実施されます。 (主な関係会社)㈱アイロム、㈱アイロムCS、MCフィールズ㈱ (2) メディカルサポート事業 クリニックモール(同一フロア内に診療科目の異なるクリニックが集まった複合型医療施設)の設置及び賃貸等やそれに付随する業務、医業コンサルティング等、医業経営を全般的かつ包括的に支援する事業を主として行っております。 (主な関係会社)㈱アイロムPM (3) 新規事業 CRO(Contract Research Organization、開発業務受託機関)分野においては、国内では企業主導治験をはじめとして、医師主導治験を行う大学等に向けて、医薬品・医療機器開発のあらゆる段階における調査、企画、モニタリング、コンサルティングサービスの提供、海外ではオーストラリアでの早期臨床試験の実施支援を通じ、国内製薬企業等のグローバル開発を支援しています。また、先端医療分野においては高性能かつ安全性の高いベクター技術を用いて、遺伝子治療製剤の開発およびiPS細胞関連技術等を基盤とした再生医療領域における開発と事業化を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、中長期的には先端医療製品の開発力が高い企業となるべく、各事業において経営戦略を次の通り策定しております。 ①SMO事業 SMO事業では、生活習慣病等の領域を柱としつつ、製薬企業の開発ニーズの高いがんやその他の希少疾患といった領域に対して多くの患者様を保有する基幹病院等との提携を拡大します。各施設での複数案件の受託と迅速な被験者組み入れによる試験の早期進捗を目指し、そのために必要な人材の確保と適正な配置を行います。また、CMAXと連携し、同社の効率的かつ効果的な業務プロセスの導入や人材交流等によるCRCのスキルアップを通じてサービスの品質強化を図っていきます。 ②メディカルサポート事業 メディカルサポート事業では、既存のクリニックモールから得られる収益を安定的に確保するとともに、グループ各事業の生産施設や臨床試験受託施設等の整備に注力しながらそれに関わる不動産取引においても収益を確保します。 ③新規事業 新規事業のCRO分野においては、CMAXの臨床試験事業において安定した収益を確保するとともに、同社を軸とした積極的な事業展開により、国内製薬企業に留まらず、アジア・オセアニア地域の製薬企業のグローバル開発を支援することで事業を拡大していきます。また国内では、製薬企業の臨床研究支援業務の受注拡大を図るとともに、SMO事業や先端医療分野の持つ知見やノウハウを活かした先端医療製品等の臨床開発支援の実績を積み重ねていきます。 新規事業の先端医療分野では、GMPベクター製造施設・CPCにおける臨床用ベクターや細胞培養加工等の製造受託に注力し、収益の拡大を目指します。また、虚血肢治療製剤等の自社開発品の臨床試験を推し進めるとともに医薬候補品のシーズ育成と臨床開発を推進します。
対処すべき課題
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(4) 会社の対処すべき課題 1.全社的課題 ①収益力の向上 当社グループは、先端医療製品の高い開発力を有する企業を目指しておりますが、新規事業の先端医療分野での業容拡大には相応の時間がかかるものと考えており、SMO事業並びにメディカルサポート事業での収益力の向上が課題となります。これについては、SMO事業において、開発ニーズの高い領域をターゲットに案件の獲得に努めるとともに、M&A等による積極的な業容拡大により、収益の拡大を図ります。また、メディカルサポート事業において、堅調なクリニックモール事業の推移に加え臨床試験受託施設確保の一環としての不動産取引等により収益を確保します。新規事業の先端医療分野においては、中長期的な成長を実現するためにGMPベクター製造施設・CPCにおいて収益を確保するとともに、遺伝子治療製剤の開発・ライセンスを進め、新たな医薬品・再生医療等製品の創出にも努めてまいります。 ②資金調達 当社グループでは、人材の確保や研究開発等のため投資を行ってまいりました。これらの投資は今後の成長のために必要なものと考えております。製薬企業等との共同研究による開発資金の確保や金融機関等を通じた資金調達の可能性を検討してまいります。 ③内部管理体制の整備 当社グループは従来から、取締役に対する監督機能の強化並びに経営の透明性の向上等、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでおり、意思決定の透明性・迅速性を高めるべく内部管理体制の整備を行っています。また、当社グループは積極的なM&A等により業容拡大を図っており、新たにグループ化した関係会社等と理念やビジョン等を共有し、人材・組織・インフラ等の統合を含む実質的な経営統合を早期に実現することが重要となっています。そのような中、関係会社等の業務の適正を確保するため、関係会社管理規程を定めています。さらに、定期的に業務、業績およびその他重要な事項に関する報告を求めるとともに、業務または業績に重要な影響を及ぼし得る事項については、当社の事前承認を必要とする体制を確保することで、関係会社等の経営内容を的確に把握し、管理する内部環境整備に努めています。 ④人材の確保 SMO事業におけるCRC・SMA(治験事務局担当者)や新規事業の先端医療分野における研究開発・ベクター製造・細胞培養加工等の人材等、各事業の成長に適した人材の確保が必要とされます。当社グループでは、人材の採用及び教育を重要な課題と考え取り組んでまいります。 2.セグメント別課題 ①SMO事業 イ 医療機関との提携拡大 SMO事業においては、製薬企業の医薬品開発動向に合わせた、医療機関の確保が重要な要素となります。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸 表計上額 (注3) SMO 事業 メディカルサポート 事業 新規事業 売上高 外部顧客への売上高 2,977 472 637 4,087 26 4,114 4,114 セグメント間の内部売上高又は振替高 286 296 19 316 △ 316 2,980 759 644 4,384 46 4,430 △ 316 4,114 セグメント利益又は損失(△) 214 72 88 374 △ 173 201 △ 682 △ 480 セグメント資産 2,008 1,497 1,277 4,783 1,098 5,882 87 5,969 その他の項目 減価償却費 23 33 65 68 133 20 154 のれんの償却額 21 22 44 44 44 持分法投資損失(△) △ 0 △ 0 持分法適用会社への 投資額 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 11 80 91 93 185 185 (注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。 2 調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額 △682百万円 には、セグメント間取引消去 8百万円 、各報告セグメントに配分していない全社費用△ 690百万円 が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額 87百万円 には、セグメント間取引消去 △1,055百万円 、各報告セグメントに配分していない全社資産 1,143百万円 が含まれております。全社資産は、主に現預金、投資有価証券であります。 (3)持分法投資損失(△)の調整額 △0百万円 は、各報告セグメントに属していない持分法投資の損失額であります。 3 セグメント利益又は損失(△)の連結財務諸表計上額は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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(3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 販売高 (百万円) 前年同期比(%) SMO事業 3,611 21.3 メディカルサポート事業 540 14.4 新規事業 723 13.4 その他 14 △43.9 合計 4,890 18.9 (注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 上記金額には消費税等は含まれておりません。