株式会社野村総合研究所

証券コード: 4307 / 対象年度: 2018 / 提出日: 2018-06-27
業種 情報・通信業

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

コンサルティング、システム開発、運用サービス、商品販売の4つの柱で事業を展開するIT・経営コンサルティング企業です。金融、産業、IT基盤など多岐にわたる分野で高度なソリューションを提供し、特に金融機関や流通・製造業などの大手顧客に対し、戦略立案からシステムの構築・運用までを一貫して提供する総合力を強みとしています。

主な事業領域

コンサルティング(経営・システム)、開発・製品販売、運用サービス、商品販売の4つの主要事業を展開。金融、産業、IT基盤といったセグメントごとに特化したソリューションを提供。

主な製品・サービス

  • 経営コンサルティング
  • システムコンサルティング
  • システム開発
  • パッケージソフト
  • アウトソーシングサービス
  • 共同利用型サービス
  • 情報提供サービス

ビジネスモデル

コンサルティングからシステム開発・運用までの一貫した提供体制により、高付加価値なソリューションを提供し、安定した運用サービスや高度な技術を要するシステム構築を通じて収益を得る。

セグメント・事業構成

「コンサルティング」「金融ITソリューション」「産業ITソリューション」「IT基盤サービス」の4つの主要セグメントと、子会社等を含む「その他」を展開。

戦略・方向性

「Vision2022」に基づく中期経営計画のもと、生産性向上、既存事業拡大、グローバル展開、デジタル変革(AI, IoT等)への対応、および人材育成を通じた価値提供の高度化を推進。

強みとして読み取れる点

  • コンサルティングからシステム開発・運用までの一貫した提供体制
  • 金融・産業分野における豊富なノウハウと強固な顧客基盤
  • 共同利用型システムの展開による安定的な収益基盤

課題として読み取れる点

  • グローバル市場での競争激化への対応
  • 急速な技術革新(AI, IoT等)への迅速な適応
  • 特定業種・主要顧客への高い依存度
  • 高度な専門性を要する人材の育成と確保

確認ポイント

  • グローバル事業の拡大とM&Aによるシナジー創出の進捗
  • デジタル変革(DX)に向けた新技術の活用状況
  • 主要顧客との関係強化および新規顧客開拓の成果

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に、事業内容、セグメント構成、経営戦略、課題、強みなどが詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 2 / 5

有報ナビによる整理

「価格競争や技術革新への対応遅れによる業績への影響」「運用サービスの契約更新見送りによる売上への影響」「ソフトウェア投資の回収不能リスク」「特定業種(金融)および主要顧客(野村HD、セブン&I)への高い依存度」「M&A後の減損リスク」「知的財産権侵害や情報漏洩による信用失墜」「協力会社(特に中国)の管理不備や外部要因による影響」「日本郵送インフォメーションテクノロジーとの訴訟(約161億円)による業績への影響」。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

同社は金融・産業分野における強力なITインフラとコンサルティングを統合した「ナビゲーション&ソリューション」戦略により、安定した収益基盤と高い成長性を両立。強固な財務体質と積極的なR&D投資により、デジタル変革やグローバル展開への課題に対し、高度な品質管理体制と人材育成の仕組みを構築し、持続的な企業価値向上を目指す。

成長方針

「ナビゲーション&ソリューション」を基本戦略とし、既存の強みである金融・産業向けIT基盤(共通利用型システム等)の高度化に加え、グローバル展開の加速、デジタル変革(AI, IoT, クラウド等)への対応、およびコンサルティングとシステムの統合による高付加価値サービスの提供を目指す。

資本政策

安定的なキャッシュフローを基盤に、自己資金による設備投資(データセンター、ソフトウェア開発等)を基本としつつ、M&Aや大規模な資本投資については財務健全性(D/Eレシオ0.1〜0.3倍)と格付維持を重視する。また、株主還元として配当および自己株式取得を実施。

リスク対応方針

技術革新への迅速な対応、品質管理体制の強化(ISO準拠)、データセンターの高度な防災・セキュリティ対策、サプライチェーンにおける人権・環境課題への対応、および特定顧客・業種への依存リスクに対する多角的なアプローチを整備。また、訴訟案件や人材確保・育成に向けた独自の「人財」戦略を展開。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

野村総合研究所は、強固な財務基盤を背景に、金融・産業分野における高度なシステム構築とDX支援を積極的に進めている。AIやブロックチェーンといった先端技術への研究開発投資が活発であり、特に「デジタル変革」の推進に向けたコンサルリート(人財)とテクノロジーの両面での強みがある。グローバル展開も加速しており、安定したインフラ基盤と高度な専門性を融合させた成長戦略を推進している。

設備投資の方向性

データセンターの設備投資、共同利用型システムの開発、および拠点強化のためのオフィス移転・整備に重点を置いている。特に金融・産業向けの高付加価値サービス提供に向けたインフラ構築と、グローバル展開を見据えた基盤強化への投資が見られる。

研究開発・商品開発

AI、ブロックチェーン、IoT、量子コンピュータなどの先端技術の調査・研究に加え、DX推進のための実用的なソリューション開発(RPA、自動化など)を行っている。また、社会課題解決に向けた政策提言や新ビジネスモデルの研究も積極的に行っている。

投資・変化テーマ

  • 金融ITソリューション
  • 産業ITソリューション
  • DX推進支援
  • データセンター基盤
  • AI・IoT技術活用
  • グローバル事業拡大

関連キーワード

  • ブロックチェーン
  • AI(人工知能)
  • RPA
  • IoT
  • クラウドコンピューティング
  • セキュリティ
  • 量子コンピュータ
  • VR/AR

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準日本基準 連結区分連結 対象期間2017-04-01 〜 2018-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2018-06-27

財務情報

業績

売上高

4,714.88億円
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売上高
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営業利益

651.38億円
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経常利益

661.61億円
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税引前利益

825.27億円
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親会社帰属利益

551.45億円
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財政状態・流動性

総資産

6,526.71億円
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純資産

4,327.83億円
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株主資本

3,856.45億円
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現金及び現金同等物

1,583.03億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

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-178.82億円
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-468.29億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

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連結 / consolidated
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2017-04-01 〜 2018-03-31
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表示可能
選定状況
表示可能
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raw selection status
ready

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1224文字

3【事業の内容】 当社グループ及び関連会社は、リサーチ、経営コンサルティング及びシステムコンサルティングからなる「コンサルティングサービス」、システム開発及びパッケージソフトの製品販売からなる「開発・製品販売」、アウトソーシングサービス、共同利用型サービス及び情報提供サービスからなる「運用サービス」並びに「商品販売」の4つのサービスを展開しています。 当社のセグメントは、主たるサービスの性質及び顧客・マーケットを総合的に勘案し区分しており、各報告セグメントにおいて、当社が中心となって事業を展開しています。各セグメントの事業内容及び同事業に携わる当社以外の主要な関係会社は以下のとおりです。 (コンサルティング) 経営・事業戦略及び組織改革等の立案・実行を支援する経営コンサルティングのほか、ITマネジメント全般にわたるシステムコンサルティングを提供しています。 [主要な関係会社] ASG Group Limited (金融ITソリューション) 主に証券業や保険業、銀行業等の金融業顧客向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービスの提供、共同利用型システム等のITソリューションの提供を行っています。 [主要な関係会社] NRIプロセスイノベーション㈱、㈱だいこう証券ビジネス、㈱DSB情報システム (産業ITソリューション) 流通業、製造業、サービス業や公共向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービス等の提供を行っています。 [主要な関係会社] NRIシステムテクノ㈱、Brierley & Partners, Inc.、ASG Group Limited、SMS Management & Technology Limited (IT基盤サービス) 主に金融ITソリューションセグメント及び産業ITソリューションセグメントに対し、データセンターの運営管理やIT基盤・ネットワーク構築等のサービスを提供しています。また、様々な業種の顧客に対してIT基盤ソリューションや情報セキュリティサービスを提供しています。このほか、ITソリューションに係る新事業・新商品の開発に向けた研究や先端的な情報技術等に関する研究を行っています。 [主要な関係会社] NRIセキュアテクノロジーズ㈱、NRIデータiテック㈱ (その他) 上記報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム開発や運用サービスの提供を行う子会社などがあります。 [主要な関係会社] NRIネットコム㈱ これらのほか、その他の関係会社として野村ホールディングス㈱があり、また、関係会社以外の主な関連当事者として野村證券㈱があります。当社グループ及び関連会社は、これらに対してシステム開発・製品販売及び運用サービス等の提供を行っています。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約8704文字

(1) 経営戦略について ① 情報サービス産業における価格競争について 情報サービス産業では、事業者間の競争が激しく、他業種からの新規参入や海外企業の台頭、パッケージ製品の普及も進んでいることから、価格競争が発生する可能性があります 。 このような環境認識の下、当社グループは、コンサルティングからシステム開発・運用に至る総合力をさらに高め、サービスの高付加価値化により競合他社との差別化を図るとともに、生産性の向上に取り組んでいます。 しかしながら、想定以上の価格競争が発生した場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります 。 ② 情報サービス産業における技術革新について 情報サービス産業においては、情報技術の進化とそれに伴う市場ニーズの変化に迅速に対応することが求められています。 このような環境認識の下、当社グループは、情報技術に関する先端技術や基盤技術、生産・開発技術の調査・研究に、社内横断的な体制で取り組むことで、技術革新への迅速な対応に努めています。 しかしながら、広範な領域において技術革新が急速に進展し、その対応が遅れた場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 ③ 運用サービス事業の安定性について 運用サービスを展開するに当たっては、データセンターに係る不動産や運用機器、ソフトウエア等の投資が必要であり、投資額の回収は顧客との運用サービス契約に基づき長期間にわたって行われます。 運用サービスの契約は複数年にわたるものが多く、また単年契約であっても自動更新されることが多いため、売上高は比較的安定していると考えられます。さらに、当社グループは慎重な事業進捗管理と継続的な顧客の与信管理を行うことにより、投資額の回収に努めています。 しかしながら、運用サービスの売上高の安定性は将来にわたって保証されているわけではなく、顧客の経営統合や経営破綻、IT戦略の抜本的見直しなどにより、当社グループとの契約が更新されない可能性があります 。 ④ ソフトウエア投資について 当社グループは、製品販売、共同利用型サービス及びアウトソーシングサービス等の事業展開を図るため、ソフトウエア投資を行っています。多くの場合、ソフトウエアは特定用途別に設計するため、転用しにくい性質を持っており、投資に当たっては慎重な検討が求められます。 当社グループは、事業計画の妥当性を十分に検討した上でソフトウエアの開発に着手しています。また、開発途中及び完成後であっても、事業計画の進捗状況の定期的なチェックを行い必要に応じて速やかに事業計画を修正する社内体制を整えています。 しかしながら、投資の回収可能性は必ずしも保証されているわけではなく、資金回収ができずに損失を計上する可能性があります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約1403文字

(4) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、これまで国内市場を中心に、金融業や流通業における顧客基盤の構築や業界標準ビジネスプラットフォームの提供などを通して成長してきました。一方で、日本企業のグローバル化、アジア市場の継続的成長、欧米での技術革新などから、グローバル市場の重要性が高まっています。 また、企業のITに対する期待は、ITによるバックオフィス業務の品質向上や効率化のみならず、ITによる事業拡大にも広がっています。 このような環境の中、当社グループが今後更なる成長を実現するためには、当社の強みである事業領域において競争優位性をさらに高めるとともに、グローバル事業の強化や新事業の創出など新たな分野に挑戦していく必要があると考えています。 新たな分野への挑戦のためには、既存事業領域をより強固な収益基盤とすることが不可欠です。当社グループは、業界標準ビジネスプラットフォームの開発・保守体制の統合、開発管理手法の高度化、システム開発のテスト工程における業務改革など、品質を重視しながら効率化に取り組み、更なる収益性の向上を目指します。 さらに、新規顧客の獲得、顧客との取引の大型化による収益基盤の拡大が必要です。業界標準ビジネスプラットフォームによって提供するサービスの領域を、ITに加えて業務プロセスにまで広げることで、顧客の業務をより包括的に支援できる付加価値の高いサービスの提供を目指します。また、顧客に対しては、当社グループのコンサルタントとシステムエンジニアが一体となって、営業・提案から問題解決までを一貫して推進する活動を強化し、担当役員を配置して顧客基盤の強化に取り組んでいきます。 グローバル事業は、新技術や経験、優れたネットワークを持つ企業との協業やM&Aなどを進めています。拡大したグローバル関連事業の基盤をより強固なものとするため、M&Aにより取得した子会社に対するガバナンスを強化していきます。 企業においては、クラウド、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)などの新しい情報技術を活用することでビジネスモデルや製品サービスを刷新し、競争上の優位性を確立する「デジタル変革」の取組みが始まっています。当社グループは、デジタル分野でのサービス提供や、顧客・外部機関との協働を通じて、顧客の事業拡大のみならず新事業創造への貢献を目指します。 グローバルでの事業基盤構築や新しいサービスの実績作りを進めるためには、新たな技術の獲得も必要になります。データ分析や情報セキュリティなどの領域において、国内外の先進的な技術の研究と検証を積極的に進めていきます。 そして、当社グループでは社会インフラとしての情報システムを担う責任の大きさを認識し、「品質へのこだわり」を重視しています。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約14338文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する記載は、当年度末現在において当社が判断したものであり、当社としてその実現を約束するものではありません。 (1) 連結経営成績等の状況の概要 ① 連結経営成績の状況 当年度の日本経済は、企業収益や企業の景況感の改善とともに国内景気は緩やかな回復が続きました。企業収益の改善とともに、情報システム投資は堅調に推移しました。 このような環境の下、当社グループ(当社及び連結子会社をいう。以下同じ。)は、コンサルティングからシステム開発・運用まで一貫して提供できる総合力をもって事業活動に取り組みました。当年度は、長期経営ビジョン「Vision2022」の実現に向け策定した中期経営計画(2016年度~2018年度)の2年目となり、より一層の生産性向上と既存事業の拡大に取り組むとともに、グローバルやデジタルビジネス分野等の新領域において、事業基盤の形成や実績の蓄積をさらに進めました。 既存事業の拡大に向けた取組みとして、業界標準ビジネスプラットフォーム(共同利用型システム)においては、国債の決済期間短縮化や証券保管振替機構の次期システムへの移行など関連する制度改正への着実な対応を進めるとともに、顧客業務の高度化や効率化の支援を進めました。デジタルビジネスにおいては、顧客のIT活用が、新たな事業を創出しビジネスの拡大に直結する投資(ビジネスIT)へ広がる中、新たな事業の創出を進めました。また、政府、企業が働き方改革を推進する中、顧客に対してITを活用して働き方改革を支援するサービスの提供を進めており、当社自身も働き方改革に積極的に取り組んでいます。 グローバル事業においては、日系企業のグローバル展開のサポートや現地政府・企業向け事業の開拓に加え、新たな事業領域の拡大に向け、新技術や経験、優れたネットワークを持つ企業との協業やM&Aなども進めました。M&Aにより取得した子会社については、 更なる シナジーの創出に向け、経営管理制度や業務管理体制の構築など買収後の経営統合プロセスを進めています。豪州ITサービス市場の事業拡大を目的に、豪州のSMS Management & Technology Limitedを子会社とし、同社は産業ITソリューションセグメントの主要な関係会社となっています。豪州地域の事業拡大に伴い、域内のガバナンス体制を強化するため、Nomura Research Institute Holdings Australia Pty Ltdを設立しました。 また、当年度に横浜地区・大阪地区の新オフィスへの移転を実施し、昨年度に移転が完了した本社ビルを含め、主要オフィスにおける事業継続に向けた機能が大幅に強化されました。…

セグメント関連

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3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 コンサルティング 金融ITソリューション 産業ITソリューション IT基盤サービス 売上高 外部顧客への売上高 30,574 246,979 107,208 29,241 414,004 10,544 424,548 424,548 セグメント間の内部売上高又は振替高 587 1,209 463 92,866 95,127 2,916 98,043 △ 98,043 31,161 248,188 107,672 122,107 509,131 13,461 522,592 △ 98,043 424,548 セグメント利益 5,853 26,461 9,076 14,015 55,406 1,968 57,375 1,139 58,514 セグメント資産 25,893 154,464 88,587 82,218 351,165 6,236 357,401 271,543 628,944 その他の項目 減価償却費 92 10,921 3,410 12,168 26,592 445 27,038 1,438 28,476 のれんの償却額 182 523 1,068 167 1,942 1,942 1,942 持分法適用会社への投資額 107 373 722 1,202 640 1,842 1,842 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 8,633 23,609 21,225 9,097 62,566 442 63,009 6,202 69,211 (注)1. 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム開発や運用サービスの提供を行う子会社などから構成されています。 2. 調整額は以下のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額に重要なものはありません。 (2) セグメント資産の調整額271,543百万円には各事業セグメントに配分していない全社資産275,500百万円及びセグメント間の債権の相殺消去等△3,956百万円が含まれています。 (3) 減価償却費の調整額に重要なものはありません。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各事業セグメントに配分していない全社資産の増加額です。 3. セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っています。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

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2【事業等のリスク】 当社グループの事業等において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります 。 なお、これらは当年度末における事業等に関するリスクのうち代表的なものであり、実際に起こり得るリスクはこの限りではありません。また、本文中の将来に関する事項は、当年度末現在において当社グループが判断したものです 。

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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5【研究開発活動】 当社グループは、次の3つの領域において研究開発を行っています。 1. 新規事業・新商品開発に向けた研究並びに事業性調査、プロトタイプ開発、実証実験 2. 情報技術に関する先端技術、基盤技術、生産・開発技術の研究 3. 新しい社会システムに関する調査・研究 研究開発は、当社グループの技術開発を担うデジタル基盤イノベーション本部、及び政策提言・先端的研究機能を担う未来創発センターにおいて定常的に取り組んでいるほか、各事業部門においても、中長期的な視点に立った事業開発・新商品開発に取り組んでおり、必要に応じ社内横断的な協業体制の下で進めています。研究開発戦略を提起するとともに全社的な視点から取り組むべき研究開発プロジェクトを選定する場として、研究開発委員会を設置しており、立案から成果活用に至るまでプロジェクトの審査を行っています。 当年度における研究開発費は5,170百万円であり、セグメントごとの主な研究開発活動は次のとおりです。 (コンサルティング) 都市圏の人口規模等を考慮して選定した国内100都市を対象に、産業創発力の現状及び成長可能性を分析し、「成長可能性都市ランキング」を作成しました。また、人工知能(AI)を活用し、放映前にテレビCMの効果を定量的に予測するモデルの研究や、社員のスケジュール情報を分類・可視化し「働き方改革」を支援する研究を行いました。 このほか、前年度からの継続的な活動として、経営継承後も成長を積み重ねる企業の経営者との議論を踏まえての「経営リレー論」の研究を行いました。また、地方の企業家・事業者が「革新的経営者」と交流を図ることにより触発され新たな事業創造を生み出すことを目指す取組みを、前年度から継続して行いました。 当年度における当セグメントに係る研究開発費は921百万円でした。 (金融ITソリューション) 金融分野へのブロックチェーン(※1)技術の適用可能性の調査・実証実験及び次世代のブロックチェーン技術の調査・研究を行いました。また、非現金決済の増加に伴う決済のデジタル化に向けた規制調査やビジネスモデルの研究を行いました。 このほか、家計の貯蓄・投資行動や金融資産に関する課題の洗い出しと対応の方向性を議論する研究会の立上げ・有識者を交えた議論や、地方創生に向けての地域金融機関と国内外企業とのビジネスマッチングに関する事例調査やビジネスモデルの検討、FinTech(※2)分野における海外の先進事例の調査を行いました。 当年度における当セグメントに係る研究開発費は2,844百万円でした。…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりです。 (1) 提出会社 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 建物及び構築物 機械及び 装置 工具、 器具及び備品 土 地 リース 資産 ソフト ウエア 合計 従業員数 面積 金額 (百万円) (百万円) (百万円) (㎡) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (人) 総合センター (東京都千代田区ほか) 全セグメント 15,048 18 1,605 2,240 1,677 38,965 57,315 5,345 [1,282] データセンター (東京都多摩市ほか) IT基盤サービス 27,579 4,185 4,207 73,846 [6,748] 5,381 41,354 90 [172] (注)1. 金額は平成30年3月31日現在の帳簿価額です。 2. 上記事業所には土地又は建物を賃借しているもの(国内子会社への転貸分を含む。)があり、年間賃借料は9,041百万円です。なお、賃借している土地の面積は[ ]内に外書きで記載しています。 3. 「従業員数」欄の[ ]内には、臨時雇用者の年間平均人員数を外書きで記載しています。 4. 上記事業所の主な設備の内容は、総合センターは事業所設備、ソフトウエア及びシステム開発設備、データセンターはデータセンター設備です。 5. 総合センターの「建物及び構築物」には、信託建物8,309百万円を含めています。 6. 総合センターの「土地」は、信託受益権であり、面積は当社の持分割合を記載しています。…

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約517文字

(2) 剰余金の配当の状況 当年度は、㈱野村総合研究所と野村コンピュータシステム㈱が合併して30年目の年になります。そこで、当年度末(平成30年3月31日)を基準日とする配当金は、上記方針及び当年度の業績を踏まえた上で、普通配当を1株につき40円、「NRI合併30周年記念配当」を1株につき5円実施し、普通配当と合わせた1株当たり配当金を45円としました。 年間の配当金は、平成29年11月に実施済みの配当金45円(記念配当5円を含む。)と合わせ、1株につき90円(記念配当10円を含む。)となり、連結配当性向は39.1%となりました。 基準日が当年度に属する剰余金の配当は次のとおりです。 取締役会決議日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり 配当額 (円) 基準日 平成29年10月26日 10,814 45 平成29年9月30日 平成30年 5月16日 10,767 45 平成30年3月31日 (注)1. 配当金の総額は、NRIグループ社員持株会専用信託に対する配当金支払額(平成29年10月決議分67百万円、平成30年5月決議分50百万円)を含んでいます。 2. 1株当たり配当額には、それぞれ記念配当が5円含まれています。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約370文字

5【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 平成30年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) コンサルティング 1,222 [131] 金融ITソリューション 4,095 [1,964] 産業ITソリューション 3,116 [1,046] IT基盤サービス 3,258 [827] その他 387 [95] 全社(共通) 630 [80] 12,708 [4,143] (注)1. 従業員数は就業人員数であり、当社グループ外に出向中の275人は含まれていません。 2. [ ] 内には、 臨時雇用者 の年間平均人員数を外書きで記載しています。 3. 全社(共通)として記載している従業員数は、主に管理部門に所属しているものです。 4. 従業員数は前年度末と比べ1,103人増加しており、これは主に、連結子会社の増加に伴うものです。

コーポレート・ガバナンス

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(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】 ① コーポレート・ガバナンスの状況(有価証券報告書提出日現在) a. コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、健全で持続的な成長と中長期的な企業価値向上のため、社会、お客様、社員、取引先、株主等のステークホルダーの立場を踏まえた上で、透明・公正かつ迅速・的確な意思決定を行うための仕組みがコーポレート・ガバナンスであるとの認識に立ち、以下の基本的な考え方に沿って、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでいます。 ⅰ. ステークホルダーとの協働 当社は、ステークホルダーの利益を尊重し、ステークホルダーと適切に協働する。特に株主に対しては、その権利が実質的に担保されるよう適切な対応を行うとともに実質的な平等性を確保する。 ⅱ. 情報開示とコミュニケーション 当社は、法令及び東京証券取引所の規則で定められている情報、並びにステークホルダーに当社を正しく理解してもらうために有用な情報を、迅速、正確かつ公平に開示し透明性を確保するとともに、株主との間で建設的な対話を行う。 ⅲ. コーポレート・ガバナンス体制 当社は、監査役会制度を基礎として、独立社外取締役・独立社外監査役を選任するとともに、独立社外取締役を主要な構成員とする取締役会の諮問機関を設置することにより、経営監督機能を強化する。 b. コーポレート・ガバナンス体制 当社は、監査役会設置会社として監査役・監査役会の機能を有効に活用しつつ、コーポレート・ガバナンスをさらに充実させるための体制を以下のとおり構築しています。 株主総会の活性化と議決権行使の円滑化のため、より多くの株主に出席いただける開催日の設定や、招集通知の早期発送、インターネットによる議決権行使制度の導入や機関投資家向け議決権電子行使プラットフォームへの参加を行っています。また、株主総会後に経営報告会を実施し、主に個人株主向けに当社の状況や今後の取組みを伝える場を設けるなど、株主とのコミュニケーションを向上させるための活動にも取り組んでいます。 当社の取締役は社外取締役3人を含む7人です。任期を1年とし、経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制を確立するとともに、各年度における経営責任を明確にしています。当社は、取締役会の監督機能の充実と公正で透明性の高い経営の実現を図るため社外取締役を選任しており、その人選については、独立性に加え、当社の経営を客観的な視点で監督するにふさわしい豊富な経験と高い見識を重視しています。 取締役会は、月1回開催するほか、必要に応じて随時開催しています。当社は、業務執行の権限及び責任を大幅に執行役員等に委譲しており、取締役会は専ら全社レベルの業務執行の基本となる意思決定と取締役の職務執行の監督を担当しています。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約25文字

4【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約1223文字

(6)【大株主の状況】 平成30年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合 (%) 野村ホールディングス㈱ 東京都中央区日本橋一丁目9番1号 69,438 29.02 野村ファシリティーズ㈱ 東京都中央区日本橋本町一丁目7番2号 22,506 9.41 ㈱ジャフコ 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー24階 13,156 5.50 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 11,017 4.60 NRIグループ社員持株会 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティグランキューブ 9,451 3.95 日本トラスティ・サービス信託銀行㈱(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番11号 8,475 3.54 日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)) 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 日本生命証券管理部内 (東京都港区浜松町二丁目11番3号) 8,242 3.44 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) 東京都港区浜松町二丁目11番3号 6,655 2.78 全国共済農業協同組合連合会 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱) 東京都千代田区平河町二丁目7番9号 JA共済ビル (東京都港区浜松町二丁目11番3号) 4,478 1.87 ザ バンク オブ ニューヨーク 133522 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) RUE MONTOYERSTRAAT 46, 1000 BRUSSELS, BELGIUM (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 4,233 1.77 157,654 65.89 (注) 平成30年3月22日(報告義務発生日:平成30年3月15日)に、MFSインベストメント・マネジメント㈱及びその共同保有者から次の内容の大量保有報告書(変更報告書)が提出されていますが、当社として期末時点における実質所有株式数の確認ができないため、上記大株主の状況には含めていません。 氏名又は名称 住所 保有株券等の数(千株) 株券等保有割合(%)※ MFSインベストメント・マネジメント㈱ 東京都千代田区霞が関一丁目4番2号 大同生命霞が関ビル 661 0.26 マサチューセッツ・ファイナンシャル・ サービセズ・カンパニー アメリカ合衆国 02199 マサチューセッツ州、ボストン、ハンティントンアベニュー 111 16,734 6.67 17,395 6.…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100DFM3 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2018
使用モデル
gemma4:12b

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