事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約411文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社および関係会社)は、円谷フィールズホールディングス株式会社(以下「当社」という。)、子会社33社、関連会社9社により構成されています。 当社グループの事業に係る位置付けならびに事業の系統図は、以下のとおりです。 各セグメントの概要は以下のとおりです。 [コンテンツ&デジタル事業] 「ウルトラマン」などのIPを保有し、グローバルにライセンスビジネスを展開する(株)円谷プロダクションと国内最大規模のCG・VFX映像制作を手掛ける(株)デジタル・フロンティアを中心に事業を展開しています。 [アミューズメント機器事業] フィールズ(株)を中核に、取得・保有IPを基に提携メーカーへ企画・開発提案し、商品化された遊技機を全国のパーラーに販売するとともに、プライベートブランド遊技機の製造販売も行っています。また、(株)エース電研では、パーラー向け周辺設備機器の販売・工事等も行っています。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4349文字
3. 経営戦略を踏まえた人的資本に関する戦略・方針 全社および各事業の戦略を踏まえ、当社グループでは、人的資本に関する重点取り組み事項として①戦略を実現するための機能・組織の拡充と人材配置、②人材の確保・育成、③従業員が仕事に対し高い意欲を維持できる状態の実現に向けた環境整備の3テーマについて、積極的に取り組みを強化しています。 戦略実現のための機能・組織の拡充と人材配置 ・コンテンツ&デジタル事業、アミューズメント機器事業、全社部門それぞれにおける、戦略の実現に必要な組織・機能の特定と拡充・新設 ・戦略実現の重点領域(商品開発等)に対する積極的な人材配分 およびリーダー人材の配置 人材の確保・育成 ・戦略の実現や成長を実現するために必要なタレント(クリエイティブ人材、商品企画生産にかかわる人材、AI活用人材等)の採用・育成 ・中期経営計画における目標達成のために必要な生産性および要員数の確保 従業員が仕事に対し高い意欲を維持できる状態の実現 ・高い意欲をもって働くことのできる環境・制度の充実 ・多様な人材・価値観を活用するための環境整備の促進 ・コンプライアンス・ハラスメント対策、人権等への対応 4.人的資本に関する具体的な取り組み方針 <人材育成方針> 上述の重点取り組み事項に基づき、戦略実現のための機能・組織の充実、最適な人材配置および人材の確保・育成に取り組んで参ります。 コンテンツ&デジタル事業 ・ライセンス営業機能の強化 :グローバルなIP展開の加速に向け、国内事業および海外事業機能を統合しました。国内・海外の異なる市場環境で培ったマーケティングやIP管理に関するノウハウ・成功事例を組織横断で共有・融合させることで、企画力と営業力を高め、国内外のパートナーとの関係を強化しながら各IPの市場価値をグローバル規模で最大化できる総合的な提案営業力を持った人材の育成を行っています。 ・自社МD開発機能の強化 :自社MDの拡充およびサプライチェーン管理機能を強化するため商品開発事業部門を新設しました。高付加価値な商品を企画し、パートナーとともにAI等を活用しながらトレンドに合わせて迅速に市場へ提供するべく、高い企画力とデジタルスキルを兼ね備えた人材の確保・育成に注力しています。 ・製作・制作機能の強化 :ファンの熱量を生む映像作品の展開を強化するため、製作・制作体制の拡充を図っています。社内クリエイターの育成・確保を強化するとともに、外部の多様なトップクリエイターとの強固な連携・協働を主導できる、高いプロデュース能力を備えた人材の育成・確保を進めています。 ・顧客接点の機能強化 :ファンとのエンゲージメントを深めるリアルイベントやデジタルプラットフォームの活用を推進するため、イベント企画・運営機能およびデジタルマーケティング機能の強化を行っています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2167文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、企業理念である「すべての人に最高の余暇を」の実現に向けて、付加価値の高いIP(知的財産)を取得・保有・創出し、その多元展開によって商業的に価値の高いコンテンツを育成しています。さらに、IPを起点にしてエンタテインメント分野に事業領域を拡大し、各分野において世の中の人々を豊かにする商品やサービスの提供に努めています。 当社グループでは、「円谷フィールズホールディングス株式会社」による持株会社体制のもと、グローバルコンテンツビジネスを推進しグループの成長力をけん引する「コンテンツ&デジタル事業」と、パチンコ・パチスロのディストリビューターとしてグループの収益力を担う「アミューズメント機器事業」、2つの事業セグメントによるグループ事業構造を採用しています。 これら事業展開と併せて、経営の基本方針である「株主重視」の姿勢を堅持し、企業価値の向上と株主への利益還元を図るために、経営資源の最適配分を目指してまいります。 (2)会社の対処すべき課題 当社グループは、市場環境の変化が加速するエンターテインメント・コンテンツ市場において、自社の事業モデルを再構築するべく、2027年3月期を初年度とする3ヵ年のグループ中期経営計画を策定いたしました。本計画のもと、以下の課題に最優先で取り組んでまいります。 ① 国内コンテンツ市場の開拓と新たなビジネスモデルの構築 当社グループは「ウルトラマン」のアジア圏における強固なファン基盤を最大の強みとする一方、前中期経営計画における利益目標の未達を真摯に受け止め、その要因を精査いたしました。国内のキャラクター商品市場における「ウルトラマン」の市場取扱高(推計約150億円)は、着実な成長を遂げているものの、中国市場(推計約1,500~2,500億円)と比較して大きな乖離があり、国内市場取扱高の低さが課題であると認識しています。底堅い国内需要に対し、海外ライセンシーの知見を活かした戦略立案と新たなビジネスモデルの構築を進め、多面的な展開余地を最大化してまいります。 ② 中国市場における事業基盤の盤石化と収益の維持拡大 中国市場においては、過去10年(暦年ベース)で初の減収となったことを厳粛に受け止め、現地パートナーとの連携を一段と強固にすることで、事業基盤の盤石化と収益の維持拡大を図ります。既に新規ライセンシー契約の獲得が進んでおり、これらを機軸に確実な事業推進を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4427文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念を掲げています。この実現に向けて、人々の心を豊かにする商品やサービスの企画、開発、提供に努め、持続的成長を目指しています。 当期(2025年4月‐2026年3月)においては、成長力と収益力を両輪とし、株主価値向上に取り組んで参りました。 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態の状況 資産の部 流動資産は、74,083百万円と前連結会計年度末比4,242百万円の増加となりました。これは主に仕掛品、商品化権の増加および売上債権の減少によるものです。 有形固定資産は、10,866百万円と前連結会計年度末比635百万円の増加となりました。これは主に工具、器具及び備品の増加によるものです。 無形固定資産は、1,813百万円と前連結会計年度末比302百万円の減少となりました。これは主にのれんの減少によるものです。 投資その他の資産は、16,596百万円と前連結会計年度末比169百万円の減少となりました。 以上の結果、資産の部は103,360百万円と前連結会計年度末比4,406百万円の増加となりました。 負債の部 流動負債は、24,815百万円と前連結会計年度末比1,955百万円の減少となりました。これは主に仕入債務の減少によるものです。 固定負債は、12,357百万円と前連結会計年度末比3,577百万円の減少となりました。これは主に長期借入金の減少によるものです。 以上の結果、負債の部は37,173百万円と前連結会計年度末比5,532百万円の減少となりました。 純資産の部 純資産の部は、66,187百万円と前連結会計年度末比9,939百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものです。 ②経営成績の状況 当連結会計年度の連結業績は、売上高174,142百万円(前年同期比23.9%増)、営業利益17,455百万円(同14.1%増)、経常利益17,751百万円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13,050百万円(同17.0%増)となりました。 各事業セグメントの概況は、以下のとおりです。 コンテンツ&デジタル事業セグメント 円谷プロダクション全体の国内・海外別の事業概況は以下の通りです。 国内事業におきましては、ライセンス収入、MD(物販)収入および映像・イベント収入が総じて堅調に推移し、前年同期比で増収となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1869文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 コンテンツ&デジタル事業 アミューズメント機器事業 売上高 外部顧客への売上高 16,008 122,900 138,909 1,672 140,581 140,581 セグメント間の内部売上高又は振替高 401 191 592 10 602 △ 602 16,410 123,092 139,502 1,682 141,184 △ 602 140,581 セグメント利益 2,835 15,277 18,113 18,118 △ 2,822 15,295 セグメント資産 17,147 70,068 87,216 1,177 88,393 10,560 98,953 その他の項目 減価償却費 512 503 1,015 50 1,065 114 1,180 のれんの償却額 280 280 280 280 持分法適用会社への 投資額 37 37 351 388 388 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 1,223 384 1,608 52 1,660 1,663 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フィットネス事業等を含んでいます。 2.調整額は、以下のとおりです。 (1)セグメント利益の調整額△2,822百万円には、セグメント間取引消去30百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,852百万円が含まれています。 (2)セグメント資産の調整額10,560百万円には、セグメント間取引消去△20,558百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産31,118百万円が含まれています。 (3)減価償却費の調整額114百万円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係るものです。 (4)有形固定資産および無形固定資産の増加額の調整額3百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものです。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1634文字
3.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント機器事業における遊技機販売の増加によるものです。 d. 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績は、次のとおりです。 セグメントの名称 仕入高(百万円) 前期比(%) アミューズメント機器事業 98,123 +52.8 合計 98,123 +52.8 (注)1.金額は、仕入価格によっています。 2.当連結会計年度において、商品仕入実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント機器事業における遊技機仕入の増加によるものです。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国の経済は、物価の高止まりなど一部に課題は残るものの、個人消費や設備投資の持ち直しを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。海外経済については、地政学的リスクや政策動向等に伴う不確実性が引き続き存在する中で、状況の早期安定化が望まれています。このような経済環境のもと、当社の注力分野であるエンターテインメント・コンテンツ市場においては、政府の後押しも相まって日本のIPが世界で注目を集める中、グローバルにビジネス機会を捉え成長する企業や、新たにIPビジネス展開に乗り出し期待を集める企業が出始めるなど、市場は一層の活性化を見せています。 長きにわたりIPビジネスを推進してきた㈱円谷プロダクションを中核企業に擁する当社グループとしましては、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念のもと、こうした市場の活況を確実に収益へ結びつけるべく、事業基盤の強化と成長分野への投資を並行して進め、持続的な成長および長期的な企業価値創出に向けた施策を着実に推進してまいりました。 アミューズメント機器事業の中核を担うフィールズ㈱では、パーラーの期待に応える遊技機をお届けし続けることで信頼を着実に獲得し、市場のシェアを高める結果となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの主な資金需要は、運転資金および設備投資資金等です。…