事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約658文字
3【事業の内容】 当社グループは、株式会社エービーシー・マート(以下、「当社」という。)を企業集団の中核とし、連結子会社10社及び非連結子会社8社から構成されております。靴を中心とした商品の販売及び自社商品の企画開発を主たる事業としております。 当社は、国内において、全国各地に展開している小売店「ABC-MART」等を通じて、靴を中心に、当社ブランド「HAWKINS」「VANS」「saucony」「DANNER」「NUOVO Collection」等をはじめとした自社企画商品とナショナル・ブランド商品の販売を行い、市場のニーズやトレンドを取り入れた商品の提供をしております。また当社は、靴の企画・開発を自社で行っており、国内外の委託工場においてこれらの商品を生産し、国内市場に供給しております。良質な商品を国内のマーケットニーズに即した適正な価格で提供できる仕組みを最大限に活かし、常にお客様に支持される商品づくりを志向しております。 海外におきましては、韓国で連結子会社ABC-MART KOREA,INC.が、台湾で連結子会社ABC-MART TAIWAN,INC.が「ABC-MART」を運営しております。また米国では、連結子会社LaCrosse Footwear,Inc.を筆頭にLaCrosseグループが、自社ブランドである「Danner」「White's Boots」等の靴の企画・製造・販売を行っており、米国内で小売店「DANNER」ストアを運営しております。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1565文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、今後の中長期的な経営戦略として、①積極的な店舗展開とECの拡大、②レディース市場とスポーツアパレル市場への取り組み、③世界マーケットへの発信、④既存ブランドの拡充と新規ブランドの取得・育成を掲げております。 ① 積極的な店舗展開とECの拡大 イ.出店拡大 成長への一番の原動力は新規出店と考えております。年間50店舗前後の出店を続けてまいります。 ロ.業態の開発・展開 中核となる「ABC-MART」では、幅広い顧客層に対応できる総合的な品揃えを基本として運営しております。 「ABC-MART」というストアブランドをベースに、より細かなニーズに対応するべく、都心部の大型旗艦店「ABC-MART Grand Stage」、売り場面積300平米以上の大型ファミリー向け店舗「ABC-MART Mega Stage」、ワンランク上の内装と品揃えを実現した「ABC-MART Premier Stage」などを運営しております。 「ABC-MART」業態の他に、アスレジャー向けスポーツファッション専門店「ABC-MART SPORTS」、セレクト系スニーカーショップ「ACE Shoes」、レディースシューズ専門店「Charlotte」、キッズとママ向けシューズショップ「ABC KIDS MART」など、様々な業態開発を進めております。 ハ.オムニチャネル 直営店(リアル店舗)とECとのリレーションを強化することは、双方の顧客サービスの向上につながります。スマートフォンアプリによるマーケティング活動を通じて、今後様々なサービスの提供を行ってまいります。 ② レディース市場とスポーツアパレル市場への取り組み レディース市場への様々な取り組みは、大変重要と考えております。ライフスタイルも多様で、店舗への来店頻度や商品の購買頻度が高い女性客をターゲットにした商品開発、広告宣伝、店舗展開を進めております。 スポーツアパレル市場は、スポーツシューズを取扱う当社にとって魅力的な市場であります。カジュアル系スポーツアパレルの取扱いを増やすことでシューズとのトータル提案を行い、シェア拡大を目指します。 ③ 世界マーケットへの発信 当社は、世界各地の展示会や海外市場でのリサーチにより、世界の流行を商品企画に活かし、このようにしてつくられた商品を「ABC-MART」で販売することで、海外のトレンドを日本に定着させる役割を担っております。 一方で、日本の流行を海外へ送り込む手段として「ABC-MART」の海外展開を拡大しております。現在、海外子会社によって、韓国、台湾に「ABC-MART」の店舗網を拡充し、北米においてはレザーブーツ専門店「DANNER」を展開しております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2515文字
(4) 経営環境及び会社の対処すべき課題 今後の当社グループを取り巻く経営環境を展望しますと、国内の人口減少と少子高齢化が一層進み、量を追うだけのビジネスは厳しくなると予想します。また世界経済の先行き不透明さから円安を軸とした国内景気浮揚にも限界が見えてきております 。さらに消費環境においては、人手不足によるIT活用、働き方改革による業務の効率化、キャッシュレス決済の普及と様々な電子決済手段への対応、自然環境(eco)へ配慮した取り組み等、多店舗展開を行う流通小売にとってオペレーションそのものの変革が求められる時代になりました。またネット通販との競争が激しくなる中、リアル店舗の接客サービスによるネットとの差別化が最重要であると認識しております。 このような状況下、当社グループは、シューズ業界におけるトップ企業として、お客様の購買意欲を高めるための様々な商品提案を行い、新たなマーケットを開拓するべく諸施策の遂行に取り組んでまいります。また、より良い商品をお客様にご提案できる接客サービスの向上に努めてまいります。 このことから、当社グループが対処すべき課題といたしましては、『店舗・商品・人材・IT』という重要な戦略要素を強化していくことであると認識しております。 ① 店舗戦略 多店舗展開を推進するにあたり、多様な商圏、顧客層に応じた店舗形態を築いていく必要があります。特に、自店競合を起こさないよう地域の特性等も考慮に入れながら新業態の開発に取り組みます。また、商品の企画から構成(マーチャンダイジング)を店舗設計等の計画に組み入れ、収益重視の店舗開発を行うことが重要と考えます。これらを踏まえ、個別店舗の収益を最重要視し、全ての店舗が収益に貢献することを目指します。 また、国内に留まらず、「ABC-MART」のグローバルな店舗展開を推進してまいります。 ② 商品戦略 スポーツシューズにつきましては、ライフスタイルカジュアルとしてのタウンユースと、「走る」「歩く」「登る」などのパフォーマンス系スポーツユースの商品の充実を強化してまいります。スポーツ分野においては、シューズのみならず、スポーツアパレルや小物等のアイテムを総合的にセレクトできる新業態店舗「ABC-MART SPORTS」や、ショップインショップの形態でナショナルブランドの「スペシャリティストア」を併設した大型の「ABC-MART」とともに、スポーツ関連商品の販売強化を進めてまいります。また現在、264店舗で取り扱いのあるスポーツアパレルにおきましては、さらに展開店舗の拡大を進めてまいります。 レディース市場では、近年、ファッションとしてのスポーツシューズのニーズが高まっていることから、パンプスやブーツ等のレディース特化のアイテムに加え、レディーススニーカーの充実を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4967文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成しております。連結財務諸表の作成に際しては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 (2) 財政状態および経営成績の状況及び経営者の視点による認識及び分析・検討内容 ① 当連結会計年度の経営成績の概況及び分析 当連結会計年度(平成30年3月1日から平成31年2月28日まで)における事業環境は、世界経済への影響が懸念されている貿易摩擦と地政学的リスク等により先行きに不透明感が増してきております。国内においては、自然災害が相次いだことで消費が一時停滞する懸念があったものの、企業収益の改善やインバウンド消費の拡大は確実に進んでおります。また、人手不足やネット通販の拡大などから、設備投資の増加、特に物流投資やIT投資が急激に拡大してまいりました。国内消費におきましては、ネットの急成長による競争が過熱してきており、オムニチャネル戦略の強化が必要不可欠になってきております。 シューズ業界におきましては、世界的なファッションのカジュアル化によりカジュアルファッションのトレンドが継続しており、引き続きスニーカーを中心としたカジュアル志向のスポーツシューズの需要が拡大しております。 これらのことから、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 このような状況下、当社グループは、IT戦略の強化、スポーツシューズとスポーツアパレルの取り込み、既存店舗の強化に対応してまいりました。出店につきましては、国内外合わせて119店舗の新規出店を行い 、当社グループの店舗数は、1,285店舗となりました。 以上の結果、当連結会計年度における連結業績は、海外子会社の収益が改善してきており、また国内既存店が好調であったこと等から、売上高は前期比4.9%増の2,667億3百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1053文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成29年3月1日 至 平成30年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 国内 海外 売上高 外部顧客への売上高 186,776 67,506 254,283 254,283 セグメント間の内部 売上高又は振替高 827 151 979 △ 979 187,604 67,657 255,262 △ 979 254,283 セグメント利益 39,298 4,049 43,348 38 43,386 セグメント資産 215,433 64,514 279,948 △ 251 279,697 その他の項目 減価償却費 2,425 1,991 4,417 4,417 のれんの償却額 861 861 861 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 6,609 2,726 9,336 9,336 (注)1 セグメント利益の調整額38百万円及びセグメント資産の調整額△251百万円はセグメント間取引消去であります。 2 セグメント利益及びセグメント資産の合計額は、それぞれ連結財務諸表の営業利益及び資産合計と調整を行っております。 当連結会計年度(自 平成30年3月1日 至 平成31年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 国内 海外 売上高 外部顧客への売上高 191,808 74,895 266,703 266,703 セグメント間の内部 売上高又は振替高 933 168 1,102 △ 1,102 192,742 75,063 267,805 △ 1,102 266,703 セグメント利益 38,905 4,980 43,885 44 43,929 セグメント資産 231,537 65,743 297,281 △ 339 296,941 その他の項目 減価償却費 2,404 2,295 4,700 4,700 のれんの償却額 847 847 847 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 7,824 3,341 11,165 11,165 (注)1 セグメント利益の調整額44百万円及びセグメント資産の調整額△339百万円はセグメント間取引消去であります。 2 セグメント利益及びセグメント資産の合計額は、それぞれ連結財務諸表の営業利益及び資産合計と調整を行っております。