事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約654文字
3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社及び連結子会社20社、持分法適用関連会社2社、持分法非適用関連会社1社により構成され、事業内容は自動車等車両部品、環境機器部品及び外販設備等の製造販売であります。 上記事業の自動車等車両部品・外販設備の事業については、当社が製造販売するほか当社製品の一部を子会社及び関連会社に製造を委託しております。なお、子会社及び関連会社においても得意先への直接販売を行っております。また、主要な販売先であるトヨタ自動車株式会社は、当社を関連会社とする「その他の関係会社」であります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 日本 自動車等車両部品、環境機器部品及び外販設備等の製造販売 (主な関係会社) 当社及び㈱フタバ九州 北米 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) フタバノースアメリカE&M㈱、FICアメリカ㈱及びFIOオートモーティブカナダ㈱ 欧州 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) フタバマニュファクチャリングUK㈱及びフタバチェコ㈲ 中国 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) 双叶(天津)企業管理㈲、天津双叶協展機械㈲及び広州双叶汽車部件㈲ アジア 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) FMIオートモーティブコンポーネンツ㈱及び㈱フタバインダストリアルインドネシア 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約733文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 自動車産業はいま、過去に例のない大変革期を迎えています。社会が大きく変わる中で、フタバグループも大胆な変革に向け取り組んでおります。10年後、20年後も“選ばれる会社”“勝ち抜く会社”であるために、創造力、提案力、スピードを一段と改善し、「環境」「安心」「豊かな生活」の実現を通じて、持続可能な社会に向けて貢献していきます。 2022年度から2024年度の中期経営計画では、財務体質の健全化をテーマに掲げ、有利子負債の削減及び自己資本比率の向上を実現させました。2025年度から2027年度の中期経営計画は、成長投資の期間と位置付け、2030年におけるグローバルでの安定的成長を見据えた活動を進めてまいります。中長期的な重要課題として、以下の取り組みを推進していきます。 ①成長戦略 ・ボデー系部品事業:売上拡大に向けた開発・能力向上 ・排気系部品事業:電動化ニーズに合わせた新たなシステム開発 ・新規事業:開発を加速し早期事業化 ・インド事業:成長市場での拠点拡大と事業基盤強化 ②稼ぐ力 ・営業利益率※5%を目指した活動強化 ※支給品除く売上高に対する ③人材 ・全員活躍、社員の働きがい向上 ・健康経営 ④カーボンニュートラル ・グローバル:工場のCO2排出量 2030年度(2019年度比) △50%以上削減 ・日本:2030年カーボンニュートラル達成にチャレンジ ⑤財務資本戦略 ・PBR向上にむけた資本コストや株価を意識した経営 これらをもとに、グローバルで経営・収益基盤をさらに充実させるとともに、デジタル化とものづくりのイノベーションにリソーセスを投入し、強固で持続可能なグローバル企業を目指し、努力してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約683文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 1945年の創業時、戦禍による厳しい環境の下、命をつなぐために、当時の技術者の持つ成型・複合技術を活かし、魚網編機やパイプ製家具等のモノづくりを開始しました。その後、自動車部品製造へ技術を応用し、鉄やステンレスを主体とした製品を提供し続けてきました。 外部環境が複雑化し著しく変化する時代の中でも、フタバグループが「環境」「安心」「豊かな生活」の分野で価値を提供していくためには、従業員一人ひとりがその能力を発揮しグループ一丸となって取り組む、『全員活躍』の実現が必要です。 その実現のためにフタバグループは、パーパス・ミッション・バリューに基づき、共に働く仲間が皆共感し新しい価値の創出に挑戦しています。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値の向上を目指すに当たり、売上高、営業利益率、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組むとともに、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上にも取り組んでおります。その一環として、2025~2027年度までを計画期間とする中期経営計画の目標として、営業利益率(支給品を除く売上高)5.0%及びROE10.0%を設定しております。当該KPIの各数値については有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2461文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、地政学的リスクの高まり等、先行きが不透明な状況が続いたものの、各国の金利政策の効果もあり、インフレは鈍化傾向となり、底堅く推移しました。しかしながら、通商政策など米国の政策動向による影響に今後注視する必要があります。 自動車業界全体としましては、欧州においては新車販売台数は減少しましたが、世界の新車販売台数は回復基調を維持しております。 こうした状況のなか、フタバグループは、「環境」「安心」「豊かな生活」の3つの分野において価値提供をしていくために、2030年をターゲットとし、既存製品の進化及び新規事業の創出に向けた研究開発、カーボンニュートラルへの対応、ダイバーシティーの推進等を進めております。また、2027年に向けた中期経営計画を策定し、5月に公表しております。 当連結会計年度の業績は、得意先の自動車生産台数の減少等により、売上高は 7,071億円 (前年度比 11.1%減 )となりました。利益につきましては、合理化改善の成果や価格転嫁の実施があったものの、売上収益の減少や材料費・労務費・経費の増加等により、 営業利益は151億円 (前年度比 21.0%減 )となりました。 経常利益は132億円 ( 前年度比28.2%減 )、天津地区の生産拠点最適化費用の特別損失の計上等により、 親会社株主に帰属する当期純利益は62億円 ( 前年度比51.6%減 )となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 a. 日本 売上高は 3,290億円 と前年度に比べ 368億円 (10.1%減)の減収 となりました。セグメント利益は 59億円 ( 前年度比39.7%減 )となりました。 b. 北米 売上高は 2,063億円 と前年度に比べ 165億円 (7.4%減)の減収 となりました。セグメント利益は 27億円 ( 前年度比21.9%減 )となりました。 c. 欧州 売上高は 616億円 と前年度に比べ 128億円 (17.3%減)の減収 となりました。セグメント利益は 24億円 ( 前年度比18.8%増 )となりました。 d. 中国 売上高は 705億円 と前年度に比べ 127億円 (15.3%減)の減収 となりました。セグメント利益は 22億円 ( 前年度比2.3%増 )となりました。 e. アジア 売上高は 512億円 と前年度に比べ 71億円 (12.2%減)の減収 となりました。セグメント利益は 18億円 ( 前年度比31.1%増 )となりました。 財政状態は次のとおりであります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1823文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2 日本 北米 欧州 中国 アジア 売上高 外部顧客への売上高 356,737 222,841 74,479 83,293 58,450 795,802 795,802 セグメント間の内部売上高又は振替高 9,122 35 9,168 △ 9,168 365,859 222,877 74,480 83,299 58,454 804,971 △ 9,168 795,802 セグメント利益 9,800 3,489 2,075 2,216 1,437 19,019 193 19,213 セグメント資産 191,167 77,316 28,140 33,876 19,580 350,080 △ 15,300 334,780 その他の項目 減価償却費 17,674 6,600 1,678 4,156 722 30,831 △ 178 30,653 持分法適用会社への 投資額 398 4,319 4,718 4,718 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 31,827 2,466 360 1,371 1,021 37,047 △ 8 37,038 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額 193百万円 は、セグメント間取引消去であります。 (2) セグメント資産の調整額 △15,300百万円 は、全社資産 31,165百万円 及び債権債務相殺消去等 △46,465百万円 が含まれております。全社資産は主に連結財務諸表提出会社の資金(現金預金及び投資有価証券)等であります。 (3) 減価償却費の調整額 △178百万円 は、固定資産に係る未実現損益の実現によるものであります。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 △8百万円 は、固定資産に係る未実現損益の消去によるものであります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3986文字
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) トヨタ自動車㈱ 237,996 29.9 213,902 30.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づき分析した内容であり、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年6月19日)現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析、報告セグメントごとの詳細及び財政状態の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 企業価値の向上を目指すにあたっては、売上高、営業利益率、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標と位置づけており、資本収益性を測定するKPIとしてROEの目標を10%以上と設定しております。プレスの生産性・ライン稼働率の向上を目指したベストプラクティス活動の展開やデジタル技術を活用したバーチャルワンファクトリーの構築による間接業務のスリム化等の活動を通じて、企業価値の向上に取り組んでおります。 財政面におきましては、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上に取り組んでまいりました。投資上限の設定による投資キャッシュ・フロー管理やグループ内の資金効率向上等の活動により上記の実現に努めております。 各セグメントにつきましても上記を基本方針として取り組んでまいりました。 なお、当連結会計年度の各セグメントの経営成績の分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1) 経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 重要な経営指標に掲げられている指標の分析については次のとおりです。 売上高につきましては、主として得意先各社の自動車生産台数の減少により7,071億円(前年度比11.1%減)となりました。営業利益率につきましては、前年度と比べて0.3ポイント減少しました。この主な要因は、合理化改善の成果や価格転嫁の実施があったものの、売上収益の減少や材料費・労務費・経費の増加等により営業利益が減少したためです。ROEにつきましては、事業再編損や減損損失等の特別損失の影響により、親会社株主に帰属する当期純利益が前年に比べ66億円減少し、5.1%(前年度比6.6ポイント減)となり、目標である10%以上を達成できませんでした。有利子負債につきましては、借入金の返済等により、前年度と比べて53億円減少しております。…