事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約913文字
3【事業の内容】 当社グループは、ブランド製品、テクノロジーソリューションの各事業製品の開発・製造・販売を主な活動としているほか、サービス業務等を行っております。 事業の内容と当社及び当社の関係会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。 なお、下記の事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1)ブランド製品事業 製品区分 主要製品 関係会社 クリエイティブソリューション ・ディスプレイ 液晶ディスプレイ面に直接描画と文字入力ができるペンタブレット ・ペンタブレット 筆圧感知ができるペンにより非常に繊細な描画等が可能なペンタブレット及び簡単な操作で使用できるペンタブレット ・モバイル OSを搭載したクリエイティブタブレット <使用用途> コンピューターグラフィックを利用したグラフィックスデザイン、映画やアニメの制作、写真編集、工業デザイン及びイラストレーション、ホームページデザイン、オンライン教育及びテレワークでの利用等 当社 ワコムヨーロッパ ワコムテクノロジー ワコムチャイナ ワコムコリア ワコムオーストラリア ワコムホンコン ワコムシンガポール ワコムタイワンインフォメーション ワコムインディア ビジネスソリューション 液晶ディスプレイ面に直接描画や文字入力ができるビジネス用途向け製品 <使用用途> 教育分野、医療分野、デジタルサイン分野での利用等 (2)テクノロジーソリューション事業 製品区分 主要製品 関係会社 AESテクノロジーソリューション デジタルペン技術(アクティブES:Active Electrostatic/EMR:Electro Magnetic Resonance)を搭載した、デジタルペン、マルチタッチセンサー、タッチパネル等の部品及びモジュール <使用用途> タブレットPC、電子書籍や携帯端末等のモバイル機器への組み込み利用等 当社 ワコムチャイナ ワコムタイワンインフォメーション EMRテクノロジーソリューション他 以上の状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3874文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針、経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、2019年3月期からスタートした『Wacom Chapter2』において、お客様が生涯を通じてデジタルインクの創造する価値を体験できる「Life-long Ink」のビジョンを掲げ、最高のデジタルインク体験をお届けすべく、各種施策に取り組んでまいりました。その取り組みをさらに発展、進化させるべく『Wacom Chapter3』(対象期間:2022年3月期~2025年3月期)を策定しました。 ①『Wacom Chapter2』の振り返り 私たちが掲げた3つのテーマ「テクノロジー・リーダーシップの推進」「アイランド(ブランド事業)&オーシャン(テクノロジー事業)による緊密な連携」「大胆な選択と集中」は、相互に連関し合う全社戦略として機能し、主に以下の成果を得ることができました。 a. 製品ポートフォリオの変革 当社ブランド製品のエントリーユーザー層の裾野拡大につながる製品ポートフォリオの変革を行い、アプリケーション・パートナーとの協業を深化させたクリエイティブ領域のみならず、教育領域においても多くのお客様にインク体験をご提供することができました。これにより、開発進行中のデジタルインクに関するコア技術の将来的な高度利用につながる事業基盤の拡大に寄与しました。 b. ペンと紙のデジタル体験の機会拡大 タブレットやノートPCといった広く普及しているデバイスのみならず、電子ペーパーや教育事業者向けの専用デバイスなどを取り扱う多様なビジネスパートナーのお客様にも、当社グループの技術ソリューションを通じて進化したペンと紙のデジタル体験を広くご提供することができたことで、働き方や学び方などユースケースの多様化への備えが前進しました。 c. 筋肉質な組織体制の構築と効率重視の組織運営の実行 研究開発や技術の展開、製品企画、資材調達、品質管理、在庫管理の各領域で事業部門の壁を越えた取り組みが活性化し、課題に焦点を当てつつ利益を重視する姿勢が組織全般に浸透した結果、全社的な収益性の改善を通じて将来に向けた積極的、持続的な技術投資を支える基盤が構築できました。 d. 社会を構成する多様なコミュニティを意識した個人の力量発揮を促す企業文化 エンジニア組織を中心に志の高い個人が核となるプロジェクトチームを複数立ち上げ、様々なコミュニティのパートナーが有する強みとの融合を通じた価値創造によって、全ての関係者が成長を分かち合う意識の醸成が進みました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3874文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針、経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、2019年3月期からスタートした『Wacom Chapter2』において、お客様が生涯を通じてデジタルインクの創造する価値を体験できる「Life-long Ink」のビジョンを掲げ、最高のデジタルインク体験をお届けすべく、各種施策に取り組んでまいりました。その取り組みをさらに発展、進化させるべく『Wacom Chapter3』(対象期間:2022年3月期~2025年3月期)を策定しました。 ①『Wacom Chapter2』の振り返り 私たちが掲げた3つのテーマ「テクノロジー・リーダーシップの推進」「アイランド(ブランド事業)&オーシャン(テクノロジー事業)による緊密な連携」「大胆な選択と集中」は、相互に連関し合う全社戦略として機能し、主に以下の成果を得ることができました。 a. 製品ポートフォリオの変革 当社ブランド製品のエントリーユーザー層の裾野拡大につながる製品ポートフォリオの変革を行い、アプリケーション・パートナーとの協業を深化させたクリエイティブ領域のみならず、教育領域においても多くのお客様にインク体験をご提供することができました。これにより、開発進行中のデジタルインクに関するコア技術の将来的な高度利用につながる事業基盤の拡大に寄与しました。 b. ペンと紙のデジタル体験の機会拡大 タブレットやノートPCといった広く普及しているデバイスのみならず、電子ペーパーや教育事業者向けの専用デバイスなどを取り扱う多様なビジネスパートナーのお客様にも、当社グループの技術ソリューションを通じて進化したペンと紙のデジタル体験を広くご提供することができたことで、働き方や学び方などユースケースの多様化への備えが前進しました。 c. 筋肉質な組織体制の構築と効率重視の組織運営の実行 研究開発や技術の展開、製品企画、資材調達、品質管理、在庫管理の各領域で事業部門の壁を越えた取り組みが活性化し、課題に焦点を当てつつ利益を重視する姿勢が組織全般に浸透した結果、全社的な収益性の改善を通じて将来に向けた積極的、持続的な技術投資を支える基盤が構築できました。 d. 社会を構成する多様なコミュニティを意識した個人の力量発揮を促す企業文化 エンジニア組織を中心に志の高い個人が核となるプロジェクトチームを複数立ち上げ、様々なコミュニティのパートナーが有する強みとの融合を通じた価値創造によって、全ての関係者が成長を分かち合う意識の醸成が進みました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9882文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)における当社グループを取り巻く事業環境において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行下、世界経済は各国でのワクチン接種の進捗や政策支援の有効性の違いなどにより回復の格差が見られました。そして、米国など幾つかの先進国での景気回復が急速に進んだ一方で、インフレ圧力の上昇と財政支援の縮小、さらにウイルスの変異株台頭による感染の再拡大、加えて当第4四半期連結会計期間(2022年1~3月期)に入り、ロシア・ウクライナ情勢に起因した地政学的緊張の高まりとエネルギーや食料価格の高騰も見られたことから、経済成長の減速リスクを伴った不透明な状況が続きました。このような情勢下、IT市場では、世界各地での移動や渡航制限によりモバイル、クラウド、ビッグデータ、ソーシャルネットワークの重要性が高まり、それらに関連した技術革新や利便性向上などが見られました。また、インターネット上の仮想空間で実社会に近い活動が行われるメタバースとその親和性が高いブロックチェーン技術を用いて、デジタル作品を流通させる新たな仕組みなどの開発も進みました。なお、同期間の主要通貨に対する円相場は、各国の景気や金融・貿易政策等に対する見方を反映し、前年同期の平均レートと比較すると対ドル及び対ユーロでは小幅に円安、対中国元でも円安となりました(為替変動による連結業績への影響は、売上高を約64億円押し上げ、営業利益を約15億円押し上げたと試算)。 このような事業環境の下、当社グループは、2021年5月12日に発表した2025年3月期を最終年度とする中期経営方針「Wacom Chapter3」に則って、引き続きペンやインクのデジタル技術で常に市場の主導権を握り、「意味深い成長(財務的な成長だけではなく、私たちのお客様が製品・サービスのユーザー体験を通じて感じる成長であり、私たちが日々の暮らしを営む社会やコミュニティ全体が新たな学びを積み重ねていくことであり、一人一人の自己実現を通じた成長で構成される多面的な意味を持つ成長)」を目指して事業運営にあたりました。当連結会計年度では、VR(仮想現実)/MR(複合現実)、AI(人工知能)、セキュリティ(安全性)、教育といった成長分野において、事業モデルを一段と進化させるための戦略を協業パートナーとともに推し進めるとともに、生産性やコスト構造の改善にも全社的に努め、経営判断の質の向上を通して経営課題に取り組みました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1151文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 ブランド製品 事業 テクノロジー ソリューション 事業 売上高 外部顧客への売上高 56,678,100 51,852,967 108,531,067 108,531,067 セグメント間の内部売上高又は振替高 56,678,100 51,852,967 108,531,067 108,531,067 セグメント利益 9,095,758 9,260,421 18,356,179 △ 4,948,939 13,407,240 セグメント資産 15,648,086 14,619,288 30,267,374 40,913,960 71,181,334 その他の項目 減価償却費 422,205 741,756 1,163,961 1,124,381 2,288,342 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 138,439 891,443 1,029,882 857,656 1,887,538 (注)1.調整額は、報告セグメントに帰属しない当社の管理部門等にかかる費用であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 ブランド製品 事業 テクノロジー ソリューション 事業 売上高 外部顧客への売上高 52,640,939 56,148,920 108,789,859 108,789,859 セグメント間の内部売上高又は振替高 52,640,939 56,148,920 108,789,859 108,789,859 セグメント利益 8,712,098 8,888,420 17,600,518 △ 4,576,647 13,023,871 セグメント資産 18,863,366 22,080,662 40,944,028 32,388,446 73,332,474 その他の項目 減価償却費 242,761 782,849 1,025,610 841,339 1,866,949 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 284,183 1,111,229 1,395,412 792,194 2,187,606 (注)1.調整額は、報告セグメントに帰属しない当社の管理部門等にかかる費用であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。