事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約414文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社4社で構成され、上下水道・ガス用資材であるダクタイル鋳鉄製品(鋳鉄管、鉄蓋)、樹脂管及び関連付属品の製造販売を主な事業としており、さらに倉庫業、道路貨物運送業、産業廃棄物の運搬及び積み替え保管事業等を展開しております。 なお、JFEスチール㈱は、当社の主要な関係会社にあたり、一部の原材料等を購入しております。 当社グループの事業内容と、当社及び主要な関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 下記区分は後記、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等]の注記に掲げる[セグメント情報]の区分と同一であります。 日鋳商事株式会社 当社の販売店 株式会社鶴見工材センター ガス用配管材等の保管及び運送 日鋳サービス株式会社 鉄管類リサイクル事業等 株式会社イガラシ 水道用の資材の販売等 JFEスチール株式会社 原材料等の購入等 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約6899文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は上下水道、ガス、情報通信を中心とした地域インフラ整備に対して、鋳鉄管、鉄蓋、樹脂管及び関連資材の供給を中心とした事業展開を図ってまいりました。インフラに携わる企業として、その機能の維持継続が使命と考えております。2025年1月の埼玉県八潮市での下水管路の老朽化を原因とした道路陥没事故など、深刻な被害をもたらす上下水道の漏水・陥没事故も発生しており、上下水道の管路老朽化は多くの水道事業体において喫緊の課題となっています。ガス管路においても同様に老朽化が進み、事故の発生も報道されるところであり、水道・ガスともに年々進行する管路老朽化に対し、更新の潜在需要は増大していると認識しています。 一方で人口減少や節水の浸透により給水量が減少し、水道事業体の水道料金収入が減少することで十分な管路更新予算が確保できないこと、水道事業体の管路設計技術者や工事の担い手である施工事業者の人手不足等による工事施工量の制約を背景として、水道管やガス管といった資材そのものの需要は回復しているとはいいがたい状況です。 2025年7月に発表した中期経営計画において、水事業では、「水道管路の変革を先進し、世界随一の水道インフラを持続させる」、ガス事業では「技術と知識で、安心・安全なガスインフラに責任を果たす」を指針としています。これに基づき、従来の原料調達・製造・販売を中心とする事業展開にとどまらず、工事施工、管路の診断・データベース化、設計など、管路整備サイクル全般への関与をさらに進めてまいります。製造基盤の強化においては、株式会社クボタ(以下、クボタ)との製造合弁子会社の設立により、上下水道管路市場において主要な母材供給元としての地位を確立します。 管路更新の好循環をつくることで潜在需要を顕在化させ、安定的な収益を確保するとともに、環境変化に俊敏かつ柔軟に対応できる組織能力を獲得し、企業体質を強化します。 今後も、継続的に株主様等のステークホルダーの皆様のご期待に沿えるよう努めてまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約6899文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は上下水道、ガス、情報通信を中心とした地域インフラ整備に対して、鋳鉄管、鉄蓋、樹脂管及び関連資材の供給を中心とした事業展開を図ってまいりました。インフラに携わる企業として、その機能の維持継続が使命と考えております。2025年1月の埼玉県八潮市での下水管路の老朽化を原因とした道路陥没事故など、深刻な被害をもたらす上下水道の漏水・陥没事故も発生しており、上下水道の管路老朽化は多くの水道事業体において喫緊の課題となっています。ガス管路においても同様に老朽化が進み、事故の発生も報道されるところであり、水道・ガスともに年々進行する管路老朽化に対し、更新の潜在需要は増大していると認識しています。 一方で人口減少や節水の浸透により給水量が減少し、水道事業体の水道料金収入が減少することで十分な管路更新予算が確保できないこと、水道事業体の管路設計技術者や工事の担い手である施工事業者の人手不足等による工事施工量の制約を背景として、水道管やガス管といった資材そのものの需要は回復しているとはいいがたい状況です。 2025年7月に発表した中期経営計画において、水事業では、「水道管路の変革を先進し、世界随一の水道インフラを持続させる」、ガス事業では「技術と知識で、安心・安全なガスインフラに責任を果たす」を指針としています。これに基づき、従来の原料調達・製造・販売を中心とする事業展開にとどまらず、工事施工、管路の診断・データベース化、設計など、管路整備サイクル全般への関与をさらに進めてまいります。製造基盤の強化においては、株式会社クボタ(以下、クボタ)との製造合弁子会社の設立により、上下水道管路市場において主要な母材供給元としての地位を確立します。 管路更新の好循環をつくることで潜在需要を顕在化させ、安定的な収益を確保するとともに、環境変化に俊敏かつ柔軟に対応できる組織能力を獲得し、企業体質を強化します。 今後も、継続的に株主様等のステークホルダーの皆様のご期待に沿えるよう努めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3060文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 2025年度においては、水道事業体のダクタイル鋳鉄管の発注量が前年度同様、全国的に低調に推移しており、特に当社が主力とする小口径サイズの発注量は前年度を下回る結果となりました。またガス事業においても、導管工事量は減少傾向が続いております。加えて、部品仕入価格や資材価格、人件費等の諸経費の上昇も続いており、収益を大きく圧迫する要因となりました。 このような状況において、当期は売上高は前年同期比減収であった一方、販売価格への転嫁やコスト削減の積上げ、高付加価値商品の販売拡大などの企業努力により収益の確保に努めた結果、営業利益は前年同期並みとなりました。経常利益は、支払利息の増加等により前年同期比減益となりました。 今後は上下水道の老朽化に伴う更新需要はあるものの、業界全体の生産設備が過剰な状態を解消すべく、2026年12月を目途に設立を予定している、当社と株式会社クボタとの製造合弁会社※設立に向けて着実に準備を進めております。 ※クボタの京葉工場で生産している小口径のダクタイル鉄管(直管)の完成品および半完成品をOEM供給する製造合弁会社(当社の子会社として、当社久喜工場のダクタイル鉄管(直管)の製造部門を分社) 加えて、カーボンニュートラルへの対応として、久喜工場にて2025年7月に生産稼働を開始した電気炉については、10月より100%電気炉化を実現いたしました。2027年度には、当社製品の50%のCO2排出量削減(対2013年度)を目指しております。 現下は厳しい環境ではありますが、生産設備の再編、コスト削減等の企業努力やグループ会社との連携拡大などに加え、お客様にご理解いただきながら販売価格の改定を進め、収益の改善を図ってまいります。 また、2025年7月には『生活基盤の平穏と更なる進化のため、あらゆる技術を築き磨く』を指針とし、経済性の追求、事業領域の拡大、ESG経営の推進、安全・健康管理・人材活躍を主要な活動とする中期経営計画を発表しました。 水道・ガスそれぞれのインフラに携わる企業として、『管路維持サイクル』の実現に向け、管の製造・販売のみならず、管路整備サイクル一周すべてに関わるビジネスモデルを目指してまいります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1171文字
3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注) 連結財務諸表計上額 ダクタイル 鋳鉄関連 樹脂管・ ガス関連 売上高 顧客との契約から 生じる収益 14,678 2,255 16,933 16,933 16,933 外部顧客への売上高 14,678 2,255 16,933 16,933 16,933 セグメント間の内部 売上高又は振替高 49 49 49 △ 49 14,678 2,304 16,982 16,982 △ 49 16,933 セグメント利益 41 214 256 256 260 セグメント資産 17,113 1,601 18,714 18,714 3,507 22,221 その他の項目 減価償却費 431 27 459 459 459 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,490 41 2,531 2,531 2,531 (注) 調整額は、以下のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額 4百万円 は、セグメント間取引消去であります。 (2) セグメント資産の調整額 3,507百万円 の主なものは、当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)に係る資産等であります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注) 連結財務諸表計上額 ダクタイル 鋳鉄関連 樹脂管・ ガス関連 売上高 顧客との契約から 生じる収益 13,955 1,987 15,942 15,942 15,942 外部顧客への売上高 13,955 1,987 15,942 15,942 15,942 セグメント間の内部 売上高又は振替高 34 34 34 △ 34 13,955 2,022 15,977 15,977 △ 34 15,942 セグメント利益 87 168 256 256 258 セグメント資産 18,734 1,538 20,272 20,272 5,353 25,626 その他の項目 減価償却費 696 30 727 727 727 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,395 16 2,412 2,412 2,412 (注) 調整額は、以下のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額 1百万円 は、セグメント間取引消去であります。 (2) セグメント資産の調整額 5,353百万円 の主なものは、当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び退職給付に係る資産の調整額等であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1515文字
2. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 太三機工㈱ 2,903 17.2 2,203 13.8 東京ガスネットワーク ㈱ 1,588 9.4 1,399 8.8 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、 256億26百万円 と前連結会計年度末と比べ 34億4百万円増加 しました。 これは主に電気炉建設等による「 現金及び預金 」が 9億73百万円 、「 機械装置及び運搬具(純額) 」が10億73百万円、「 リース資産(純額) 」が 5億91百万円 増加したこと、「 退職給付に係る資産 」が 9億83百万円 増加したこと等によるものであります。 負債合計は、 153億60百万円 と前連結会計年度末と比べ 27億78百万円増加 しました。 これは主に電気炉の新設や製造合弁会社の設立にあたってのダクタイル鉄管(直管)の生産能力増強工事に伴う資金準備のためのシンジケートローン組成により、長期借入金(1年内返済予定の分を含む)が28億円増加したこと等によるものであります。 純資産合計は、 102億65百万円 と前連結会計年度末と比べ 6億26百万円増加 しました。 これは主に配当金の支払いにより 80百万円 減少した一方、「 退職給付に係る調整累計額 」が 5億67百万円 増加したこと、「親会社株主に帰属する当期純利益」 91百万円 の計上したこと等によるものであります。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、 38億81百万円 と前連結会計年度末に比べて 9億73百万円の増加 となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、 2億97百万円 (前連結会計年度は 1億42百万円の増加 )となりました。 これは主に、増加要因として税金等調整前当期純利益が 3億11百万円 、売上債権が8億1百万円、減価償却費が 7億27百万円 であったこと、減少要因として棚卸資産が5億60百万円、仕入債務が 7億88百万円 あったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、 31億89百万円 (前連結会計年度は 14億74百万円の減少 )となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出 32億74百万円 によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の増加は、 38億65百万円 (前連結会計年度は 8億20百万円の増加 )となりました。…