事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、主に金属加工油剤を生産・販売しており、国内においては当社が、海外においては各地域をそれぞれ独立した現地法人が担当しており、取扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社グループは、生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「南北アメリカ」、「中国」及び「東南アジア/インド」の4地域を報告セグメントとしております。また、「日本」セグメントでのみ、金属加工油剤のほか、ビルメンテナンス製品を生産・販売しております。 なお、上記の4地域は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)上海尤希路化学工業有限公司は、2025年9月29日付で連結の範囲から除外し、持分法の範囲に含めております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約227文字
(1) 経営方針 当社は創業以来、「共々の道」という理念を掲げ、事業に取り組んでおります。これは、企業は社会と共に、お客様と共に、さらには社員と共に歩んでこそ株主に繋がる皆様のためになり、企業価値向上に繋がるという考えであります。 この不易の理念を踏まえ、当社は次の三つの経営理念を定めております。 ①お客様に最良の商品とサービスを提供する。 ②事業の発展を通じ、企業価値の永続的な向上を図る。 ③社員が思う存分にその能力を発揮できる活力ある職場を作る。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1178文字
(2) 経営環境と対処すべき課題 当社を取り巻く環境において、中東を始めとする地政学リスクの高まりによる景気後退懸念、原材料・エネルギー価格の高騰に起因する製造コスト、物流費、人件費などの上昇、欧米の金融政策動向や急激な為替レート変動などから世界の経済状況は大きな変化が予想されます。それに伴い、主要顧客の自動車メーカー及び部品メーカーにおける生産拠点の移転・集約などといった動きが想定されます。 このような状況下、一昨年度より進行中の第20次中期経営計画『EXPLORER PLUS』の最終年度として、一層の製造原価低減や業務効率化を進め、持続的な成長のための価格適正化を図り、また着実に実績化を進めているビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)技術を活用したソリューション製品や、自己修復性素材・添加剤を活用した各種製品の事業化、そして顧客のEV製品シフト・ESG志向を踏まえた製品の拡販・投入を強力に進め、内部体制についてもサステナビリティ施策の推進などを着実に進め、以下の課題に取り組むことで目標の達成に尽力してまいります。 ① 原材料価格変動に対する対応 - コスト上昇への対処及び持続的成長のための価格適正化 - サステナブルな原材料調達(海外拠点を含めた原材料調達の効率化、内製化) ② 金属加工油剤等の販売拡大 - 自動車業界隣接分野(EV含む)及び他市場への参入・販売拡大 - 航空機、医療、半導体などの非自動車分野に向けた高付加価値製品の販売拡大 ③ 新たな市場開拓 - ビタミンB2光触媒(ヒカリアクション)技術を活用した防カビ・冷却水添加剤によるソリューション製品 - 自己修復性素材及び機能性添加剤を活用した各種製品販売の拡大と量産体制確立 - 鉄道車両洗浄剤及び床用ガラスコーティング剤の販売拡大 ④ ESG戦略の推進 - サステナビリティ推進委員会の取り組みによる全社サステナビリティ活動の推進 - ESG推進項目のKPI化と目標設定 金属加工油剤の国内トップシェア企業として積み重ねてきた技術力・顧客へのソリューション提供力、そして永く構築してきたグローバルネットワーク体制を活かし、国内外グループ一丸となって上記課題に取り組み、企業価値最大化を強力に進めてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営指標として、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、ROEを重視しており、今期の予想は下記のとおり定めております。 指標 2026年3月期 実績 2027年3月期 予想 売上高 511億円 522億円 営業利益 44億円 40億円 経常利益 56億円 51億円 親会社株主に帰属する当期純利益 47億円 39億円 ROE 10.5% 8.0~10.0%
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国の金融政策及び通商政策の動向に対する不透明感が継続し、ロシアによるウクライナ侵攻や中東地域における国際紛争の長期化により、景気の先行きにも依然として不透明感が残る中、イランを巡る地政学的緊張の高まりを背景に原油価格の上昇圧力が強まり、エネルギー市場の不安定さが一層意識されました。日本経済は緩やかな回復基調を維持したものの、物価上昇の継続や為替相場の変動、海外経済の不透明感に加え、中東情勢の緊張に伴うエネルギー価格の動向など、引き続き注視すべき要因が存在しています。 このような経済環境のもと、当社は中期経営計画『EXPLORER PLUS』の2年目として、同計画の目標達成に向け、各種施策を着実に取り組んでおります。主要顧客である自動車メーカー及び自動車部品メーカー向け製品につきましては、様々なコスト上昇要因に対応し採算性の確保を図るとともに、EV化の進展や顧客のESG志向を見据えた新製品の拡販・投入を積極的に進めております。また、非自動車分野においては、今後の需要拡大が見込まれる航空機分野への展開を強化するとともに、新規事業として光触媒(ヒカリアクション)や自己修復性素材といった新商材の事業化にも取り組んでおります。あわせて、IT基盤の強化やDXの推進、人材育成や組織体制の整備など、中長期的な視点に立った戦略的な投資にも着実に取り組んでおります。これらを通じて、企業価値の向上と持続可能な成長を目指してまいります。 当連結会計年度における売上高は、日本と東南アジア/インド地域で売上高が増加したものの、中国合弁会社を連結範囲から除外し持分法適用関連会社化※したことにより、前期比7.8%減の51,165百万円となりました(中国を除くと前期比0.8%増)。営業利益は、原材料価格が低下傾向で推移したものの、経費及び人件費の増加に加え、中国合弁会社の連結除外の影響により、前期比11.4%減の4,489百万円となりました(中国を除くと前期比2.7%減)。経常利益は、シンジケートローンの更新に伴う手数料を計上したこと等により、前期比7.0%減の5,671百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益を計上したこと等により前期比11.0%増の4,789百万円となりました。…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分 解情報 Ⅰ 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務 諸表計上額 (注)2 日本 南北 アメリカ 中国 東南アジア /インド 合計 売上高 金属加工油剤関連事業 17,367 22,593 6,220 7,264 53,445 53,445 クレンリネス関連事業 2,066 2,066 2,066 顧客との契約から 生じる収益 19,433 22,593 6,220 7,264 55,512 55,512 外部顧客への売上高 19,433 22,593 6,220 7,264 55,512 55,512 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,574 12 36 1,624 △ 1,624 21,008 22,605 6,220 7,301 57,136 △ 1,624 55,512 セグメント利益 814 3,476 538 768 5,598 △ 529 5,068 セグメント資産 20,588 13,876 4,408 7,904 46,777 16,626 63,404 その他の項目 減価償却費 403 247 95 133 880 268 1,148 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 720 242 47 61 1,071 1,071 (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△529百万円のうち主なものは、未実現利益の消去△6百万円、クオリケムInc.買収に係るのれん及び無形固定資産の償却費△524百万円であります。 (2)セグメント資産の調整額16,626百万円には、全社資産の金額8,335百万円、持分法適用会社への投資額7,180百万円、クオリケムInc.買収に係るのれん及び無形固定資産4,973百万円並びに報告セグメント間の債権債務の相殺消去等△3,862百万円が含まれております。 (3)減価償却費の調整額268百万円は、クオリケムInc.買収に係る無形固定資産の償却費であります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…