事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約979文字
3 【事業の内容】 当企業集団は、㈱ファンケル(当社)、子会社10社および関連会社1社で構成され、化粧品および栄養補助食品の製造販売を主な事業としております。営業活動は、通信販売(インターネット通信販売を含む)、直営店舗販売、卸販売の3形態を中心に展開しております。 当社および当社の関係会社のセグメントと当企業集団の事業における位置付けの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 セグメントの名称 当企業集団の事業における位置付け 化粧品関連事業 無添加化粧品を中心としたファンケル化粧品の製造は㈱ファンケル美健(連結子会社)が行い、販売は㈱ファンケルが行っております。 アテニア化粧品の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱アテニア(連結子会社)が行っております。 boscia(ボウシャ)化粧品はboscia,LLC(連結子会社)が当企業集団外に製造委託し、販売を行っております。 ニコスタービューテック㈱(連結子会社)および㈱ファンケルラボ(連結子会社)はOEM化粧品の販売を行っております。 栄養補助食品関連事業 栄養補助食品の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが行っております。 その他関連事業 肌着類は㈱ファンケルが当企業集団外から仕入れ、販売を行っております。 雑貨・装身具類は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが当企業集団外からそれぞれ仕入れ、販売を行っております。 発芽米の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱ファンケルが行っております。 青汁は㈱グリーンヒル(持分法非適用関連会社)および当企業集団外に製造委託し、販売は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが行っております。 FANCL ASIA (PTE) LTD(連結子会社)は、FANCL INTERNATIONAL,INC.(連結子会社)を通じて米国を中心とした市場向けにファンケル化粧品を販売しております。また、現地代理店を通じて香港・中国を中心とした市場向けに、主にファンケル化粧品およびファンケル栄養補助食品の卸販売を行っております。 ㈱ファンケルスマイル(非連結子会社)は障害者雇用促進法に基づく特例子会社として、当企業集団から製品の包装業務などを受託しております。 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約5461文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業集団が判断したものであります。 (1)中期方針 当企業集団は、創業以来「『不』のつく事柄を解消する仕組みづくり」を経営の基本方針とし、無添加化粧品、栄養補助食品、発芽米および青汁事業などを展開してまいりました。 2013年1月に創業者である池森賢二が経営に復帰して以降、当社の原点である「お客様視点」の徹底を強力に推し進めるとともに、不採算事業の撤退や将来に向けての投資など様々な構造改革を実行してまいりました。その後、2016年3月期を初年度とした第1期中期経営計画「広告先行成長戦略」で業績回復を果たしました。 さらに、経営基盤を進化させ、長期的な視点で持続的な成長を図るため、2017年3月に2030年に目指す姿を「VISION2030」と定め、その実現に向けて「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期)を推進しました。2022年3月期を初年度とする「第3期中期経営計画 前進2023」(2022年3月期~2024年3月期)では、「VISION2030」の実現に向けた持続的な成長を図ります。 (基本方針) ① 「VISION2030」~世界中を、もっと美しく、ずっと健やかに、そして世界中で愛される会社に~ 当企業集団は創業以来、美と健康に関わる価値提供に取り組み、2030年には創業50周年を迎えます。2030年の世の中は少子化とともに超高齢化が進み、労働人口が減少するなど、大きく変化することが予想されます。「VISION2030」は、このような環境の中でも当企業集団が新たな価値の創造を続け、持続的な成長を図るために目指す姿として示しております。 2030年のファンケルグループは、ベンチャーとして様々な事業領域に挑戦し、それぞれの事業が日本にとどまらず広く世界で、より多くのお客様の美しく健康で豊かな生活を支え、信頼され愛される企業集団となることを目指します。 イ 美領域 多様な価値観に合わせブランドの多角化を図るとともに、化粧品の枠を越え「美しくあるため」のファッションやライフスタイル提案型の事業展開を目指します。 ロ 健康領域 人生100年時代をサポートする、新たな健康事業の展開に取り組み、世の中で最も使用いただけるサプリメントブランドを目指します。 ハ 共通 ファンケル、アテニアおよびboscia(ボウシャ)がそれぞれ積極的に海外に展開し、世界中のお客様に愛用されるブランドを目指します。 ② 「第3期中期経営計画 前進2023」(2022年3月期~2024年3月期) 第3期中期経営計画は「前進2023」~逆境を超えて未来へ~と銘打ち、7つのチャレンジを掲げました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5461文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業集団が判断したものであります。 (1)中期方針 当企業集団は、創業以来「『不』のつく事柄を解消する仕組みづくり」を経営の基本方針とし、無添加化粧品、栄養補助食品、発芽米および青汁事業などを展開してまいりました。 2013年1月に創業者である池森賢二が経営に復帰して以降、当社の原点である「お客様視点」の徹底を強力に推し進めるとともに、不採算事業の撤退や将来に向けての投資など様々な構造改革を実行してまいりました。その後、2016年3月期を初年度とした第1期中期経営計画「広告先行成長戦略」で業績回復を果たしました。 さらに、経営基盤を進化させ、長期的な視点で持続的な成長を図るため、2017年3月に2030年に目指す姿を「VISION2030」と定め、その実現に向けて「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期)を推進しました。2022年3月期を初年度とする「第3期中期経営計画 前進2023」(2022年3月期~2024年3月期)では、「VISION2030」の実現に向けた持続的な成長を図ります。 (基本方針) ① 「VISION2030」~世界中を、もっと美しく、ずっと健やかに、そして世界中で愛される会社に~ 当企業集団は創業以来、美と健康に関わる価値提供に取り組み、2030年には創業50周年を迎えます。2030年の世の中は少子化とともに超高齢化が進み、労働人口が減少するなど、大きく変化することが予想されます。「VISION2030」は、このような環境の中でも当企業集団が新たな価値の創造を続け、持続的な成長を図るために目指す姿として示しております。 2030年のファンケルグループは、ベンチャーとして様々な事業領域に挑戦し、それぞれの事業が日本にとどまらず広く世界で、より多くのお客様の美しく健康で豊かな生活を支え、信頼され愛される企業集団となることを目指します。 イ 美領域 多様な価値観に合わせブランドの多角化を図るとともに、化粧品の枠を越え「美しくあるため」のファッションやライフスタイル提案型の事業展開を目指します。 ロ 健康領域 人生100年時代をサポートする、新たな健康事業の展開に取り組み、世の中で最も使用いただけるサプリメントブランドを目指します。 ハ 共通 ファンケル、アテニアおよびboscia(ボウシャ)がそれぞれ積極的に海外に展開し、世界中のお客様に愛用されるブランドを目指します。 ② 「第3期中期経営計画 前進2023」(2022年3月期~2024年3月期) 第3期中期経営計画は「前進2023」~逆境を超えて未来へ~と銘打ち、7つのチャレンジを掲げました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4155文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による国内およびインバウンド需要の落ち込みにより、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が減収となり、全体では114,909百万円(前期比9.4%減)となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費において、広告宣伝費の効率的な使用に努めたほか、販売手数料などの変動費が減少したものの、売上減による売上総利益の減少などにより、11,576百万円(前期比18.0%減)となりました。経常利益は11,784百万円(前期比17.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,016百万円(前期比19.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1)化粧品関連事業 売上高 化粧品関連事業の売上高は、65,140百万円(前期比14.2%減)となりました。 2020年3月 期 2021年3月 期 伸び率 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) ファンケル化粧品 59,478 78.4 49,637 76.2 △16.5 アテニア化粧品 12,674 16.7 12,337 19.0 △2.7 boscia(ボウシャ) 2,810 3.7 2,421 3.7 △13.9 その他 927 1.2 743 1.1 △19.8 合計 75,891 100.0 65,140 100.0 △14.2 2020年3月 期 2021年3月 期 伸び率 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 通信販売 29,081 38.3 32,017 49.1 10.1 店舗販売 29,666 39.1 18,078 27.8 △39.1 卸販売他 9,096 12.0 7,726 11.9 △15.1 海外 8,047 10.6 7,317 11.2 △9.1 合計 75,891 100.0 65,140 100.0 △14.2 ファンケル化粧品 は、店舗販売から通信販売への積極的な誘導や、外部通販の強化により通信販売は増収となったものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、店舗販売、卸販売他および海外が減収となり、 49,637 百万円 ( 前期比 16.5 %減 ) となりました。 アテニア化粧品 は、通信販売および中国向け越境ECが好調な海外が増収となったものの、新型コロナウイルス感染症により店舗販売が減収となり、 12,337 百万円 ( 前期比 2.…
セグメント関連
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/ 原文長 約622文字
(2) セグメント資産の調整額34,235百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており、その主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社の「現金及び預金」、「土地」および「建物」であります。 3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 化粧品 関連事業 栄養 補助食品 関連事業 その他 関連事業 (注)1 売上高 外部顧客への売上高 65,140 41,191 8,578 114,909 114,909 セグメント間の内部売上高 又は振替高 65,140 41,191 8,578 114,909 114,909 セグメント利益 7,954 5,042 224 13,221 △ 1,644 11,576 セグメント資産 36,763 26,940 4,040 67,744 29,789 97,533 その他の項目 減価償却費 2,098 1,028 151 3,279 386 3,665 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 2,023 5,883 246 8,153 212 8,365 (注) 1 「その他関連事業」は、雑貨、装身具類、肌着類、発芽米、青汁等で構成されております。 2 調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1289文字
2 主要な販売先の記載については、総販売実績に対する販売先別の販売実績割合が100分 の10未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当企業集団の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当企業集団の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」 に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度末の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、新型コロナウィルス感染症の影響を含め、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)中期方針」および「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当企業集団の経営成績に重要な影響を与える要因としては、個人消費の低迷、化粧品関連事業および栄養補助食品関連事業への異業種からの新規参入による競争激化が挙げられます。 ① 化粧品関連事業 化粧品の国内市場は成熟期を迎え市場成長が厳しい中、異業種からの新規参入も相次ぎ競争が激化しております。スキンケア市場では高価格帯商品と低価格帯商品への二極化が続いており、独自技術・サービスによる競争も厳しくなっております。また、海外市場でも同様に競争環境が厳しくなっております。このような環境下において、他社と差別化できる技術をもとに開発した商品・サービスの提供が経営成績に重要な影響を与えると考えております。 ② 栄養補助食品関連事業 栄養補助食品業界は、市場が調整期を迎えて厳しい状況が続く中、高付加価値商品と大衆向け商品への二極化が進んでおります。人口に占める中高年層の割合が増えるとともに、2015年4月より機能性表示食品制度が開始となり、健康への関心がさらに高まっております。それらのニーズに合った商品・サービスの提供が経営成績に重要な影響を与えると考えております。…