事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約926文字
3 【事業の内容】 当企業集団は、㈱ファンケル(当社)、子会社10社および関連会社1社で構成され、化粧品および栄養補助食品の製造販売を主な事業としております。営業活動は、通信販売(インターネット通信販売を含む)、直営店舗販売、卸販売の3形態を中心に展開しております。 当社および当社の関係会社のセグメントと当企業集団の事業における位置付けの関連は、次のとおりであります。 セグメントの名称 当企業集団の事業における位置付け 化粧品関連事業 無添加化粧品を中心としたファンケル化粧品の製造は㈱ファンケル美健(連結子会社)が行い、販売は㈱ファンケルが行っております。 アテニア化粧品の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱アテニア(連結子会社)が行っております。 boscia(ボウシャ)化粧品はboscia,LLC(連結子会社)が当企業集団外に製造委託し、販売を行っております。 ニコスタービューテック㈱(連結子会社)はOEM化粧品の販売を行っております。 ㈱ファンケルラボ(連結子会社)はOEM化粧品の販売を予定しております。 栄養補助食品関連事業 栄養補助食品の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが行っております。 その他関連事業 肌着類は㈱ファンケルが当企業集団外から仕入れ、販売を行っております。 雑貨・装身具類は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが当企業集団外からそれぞれ仕入れ、販売を行っております。 発芽米の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱ファンケルが行っております。 青汁は㈱グリーンヒル(持分法非適用関連会社)および当企業集団外に製造委託し、販売は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが行っております。 FANCL ASIA (PTE) LTD(連結子会社)は、FANCL INTERNATIONAL,INC.(連結子会社)を通じて米国市場向けに販売しております。また、現地代理店を通じて香港・中国市場向けを中心とした卸販売を行っております。 ㈱ファンケルスマイル(非連結子会社)は障害者雇用促進法に基づく特例子会社として、当企業集団から製品の包装業務などを受託しております。 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約7012文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業集団が判断したものであります。 (1)中期方針 当企業集団は、創業以来「『不』のつく事柄を解消する仕組みづくり」を経営の基本方針とし、無添加化粧品、栄養補助食品、発芽米、青汁事業などを展開してまいりました。 2013年1月に創業者である池森賢二が経営に復帰して以降、当社の原点である「お客様視点」の徹底を強力に推し進めるとともに、不採算事業の撤退や将来に向けての投資など様々な構造改革を実行してまいりました。その後、2016年3月期を初年度とした第1期中期経営計画「広告先行成長戦略」で業績回復を果たしました。 さらに、経営基盤を進化させ、長期的な視点で持続的な成長を図るため、2030年に目指す姿を「VISION2030」とし、その実現に向けて取り組む最初の3ヵ年計画を「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期)として策定し、活動を進めております。 中期経営計画2年目の2020年3月期は、 新型コロナウイルス感染症の影響により計画未達となりましたが、国内売上は2019年3月期に引き続き堅調に推移したほか、中国でのサプリメント越境ECの本格化など、将来の成長に向けた基盤づくりを進めました 。 中期経営計画最終年の2021年3月期は、連結売上高140,000百万円、営業利益18,000百万円、ROE13.5%を目指しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動の低迷が長期化することが予想され、終息時期も不透明であることから、厳しい状況が続くものと想定されます。このような事業環境のもと、下記の前提を設定し、2021年3月期の連結売上目標を127,000百万円に、営業利益を14,500百万円にそれぞれ引き下げております。 前提 新型コロナウイルス感染症の影響は、国内において2020年8月まで継続、インバウンドは2020年10月以降、徐々に回復すると想定しております。 四半期 前提 1Q 外部環境 ・国内は緊急事態宣言により経済活動が大きく制限。自粛ムードが続く。 ・インバウンドは、渡航制限により大幅なマイナス。 ファンケル ・直営店舗は5月まで休業、6月には営業を再開するが、売上回復は道半ば。 ・流通は6月から徐々に売上は回復するが道半ば。 2Q 外部環境 ・国内は経済活動が徐々に回復し始める。 ・インバウンドは、渡航制限により大幅なマイナスが継続。 ファンケル ・国内売上は、直営店舗、流通ともに徐々に回復し、8月には前年水準へ。 3Q 以降 外部環境 ・国内は経済活動が通常通りに戻る。 ・インバウンドは、渡航制限の解除で徐々に回復。 ファンケル ・国内売上は、直営店舗、流通ともに前年を上回る水準まで回復。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約7012文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業集団が判断したものであります。 (1)中期方針 当企業集団は、創業以来「『不』のつく事柄を解消する仕組みづくり」を経営の基本方針とし、無添加化粧品、栄養補助食品、発芽米、青汁事業などを展開してまいりました。 2013年1月に創業者である池森賢二が経営に復帰して以降、当社の原点である「お客様視点」の徹底を強力に推し進めるとともに、不採算事業の撤退や将来に向けての投資など様々な構造改革を実行してまいりました。その後、2016年3月期を初年度とした第1期中期経営計画「広告先行成長戦略」で業績回復を果たしました。 さらに、経営基盤を進化させ、長期的な視点で持続的な成長を図るため、2030年に目指す姿を「VISION2030」とし、その実現に向けて取り組む最初の3ヵ年計画を「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期)として策定し、活動を進めております。 中期経営計画2年目の2020年3月期は、 新型コロナウイルス感染症の影響により計画未達となりましたが、国内売上は2019年3月期に引き続き堅調に推移したほか、中国でのサプリメント越境ECの本格化など、将来の成長に向けた基盤づくりを進めました 。 中期経営計画最終年の2021年3月期は、連結売上高140,000百万円、営業利益18,000百万円、ROE13.5%を目指しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動の低迷が長期化することが予想され、終息時期も不透明であることから、厳しい状況が続くものと想定されます。このような事業環境のもと、下記の前提を設定し、2021年3月期の連結売上目標を127,000百万円に、営業利益を14,500百万円にそれぞれ引き下げております。 前提 新型コロナウイルス感染症の影響は、国内において2020年8月まで継続、インバウンドは2020年10月以降、徐々に回復すると想定しております。 四半期 前提 1Q 外部環境 ・国内は緊急事態宣言により経済活動が大きく制限。自粛ムードが続く。 ・インバウンドは、渡航制限により大幅なマイナス。 ファンケル ・直営店舗は5月まで休業、6月には営業を再開するが、売上回復は道半ば。 ・流通は6月から徐々に売上は回復するが道半ば。 2Q 外部環境 ・国内は経済活動が徐々に回復し始める。 ・インバウンドは、渡航制限により大幅なマイナスが継続。 ファンケル ・国内売上は、直営店舗、流通ともに徐々に回復し、8月には前年水準へ。 3Q 以降 外部環境 ・国内は経済活動が通常通りに戻る。 ・インバウンドは、渡航制限の解除で徐々に回復。 ファンケル ・国内売上は、直営店舗、流通ともに前年を上回る水準まで回復。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4114文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、国内およびインバウンド需要ともに影響を受けたものの、新製品効果や直営店舗・越境ECなどの販路拡大効果などにより、化粧品関連事業を中心に増収となり、全体では126,810百万円(前期比3.5%増)となりました。営業利益は、増収効果による売上総利益の増加などにより、14,125百万円(前期比14.0%増)となりました。経常利益は14,313百万円(前期比15.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,985百万円(前期比15.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1)化粧品関連事業 売上高 化粧品関連事業の売上高は、75,891百万円(前期比6.0%増)となりました。 2019年3月 期 2020年3月 期 伸び率 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) ファンケル化粧品 56,779 79.3 59,478 78.4 4.8 アテニア化粧品 11,515 16.1 12,674 16.7 10.1 boscia(ボウシャ) 2,615 3.6 2,810 3.7 7.5 その他 689 1.0 927 1.2 34.6 合計 71,599 100.0 75,891 100.0 6.0 2019年3月 期 2020年3月 期 伸び率 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 通信販売 27,183 38.0 29,081 38.3 7.0 店舗販売 29,000 40.5 29,666 39.1 2.3 卸販売他 7,536 10.5 9,096 12.0 20.7 海外 7,878 11.0 8,047 10.6 2.1 合計 71,599 100.0 75,891 100.0 6.0 ファンケル化粧品 は、「マイルドクレンジング オイル」などの主力製品の好調に加え、新発売した「ディープクリア 洗顔パウダー」や、「ビューティブーケ」などの寄与により、59,478百万円(前期比4.8%増)となりました。 アテニア化粧品 は、基礎スキンケア製品やリニューアル新発売した「スキンクリア クレンズ オイル」の好調に加え、直営店舗や越境ECの販路拡大により、12,674百万円(前期比10.1%増)となりました。 boscia(ボウシャ) は、米国での新規導入チェーンの拡大などにより、2,810百万円(前期比7.…
セグメント関連
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/ 原文長 約640文字
(2) セグメント資産の調整額24,732百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており、その主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社の「現金及び預金」、「土地」、「建物」および「投資有価証券」であります。 3 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 化粧品 関連事業 栄養 補助食品 関連事業 その他 関連事業 (注)1 売上高 外部顧客への売上高 75,891 44,006 6,911 126,810 126,810 セグメント間の内部売上高 又は振替高 75,891 44,006 6,911 126,810 126,810 セグメント利益 11,768 4,095 90 15,955 △ 1,829 14,125 セグメント資産 36,369 21,127 2,745 60,242 34,235 94,478 その他の項目 減価償却費 1,744 1,006 150 2,900 407 3,307 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 5,664 5,098 214 10,977 231 11,208 (注) 1 「その他関連事業」は、雑貨、装身具類、肌着類、発芽米、青汁等で構成されております。 2 調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1412文字
2 主要な販売先の記載については、総販売実績に対する販売先別の販売実績割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当企業集団の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当企業集団の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表に与える影響が特に大きいと考えられる項目は以下のとおりであります。 (繰延税金資産) 当企業集団は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度末の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、新型コロナウィルス感染症の影響を含め、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)中期方針」および「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当企業集団の経営成績に重要な影響を与える要因としては、個人消費の低迷、化粧品関連事業および栄養補助食品関連事業への異業種からの新規参入による競争激化が挙げられます。 ① 化粧品関連事業 化粧品の国内市場は成熟期を迎え市場成長が厳しい中、異業種からの新規参入も相次ぎ競争が激化しております。スキンケア市場では高価格帯商品と低価格帯商品への二極化が続いており、独自技術・サービスによる競争も厳しくなっております。また、海外市場でも同様に競争環境が厳しくなっております。このような環境下において、他社と差別化できる技術をもとに開発した商品・サービスの提供が経営成績に重要な影響を与えると考えております。 ② 栄養補助食品関連事業 栄養補助食品業界は、市場が調整期を迎えて厳しい状況が続く中、高付加価値商品と大衆向け商品への二極化が進んでおります。…