事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1130文字
3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社30社及び関連会社7社で構成されております。当企業集団が営んでいる主な事業内容と当該事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(セグメント情報等)」のセグメントと同一の区分であります。 (1) 紙パルプ事業 当社、Alberta-Pacific Forest Industries Inc.、江門星輝造紙有限公司、Bernard Dumas S.A.S.及び北越東洋ファイバー㈱はパルプ・紙等を製造し、販売は主として当社、北越紀州販売㈱、Alberta-Pacific Forest Industries Inc.及びその他の代理店を通じて行っております。 北越紙精選㈱、紀州紙精選㈱及び勝田紙精選㈱は、製品の仕上、包装工程を受託しております。 ㈱テクノ北越及び紀南産業㈱は、当社の紙製造に関する作業の請負をしております。 MC北越エネルギーサービス㈱は、当社へ電力及び蒸気を供給しております。 (2) パッケージング・紙加工事業 ビーエフ&パッケージ㈱及び東拓(上海)電材有限公司は、紙器、事務機器用紙及び紙加工品の製造・加工及び販売を行っております。また、その使用する加工原紙の一部を当社から購入しております。 当社は、㈱ニッカンに紙の加工の一部を委託しており、その使用する加工用原紙の一部を供給しております。 (3) その他 ① 木材事業 ㈱北越フォレストは、製紙用チップを製造し当社に販売しております。また、バイオマスボイラー向け燃料チップの集荷及び販売を行っております。 ② 建設業、機械製造・販売・営繕 ㈱北越エンジニアリングは、当社グループの設備の一部を製作・納入するとともに、当社設備の保守・修繕作業を受託しております。また、同社は建設業を営み、請負工事等も行っております。 ③ 運送・倉庫業 北越物流㈱及び北越水運㈱は、一般貨物運送業及び倉庫業を営み、当社の製品及び当社で使用する原材料の保管・運送を行っております。 ④ その他 北越紀州パレット㈱は、木材製品等を製造及び販売しており、当社には主にパレット及びバイオマスボイラー向け燃料を販売しております。 北越トレイディング㈱は、当社へ原材料の販売、不動産の売買、自動車学校等を運営しております。 ㈱京葉資源センターは、古紙卸業を営んでおり、当社及び外部に販売しております。 紀州興発㈱は自動車学校及びゴルフ練習場を運営しております。 上記の企業集団の状況について事業の系統図を示すと次のとおりであります。 (注) 無印 連結子会社 ※ 持分法適用会社 △ 持分法非適用会社
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約897文字
(1) 経営方針 ① 会社の経営の基本方針 当社グループは、「北越紀州製紙企業理念」(本年4月1日付で「グループ企業理念」に改定)のもと、洋紙、白板紙、特殊紙及び紙加工の主要4事業を核として、魅力ある商品とサービスを広く社会に提供し、顧客、株主、取引先、地域社会をはじめとする総てのステークホルダーの支持と信頼に基づいた企業グループの安定的かつ持続的な成長と企業価値の向上を図ることを経営の基本方針としております。 特に環境については、当社グループの環境への取り組みの基本方針である「ミニマム・インパクト」をより深化させ、これからもCO 2 排出量の削減、海外植林事業及びエコロジー技術などの積極的な取り組みを進め、地球環境の保全に向けた環境重視経営をさらに強化してまいります。 ② 目標とする経営指標 当社グループでは、企業としての本来の事業活動の成果を示す売上高及び営業利益を重要な経営指標と位置付け、この向上を通じて、企業価値の拡大を図ってまいります。 ③ 中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、あらゆる事業環境の変化に対応し得る真のグローバル企業を目指し、平成23年4月に、平成32年(2020年)を目標とする長期経営ビジョン「Vision 2020」を策定しております。その「Vision 2020」における企業の具体像は、環境経営を推進し、あらゆる企業活動において環境を重視する企業、また、高い技術を有し、優れた品質とコスト競争力を持った魅力ある商品を提供する企業、そして、着実な成長とあくなき挑戦を、情熱をもって続ける企業であります。 「Vision 2020」の達成に向けた第1ステップとして平成23年4月より「G-1st」計画、第2ステップとして平成26年4月より「C-next」計画を策定し、取り組んでまいりました。そして、「Vision 2020」へ向けた最終ステップとして、平成29年4月から平成32年3月までの中期経営計画「V-DRIVE」をスタートさせ、海外事業拡大、工場競争力再強化及び連結経営体制基盤強化を基本方針として様々な経営戦略を実行してまいります。
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約7552文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 ① 経営環境認識 当期における我が国経済は、海外経済の堅調な成長や世界的な設備投資意欲の改善等を背景に企業収益及び雇用情勢の改善が続き、景気は緩やかな回復基調が継続しておりますが、国内紙パルプ産業につきましては、印刷・情報用紙の需要縮小、販売価格の低迷、原燃料価格の上昇等により一段と厳しい事業環境になってきております。 ② 対処すべき課題 イ 洋紙事業戦略 洋紙事業につきましては、印刷・情報用紙の内需縮小が続いていることに加え、紙・パルプ業界各社の供給能力が大幅に需要を上回る構造的問題が続く中、販売価格の維持と販売数量確保の両立を目指し、取り組んでまいりました。 国内販売については、平成32年の東京オリンピックに向けて環境需要が更に高まりをみせる中、当社のコア事業である洋紙、白板紙、特殊紙において、森林認証紙(FSC認証製品)をラインアップに加え、拡販に取り組みました。上質紙においては平成28年5月の発売以降、ベストセラーとなった「ざんねんないきもの事典」シリーズの本文に当社新潟工場の「メヌエットフォルテC」を採用していただくなど、お客様のニーズにあった製品の拡充に努めてまいりました。 また、輸出については、年間30万tを目標として北米市場の拡販やベトナム・インド市場の開拓を推進してまいりました。 更に、本年4月1日、洋紙事業本部内に、資源原料・生産・販売の一元管理を推進する「プロフィットセンター」を設置し、工場競争力の再強化と利益の最大化を目指してまいります。 ロ 白板紙事業戦略 白板紙事業につきましては、食品、医薬及び高級化粧品等のパッケージ分野が堅調に推移しております。健康志向や環境配慮志向が今後更に高まる中、「安心安全」・「機能性」・「美粧性」を兼ね備えた「材料」としての白板紙の開発を進めるとともに、継続してコスト改善に取り組んでまいります。 また、中国の江門星輝造紙有限公司は、初めて通期で営業黒字を達成するなど当社グループの業績に貢献しております。現在、中国国内では、旺盛な需要とともに、中国国内における古紙価格の高騰に対応した製品値上げが着実に浸透しております。また、中国政府は、環境規制を一層強化しており、江門星輝造紙有限公司の環境規制強化への対応を先取りした取組は、更なる優位性を発揮することが可能です。今後は工場の拡張計画など中国における事業展開拡大の検討を進めてまいります。 ハ 特殊紙事業戦略 特殊紙事業につきましては、機能紙分野において、電子部品搬送用のチップキャリアテープ原紙がスマートフォン及び車載用電子部品の需要拡大により増販となりました。また、空気清浄用フィルター等も堅調に推移しております。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約8063文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループにおきましては、海外子会社の販売好調により増収となった一方で、原燃料価格の高騰等により減益となりました。当社グループの当期における業績は以下のとおりです。 売 上 高 269,099 百万円 (前連結会計年度比 2.6%増 営 業 利 益 11,414 百万円 (前連結会計年度比 11.5%減 経 常 利 益 13,907 百万円 (前連結会計年度比 1.1%減 親会社株主に帰属する当期純利益 10,327 百万円 (前連結会計年度比 0.5%減 主なセグメント別の経営成績は、下記のとおりであります。 紙パルプ事業 紙パルプ事業につきましては、海外子会社の販売好調により増収となりました。損益面においては、原燃料価格の高騰等により減益となりました。 品種別には、洋紙につきましては、広告媒体及び通販カタログの電子化の影響並びに出版物の発行部数減少 により販売は減少しました。 白板紙につきましては、コート白ボールは菓子及びレトルト等の食品関連が底堅く推移しました。高級白板紙はコンビニ関連の販促品及び店頭POP用途が振るわず販売は前年をやや下回りました。また特殊白板紙は洋菓子及び土産関連のパッケージ用途が堅調に推移しました。 特殊紙につきましては、機能紙分野において、電子部品搬送用のチップキャリアテープ原紙がスマートフォン及び車載用電子部品の需要拡大により増販となりました。また、車載用バッテリーセパレータ及び空気清浄用フィルター等も堅調に推移しました。一方で、ファンシーペーパー全般では需要減少に加えて一般紙へのグレードダウンが続いていますが、高級印刷用紙は堅調に推移しました。情報用紙では、通知用の圧着ハガキ用紙は前年を上回る販売となりましたが、情報用紙全体では帳票用途の減少及び電子媒体への移行が続き、厳しい販売状況でした。 パルプにつきましては、パルプ市況の上昇等により、Alberta-Pacific Forest Industries Inc.の販売が好調で、前年を上回る販売量となりました。 以上の結果、紙パルプ事業の業績は以下のとおりとなりました。 売上高 242,082 百万円 (前連結会計年度比 3.2%増 営業利益 8,808 百万円 (前連結会計年度比 14.7%減 パッケージング・紙加工事業 パッケージング・紙加工事業につきましては、一部ユーザーによる液体容器の形状変更等の影響で受注が減少し、減収減益となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約898文字
(2) セグメント資産の調整額 △13,962百万円 は、セグメント間債権債務消去額△21,727百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産7,765百万円が含まれております。 (3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 △366百万円 はセグメント間の固定資産未実現利益消去に伴う調整額であります。 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額(注)3 紙パルプ事業 パッケージング・紙加工事業 売上高 外部顧客への売上高 242,082 19,428 261,510 7,589 269,099 269,099 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,738 80 2,818 37,350 40,169 △ 40,169 244,820 19,508 264,329 44,939 309,268 △ 40,169 269,099 セグメント利益 8,808 1,128 9,936 815 10,752 661 11,414 セグメント資産 344,318 16,698 361,016 20,022 381,038 △ 13,794 367,244 その他の項目 減価償却費 18,296 783 19,079 411 19,491 △ 426 19,065 減損損失 87 87 87 持分法適用会社への 投資額 37,814 37,814 37,814 37,814 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 13,867 887 14,755 347 15,102 △ 392 14,710 (注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、木材事業、建設業、不動産売買、運送・倉庫業、古紙卸業等を含んでおります。 2 調整額は、以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額 661百万円 はセグメント間取引消去に伴う調整等であります。