事業の内容
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/ 原文長 約8779文字
3 【事業の内容】 当社 グループ(当社及び当社の関係会社、以下「当社グループ」)は、当社、連結子会社2社(2025年12月31日現在)で構成されており、 事業の種類別に、「モバイル事業」 、 「ソリューション事業」 及び「AI歌声合成事業」の3つの事業 を展開しております。事業の区分は「第5 経理の状況 1 連結 財務諸表等(1) 連結 財務諸表 注記事項」に揚げるセグメント情報の区分と同一であります。 ※ 売上構成比は2025年12月期の実績を基に算出しております。 (1) モバイルセグメント モバイルセグメントは、当社 の 「モバイル無双で世界中に“ワォ!”を創り続ける」を ミッションに、 「作画工程を動画にして絵を描く楽しさを共有したい」というコンセプトから、当社が自社開発したiOS・Android用モバイルペイントアプリ「ibisPaint」の開発 及び サービス運営、さらには「ibisPaint」で制作された全世界のユーザーコンテンツに発表の場を与えるオンラインギャラリー「ibispaint.com」の運営を行う事業セグメントであります。 モバイルセグメントに関する事業系統図は、次のとおりであります。 ※プラットフォーム事業者とは、「Google Play」を運営するGoogle LLCや「App Store」を運営するApple Inc.等のこと。 ※SSPとは「Supply Side Platform」の略で、Supply-Side(媒体社、メディア)が広告収益を最大化するためのプラットフォームのこと。 ■ ビジネスモデル 当社は「ibisPaint」をモバイルアプリ提供プラットフォームである「Google Play」や「App Store」等を通じてユーザーに提供しております。 「ibisPaint」は無料で基本的な機能を使用することのできるペイントアプリで、「ibisPaint」上にバナー広告や動画広告等が表示されるようになっており、当社はこの広告枠に複数のSSP事業者から提供される広告をアドネットワーク(注1)を通じて表示することにより、SSP事業者ごとに最適化された広告収益を得ております。SSP事業者への広告枠の提供は本セグメントの広告ビジネスにおける主な収益源となっております。また、より快適に利用いただくために、2つの有料サービスを提供しております。1つは、広告非表示機能を含む追加機能や追加素材等の利用が可能となる定額課金型のプレミアム会員サービス(サブスクリプション課金)の提供であり、月額課金制と年額課金制の2種類の方法があります。もう1つは、アプリ上の広告が非表示となる売切型アプリの提供であり、初回インストール時に広告非表示機能付の有料版を購入する方法と無料版のインストール後に広告除去アドオンを購入する方法があります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3657文字
(1) 経営方針 当社は以下のMission、Vision及びValueを掲げております。 < Mission > アイビスはモバイルに精通した技術者集団 イラストは 言語も 民族も 宗教も ジェンダーも関係ない モバイルペイントアプリで世界のコミュニケーションを創造する < Vision > アイビスは世界での Made in Japan のプレゼンスを上げていく <Value> 高い技術のエキスパート集団 最新の技術を習得し続け、高度な技術のエキスパート集団で あるという自覚を持ち、社会の課題を解決する スピーディな意思決定と実行 スピーディに動作するソフトウェアを開発するのみならず、 スピーディに意思決定を行い実行する 継続的なチャレンジ スピードを緩めることなくチャレンジし続けることにより、 新しい価値を創り出す (2) 経営環境 <モバイルセグメント> 当連結会計年度は、為替相場の変動やエネルギー・原材料価格の高止まりによる物価上昇に加え、米国の通商政策動向や中国経済の減速、国際的な地政学リスクの長期化などの影響により、景気の先行きは不透明な状況が続くものと想定しております。当社の主要サービスである「ibisPaint」を含むモバイル向けアプリ市場規模は、日本だけでなく世界においても年々拡大し、総務省が公表する令和7年版情報通信白書によると、2016年以降も依然として右肩上がりで推移しており、2025年以降も拡大していく予測がされております。また、2025年の広告市場は、引き続き経済の回復とともに成長を見せており、その中でインターネット広告費は他のメディアと比較して高い成長率を記録しています(株式会社電通「2025年 日本の広告費」)。モバイル向けアプリ市場の拡大と相まって、今後も広告市場はさらに成長すると予測されております。 当社のアプリは累計93.9%が海外からのダウンロードですが、同市場においては、発展途上段階や人口増加の国も多数あり、「ibisPaint」にはまだまだ多くの未開拓ユーザーが全世界に存在すると考えております。 当社は市場の大きさを以下に想定しております。 a.アプリ販売市場 TAM(注)1 ターゲット市場 当社売上高実績(注)2 国内(注)3 1,037億円 115億円 3.8億円 国外(注)4 1兆3,717億円 1,522億円 10.8億円 (注)1.TAM(Total Addressable Market)獲得可能な最大市場規模のこと。 2.当社売上高実績は2025年12月期の数値(以下、同様)。 3.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3262文字
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の見通しにつきましては、 為替相場の変動やエネルギー・原材料価格の高止まりによる物価上昇に加え、米国の通商政策動向や中国経済の減速、国際的な地政学リスクの長期化などの影響により、景気の先行きは不透明な状況が続くものと想定しております。そのような中、当社は、モバイルセグメント、ソリューションセグメント、AI歌声合成セグメント全てにおいて売上高を成長させるとともに、連結後の営業利益の額及び率を重視する経営方針を維持しております。これらを 踏まえて、セグメント毎に対処すべき課題を以下に表記いたします。 <モバイルセグメント> モバイルセグメントについては、前連結会計年度までの8年にわたる海外プロモーション投資の効果により、モバイルペイントアプリ「ibisPaint」のブランド力が世界レベルで格段に向上した結果、全世界での「ibisPaint」のアクティブユーザー数における対直接競合シェアは引き続き高い占有率を維持しております(88.6%※)。当連結会計年度においても、前連結会計年度から広告宣伝投資(広告宣伝費)を削減するオーガニック成長を継続し、概ね奏功しているものと判断しております。従って、2026年12月期もこの戦略を踏襲することとし、広告宣伝投資(広告宣伝費)を2.9億円(前年同期比△8.9%)とする計画です。同セグメントにおける対処すべき主な課題としましては、以下の3点が挙げられます。 ※アクティブユーザーシェアのデータは2025年1~11月の数値。data.ai by Sensor Tower調べ。比較対象は当社が全世界で直接競合するものとして考えている5アプリ。 ①サブスクリプション課金への更なるシフト モバイルペイントアプリ「ibisPaint」について、ユーザーのニーズ、トレンドの変化などに今迄以上にスピーディに対応し、AIやディープラーニングなど最先端且つ高度な技術を最大限活用することによって、全世界のユーザーの更なる拡大及び深耕を持続的に推進していきます。具体的には、4,000万人へのアクティブユーザーに対して、無料のアプリ内自社広告活用によるプレミアム会員サービスへの誘導の推進、サブスクリプション契約率を高めるより緻密な導線設計、及びサブスクリプションならではの新機能のリリースなどにより、サブスクリプション課金への移行を強力に促進していく所存です。そして、広告市況に左右されない盤石な収益基盤の確立を早期に目指すと共に、セグメント利益の額・率の更なる向上を目指してまいります。 ②プロユース × マルチデバイス展開 ①に掲げるサブスクリプション課金の本格強化のためには、プロマーケットへの本格的な進出が欠かせません。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9125文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、賃上げや雇用・所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調が続いております。一方、為替相場の変動やエネルギー・原材料価格の高止まりによる物価上昇が続き、個人消費に対する下振れリスクが依然として拭えない状況にあります。さらに、国内政治情勢の流動化に加え、米国の通商政策の転換への警戒や中国経済の停滞、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊迫化といった国際的な地政学リスクの影響により、経済の先行きは不透明感が増しております。 このような環境のもと、当社は、高成長事業として収益性を重視した自社製品セグメントであるモバイル事業、安定成長事業として創業来高い評価を受けているセグメントであるソリューション事業の2つの既存事業に加え、新成長事業として2025年4月より世界最先端の音声関連技術の普及を目指す名工大発ベンチャーのセグメントであるAI歌声合成事業を3つ目の報告セグメントとし、いずれも積極的な事業展開を行いました。 「モバイルセグメント」では、モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」シリーズの開発・運営を中心に事業を展開いたしました。「ibisPaint」は、世界200以上の国と地域で利用されており、デジタルイラストを描くユーザー向けに、トレンドを取り入れた新機能やサービスの提供に注力いたしました。またサブスクリプション課金などによるマネタイズの強化にも取り組み、収益の持続的な成長を図りました。 「ソリューションセグメント」では、スマートフォンやタブレットなどのインターネット端末向けのアプリケーション開発支援を行いました。企業のDX化など、情報技術活用に対する社会的ニーズの高まりを背景に、需要が拡大するITエンジニアの採用・育成を継続し、法人顧客に向けた提案型の営業活動を強化いたしました。また、本セグメントでは2025年11月21日付でノーコードシステム開発事業を展開する株式会社ゼロイチスタートを完全子会社化し、今後の事業基盤強化に向けた取り組みを進めました。 「AI歌声合成セグメント」では、音楽制作市場における幅広い層のクリエイターを対象に、AI歌声合成アプリ「VoiSona(ボイソナ)」を中心としたプロダクト戦略を展開いたしました。国内外の著名アーティストによるボイスライブラリの充実、モバイル領域への展開、そしてサブスクリプション型の安定収益モデルの構築に取り組みました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約607文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)2、3、 連結財務諸表 計上額 (注)5 モバイル ソリューション AI歌声合成 (注)1 売上高 外部顧客への売上高 2,830,230 2,055,883 118,977 5,005,091 5,005,091 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,830,230 2,055,883 118,977 5,005,091 5,005,091 セグメント利益又は損失(△) 1,500,796 266,494 △ 62,157 1,705,132 △ 503,151 1,201,981 セグメント資産 687,923 709,130 631,737 2,028,791 2,158,887 4,187,678 その他の項目 減価償却費 102,033 1,372 14,355 117,761 865 118,626 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 (注)6 150,984 14,228 165,212 165,212 (注) 1.AI歌声合成セグメント損失の △62,157 千円には、のれんの償却額△34,859千円、技術関連資産にかかる減価償却費が△10,473千円含まれております。
主要な顧客・販売先
抽出本文
/ 原文長 約75文字
2.Apple Inc.はプラットフォーム提供会社であり、同社に対する販売実績は、当社の提供するアプリの利用者(ユーザー)にかかる利用料等であります。