事業の内容
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/ 原文長 約4392文字
3【事業の内容】 当社グループは持株会社制を導入しており、連結財務諸表提出会社(以下、当社という)及び連結子会社8社((株)鈴徳、メタルリサイクル(株)、中田屋(株)、サニーメタル(株)、フェニックスメタル(株)、NNY(株)、イツモ(株)、(株)新生)、関連会社2社(メジャーヴィーナス・ジャパン(株)、HIDAKA SUZUTOKU (Thailand) CO., LTD.)から構成されており、資源リサイクル事業を展開しております。当社は持株会社として、グループ戦略の立案・決定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、一部のグループ会社への建物等の賃貸や各種サービスの提供を行っております。 当社グループは資源リサイクル事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、当社連結子会社の主な事業は金属リサイクル事業、自動車リサイクル事業、産業廃棄物処理事業、家電リサイクル事業、その他事業の5つに区分されます。 (1) 金属リサイクル事業 金属リサイクル事業は、全ての連結子会社において行っている、鉄スクラップ及び非鉄金属スクラップ(以下、「金属スクラップ」という)を扱う当社グループの主力事業です。生産工場、建物解体業者、自動車解体業者、地方自治体及び同業他社から仕入れた金属スクラップを品物に応じてせん断、圧縮、破砕、選別し、金属原料として再資源化します。鉄スクラップは製鋼原料として国内電炉メーカーのみならず、商社を通してアジアを中心とした各地に輸出されリサイクル原料として幅広く利用されています。 金属リサイクルの加工工程は、単一素材か複合素材かによって異なります。 単一素材からなる金属スクラップ(代表例: 建物解体現場で発生する鋼材等)については、当社グループの工場でせん断し大きさを調整し、電炉メーカーなどに販売しております。当社グループは関東エリアを中心に、ギロチンシャー(鉄スクラップのせん断機)を13基保有し加工・販売の体制を整えております。 一方、複合素材からなる金属スクラップ(代表例: 解体後の使用済自動車や廃自動販売機等)については、当社グループの工場にてプレスで減容、シュレッダー(大型破砕機)で破砕、選別後、回収した製品(金属スクラップ)を電炉メーカー等に販売し、破砕残さについては当社グループ外の処理業者に処理を委託しております。当社グループは破砕、選別を行う大型シュレッダープラントを8基保有し、多様な品目を受け入れております。 また、破砕、選別の過程で生じた非鉄金属・プラスチック等の混合物(ミックスメタル)については、当社連結子会社のNNY(株)で重液選別機により非鉄金属を選別・回収しております。 なお、当社グループの製品及び原材料の回転期間(製品及び原材料÷(売上原価÷12ヶ月))は当連結会計年度0.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1996文字
(1) 経営方針 当社グループは、「環境変化に強い経営基盤を構築し、多様な廃棄物を広域で再資源化できる組織をつくることで高度循環型社会の実現に貢献する。」を経営方針としております。長年にわたり培ったノウハウを活かして、事業領域の拡大を行い、事業を通じた企業の社会的責任を果たしてまいります。 (2) 経営環境 ① 当社をめぐる経済環境 当連結会計年度における国内経済は、好調な企業業績、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復が続いた一方で、米中貿易摩擦や英国のEU離脱、国内での消費税増税に加えて、年度後半には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の経済への影響は大きく、世界経済の不確実性が高まっています。 経済産業省(2020年6月30日発表の5月鉱工業生産指数)によると、5月の鉱工業生産は前月比マイナス8.4%と4ヶ月連続の低下となりました。新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な低下となり、指数値も今基準内の最低水準を再び大幅に更新しました。5月の基調判断では「生産は急速に低下している」が据え置きとなりました。5月の鉱工業出荷も前月比マイナス8.4%と、3ヶ月連続の大幅な低下となりました。内訳を見ると、設備投資に使われる財である資本財(除く輸送機械)の出荷は、前月比マイナス9.0%と、2ヶ月ぶりの低下となりました。また、建設財は前月比マイナス5.6%となり、3ヶ月連続の低下となりました。 ② 業界の状況 国内の業界の状況は、経済産業省(同省取り纏めによる2020年4月9日発表の2020年度第1四半期(2020年4月~6月期)鋼材需要見通し)によると、2020年1月~3月の土木部門では災害復旧工事等の国土強靭化政策に関連した大型公共投資が見込まれる一方、建築部門では住宅及び非住宅が低調に推移することが見込まれ、土木部門及び建築部門を合わせた建設部門全体では前年同期比(2019年4月~6月対2020年4月~6月)で減少、前期実績見込比(2019年1月~12月対2020年1月~12月)でも減少しています。製造業部門では新型コロナウイルス感染症による海外経済の下振れリスク及びサプライチェーンを通じた影響が懸念されるため、前年同期比(2019年4月~6月対2020年4月~6月)で減少、前期実績見込比(2019年1月~12月対2020年1月~12月)でも減少しています。世界鉄鋼協会 World Steel Association (2020年6月5日発表の鉄鋼需要短期見通し)によると、国内の2020年1月~12月の鋼材需要は19.1%減の5,100万トンに縮小する見通しです。足元で生産活動は徐々に回復へ向かっていますが、自動車販売など消費は力強さを欠き、鋼材需要の先行きには厳しさが漂っています。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約851文字
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2017年7月に中国は廃品輸入規制政策を取り、わが国をはじめ各国からの廃プラスチック、古紙、雑品スクラップ(金属くず等)の輸入を禁止とした影響は今後も続くことが見込まれます。これまで中国等への輸出に頼っていた国内で発生した廃プラスチック等について国内で処理をしなくてはいけない状況となり、国内循環型社会を早急に構築する要請が高まっています。しかしながら、その技術開発は進められているものの発生量に見合う実用化には至っていません。一方で新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、経済の先行き不透明感が増しております。 このような状況下、当社グループの事業である「資源リサイクル事業」は産業廃棄物を再資源化する重要な社会インフラと認識しております。あらゆるステークホルダー及び社会の期待に応えるため、下記記載のビジョン、ミッションのもと、重点方針に取り組んでまいります。 ① ビ ジョン: 地球を資源だらけの星にしよう。 ② ミッション: すべてを資源にできる技を磨く。 ③ 重 点方針 イ. 事業規模・領域の拡大 ・顧客ニーズの変化に応じた高付加価値の追求 排出事業者や販売先のニーズ(国内循環・全国一括処理・品質向上等)に応じたサービスの提供 ・業務提携先との情報共有及び機能開発 産業廃棄物課題に対する新たな取り組みの検討 ロ. リサイクル技術の開発 ・既存設備の老朽化更新、破砕残さ二次選別への取り組み、工場の新設 産業廃棄物選別を強化することでダスト(残さ)を減容 ・他社との連携による再資源化の強化 産業廃棄物をセメント原料及び燃料化などに再資源化 ハ. 経営基盤強化 ・子会社の統合プロセス(PMI – Post Merger Integration) エリアごとに重複する事業所の機能最適化 地理的に近接する事業所間の人的・業務的連携 事業所専門の営業から、事業所に捉われない広域営業 ・職場環境の改善 統一人事制度の浸透、教育制度の充実
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7242文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに生産、受注及び販売の実績は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 当連結会計年度末の当社グループの資産合計、負債合計及び純資産合計を前連結会計年度末と比較すると以下のとおりとなりました。 資産合計 負債合計 純資産合計 千円 千 円 千 円 2020年6月期 28,244,522 12,034,838 16,209,683 2019年6月期 27,746,851 12,272,709 15,474,141 ②経営成績の状況 当連結会計年度の当社グループの売上高、売上総利益、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を前連結会計年度と比較すると以下のとおりとなりました。 売上高 売上総利益 営業利益 経常利益 親会社株主に 帰属する 当期純利益 千 円 千 円 千 円 千 円 千 円 2020年6月期 28,375,740 4,442,088 980,227 1,281,589 1,217,156 2019年6月期 36,681,516 4,853,343 1,386,143 1,645,105 1,268,597 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の当社グループのキャッシュ・フローを前連結会計年度と比較すると以下のとおりとなりました。 営業活動による キャッシュ・フロー 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物 期末残高 千 円 千円 千円 千円 2020年6月期 1,973,602 △2,112,938 △558,789 6,238,726 2019年6月期 1,369,802 △1,713,098 △769,214 6,936,851 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは「資源リサイクル事業」の単一セグメントであります。当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2019年 7月 1日 至 2020年 6月30日) 金額(千円) 前年同期比(%) 資源リサイクル事業 23,933,652 75.2 合計 23,933,652 75.2 (注)1.金額は、製造原価によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.仕入実績 当社グループは「資源リサイクル事業」の単一セグメントであります。当連結会計年度における仕入実績は、次のとおりであります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約71文字
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 当社グループは、資源リサイクル事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。