事業の内容
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/ 原文長 約4054文字
3 【事業の内容】 当社は、「ロマン (世界で一番「思い出」をつくるエンターテイメント企業)」と「企業信念 (良いものは必ず評価される)」の二つを企業理念として掲げており、人々の心に末永く刻まれるようなサービスの創出を目指してスマートフォンゲームアプリの開発・運営に取り組んでおります。 なお、当社はスマートフォンゲーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 (1) スマートフォンゲーム事業について 当社は、Google LLC及びApple Inc.等が運営するプラットフォームを通じて、ユーザーにゲームアプリを提供しております。多くのユーザーに楽しんでいただけるよう、ゲームのプレイそのものは無料で行うことができますが、その中でより深くゲームを楽しみたいユーザーに向けて有料アイテムの販売を行っております。また、「ミトラスフィア」及び「幻獣契約クリプトラクト (以下、本書では「クリプトラクト」とします)」においては、自社IP (Intellectual Property:知的財産) として他社に著作物の利用許諾を行っており、他社から支払われるロイヤルティも当社の売上として計上しております。 当社が提供しているゲームアプリは、次のとおりであります。 2019年9月30日現在 タイトル名 (配信開始年月) プラットフォーム オリジナル/ 他社IP ゲーム概要 ミトラスフィア (2017年8月) App Store Google Play AndApp オリジナル 多種多様な武具・アバター (注1) に加え、30種以上のボイスによる"なりきり"要素をふんだんに盛り込んだファンタジーRPG (注2) です。 手軽に他のユーザーとのコミュニケーションとリアルタイムの冒険を楽しむことができます。 (累計600万ダウンロード超) クリプトラクト (2015年2月) App Store Google Play AndApp Yahoo!ゲーム オリジナル 90年代RPGを彷彿とさせるような王道コマンドバトルと派手なエフェクトによる本格的ファンタジーRPGです。豪華声優陣によるボイスがゲームへの没入感をさらに高めます。 (累計1,200万ダウンロード超) (注) 1.「アバター」とは、ゲーム上におけるユーザーの分身となるキャラクターのことをいいます。 2.「RPG (ロールプレイングゲーム)」とは、ユーザーがゲーム内の登場人物となり、与えられる試練 (冒険、難題、探索、戦闘等) を通して目的の達成を目指すゲームのことをいいます。 アプリ別売上高 タイトル名 2018年9月期 2019年9月期 売上高 (千円) 割合 (%) 売上高 (千円) 割合 (%) ミトラスフィア 2,297,235 45.5 1,846,897 43.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約854文字
(2) 経営戦略 当社は、スマートフォンゲーム市場において継続的に企業価値や株主価値を高めていくために、以下の戦略によって事業の拡大を目指してまいります。 ① 良いものづくり 当社は、サービスの提供を通してユーザー満足度の最大化、かつ株主価値の向上を目指すにあたり、良いものづくりをしたい経営陣・従業員が互いに尊重しながら開発を行っていくことが重要であると考えております。そこで、「第1 企業の概況 3 事業の内容 (2) 当社の特徴及び強みについて」において前述した開発・運営における強みをベースに「品質最優先」の開発を最重要事項に掲げるとともに、開発期間の期限をあえて設けず、品質に納得したタイミングで配信を目指すフェーズへ進む方針のもと、質の高いサービスの開発に取り組んでおります。 ② 自社IPの創出 当社が掲げるロマンを達成するには、「20年先、30年先にも残るような価値あるIP」を創出することが重要であると考えております。その中で当社は、1本のゲームをヒットさせるにとどまることなく、その先も長く人々の心に残るようなIPを作ってきたいという強い気持ちがあります。そのために、既存ゲームアプリのIP活用の推進などといったIPの認知度向上のための取組みを実施しており、新作ゲームアプリについても積極的に検討してまいります。 ③ 海外市場展開 当社が今後、収益規模の拡大を目指すにあたり、日本市場だけでなく世界に向けたサービスの開発に取り組むことが重要であると考えており、現在開発中の新作タイトルは海外展開も視野に入れております。また、将来的な自社配信による収益拡大を目指し、現地のパブリッシャーと連携し配信している既存ゲームアプリの海外配信で得られる各種データ分析等を通して、海外市場の展開に必要なノウハウの蓄積に取り組んでおります。 (3) 目標とする経営指標 当社は、翌期以降3年間における売上高及び営業利益それぞれの合計金額を重要な経営指標とし、中長期的に株主価値の最大化を図ってまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1420文字
(4) 経営環境及び対処すべき課題 日本国内のスマートフォンゲーム市場を取り巻く環境においては、市場の成熟化が進む一方で上位タイトルのけん引によって安定した推移を続けております。また、2018年の全世界アプリストア消費支出は1,010億ドルに到達し、2019年にはゲーム分野を筆頭に1,200億ドルを超える成長を見せるのではないかとされております (参考:AppAnnie「モバイル市場年鑑2019」)。 このような事業環境の下、当社は今後もスマートフォンゲーム事業において事業規模を拡大し、将来的にスマートフォンを活用したエンターテイメント領域に進出したいと考えております。当社はその実現のため、以下の課題の解決に取り組んでまいります。 ① 収益力の高いゲームアプリの提供 当社がスマートフォンゲーム事業においてより一層成長していくためには、収益力が高く、かつ多くのユーザーが長期的に楽しめるような質の高いサービスを提供していくことが重要であると考えております。当社は引き続き、既存タイトルの開発・運営を通して蓄積した各種データやノウハウを活用することで、新たな収益の創出に繋げてまいります。 ② 優秀な人材の確保 当社は、今後の市場の動向やユーザーの多様化に迅速に対応していくために、優秀な人材の獲得及び育成が必要であると考えております。しかしながら、有能な人材ほど他社との獲得競争が激しく、採用が難しくなる状況となることも考えられます。当社では、社内研修の強化、福利厚生の充実を図っていくとともに、志望者を惹きつけるようなオリジナリティのあるヒットタイトルを継続的に提供していくことで採用強化に繋げたいと考えております。また、事業活動を通してコーポレートブランドを高め、ゲームだけではなく企業としての魅力を世の中に訴求していくことも重要であると考えております。 ③ ゲームの安全性及び健全性の強化 オンラインゲーム業界においては、リアル・マネー・トレード (オンライン上のキャラクター、アイテム、ゲーム内仮想通貨等を、現実の通貨で売買する行為のこと) や、不適切な水準での有料アイテム出現確率に関する問題、未成年による課金問題等が社会的に度々提起されております。当社は、こうした状況を踏まえ、スマートフォンゲーム業界の健全性や成長性を損なうことのないように対応していくことが重要な課題であると認識しており、各種法的規制や業界団体の自主規制を遵守しております。 ④ システム管理体制の強化 当社が提供するゲームアプリは、多数のユーザーが同時にネットワークに接続することを想定しております。特にサービス開始時や大型メンテナンス終了時等においてはシステムに大きな負荷がかかり、ゲームの提供に支障が生じることがあります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4536文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日) 等を当事業年度の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前事業年度との比較・分析を行っております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されました。しかしながら、米中の貿易摩擦などの通商問題の動向や海外経済の動向と政策に関する不確実性など、先行き不透明な状況が続いております。 当社の事業領域であるスマートフォンゲーム業界を取り巻く環境においては、2018年の国内ゲームアプリ市場規模は前年比10.2%増の1兆1,660億円と安定した成長が続いております(株式会社KADOKAWA Game Linkage「ファミ通ゲーム白書2019」)。しかしながら、日本市場は成熟化とともに海外展開に成功している中国企業等が市場シェアを高めつつあります。 このような事業環境のもと、当社は「クリプトラクト」と「ミトラスフィア」の各種キャンペーンや新機能の実装アップデート等を実施いたしましたが、継続的に取り組んでいるプロモーションの効率化が影響し、売上高は前事業年度比で減少いたしました。また、新作ゲームアプリの開発費用、既存ゲームアプリのIP展開費用 (海外展開を含む) 並びに新規スマートフォン向けサービスの開発費用など成長に向けた投資を積極的に行うとともに、ユーザーとのエンゲージメントを高めるための施策として、リアルイベント「クリプトカフェ」を東京・大阪で開催したほか、「ミトラスフィア」の2周年記念キャンペーンの一環として、ゲームキャラクターによるオリジナル楽曲を発表するという初めての試みを実施するなどしました。 以上の結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ338,288千円増加し、3,149,703千円となりました。 当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ47,112千円増加し、1,745,606千円となりました。 当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べ291,175千円増加し、1,404,097千円となりました。 b.経営成績 当事業年度の経営成績は、売上高は4,295,187千円 (前事業年度比15.0%減)、営業利益526,548千円 (前事業年度比0.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約50文字
【セグメント情報】 当社は、スマートフォンゲーム事業の単一セグメントのため、記載を省略しております。