事業の内容
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3 【事業の内容】 当社及び当社の連結子会社(以下、「GMO-FH」といいます。)は15社で構成されており、主な事業として、証券、FX等の金融商品取引を提供する「証券・FX事業」、暗号資産取引を提供する「暗号資産事業」を展開しております。 また、NFT※事業参入を目的として2021年6月16日にGMOアダム株式会社(以下、「GMOアダム」といいます。)を設立し、同年8月にNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」β版、同年12月に正式版の提供を開始しました。本事業については報告セグメントには含まれない「その他」の区分に含めております。 GMO-FHは、GMOインターネット株式会社(以下、「GMOインターネット」といいます。)を中核とした企業グループ(以下、「GMOインターネットグループ」といいます。)におけるインターネット金融事業、暗号資産事業のうち暗号資産交換事業を担っており、GMOインターネットは当社の親会社に該当いたします。GMOインターネットグループにおいてGMO-FH以外ではインターネット金融事業及び日本国内における暗号資産交換事業は行われておらず、グループ内での競合関係はありません。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 ※NFT(Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン上で発行・取引される代替不可能なデジタルトークンのことで す。 [事業系統図] GMO-FHの事業系統図は、下記のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 中長期的な会社の経営戦略 GMO-FHは「強いものをより強くする」の方針のもと、収益の柱である店頭FXのさらなる収益力強化を通じて成長原資を確保するとともに、CFD、暗号資産事業やタイ王国での事業などの成長分野、NFT事業など新規分野に投資することで、事業基盤の強化と収益源の多様化を進め、持続的成長を図ってまいります。 重点的に取り組む各商品・事業とテーマは次のとおりです。課題と施策については、下記「(3) 経営環境及び対処すべき課題」に記載しております。 ① 収益の柱である店頭FXのさらなる強化 ② 成長分野であるCFDの顧客基盤と収益の拡大 ③ 暗号資産事業の顧客基盤と収益の拡大 ④ 新規事業の開発、海外事業の成長加速 なお、GMO-FHが展開する証券・FX事業、暗号資産事業は、経済情勢や市況環境の影響を強く受けるため、業績予想を行うことが困難な状況にあります。そのため、当社は連結業績予想及び収益計画を開示しておりませんが、経営戦略の進捗状況の参考としていただくため、業績に重要な影響を及ぼす営業指標として、FX取引高、株式委託売買代金、CFD売買代金、暗号資産売買代金、顧客口座数等を月次で開示しております。
対処すべき課題
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(3) 経営環境及び対処すべき課題 国内の金融業界は、近年、人工知能やビッグデータ解析等の情報技術の発展によって新たな金融サービスを提供するフィンテック企業が台頭する中、異業種からの業界参入が相次ぐなど、大きな変革の時を迎えています。また、証券業界やFX業界においては、業界が成熟する中、手数料無料化やスプレッド縮小の動きが加速し、顧客獲得競争が一段と激化しています。 このような事業環境の中、GMO-FHは、次の分野における取り組みを加速させ、外部環境の変化をチャンスに変えて新たな価値を創造し、持続的成長と企業価値の向上を図ってまいります。 なお、新型コロナウイルス感染症拡大がGMO-FHの事業に与える影響については、現時点では僅少と認識しておりますが、今後の市況の変化によっては各商品の取引量が増減するなど影響を受ける可能性があります。 ① 組織力の強化 GMO-FHは、金融システムを自ら開発できる高い技術力を武器に、常に最先端のテクノロジーを研究し、最適なテクノロジーを組み合わせることで成長を遂げてまいりました。さらなる成長のためには、最大の強みである技術力を研ぎ澄ますとともに、その技術力を社会に還元する手法を生み出せる、柔軟な思考力を持つ人財の確保・育成が必要であると考えています。個性と多様性、徹底的な議論を大切にすることで、既存の枠組みに囚われない自由な発想やアイデアが生み出されるクリエイティブな組織風土を醸成し、お客様にとって本当に価値のある便利なサービスをスピーディーに、そしてリーズナブルに提供できる組織を目指します。 ② 証券・FX事業のさらなる強化 証券・FX事業においては、「強いものをより強くする」の方針のもと、FXやCFDなどの店頭デリバティブ商品の収益力強化と各商品のクロスセルの推進に取り組み、さらなる成長を図ります。 FX取引については、スプレッド競争が再燃するなど外部環境の厳しさが増す中、GMO-FHは、グループ各社間のシナジーを発揮しながら収益性改善の取り組みを推進し、安定的な収益を確保するとともに価格競争力を高め、持続的成長の実現を図ります。 CFD取引については、今後も、商品認知度の向上に向けたマーケティング施策や利便性向上の取り組みを通じて市場・顧客基盤の拡大を図るとともに、他商品とのクロスセル施策を推進し、一層の成長を目指します。 株式取引については、国内証券業界において、フィンテック企業の新規参入や売買手数料無料化の波が押し寄せるなど、これまでにない非常に厳しい環境に置かれています。利便性の高いサービスを提供することで顧客基盤を維持するとともに、貸株サービスの強化や他の金融商品もあわせてお取引していただけるようなマーケティング施策展開や徹底的なコスト削減を進め、収益性の向上を図っていきます。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における国内株式市場においては、年初から日経平均株価が上昇して推移し、2月中旬には1990年以来の3万円台を回復したものの、新型コロナウイルスの感染再拡大による景気悪化の懸念など投資家心理が悪化し、その後は一進一退しながらも下落基調で推移しました。9月に入り日本国内におけるワクチン接種の進展や自民党総裁選を前にした財政・金融政策への期待の高まりを受けて日経平均株価は大きく上昇し、9月14日には終値で30,670円10銭と約31年ぶりの高値を記録しました。その後、中国の不動産開発大手「恒大集団」の資金繰り悪化を発端とする中国市場の動揺や、新型コロナウイルスの新たな変異株に対する懸念から大きく値を下げる場面もありましたが、日経平均株価は総じて堅調に推移し、前連結会計年度末の27,444円17銭から4.9%上昇して、大納会としては32年ぶりの高値水準となる28,791円71銭で当連結会計年度末の取引を終えました。このような相場展開を受けて、個人投資家の株式等委託売買代金は前期と比較して14.6%増加しました。 外国為替市場においては、年初に一時1ドル=103円台で始まったドル円相場は、米長期金利の上昇を受けて円安基調で推移しました。3月に1ドル=110円台をつけるまでに円安が進行して以降は、9月中旬まで110円を挟んだもみ合いが続きました。9月下旬以降は米国の物価上昇による利上げや原油価格上昇の影響で再び円安が進行し、新型コロナウイルスの新たな変異株に対する懸念から12月に一時急落する場面もあったものの、当連結会計年度末は1ドル=115円台の高値水準で取引を終えました。このような市場環境の中、国内店頭FXの取引金額は前期比で5.5%減少しました。 暗号資産市場においては、代表的な暗号資産であるビットコインの価格は、年初の1BTC=300万円台から上昇傾向で推移し、4月中旬には一時700万円台の高値を記録しました。5月に入ると一気に軟調な展開となり、7月下旬には300万円台前半にまで下落しましたが、その後は再び上昇基調へと転じ、11月には700万円を超え史上最高値を更新しました。日本国内の暗号資産業界においては、暗号資産関連事業への新規参入が増えたほか、年間の暗号資産取引高が前期比で29.9%増加するなど、マーケット全体が拡大しました。このような外部環境の中、GMO-FHは、「強いものをより強くする」の方針のもと、証券・FX事業において、強みである店頭FXの収益性の改善を推し進めるとともに、さらなる収益力強化とシェア拡大に向けて、外貨ex byGMOの全株式を2021年9月27日付で取得し、子会社化しました。…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 連結財務諸表 計上額 (注)3 証券・FX事業 暗号資産事業 営業収益 外部顧客への営業収益 30,268 5,156 35,424 563 35,988 セグメント間の内部 営業収益又は振替高 △ 7 △ 0 30,260 5,164 35,425 563 △ 0 35,988 セグメント利益 10,494 1,637 12,131 136 △ 0 12,268 その他の項目 減価償却費 873 100 973 975 (注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム関連事業を含んでおります。 2.セグメント利益の調整額△0百万円は、セグメント間取引消去であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 調整額 連結財務諸表 計上額 (注)2 証券・FX事業 暗号資産事業 営業収益 外部顧客への営業収益 33,282 12,067 45,350 574 45,924 セグメント間の内部 営業収益又は振替高 33,282 12,067 45,350 574 45,924 セグメント利益又は損失(△) 11,357 4,056 15,414 △ 17 15,396 その他の項目 減価償却費 1,302 121 1,424 10 1,434 (注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム関連事業等を含んでおります。 2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。