事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約941文字
3【事業の内容】 当社グループは2025年2月28日現在、当社と子会社40社及び関連会社17社で構成され、国内百貨店業、海外百貨店業を主要業務として、国内商業開発業、海外商業開発業、金融業及び建装業等を営んでおります。 当社グループが営んでいる主な事業内容と位置づけは、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 ① 国内百貨店業 当社、連結子会社の㈱岡山髙島屋等の子会社4社及び関連会社3社で構成し、商品の供給、商品券等の共通取扱を行っております。 ② 海外百貨店業 連結子会社のタカシマヤ シンガポールLTD.等の子会社5社で構成し、商品の供給等を行っております。 ③ 国内商業開発業 連結子会社の東神開発㈱及び関連会社2社で構成し、百貨店とのシナジー効果を発揮する商業開発及び資産・施設の管理運営を行っております。 ④ 海外商業開発業 連結子会社であるトーシン ディベロップメント シンガポールPTE.LTD.等の子会社17社及び関連会社10社で構成し、住宅・オフィス・商業の複合開発事業や、学校不動産賃貸事業を行っております。 ⑤ 金融業 連結子会社の髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ㈱等の子会社3社と関連会社1社で構成し、クレジットカード事業及びファイナンシャルカウンター事業、保険事業、金融商品仲介等を行っております。 ⑥ 建装業 連結子会社の髙島屋スペースクリエイツ㈱が、内装工事の受注・施工を行っております。 ⑦ その他 当社(食料品PB運営部)、連結子会社の㈱グッドリブ等の子会社4社及び関連会社1社は、主にグループ各社へ商品の供給を行っております。 連結子会社の㈱アール・ティー・コーポレーションが、飲食業を行っております。 連結子会社の㈱エー・ティ・エーが、広告宣伝業を行っております。 当社(クロスメディア事業部)、連結子会社の㈱センチュリーアンドカンパニー、㈱髙島屋ファシリティーズ、㈱セレクトスクエアは、通信販売業その他を行っております。 グループ事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約7455文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 髙島屋グループ(以下、当社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 2024年度は、「グランドデザイン元年」として、当社グループが目指す将来の姿を社内外に発表しました。グループ内では全社を挙げて「車座ミーティング」を実施、一人ひとりがグループの価値観を共有し、将来の道筋を考え、自らの具体的行動に落とし込む取組を進めました。また、社外に向けては、新たな「中期経営計画(3カ年)」を公表、グランドデザイン実現に向け具体的施策の実行フェーズに入ったことを示しました。12月には「統合報告書」を初めて発行し、各ステークホルダーへの価値創造ストーリーを説明しています。 経営管理手法としては「ROIC」を導入し、各社・事業部・店別でROICツリーを作成、一人ひとりの行動が利益につながる意識を醸成しました。 2025年度の経営環境は、コロナ後の上向きな消費環境が一段落し、世界的な地政学リスクが日本の金融市場(金利・為替・株価)や経済(物価・消費・訪日外国人需要)にどのような影響を及ぼすか、引き続き注視が必要な状況です。このような中でも、グループとして確実に持続的成長の階段を駆け上がることと、2031年のグランドデザイン実現から逆算し、「すべてのステークホルダーの『こころ豊かな生活を実現する身近なプラットフォーム』」形成に向けて加速することの、両軸での取組実現が求められます。 複雑な経営環境での持続的成長の実現には、働く一人ひとりはもちろんのこと、グループ各事業がそれぞれの分野で市場競争力を高めていく「自立」が求められます。そうして独立した個人や組織が相互に連携し、「共創」のうねりを生み出すことで、成長を加速させることを企図し、2025年度の経営目標・経営課題を次のとおりに定めております。 [経営目標] 自立と共創のうねりによる成長加速 ―グランドデザイン実現に向けた「グループのシームレス化」の始動― [主要な経営課題] ① グループの総力で創りあげる「次世代型SC」 ② 価値創造の源泉となる営業力強化 ③ 個人の成長支援に向けた組織・土台づくり ④ 営業活動を軸としたESG経営の実践 ⑤ 成長領域での更なる存在感の発揮 2025年度は、グランドデザインで掲げる「あるべきグループ像」の実現に向けて、重要な戦略要素である「グループのシームレス化」を始動します。当社グループは、「店舗の立地特性」「優良なグループ会社」、そして各拠点・各組織で培った「幅広い顧客基盤」という「3つの強み」を有しております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約7455文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 髙島屋グループ(以下、当社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 2024年度は、「グランドデザイン元年」として、当社グループが目指す将来の姿を社内外に発表しました。グループ内では全社を挙げて「車座ミーティング」を実施、一人ひとりがグループの価値観を共有し、将来の道筋を考え、自らの具体的行動に落とし込む取組を進めました。また、社外に向けては、新たな「中期経営計画(3カ年)」を公表、グランドデザイン実現に向け具体的施策の実行フェーズに入ったことを示しました。12月には「統合報告書」を初めて発行し、各ステークホルダーへの価値創造ストーリーを説明しています。 経営管理手法としては「ROIC」を導入し、各社・事業部・店別でROICツリーを作成、一人ひとりの行動が利益につながる意識を醸成しました。 2025年度の経営環境は、コロナ後の上向きな消費環境が一段落し、世界的な地政学リスクが日本の金融市場(金利・為替・株価)や経済(物価・消費・訪日外国人需要)にどのような影響を及ぼすか、引き続き注視が必要な状況です。このような中でも、グループとして確実に持続的成長の階段を駆け上がることと、2031年のグランドデザイン実現から逆算し、「すべてのステークホルダーの『こころ豊かな生活を実現する身近なプラットフォーム』」形成に向けて加速することの、両軸での取組実現が求められます。 複雑な経営環境での持続的成長の実現には、働く一人ひとりはもちろんのこと、グループ各事業がそれぞれの分野で市場競争力を高めていく「自立」が求められます。そうして独立した個人や組織が相互に連携し、「共創」のうねりを生み出すことで、成長を加速させることを企図し、2025年度の経営目標・経営課題を次のとおりに定めております。 [経営目標] 自立と共創のうねりによる成長加速 ―グランドデザイン実現に向けた「グループのシームレス化」の始動― [主要な経営課題] ① グループの総力で創りあげる「次世代型SC」 ② 価値創造の源泉となる営業力強化 ③ 個人の成長支援に向けた組織・土台づくり ④ 営業活動を軸としたESG経営の実践 ⑤ 成長領域での更なる存在感の発揮 2025年度は、グランドデザインで掲げる「あるべきグループ像」の実現に向けて、重要な戦略要素である「グループのシームレス化」を始動します。当社グループは、「店舗の立地特性」「優良なグループ会社」、そして各拠点・各組織で培った「幅広い顧客基盤」という「3つの強み」を有しております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約11103文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、事業ポートフォリオの最適化、事業別の投資効率、収益性などを明確にするROIC経営を更に推進することに伴い、報告セグメントの区分を変更しております。また、以下の前年比につきましては、変更後のセグメント区分に組み替えた数値を記載しております。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 (単位:百万円) 当連結会計年度 前連結会計年度 前年増減高 前年比 総資産 1,296,012 1,270,475 25,536 2.0% 負債 795,663 791,673 3,990 0.5% 純資産 500,348 478,802 21,546 4.5% 自己資本比率 36.5% 35.7% 0.8% b.経営成績 (単位:百万円) 当連結会計年度 前連結会計年度 前年増減高 前年比 営業収益 498,491 466,134 32,357 6.9% 営業利益 57,503 45,937 11,565 25.2% 経常利益 60,396 49,199 11,197 22.8% 親会社株主に帰属する当期 純利益 39,525 31,620 7,904 25.0% (事業のセグメント別業績) (単位:百万円) 当連結会計年度 前連結会計年度 前年増減高 前年比 連結営業収益 498,491 466,134 32,357 6.9% 国内百貨店業 318,210 294,281 23,928 8.1% 海外百貨店業 34,287 32,572 1,714 5.3% 国内商業開発業 40,833 38,436 2,397 6.2% 海外商業開発業 15,434 13,512 1,922 14.2% 金融業 18,851 17,437 1,413 8.1% 建装業 29,997 27,945 2,051 7.3% その他 40,877 41,948 △1,071 △2.6% 連結営業利益又は 連結営業損失(△) 57,503 45,937 11,565 25.2% 国内百貨店業 28,530 21,061 7,468 35.5% 海外百貨店業 8,363 8,007 356 4.4% 国内商業開発業 6,851 7,861 △1,009 △12.8% 海外商業開発業 5,908 4,126 1,781 43.2% 金融業 4,831 4,609 222 4.8% 建装業 2,171 △731 2,902 その他 1,977 2,086 △108 △5.…
セグメント関連
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(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,006百万円は、セグメント間の未実現利益調整額等324百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産の有形固定資産及び無形固定資産の増加額681百万円が含まれております。 3 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と、セグメント資産は連結貸借対照表の資産合計と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 国内 百貨店業 海外 百貨店業 国内 商業 開発業 海外 商業 開発業 金融業 建装業 営業収益 (1)外部顧客への営業収益 318,210 34,287 40,833 15,434 18,851 29,997 457,614 40,877 498,491 498,491 (2)セグメント間の内部営業収益又は振替高 17,701 940 10,182 634 4,303 3,463 37,226 15,780 53,006 △ 53,006 335,911 35,227 51,016 16,069 23,154 33,461 494,840 56,657 551,498 △ 53,006 498,491 セグメント利益 28,530 8,363 6,851 5,908 4,831 2,171 56,658 1,977 58,635 △ 1,132 57,503 セグメント資産 581,458 117,968 188,044 208,046 137,511 18,662 1,251,691 35,427 1,287,118 8,893 1,296,012 その他の項目 減価償却費 13,735 6,254 5,186 6,439 85 56 31,758 539 32,298 590 32,888 のれんの償却額 21 268 41 332 332 332 持分法適用会社への投資額 21,755 2,986 44,176 68,917 68,917 68,917 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 18,363 790 8,282 1,237 100 189 28,963 1,040 30,004 120 30,124 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、通信販売業、卸売業、広告宣伝業、飲食業等を含んでおります。 2 調整額は以下のとおりであります。