事業の内容
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/ 原文長 約3229文字
3 【事業の内容】 当社は、半導体ウエハ及びマスク上の半導体の回路寸法を、電子ビームによって測定する微小寸法測定装置の開発・製造・販売を主たる業務としております。 半導体デバイスの製造プロセス (1) では、マスクと呼ばれるものとウエハと呼ばれるものとがあります。写真の世界で言えばマスクはネガフィルム、ウエハは印画紙に相当します。 半導体デバイスは微細化が進み、従来の光学式測定装置では測定が不可能となり、光源に電子ビームを使った微小寸法測定装置(電子ビーム技術、それをコントロールする制御技術及び真空技術等を要素技術とした検査装置)が開発されました。この電子ビームによるマスクとウエハ上の回路パターンの微小寸法測定装置が当社の主製品であり、当社の顧客の大半は半導体デバイスを製造する半導体メーカー、マスク(原版)を製造するマスクメーカーであります。 当社は設立当初はウエハ用電子ビーム微小寸法測定装置により市場開拓を行いましたが、現在の主力製品はマスク用電子ビーム微小寸法測定装置となっております。 その他の事業として自社製品の定期点検、修理等の保守サービス及び他社との共同開発研究も業務の一部として行っております。 当社の事業の系統図は、次のとおりであります。 親会社 株式会社エー・アンド・デイ (1) 製品事業 当社が開発・製造・販売している製品は、その用途から以下の4種類に大別されます。 ① マスク用電子ビーム微小寸法測定装置 当社製品名として「Zシリーズ」として販売しており、以下「Z」と記載します。 ② ウエハ用電子ビーム微小寸法測定装置 当社製品名として「ESPAシリーズ」・「ESPA-3000シリーズ」として販売しており、以下「ESPA」・「ESPA-3000」と記載します。 ③ LED(発光ダイオード)生産用パターン転写装置 当社製品名として「EBLITHOシリーズ」として販売しており、以下「EBLITHO」と記載します。 ④ マスク用元素分析欠陥検査装置 当社製品名として「LEXaシリーズ」として販売しており、以下「LEXa」と記載します。 ① Z Zは、マスクの原版の回路図の線幅を測定し、回路の寸法検査及び欠陥検査を行う電子ビーム微小寸法測定装置です。 技術の最大の特徴は、レーザー等の光線ではなく電子ビームを使用しているため、光学式寸法測定装置より微細な回路パターンの寸法測定に対応することが可能な点です。 近年、半導体の回路パターンが微細化した上、高密度化した回路の原版であるマスクのパターン寸法に対応するため、OPCパターン付きマスク (2) が使用されています。OPCパターン付きマスクの検査は光学式寸法測定装置では対応できず、電子ビームを用いたマスク用微小寸法測定装置に対する高性能化の要求はますます高まるばかりです。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1899文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針、経営戦略等 ① 経営方針 当社は、「創造性のある製品を社会に提供することにより新たな価値を創造し、人類のテクノロジーの発展に貢献する」会社を目指し、経営を行ってまいりました。 具体的には、「創造性を持った技術であること」、「インターナショナルな企業であること」、「変化に対応できる個人重視の企業であること」、「科学技術を通して社会の発展に貢献できる企業であること」を企業方針として、社員一人一人の能力を最大限に引き出し、それを有機的に調和・集結して製品の創造に結実させていくことで社会の発展に貢献することを目的としております。 当社を取り巻く環境は、技術進歩の急激な進展等により大きく変化する厳しい時代でありますが、当社の持つ電子ビーム技術を軸として変化に適切に対応すべくユーザーの幅広いニーズに対応し企業価値の最大化に努めてまいります。 ② 経営戦略等 現在、当社が主力製品としている電子ビームを使用したマスク寸法測定装置は、今後も更なる微細化の進展によりマーケットは成長していくものと思われます。しかしながら、当マーケットにおいては競合企業の参入により、経営環境はこれまでになく厳しいものとなっております。当社はこのマーケットにおいて、技術力向上による競争力を強化・確保していくことを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社は、売上高及び売上高総利益率を経営上の重要指標としております。特に売上高総利益率は技術力による高付加価値製品を提供することを目的としている当社にとっては、他社との差別化ができているかを判断できる重要な経営指標となっております。 具体的な数値としては売上高総利益率が50%を上回ることを目指しており、売上高の成長とともにお客様に高付加価値の製品を提供し高い売上高総利益率を確保することが、株主価値を向上できるものと考えております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 ① 海外顧客サービスの強化 当社の海外ビジネス開発、製品のサービスサポートは韓国支店以外、該当国のローカル会社に委託しております。これらの会社には20年以上も協力していただき支えてきてくれた会社もあれば、契約して数年しか経ていない会社もあります。当社主力製品のフォトマスクCD-SEMは高い精度、性能を有する一方、非常に複雑で精密な調整が必要です。したがってローカルサービスエンジニアに対する訓練、長く蓄積した経験が必要となります。これまでに現地で対応仕切れない業務は日本から当社エンジニアを派遣してサポートしてきました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1899文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針、経営戦略等 ① 経営方針 当社は、「創造性のある製品を社会に提供することにより新たな価値を創造し、人類のテクノロジーの発展に貢献する」会社を目指し、経営を行ってまいりました。 具体的には、「創造性を持った技術であること」、「インターナショナルな企業であること」、「変化に対応できる個人重視の企業であること」、「科学技術を通して社会の発展に貢献できる企業であること」を企業方針として、社員一人一人の能力を最大限に引き出し、それを有機的に調和・集結して製品の創造に結実させていくことで社会の発展に貢献することを目的としております。 当社を取り巻く環境は、技術進歩の急激な進展等により大きく変化する厳しい時代でありますが、当社の持つ電子ビーム技術を軸として変化に適切に対応すべくユーザーの幅広いニーズに対応し企業価値の最大化に努めてまいります。 ② 経営戦略等 現在、当社が主力製品としている電子ビームを使用したマスク寸法測定装置は、今後も更なる微細化の進展によりマーケットは成長していくものと思われます。しかしながら、当マーケットにおいては競合企業の参入により、経営環境はこれまでになく厳しいものとなっております。当社はこのマーケットにおいて、技術力向上による競争力を強化・確保していくことを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社は、売上高及び売上高総利益率を経営上の重要指標としております。特に売上高総利益率は技術力による高付加価値製品を提供することを目的としている当社にとっては、他社との差別化ができているかを判断できる重要な経営指標となっております。 具体的な数値としては売上高総利益率が50%を上回ることを目指しており、売上高の成長とともにお客様に高付加価値の製品を提供し高い売上高総利益率を確保することが、株主価値を向上できるものと考えております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 ① 海外顧客サービスの強化 当社の海外ビジネス開発、製品のサービスサポートは韓国支店以外、該当国のローカル会社に委託しております。これらの会社には20年以上も協力していただき支えてきてくれた会社もあれば、契約して数年しか経ていない会社もあります。当社主力製品のフォトマスクCD-SEMは高い精度、性能を有する一方、非常に複雑で精密な調整が必要です。したがってローカルサービスエンジニアに対する訓練、長く蓄積した経験が必要となります。これまでに現地で対応仕切れない業務は日本から当社エンジニアを派遣してサポートしてきました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2119文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態および経営成績の状況 当期におけるわが国経済は、輸出は弱含んでおり、雇用情勢は改善してきているものの新型コロナウイルスの影響で消費の落ち込みなど深刻な影響が出ております。海外経済におきましても、米中の貿易摩擦、英国のEU離脱問題に加え、同ウイルスの流行により減速しはじめ先行き不透明な状況であります。 半導体業界におきましては、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は、2020年の半導体前工程装置の投資額について従来予想より7億ドル下方修正し、578億ドルになる見通しと発表しました。しかし、現在のところ、当社主要顧客におきましてはEUV露光に係わる設備投資は計画通り進む様相を見せ、当社受注への影響は特段ない状況です。 このような状況のもと、当社の主力製品であるフォトマスク用CD-SEM「Zシリーズ」や、フォトマスク用DR-SEM(観察および分析)「LEXaシリーズ」等を計画以上に売り上げ、2019年11月7日、2020年3月23日の計2回業績予想の修正を発表し、当初の予想を上回る業績を達成しました。 (財政状態) 当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ893百万円増加し、4,269百万円となりました。 (資産) 流動資産は、前事業年度末に比べて30.4%増加し、3,832百万円となりました。これは、電子記録債権が84百万円、未収消費税等が61百万円減少した一方、売掛金が579百万円、現金及び預金が476百万円増加したことなどによります。固定資産は、前事業年度末に比べて0.1%減少し、436百万円となりました。これは、投資その他の資産が5百万円増加した一方、無形固定資産が4百万円減少したことなどによります。この結果、総資産合計は、前事業年度末に比べて26.5%増加し、4,269百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前事業年度末に比べて8.0%減少し、1,297百万円となりました。これは、未払法人税等が160百万円、1年内返済予定の長期借入金が71百万円増加した一方、前受金が246百万円、電子記録債務が102百万円減少したことなどによります。固定負債は、前事業年度末に比べて54.3%増加し、347百万円となりました。これは、リース債務が6百万円減少した一方、長期借入金が118百万円増加したことなどによります。この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて0.5%増加し、1,644百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、前事業年度末に比べて50.8%増加し、2,624百万円となりました。これは、利益剰余金が884百万円増加したことなどによります。 (経営成績) 当事業年度におきましての売上高は4,267百万円(前年同期比44.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約117文字
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 該当事項はありません。 当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 該当事項はありません。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2156文字
2 販売先との契約において、機密情報を保持する義務を負っているため、総販売実績に対する割合が10%以上 の相手先は欄外で表示しております。 (アルファベット順) みずほ東芝リース株式会社 Applied Materials, Inc. Quanxin Integrated Circuit Manufacturing(Jinan) Co.,Ltd SK hynix Inc. Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.,Ltd (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の分析 当社は、半導体マスク上の回路寸法を、電子ビームによって測定する微小寸法測定装置の開発・製造・販売を主たる業務としております。 当事業年度は、当初の年間目標を達成し、売上高は4,267百万円(前年同期比44.2%増)となりました。 損益につきましては、営業利益1,443百万円(前年同期比77.8%増)、経常利益1,428百万円(前年同期比76.1%増)及び当期純利益968百万円(前年同期比71.6%増)となりました。目標とする経営指標としている売上高総利益率は、53.5%(前年同期比4.0ポイント増)となりました。 地域別の販売実績の特徴として、近年海外アジア向けの売上が中心になっておりますが、売上バランスの均一化を図る為、国内や欧州・米国の売上高増加にも努めております。 地域別の販売実績は、下表のようになっております。 当事業年度は、国内向けの製品販売が全売上高の27.7%を占めており、その結果、海外向け売上高が全売上高の72.3%となりました。 (単位:千円) 前事業年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 金額 構成率 金額 構成率 アジア 2,142,344 72.4% 2,732,563 64.0% 欧州・北米 382,264 12.9% 351,662 8.2% 海外売上高合計 2,524,609 85.3% 3,084,225 72.3% 国内売上高合計 434,126 14.7% 1,183,297 27.7% 売上高 2,958,735 100.0% 4,267,523 100.0% (注) 金額には、消費税等は含まれていません。 (2) 財政状態に関する分析 当事業年度における財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要)(1)財政状態および経営成績の状況」をご参照ください。…