サステナビリティ
抜粋表示
/ 原文長 約19132文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当グループは、地球を守ることと、一人ひとりが快適で活躍できる社会が両立する未来を実現するために、サステナビリティを事業戦略の中核に据えた「サステナブル経営」を実践しています。具体的には、社会課題の解決をめざした社会イノベーション事業を通じて、グローバルな社会・環境課題の解決に貢献し、サステナブルな社会の実現に向けた取組を推進しています。また、社会・環境の変化による事業へのリスク・機会を把握することで、事業継続の強靭性の向上や企業価値の向上に努めています。 当グループのサステナビリティに関する考え方及び具体的な取組は以下のとおりです。 (1)ガバナンス及びリスク管理 ① 重要事項の機関決定 当社又は当グループに影響を及ぼす重要事項について、多面的な検討を経て慎重に決定するため、執行役社長の諮問機関として、「経営会議」を設置しています。経営会議では、以下の各戦略を含む重要な事項について審議・決定を行っています。 ・成長戦略・グローバル(地域)戦略:当グループの成長に必要な各事業・地域の経営戦略に係る事項 ・リスクマネジメント戦略:グループ・グローバルな各種リスクを一元的・横断的に把握し、成長戦略と連携して経営基盤を強化するために必要な事項 ・人財戦略:当グループの成長の観点から、組織・文化の醸成及び人財の確保・育成等のために必要な事項 ・その他、サステナビリティ戦略を含むグループ・グローバルに係る各種戦略 サステナビリティに関する重要事項については、経営会議に附議して議論・決定しており、必要に応じて取締役会にも附議しています。各種戦略をOne Hitachiで一体的に立案・実行することで、企業価値のさらなる向上と持続的な成長の実現を図っています。 ② サステナブル経営のグループ全体への浸透 当グループは、Chief Sustainability Officerの指揮のもと、サステナビリティへの取組をグループ全体で推進しています。Chief Sustainability Officerが議長を務めるサステナビリティステアリングコミッティの四半期に1回の開催に加え、各ビジネスユニット(BU)及び主要グループ会社の事業推進部門長クラスや地域統括会社のサステナビリティ責任者をメンバーとするサステナビリティ推進会議を年に1~2回開催し、サステナビリティに関する重要施策の議論と情報共有を図っています。 また、環境、人財、安全衛生、品質・製品安全、サステナブル調達など、日立グループサステナビリティ戦略「PLEDGES」におけるテーマについては、各BU及び主要グループ会社の責任者をメンバーとする会議体を個別に設け、グループ横断での施策の検討や情報共有などを通じて当グループ全体のサステナビリティを推進しています。…
研究開発活動
抜粋表示
/ 原文長 約4079文字
2.( )内の数値は、当グループの研究開発費の売上収益合計に占める割合です。 (5)研究成果 当連結会計年度における研究開発活動の主要な成果は、次のとおりです。 当グループでは、社会インフラの運用・制御技術で培ったノウハウに加え、AIなどのデジタル技術、製品技術を活かしたグリーン・サステナビリティ、次の成長領域の創出に向けた先端技術の研究開発を推進しました。これらの各領域の融合的な取組を通じて、社会課題の解決、新たな価値創出、持続可能な社会や未来社会の実現に貢献しました。 ① Lumada 3.0/HMAXを支える基盤技術を開発 (全社、デジタルシステム&サービスセグメント、コネクティブインダストリーズセグメント) 社会インフラを安全かつ持続的に革新するため、フィジカルAI統合モデル「IWIM」を発表しました(2025年11月)。IWIMは、当社が蓄積してきた社会インフラ領域のナレッジ/手法とAI技術を統合することで、物理世界の現象を正確に理解・推論し、適切な応答を実現します。IWIMを活用することで、現場の動作データや作業ノウハウを自律的に継続学習((注)1)して動作を最適化しながら作業の速度・品質を向上する、フィジカルAI技術を開発しました(2026年3月)。さらに、エッジAI(注)2技術の開発により、多様なセンサーデータ処理を一つの半導体チップに集積・省電力化し、最適化した回路で効率的な動作を実現します(2025年10月)。これらの技術を通じて、Lumada 3.0を体現するHMAXのグローバル展開に貢献し、人・AI・ロボットが共に進化する社会の実現・価値最大化をめざします。 (注)1.本研究の一部は、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、「JST」といいます。)のムーンショット型研究開発事業(グラント番号JPMJMS2031)の支援を受けて実施しています。 2.ネットワークの端末機器(エッジデバイス)に直接搭載したAI フィジカルAI統合モデル「IWIM」の概要 フィジカルAIロボットの動作の様子 ② 次世代AIエージェント「Naivy」の開発とアプリケーションを拡充 (デジタルシステム&サービスセグメント、エナジーセグメント、コネクティブインダストリーズセグメント) 次世代AIエージェント「Frontline Coordinator – Naivy (以下、「Naivy」といいます(注)1。)」を開発しました(2025年7月)。Naivyは、メタバース空間と現場情報を統合し、必要な情報を人やロボットに提供するAIエージェントであり、様々なアプリケーションに活用することでフロントラインワーカーの作業効率やウェルビーイングの向上に貢献します。…
設備投資等の概要
抜粋表示
/ 原文長 約3785文字
2【主要な設備の状況】 当グループ(当社及び連結子会社)は、多種多様な事業を国内外で行っており、主要な設備の状況については、セグメントごとの数値とともに主たる設備の状況を開示する方法によっています。 当連結会計年度末における状況は、次のとおりです。 (1)セグメントの内訳 (2026年3月31日現在) セグメントの名称 帳 簿 価 額 (百万円) 従業員数 (人) 土 地 (面積千㎡) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 工具、器具 及び備品 使用権 資産 その他の 有形固定資産 建設 仮勘定 合 計 デジタルシステム&サービス 6,901 56,958 46,422 56,940 87,283 7,541 2,555 264,600 104,835 (693) エナジー 38,536 144,499 163,433 33,669 91,599 118 239,985 711,839 58,547 (8,157) モビリティ 9,416 50,578 18,095 16,922 32,347 9,309 136,667 23,912 (1,825) コネクティブインダストリーズ 45,341 194,489 69,782 43,124 52,445 22 14,347 419,550 86,063 (5,545) その他 15,883 46,041 2,036 9,373 32,435 2,205 107,973 11,343 (1,381) 小 計 116,077 492,565 299,768 160,028 296,109 7,681 268,401 1,640,629 284,700 (17,603) 全社及び消去 △8,262 16,218 261 4,530 △569 106 12,284 3,201 (574) 合 計 107,815 508,783 300,029 164,558 295,540 7,681 268,507 1,652,913 287,901 (18,178) (2)提出会社 (2026年3月31日現在) 事業所名 (主な所在地) セグメントの名称 設備の 内容 帳 簿 価 額 (百万円) 従業員数 (人) 土 地 (面積千㎡) 建物及び 構築物 機械装置 及び 運搬具 工具、器具 及び備品 使用権資産 その他の 有形固定 資産 建設 仮勘定 合 計 デジタルシステム&サービス統括本部、社会、金融、AI&ソフトウェアサービス、デジタルエンジニアリング&AIソリューションビジネスユニット (神奈川県川崎市) デジタルシステム&サービス システム開発設備、サーバ等生産設備 138 14,983 50 14,076 15,391 3,234 922 48,797 12,717 (17) 本社 (東京都千代田区) 全社 その他設備…