事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約813文字
3 【事業の内容】 当社の企業グループは、横編機、デザインシステム、手袋靴下編機の製造販売を主な事業内容とし、さらに各事業に関連する部品の製造販売等に加え、その他サービス等の事業活動を展開しております。 なお、製造・販売子会社は原則としてセグメントの全てを分担しており、当グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 〔横編機事業・デザインシステム関連事業・手袋靴下編機事業・その他〕 (製造) 横編機、デザインシステム、手袋靴下編機の製品及び部品は当社で製造しております。 また、製品の一部部品につきましては、連結子会社 株式会社シマファインプレス及び株式会社海南精密に製造を委託し、組立用部品として購入しております。 (販売) 国内販売及び海外販売は当社が需要者へ直接又は商社、代理店経由で販売しておりますが、海外販売の一部につきましては、連結子会社 SHIMA SEIKI EUROPE LTD.、SHIMA SEIKI U.S.A. INC.、島精機(香港)有限公司、SHIMA SEIKI ITALIA S.P.A.、島精榮榮(上海)貿易有限公司、SHIMA SEIKI SPAIN, S.A.U.、東莞島榮榮貿易有限公司、SHIMA SEIKI(THAILAND)CO.,LTD.、SHIMA SEIKI KOREA INC.及び非連結子会社 SHIMA SEIKI PORTUGAL UNIPESSOAL LDA、SHIMA SEIKI FRANCE SARL、SHIMA SEIKI MOROCCO SLU、SHIMA SEIKI VIETNAM CO.,LTD.が販売を担当しております。 (その他) 東洋紡糸工業株式会社(繊維原料の製造、販売、輸出入)、株式会社イノベーションファクトリー(繊維製品の製造、販売)、株式会社サウステラス(ホテル業)があります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約445文字
1.当社に勤務する全従業員の報酬決定においては、当社の経営理念および経営戦略に基づき、公正かつ透明性のある報酬体系を確立し、従業員のモチベーション向上と持続的な企業価値の向上を図る。 2.報酬は以下の要素で構成される。 基本給与 個人の役割、技術、勤怠、能力、成績等を勘案し、会社の業績を考慮して決定・支給する。 賞与 会社業績および個人の人事評価に基づいて決定・支給する。 手当 通勤手当など法令および社内規程に基づき決定・支給する。 その他インセンティブ 特別な成果や貢献が認められた場合に支給する場合がある。 3.報酬は以下のプロセスで決定される。 ① 職務評価および市場調査を実施し、適正な報酬水準を把握する。 ② 人事部門が各従業員の職務内容・能力・成果等を評価し、報酬案を作成する。 ③ 経営陣による審議・承認を経て最終決定する。 ④ 必要に応じて労働組合等との協議を行う。 4.報酬は会社全体および個人の人事評価結果と連動させ、公平かつ透明性の高い評価制度に基づいて決定する。
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1552文字
(3) 経営環境及び対処すべき課題 今後の世界経済見通しにつきましては、緩やかな景気回復傾向にあるものの、中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりなど先行きは不透明な状況が継続すると思われます。中東情勢の緊張が長期化した場合には、原材料費、エネルギー価格、輸送費などの高騰によるコスト増が想定され、原材料の供給不足による生産面への影響や顧客の生産調整、市場の停滞による受注減といったリスクが生じる可能性があります。 当社の主要販売先となるアパレル・ファッション業界においては、エシカル消費やトレーサビリティの要求など消費行動の変化や、ECサイトをはじめとするデジタル化の急速な進展、サステナビリティに関する企業の社会的責任の増大など、変化する事業環境への対応がますます求められています。こうした環境のもと、これまでのようなリードタイムの長い大量生産・大量消費を前提としたビジネスモデルから脱却し、市場ニーズに即した消費者満足度の高い商品を、必要なときに必要な量だけ生産し、短納期で消費者に届ける「あるべきビジネスモデル」の構築が急務となっています。事業環境においては、世界人口増加やGDP成長にともない安定的にマーケットは拡大傾向にあり、モノづくり環境の変化に基づくマーケットの移動は加速しています。一方、多発する紛争や複雑化する世界経済による投資意欲の減退、中国メーカーなど競合他社とのシェア争いが激化することも想定されます。 当社グループは、このようなアパレル・ファッション業界の課題や事業環境の変化に対して積極的に取組むことで社会貢献や事業発展の機会とし、10年後のあるべき姿を実現するため企業理念を再定義するとともに、2024年度から始まった3ヵ年の中期経営計画「Ever Onward 2026」において、2027年3月期の経営目標として、連結売上高410億円、営業利益3億円、経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益9億円、ROE1.1%以上とすることを定めております。 この目標の実現に向けた取り組みとして下記の4つの重点施策を引き続き実行してまいります。 ・経営基盤の再構築 収益の安定化と事業の成長に向けた抜本的な意識改革と社内体制・業務プロセスの刷新を断行し、持続的な企業成長に向けた経営基盤の再構築を進めます。 ・ソリューションビジネスの確立 ファッション業界のサプライチェーンにおける課題解決のためのソリューションを提供し、業界全体の付加価値を高めていくことを通じて、当社グループの持続的な企業成長につなげていきます。 ・横編機事業の再生 市場にマッチした新製品の開発、徹底したコストダウンの実行、ファッション産業以外の新規市場の開拓などの諸施策を通じ、横編機事業の持続的な成長を確実なものにします。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約4375文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における経済の動向は、わが国においては雇用・所得環境の改善や設備投資の増加など緩やかな回復基調が続いたものの、海外経済の減速懸念や中東情勢の悪化による地政学リスクの高まりなどから、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような経済情勢の中、当社グループは中期経営計画「Ever Onward 2026」(2024年度から2026年度)の2年目となる当連結会計年度におきまして、「経営基盤の再構築」「ソリューションビジネスの確立」「横編機事業の再生」「自動裁断機事業の拡大」という4つの取組みを重点施策として、サステナブルなモノづくりを支援する製品・サービスの提案活動を世界各地の顧客、業界に向けて展開しました。また、繊維・アパレル分野にとどまらず、産業資材や生活関連分野など多様な用途展開を見据えた国内外の展示会や商談機会を積極的に活用し、当社独自の技術力を基盤とした製品やシステム、ならびにデジタル技術を融合したソリューションの訴求を通じ、事業展開のさらなる拡大に向けた取組みを推進しました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高については335億9百万円(前期比3.0%増)となりました。利益面におきましては、前期において棚卸資産評価損(売上原価)および貸倒引当金繰入額(販売費及び一般管理費)、為替差損(営業外費用)、ならびに減損損失(特別損失)等の一過性の費用および損失を多額に計上した一方、当期においてはこれらの発生が前期に比べ大幅に減少したことから、営業損失17億20百万円(前期は営業損失119億14百万円)、経常利益2億88百万円(前期は経常損失114億81百万円)となりました。また、特別利益として投資有価証券売却益を計上し、特別損失として投資有価証券評価損を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は8億56百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失142億75百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (横編機事業) 当社のコア・ビジネスである横編機事業は、アジア地域では、先進国向けニット製品の生産拠点であるバングラデシュにおいて、2024年7月の大規模な反政府デモによる混乱の平常化にともない受注は回復基調となり、生産効率の高い「N.SVR ® 」や「N.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約1182文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに 収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 横編機 デザイン システム 関連 手袋靴下 編機 売上高 一時点で移転される財 23,229 2,817 756 26,803 5,425 32,228 一 定の期間にわたり移転 されるサービス 291 291 顧客との契約から生じる収益 23,229 2,817 756 26,803 5,716 32,520 外部顧客への売上高 23,229 2,817 756 26,803 5,716 32,520 セグメント間の内部 売上高又は振替高 23,229 2,817 756 26,803 5,716 32,520 セグメント利益又は 損失(△) △ 5,019 113 25 △ 4,880 △ 133 △ 5,013 セグメント資産 65,939 3,302 880 70,122 9,192 79,314 その他の項目 減価償却費 701 25 17 743 124 868 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,063 37 27 1,128 238 1,367 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、編機・デザインシステム用部品事業、修理・保守事業等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 横編機 デザイン システム 関連 手袋靴下 編機 売上高 一時点で移転される財 23,866 3,036 521 27,424 5,774 33,199 一 定の期間にわたり移転 されるサービス 309 309 顧客との契約から生じる収益 23,866 3,036 521 27,424 6,084 33,509 外部顧客への売上高 23,866 3,036 521 27,424 6,084 33,509 セグメント間の内部 売上高又は振替高 23,866 3,036 521 27,424 6,084 33,509 セグメント利益 2,559 671 76 3,306 1,048 4,355 セグメント資産 65,234 3,727 529 69,490 11,146 80,636 その他の項目 減価償却費 595 40 644 118 762 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 633 60 11 705 111 817 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、編機・デザインシステム用部品事業、修理・保守事業等を含んでおります。