事業の内容
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/ 原文長 約5779文字
3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と連結子会社〔NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd./2022年3月20日をもって解散し、現在清算手続き中。〕の計2社で構成されております。当社グループではアルファフレーム部門、装置部門及び商事部門の3部門体制で、機械・装置の基礎フレームなど機械要素となるアルミニウム合金製構造部材のアルミフレーム及びフレーム同士を結合するブラケット等の補助部品システムからなる「アルファフレームシステム」(商標名「ALFA FRAME SYSTEMM」以下、「アルファフレームシステム」という。)、FA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)等及び工業生産財といった製商品の販売を行っております。また連結子会社では「アルファフレームシステム」及びFA装置等の製品販売を主な事業とし、相互に生産技術ノウハウや知識を共有して、より付加価値の高い製品づくりを目指した事業展開に取り組んでおります。 当社及び連結子会社の事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、上記の3部門は「第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] [注記事項](セグメント情報等)」に記載のセグメント区分と同一であります。 アルファフレーム部門〔当社及びNIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.〕 当部門は、「アルファフレームシステム」の開発・設計・製造・販売を行っております。1986年に国産初の自社ブランドである「アルファフレームシステム」を開発して以来、アルミニウム合金製構造部材を使用した装置メーカーとして、より幅広い分野のお客様に応える技術とサービスを提供してまいりました。 これらの豊富な経験を活かして、生産ラインの変化により的確に対応できる新シリーズを継続的に開発し、シリーズの拡充を図ってまいりました。現在では2,200種類を超える「アルファフレームシステム」を販売するに至っております。また、お客様のニーズに当社の「アルファフレームシステム」が対応できない場合には、技術開発部において当社の技術力をもとに最適な専用の断面形状を提案し、お客様専用フレームの受注販売も行っております。 当部門における取扱製品(アルファフレームシステム)の特徴及び用途は以下のとおりであります。 製品 特徴・用途 アルファフレーム ・ベーシックアルファフレーム (128種類) ・ブラケットアルファフレーム (24種類) ・スペシャルアルファフレーム (110種類) アルファフレームは、FA装置やクリーンブース、マシンカバー等あらゆる構造体に対応可能であり、溶接不要で、ボルトのみで組立可能なフレキシブルなアルミニウム合金製構造部材です。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2099文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「モノづくりを通じて社会の発展と創造に貢献する」ことを経営理念とし、お客様、社員、株主及び地域社会の満足度を高めることを会社経営の基本方針としております。 具体的には次のとおりであります。 ・ お客様のためには、知恵と技術を結集した高品質な製品とサービスを提供してまいります。 ・ 社員のためには、仕事を通じて自己実現の機会を与え、快適で働き甲斐のある職場環境を醸成してまいります。 ・ 株主のためには、期待と信頼に応えられるよう最大限の企業努力をしてまいります。 ・ 地域社会のためには、安全と環境を重視し、相互に良好な信頼関係を築いてまいります。また、当社独自の環境方針を定め、全社一丸となって地球環境の保全に取り組んでおります。 (2) 経営環境 当社を取り巻く経営環境は、世界的な半導体不足が継続していることにより、半導体関連業種では活発な受注環境となっておりますが、2年以上に渡る新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響やロシア・ウクライナ紛争をはじめとする新たに発生した様々なグローバル要因により、世界的に多様な産業における生産設備投資等が2~3年先延ばしとなっていると考えております。このような状況を捉えて生産設備等を刷新及び革新する動きが加速化しているため、今後、持続的に2年から3年以上かけて緩やか、かつ継続的に伸長していくと見込んでおります。 ところで、製造業における生産の自動化においては、今までの大量生産に適した生産設備とは異なり、多品種、変種変量生産に適した新たな生産設備へのニーズが、かつてなく高まりを見せている状況であることから、新たなステージの生産方式へ移行していくと考えております。 以上により当社は、2023年3月期をフレキシブルに対応できる新しいFAシステムの『開発元年』の期間と位置づけ、従来の中期経営計画(2021年3月期~2023年3月期)における基本的な方針及び経営戦略を継承しつつ、今後のニーズに適合すべく新たな中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)を策定いたしました。 なお、2023年3月期においては、原材料価格、エネルギー価格及び物流コストの高騰等、様々な克服すべき一時的な制約が重なる状況になることが予想されます。 しかし、当社は、その次のステージを見据えて社内の業務効率化・最適化を推進し、業績への影響を最小限に留め、2024年3月期以降、加速度的に回復成長すると見込んでいる新しい形の経済環境に対応すべく臨機応変に、速やかなる社内体制の継続的刷新及び構築に注力してまいる所存であります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3213文字
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、コスト競争力・収益力をより強固なものとし、多様化するお客様のニーズに対して柔軟かつタイムリーに対応する、環境変化に強い企業体質づくりを当面の課題として捉えております。 そのために、当社グループの技術力を活かして「製造業の品質向上と合理化に貢献」を当社のミッションと位置づけ、「(1) 会社の経営の基本方針」及び「(4) 中長期的な会社の経営戦略」に記載の、経営方針及び中期経営計画を実行していくうえで、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 (特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) ① 販売戦略の強化 当社の主力製品である「アルファフレームシステム」の収益の増加を図るために、お客様の人的負担の削減と効率化をサポートする「カクチャ TM 」「マーキングシステム TM 」を活用し、設計から組立までの支援を含めた当社グループの総合的な優位を前面に出した販売戦略を推進しております。これらのサービスは、新しい付加価値の創造としてお客様より高い評価を得ており、リピート注文も増加していることにより、これらサービスのさらなる充実に努めてまいります。 また、今後の科学技術の進歩・高度化、省エネ推進による環境技術導入の高まりにより、多岐にわたる産業で、クリーン環境技術の需要が拡大しております。この分野においては、当社特有の高機能なクリーン技術の一層の普及活動に努めてまいります。そして、美観と仕様変更に対するフレキシビリティを兼ね備えた「アルファフレームシステム」に洗浄・検査・搬送・梱包の各分野において蓄積された多くのコアとなる機械要素技術を融合させた製品づくりを目指し、高品質・高付加価値製品の提供に努めてまいります。 ② 開発力の強化 当社は、お客様のニーズにお応えすべく、製造業の「モノづくり」に貢献する製品を継続的に提供し、さらなる高精度化・高品質化・高付加価値化を達成するために研究開発活動は必須事項と捉えております。 付加価値を加えた新製品の継続的な開発は、他社との差別化を図るうえで重要であり、次世代を展望した開発体制の整備は、当社の長期的な成長の礎になるものと考えております。 さらに、今後の競争を勝ち抜くためには、当社設立時より培ってきた洗浄・検査・搬送・梱包の各分野での技術力とお客様のニーズを結びつける製品の開発スピードを速める努力が求められております。このように、研究開発レベルの向上は当社にとっての重要課題と位置づけ、より組織的な研究開発体制の強化を図ってまいります。 また、生産工場における個々の部品の要求品質が高まる中での自動化のニーズは、高効率化及び高品質化が求められております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6000文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 ・経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的な半導体不足が継続していることにより、半導体関連業種では活発な受注環境となっておりますが、2年以上に渡るCOVID-19の影響やロシア・ウクライナ紛争をはじめとする新たに発生した様々なグローバル要因により、世界的に多様な産業における生産設備投資等が2~3年先延ばしとなっている状況であり、総じて、生産設備投資は低調に推移いたしました。 このような状況において、当社主力製品である「アルファフレームシステム」の販売は堅調に推移いたしましたが、装置部門のFA装置関係は、生産設備投資が低調な状況下においても様々な引合案件があるものの、原材料価格の高騰、半導体不足による制御機器等の納期遅延や調達部品の不足等による代替品での対応等は、生産コストに大きな影響を及ぼし、厳しい受注活動が続きました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は7,432百万円(前期比111.8%)、営業利益は255百万円(前期比117.3%)、経常利益は267百万円(前期比121.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は248百万円(前期比182.5%)と、厳しい生産環境下においても前期比で増収増益を確保いたしました。 なお、連結子会社であるNIC Autotec (Thailand) Co., Ltd.の解散及び清算決定に伴う特別損失39百万円を計上しておりますが、同社の解散及び清算に伴い回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産並びに法人税等調整額をそれぞれ104百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益が増加しております。 また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用による売上高及び各利益への影響は軽微であります。 ところで、生産の効率化・最適化を図ることを目的に、2021年7月より立山第3工場(富山県中新川郡立山町利田)の建設工事を進めてまいりましたが、当初予定どおり2022年3月末に竣工し、2022年4月より稼働を開始いたしました。 セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。 [アルファフレーム部門] アルファフレーム部門の一般顧客向けの販売では、COVID-19の影響による営業活動の支障は徐々に解消され、下半期では緩やかながら回復傾向となりました。大口顧客向け継続案件においても安定的な受注がありました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約661文字
3. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額における調整額は、報告セグメントに帰属しない全社資産に係る金額であります。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸表 計上額 アルファ フレーム部門 装置部門 商事部門 売上高 一時点で移転される 財及びサービス 4,836,005 812,325 1,537,071 7,185,403 7,185,403 一定の期間にわたり移転される 財及びサービス 213,466 34,015 247,481 247,481 外部顧客への売上高 4,836,005 1,025,791 1,571,086 7,432,884 7,432,884 セグメント間の内部売上高 又は振替高 4,836,005 1,025,791 1,571,086 7,432,884 7,432,884 セグメント利益 120,709 19,717 115,273 255,700 255,700 セグメント資産 3,278,529 2,401,146 591,509 6,271,185 2,442,024 8,713,210 その他の項目 減価償却費 154,687 79,876 3,434 237,999 237,999 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 49,383 64,568 113,952 1,149,059 1,263,011 (注)1. セグメント損益は、連結財務諸表の営業利益と対応しております。