サステナビリティ
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/ 原文長 約5477文字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社は、時代とともに変化する社会の動き・課題を捉えながら、企業理念「キョーリンは生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します。」のもと、企業行動憲章に基づく事業活動を通じてサステナビリティ課題(社会と企業の持続的発展)に積極的に対応することが、企業価値の中長期的な向上に結び付くものと考えています。この考え方に沿って、長期ビジョン、中期経営計画において、自社の強固な財務基盤や人的資源など様々なリソースを有効に活用し、コーポレート・ガバナンスを向上し事業を展開します。 (1)マテリアリティの抽出 当社グループは、これまでの中長期的な事業活動におけるサステナビリティを巡る様々な課題から、解決に取り組むべきと考える重要課題(マテリアリティ)を「価値創造(事業活動に直結する課題)」、「価値創造を支える基盤(事業活動の基盤に関する課題)」の観点で10項目抽出し、長期ビジョン「Vision 110」及び中期経営計画「Vision 110 -Stage1-」のもと、実践しています。 詳細は、別項「 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 」をご覧ください。 <「価値創造」マテリアリティ> マテリアリティ 関連する事業戦略 主な指標 1.医療ニーズに応える価値の高い製品の創出 ⒜⒝⒟ 臨床開発マイルストン 導入件数 2.製品価値の最大化 ⒞⒟ 新薬比率 主力製品の売上 3.高品質な医薬品の安定供給 ⒞⒟ 欠品発生数、製品回収件数 <「価値創造を支える基盤」マテリアリティ> マテリアリティ 関連する事業戦略 主な指標 4.人的資本の充実 働きがいアンケート主要スコア 5.多様な価値観を尊重した働き方改革の推進 女性管理職比率 男性育休取得率 障がい者雇用比率 6.健康経営の推進 健康診断受診率/ストレスチェック受検率 7.環境に配慮した事業活動 CO 2 排出量削減率 8.コンプライアンスの徹底 重大なコンプライアンス違反件数 9.コーポレート ガバナンスの強化 10.ステークホルダーとの関係強化 (2)人的資本の充実 当社グループは、「事業は人にあり」という創業者の思いから、人材の成長こそ事業の強化を支える原動力と考え、人的資本の充実に取り組んでいます。また、全社員が全ての人々の人権を尊重し、高い倫理観を持って行動することが重要だと考えています。そのためには社員一人ひとりの多様性・人格・個性を尊重し、健康への配慮や安全で働きやすい社内環境を整備します。 同時に、全社員の倫理観の高揚と成長を促し、働きがいのある企業を目指すという基本的な考え方に基づき企業経営を行います。 人的資本の充実においては、社員を大切にし、人と組織を活性化することが、事業戦略を遂行し成果を具現するための重要課題であると認識しています。…
研究開発活動
抽出本文
/ 原文長 約1129文字
6 【研究開発活動】 当社グループは、医療ニーズに応える価値の高い新薬を継続的に提供し、人々の健康に貢献することが使命だと考えています。杏林製薬㈱は、疾患研究から見出された新規作用機序による創薬に加え、革新的な技術により、新たな価値を創出する創薬にも取り組んでいます。これまで注力してきた低分子創薬のみならず、新たなモダリティの獲得等、外部技術の活用により、創薬基盤の強化に取り組み、疾患研究との組み合わせによって価値の高い新薬を生み出す創薬イノベーションに挑戦しています。 また開発パイプライン拡充を最重要課題と位置付け、資金及び人的資源を最大限投入することにより、ライセンス・アライアンス機能を強化し、早期に開発パイプラインの拡充を図るべく活動を展開しています。 当連結会計年度における国内外での開発の進捗状況としましては、臨床試験の相移行はありませんでしたが、間質性肺疾患治療薬「KRP-R120」、過活動膀胱治療薬「KRP-114VP(ベオーバの小児適応)」の各試験、及び耳鳴治療用アプリ「KRP-DT123」の特定臨床研究は着実に進展しており、前臨床段階の開発候補品についても早期臨床入りを目指しています。 ライセンス・アライアンス活動の成果としては、2024年12月にバイエル社(本社:ドイツ)と閉塞性睡眠時無呼吸の新規治療薬候補化合物とそのバックアップ化合物に関するライセンス契約を締結し、全世界を対象とした独占的製造、開発、販売権を取得しました。この契約に伴う一時金(約24億円)は研究開発費として計上しています。2025年1月には、ビオドール社(本社:フランス)と疼痛治療薬候補化合物に関するオプション契約を締結し、同2月にはシラーノ社(本社:アメリカ)との感冒後嗅覚障害治療薬に関するオプション契約を締結しました。また同2月には、ハイフ社(本社:アメリカ)との開発・商業化契約により、現在日本で慢性咳嗽治療用アプリの開発を進めていることを公表しました。さらに、同3月にノバルティス社と自社創製化合物であるKRP-M223のグローバルライセンス契約を締結し、開発、製造、及び商業化に関する全世界での独占的な権利を供与しました。この契約に伴い受領した一時金(約82億円)は、当連結会計年度の売上高として計上しています。 当社グループは、引き続き開発パイプラインの拡充に努め、病気に苦しむ患者さんに一日でも早く新しい治療薬を提供できるよう積極的に取り組み、革新的新薬を創製することで世界に認められる企業を目指します。 以上の結果、研究開発費は 10,514 百万円となりました。 0103010_honbun_7025300103704.htm
設備投資等の概要
抽出本文
/ 原文長 約1035文字
2 【主要な設備の状況】 当連結会計年度末現在における当社グループの主要な設備の状況は次のとおりであります。 なお当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント名称の記載を省略しております。 (1)提出会社 事業所名 (主な所在地) 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び 運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 わたらせ創薬センター (栃木県下都賀郡野木町) 医薬品の研究設備 4,516 73 177 (89,613.58) 690 5,459 204 本社等 (東京都千代田区他) 統括及び販売業務設備 401 33 (222.81) 773 1,209 1,125 (2)国内子会社 会社名 事業所名 (主な所在地) 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び 運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 キョーリン リメディオ㈱ 高岡創剤研究所 (富山県高岡市) 医薬品の 研究設備 838 49 58 (5,958.24) 127 1,074 42 本社 (石川県金沢市) 統括及び販売業務設備 86 37 (816.00) 124 46 キョーリン 製薬グループ工場㈱ 能代工場 (秋田県能代市) 医薬品の 製造設備 2,163 1,385 610 (111,959.76) 104 4,263 129 井波工場 (富山県南砺市) 医薬品の 製造設備 1,032 1,226 145 (18,296.04) 77 2,480 169 滋賀工場 (滋賀県甲賀市) 医薬品の 製造設備 2,132 1,041 846 (61,272.54) 179 4,199 146 高岡工場 (富山県高岡市) 医薬品の 製造設備 6,742 2,721 768 (42,457.55) 91 10,323 37 (3)在外子会社 該当事項はありません。 (注)1.国内子会社の建物のうち貸与中のものは次のとおりであります。 事業所名 貸与先 貸与面積(㎡) キョーリン製薬グループ工場㈱ 能代工場 株式会社ユニークテクノサービス 51.8 キョーリン製薬グループ工場㈱ 井波工場 株式会社ユニークテクノサービス 40.5 なお、営業拠点の一部については借用をしております。 2.帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及びリース資産であり、建設仮勘定は含まれておりません。