事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社59社及び関連会社7社で構成されており、主な事業内容と事業を構成している当社及び関係会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。 事業区分 主要製品等 主要な会社 エラストマー素材事業 合成ゴム,合成ラテックス,化成品(C5石油樹脂,熱可塑性エラストマー等) 国内 当社、㈱トウペ、ゼオン化成㈱、ゼオンポリミクス㈱、東京材料㈱、ZSエラストマー㈱ 海外 Zeon Chemicals L.P.、Tokyo Zairyo (U.S.A.) Inc.、Zeon Europe GmbH、Zeon Chemicals Singapore Pte. Ltd. 、Zeon Asia Pte. Ltd.、Tokyo Zairyo (Thailand) Co.,Ltd.、Zeon Chemicals (Thailand) Co.,Ltd.、瑞翁貿易(上海)有限公司、瑞翁化工(上海)有限公司、東材(上海)国際貿易有限公司、瑞翁化工(広州)有限公司、Zeon do Brasil Ltda、Zeon Advanced Polymix Co., Ltd. 高機能材料事業 化学品(合成香料,有機合成薬品等),情報材料(電子材料,トナー関連製品等),高機能樹脂,高機能部材,医療器材 国内 当社、ゼオン化成㈱、ゼオンメディカル㈱、東京材料㈱ 海外 Zeon Europe GmbH、Zeon Asia Pte.Ltd.、瑞翁貿易(上海)有限公司、東材(上海)国際貿易有限公司、済新㈱ その他の事業 RIM配合液,塗料等 国内 当社、㈱トウペ、RIMTEC㈱、ゼオン化成㈱、ゼオンノース㈱、ゼオン山口㈱、ゼオンエフアンドビー㈱、東京材料㈱、岡山ブタジエン㈱、ジスインフォテクノ㈱ 海外 Zeon Chemicals L.P.、Zeon Chemicals Inc.、Zeon General Partnership LLC、Tokyo Zairyo (U.S.A.) Inc.、Tokyo Zairyo (Thailand) Co.,Ltd.、瑞翁貿易(上海)有限公司、東材(上海)国際貿易有限公司、Telene S.A.S.、済新㈱ (注)複数事業を営んでいる場合には、それぞれの事業に含めております。 以上述べた事項を事業系統図に示すと次のとおりであります。 (注)会社についての区分 事業種類…A:エラストマー素材事業 B:高機能材料事業 C:その他の事業 D:複数の事業を営む会社 出資関連…無印:連結子会社 ※1:関連会社で持分法非適用会社 ※2:関連会社で持分法適用会社
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1815文字
(1) 経営方針について 当社グループは、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」を企業理念とし、大地(ゼオ)と永遠(エオン)からなるゼオンの名にふさわしく、独創的な技術・製品・サービスの提供を通じ、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらしに貢献する」ことを目指しております。 また、株主・顧客・地域社会に信頼される企業をつくるためには、役員ならびに従業員一人ひとりが常に社会の一員であることを認識し、法令・企業倫理を守ってフェアに行動することが必須であると考えております。当社グループでは、行動規範である「CSR基本方針」に基づき「CSR行動指針」を定め、国内外の法を遵守することはもとより、社会規範を尊重し、良識ある企業活動を行うべく努めております。 (2) 経営環境について ① 全般 2021年3月期の経営環境は、米中緊張関係の影響が残存する一方、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って世界経済の減速が深刻化するなど、総じて厳しい状況で推移しました。こうした中ゼオングループは、エラストマー素材事業においては採算性の向上とグローバル展開の強化に努め、高機能材料事業では付加価値の高い新製品の開発に注力しました。 ②2030年のビジョン 私たちゼオングループは、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」、すなわち持続可能な地球と安全で快適な人々の暮らしに貢献することを社会的な使命と認識しています。この使命を果たすべく、「2030年のビジョン」を「社会の期待と社員の意欲に応える会社」と定めました。「2030年のビジョン」から導き出した「2030年に目指す姿」とそれを実現するための全社戦略としては、①カーボンニュートラル(二酸化炭素の吸収量と排出量の均衡)とサーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現するものづくりへの転換を推進し、持続可能な社会に貢献し続ける ②既存事業の磨き上げと新規事業の探索によって、社会課題の解決に貢献する製品・サービスを提供する ③個々の強みを発揮できる「舞台」を全員でつくり、「まずやってみよう」「つながろう」「磨き上げよう」の行動があふれる企業を創造するの3つのテーマを設定しています。 この全社戦略に基づき、今後10年間に累計3,500億円の新規投資を実行し、既存事業でROIC(投下資本利益率)9%を達成するとともに、新規事業では2019年度比で600億円の増収を目指します。新規投資による事業拡大と資本効率向上の両立に取り組み、継続的かつ安定的な株主還元を行っていきたいと考えています。 ③新中期経営計画(2021年度−2022年度)の基本方針と主要施策 新中期経営計画の対象期間である今後2年間は、新型コロナウイルス感染症の終息時期が見通せないなど先行き不透明な事業環境が続くものと見ています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約542文字
(4) 対処すべき課題について 当社グループは、2017年度から2020年度までの中期経営計画『SZ-20 Phase Ⅲ(エスゼット20 フェーズ・スリー)』を推進してまいりました。『SZ-20 PhaseⅢ』期間中、エラストマー素材事業では米中貿易摩擦や新型コロナウィルスの世界的な感染拡大による世界経済の停滞を受け、売上高は低迷しました。高機能材料事業では光学フィルムと電池材料が堅調に推移し、売上高を拡大しました。 中長期の社会環境の潮流は「社会の持続可能性の重視、変動性・不確実性の高まり」と展望し、変化への対応力を磨きつつ、社会課題の解決に貢献することが当社グループの重要課題と認識しております。 2021年度からスタートする新中期経営計画では、2030年のビジョンに「社会の期待と社員の意欲に応える会社」を掲げ、持続可能な社会への貢献と製品・サービスを通じた新しい価値の提供をSDGsへの取り組みを通して実現してまいります。主な全社戦略は以下の通りです。 ・カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを実現する「ものづくり」への転換を推進する ・「既存事業の磨き上げ」と「新規事業の探索」によって社会課題解決に貢献する ・個々の強みを発揮できる「舞台」を社員全員で創る
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6348文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当期の経営環境を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の悪化に加え、依然として緊張状態にある米中関係の影響など、当社グループを取り巻く環境としては厳しい状況で推移しました。 当社グループはこのような環境のもとで、引き続き「ZΣ運動」による徹底したコスト削減に努めるとともに、エラストマー素材事業におきましては採算性の重視と生産・販売のグローバル展開、高機能材料事業におきましては付加価値の高い新製品の開発と事業拡大に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末のエラストマー素材事業の資産は、前連結会計年度末に比べ、62億38百万円増加し、1,958億56百万円となりました。当連結会計年度末の高機能材料事業の資産は、前連結会計年度末に比べ174億15百万円増加し、1,188億40百万円となりました。当連結会計年度末のその他及び全社資産等の資産は、前連結会計年度末に比べ、200億37百万円増加し、1,341億24百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ、436億90百万円増加し、4,488億21百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ、58億2百万円増加し、1,505億75百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ、378億88百万円増加し、2,982億46百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の 連結売上高は3,019億61百万円と前年同期間に比べて200億5百万円の減収となりました。また、連結営業利益は334億8百万円と前年同期間に比べて73億4百万円の増益、連結経常利益は386億68百万円と前年同期間に比べて99億24百万円の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は277億16百万円と前年同期間に比べて75億15百万円の増益となり、過去最高を達成いたしました 。 セグメントの業績は、次の通りであります。 (エラストマー素材事業部門) 合成ゴム関連では、年度の後半は主要市場である自動車産業向けを中心に需要は回復傾向となりましたが年度前半の落ち込みを挽回するには至らず、全体の売上高、営業利益ともに前年同期間を下回り ました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約880文字
(3) その他の項目の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るもの等であります。 3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 エラストマー素材事業 高機能材料事業 売上高 外部顧客への売上高 159,979 95,432 255,411 46,550 301,961 301,961 セグメント間の内部売上高又は振替高 1,646 34 1,680 427 2,107 △ 2,107 161,626 95,465 257,091 46,977 304,068 △ 2,107 301,961 セグメント利益 12,283 21,960 34,243 2,156 36,399 △ 2,991 33,408 セグメント資産 195,856 118,840 314,697 30,006 344,702 104,119 448,821 その他の項目 減価償却費 8,211 7,362 15,574 263 15,837 2,318 18,154 持分法適用会社への投資額 2,077 2,077 2,077 2,077 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 7,440 10,111 17,551 47 17,598 2,047 19,645 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、RIM配合液、塗料等の販売等を含んでおります。 2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△2,991百万円は、セグメント間取引消去93百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△3,085百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額は、全社資産106,363百万円及びセグメント間消去△2,244百万円であります。