事業の内容
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/ 原文長 約2279文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(デンカ株式会社)、子会社87社および関連会社34社より構成されており、「エラストマー・機能樹脂」、「インフラ・ソーシャルソリューション」、「電子・先端プロダクツ」、「生活・環境プロダクツ」、「ライフイノベーション」の製造・販売を主たる業務としているほか、これらに附帯するサービス業務等を営んでおります。 当社グループの事業内容および当社と関係会社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の5部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) エラストマー・機能樹脂 主要な製品は、スチレンモノマー、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、SBC樹脂、耐熱樹脂、N-フェニルマレイミド樹脂、透明樹脂、ポバール、クロロプレンゴム等であります。 当社が製造・販売をおこなうほか、子会社の㈱アクロス商事および㈱YKイノアスが当社製品の販売をおこなっております。国内では子会社のDSポバール㈱がポバールの製造をおこない、関連会社の東洋スチレン㈱がポリスチレン樹脂を、デナック㈱がモノクロル酢酸等の製造・販売をおこなっております。海外では子会社のデンカシンガポールP.L.(シンガポール)がポリスチレン樹脂、SBC樹脂、MS樹脂、N-フェニルマレイミド樹脂を、デンカパフォーマンスエラストマーLLC(米国)がクロロプレンゴムの製造・販売を行っております。 (2) インフラ・ソーシャルソリューション 主要な製品は、肥料、カーバイド、耐火物、セメント、特殊混和材、ポリエチレン製コルゲート管等であります。 当社が製造・販売をおこなうほか、子会社の㈱アクロス商事および㈱YKイノアスが当社製品の販売をおこなっております。子会社の日之出化学工業㈱が熔成燐肥の製造を、デンカアヅミン㈱が腐植酸苦土肥料および腐植酸液肥の製造をおこない、西日本高圧瓦斯㈱他がアセチレンガス等の製造・販売をおこない、当社のセメント、特殊混和材を原料として子会社の金沢デンカ生コン㈱他が生コンクリートの製造・販売をおこなっております。海外では、中国において子会社の電化無機材料(天津)有限公司が特殊混和材を製造し、電化創新(上海)商貿有限公司が販売を行っているほか、東南アジアでは、デンカインフラストラクチャーマレーシアSdn.Bhd.(マレーシア)が特殊混和材および建設化学品の製造・販売、デンカインフラストラクチャーテクノロジーズP.L.(シンガポール)およびPT ESTOP Indonesia(インドネシア)が特殊混和材および建設化学品の販売を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4230文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (経営方針、経営環境及び対処すべき課題) 当社は、企業理念“ The Denka Value ”を実現すべく、2018度より5ヵ年の経営計画「Denka Value-Up」をスタートさせました。 初年度にあたる2018年度は、「Denka Value-Up」で定めた3つの成長ビジョンである「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」と、2つの成長戦略である「事業ポートフォリオの変革」「革新的プロセスの導入」に則った施策を着実に実行してまいりました。 具体的な取組みとして、まず、重点分野の一つである「ヘルスケア」分野では、主要グループ会社であるデンカ生研株式会社において、インフルエンザワクチンの製造設備を現在の供給能力の2倍に増強することを決定したほか、インフルエンザウイルスの迅速検査キット「クイックナビ™-Flu2」専用のデンシトメトリー(光学密度測定)分析装置「クイックナビリーダー™」を、2018年10月に新発売いたしました。今後も、デンカグループは、予防・診断・治療それぞれの領域で先進的な技術を展開し、世界の人々のQOL(Quality of life)向上に貢献してまいります。 また、「環境・エネルギー」分野では、自動車業界の電動化に伴う放熱材料のグローバルな需要拡大に迅速に対応すべく、大牟田工場とシンガポールに総額80億円を投じて、セラミックス基板および球状アルミナの生産能力を増強する決定をいたしました。これにより、世界中で普及が進む電気自動車などの環境対応車を中心とした放熱材料市場を強力に牽引してまいります。 一方、世界情勢に目を向けますと、米中貿易摩擦の激化やBREXITに代表される保護主義の高まり等に加え、自然災害の常態化により、まさに激動の時代を迎えております。昨日まで常識であったことが、今日、突然非常識となる世の中にあって、持続的に成長するためには、グローバルなメガトレンドを的確に捉え、経営計画「Denka Value-Up」を強力に推進していく必要があります。 そのために、次の二つの「変革」を断行することとしました。 第一の「変革」は、2020年4月1日付で実施することを決定したデンカグループの二つの再編です。一つ目の再編は、デンカ生研株式会社とデンカを合併し、ヘルスケア事業を統合いたします。デンカ生研は、長年にわたりデンカグループの同事業の中核を担ってまいりました。同事業をデンカグループのコア事業として経営を完全に統合することで、ガバナンスの強化、迅速な意思決定、組織面での強化を実現し、同事業の一層の発展を図ります。二つ目の再編は、ともにグループ商社である株式会社アクロス商事と株式会社YKイノアスの統合です。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4230文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (経営方針、経営環境及び対処すべき課題) 当社は、企業理念“ The Denka Value ”を実現すべく、2018度より5ヵ年の経営計画「Denka Value-Up」をスタートさせました。 初年度にあたる2018年度は、「Denka Value-Up」で定めた3つの成長ビジョンである「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」と、2つの成長戦略である「事業ポートフォリオの変革」「革新的プロセスの導入」に則った施策を着実に実行してまいりました。 具体的な取組みとして、まず、重点分野の一つである「ヘルスケア」分野では、主要グループ会社であるデンカ生研株式会社において、インフルエンザワクチンの製造設備を現在の供給能力の2倍に増強することを決定したほか、インフルエンザウイルスの迅速検査キット「クイックナビ™-Flu2」専用のデンシトメトリー(光学密度測定)分析装置「クイックナビリーダー™」を、2018年10月に新発売いたしました。今後も、デンカグループは、予防・診断・治療それぞれの領域で先進的な技術を展開し、世界の人々のQOL(Quality of life)向上に貢献してまいります。 また、「環境・エネルギー」分野では、自動車業界の電動化に伴う放熱材料のグローバルな需要拡大に迅速に対応すべく、大牟田工場とシンガポールに総額80億円を投じて、セラミックス基板および球状アルミナの生産能力を増強する決定をいたしました。これにより、世界中で普及が進む電気自動車などの環境対応車を中心とした放熱材料市場を強力に牽引してまいります。 一方、世界情勢に目を向けますと、米中貿易摩擦の激化やBREXITに代表される保護主義の高まり等に加え、自然災害の常態化により、まさに激動の時代を迎えております。昨日まで常識であったことが、今日、突然非常識となる世の中にあって、持続的に成長するためには、グローバルなメガトレンドを的確に捉え、経営計画「Denka Value-Up」を強力に推進していく必要があります。 そのために、次の二つの「変革」を断行することとしました。 第一の「変革」は、2020年4月1日付で実施することを決定したデンカグループの二つの再編です。一つ目の再編は、デンカ生研株式会社とデンカを合併し、ヘルスケア事業を統合いたします。デンカ生研は、長年にわたりデンカグループの同事業の中核を担ってまいりました。同事業をデンカグループのコア事業として経営を完全に統合することで、ガバナンスの強化、迅速な意思決定、組織面での強化を実現し、同事業の一層の発展を図ります。二つ目の再編は、ともにグループ商社である株式会社アクロス商事と株式会社YKイノアスの統合です。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5597文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当期のわが国経済は、個人消費の持ち直しや設備投資が増加するなど、景気は緩やかに回復しましたが、期後半には輸出や生産の一部に弱さがみられました。世界経済は、米国を中心に全体としては緩やかな回復基調が続きましたが、米中貿易摩擦の顕在化や英国のEU離脱問題など、先行きに対する懸念が高まりました。 化学工業界におきましては、原材料価格の上昇などがありましたが、企業収益は総じて堅調に推移しました。 このような経済環境のもとで、当社グループは、企業理念“ The Denka Value ”を実現すべく、2018年度より5ヵ年の新経営計画「Denka Value-Up」をスタートいたしました。そして、「Denka Value-Up」の3つの成長ビジョン「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」に基づき、2つの成長戦略である「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセスの導入」を推進し、業容の拡大と収益の確保に注力いたしました。この結果、新経営計画の初年度となる当期の業績は、原材料価格の上昇に応じた販売価格の改定や、電子・先端プロダクツ製品を中心とした販売数量の増加により、売上高は4,131億28百万円と前年同期に比べ174億98百万円(4.4%)の増収となり、過去最高を更新しました。収益面では、スチレンモノマーの定期修繕や、ヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資による費用負担が増加しましたが、販売数量の増加や交易条件の改善により、営業利益は342億28百万円(前年同期比5億76百万円増、1.7%増益)、経常利益は328億11百万円(前年同期比13億11百万円増、4.2%増益)、親会社株主に帰属する当期純利益は250億46百万円(前年同期比20億10百万円増、8.7%増益)となり、それぞれ2期連続で過去最高益を更新しました。 セグメントの経営成績は、次の通りであります。 なお、2018年4月1日付で、高純度導電性カーボンブラック「デンカブラック」を、従来の「エラストマー・機能樹脂部門」から「電子・先端プロダクツ部門」に変更しており、以下の営業概況説明では、前年同期の数値を変更後の区分方法により作成し記載しております。 <エラストマー・機能樹脂> クロロプレンゴムは、米国の子会社デンカパフォーマンスエラストマー社が寒波の影響により減産となり販売数量は減少しましたが、販売価格の改定が進み増収となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1725文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 事業 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 エラス トマー・ 機能樹脂 インフラ・ソーシャルソリューション 電子・先 端プロダ クツ 生活・ 環境プロ ダクツ ライフイノベーション 売上高 外部顧客への売上高 170,109 53,146 62,614 40,980 32,338 359,189 36,439 395,629 395,629 セグメント間の内部売上高又は振替高 117 121 5,343 5,464 ( 5,464 ) 170,227 53,149 62,614 40,980 32,338 359,310 41,783 401,094 ( 5,464 ) 395,629 セグメント利益 15,411 189 10,909 817 5,541 32,869 758 33,628 23 33,652 セグメント資産 130,176 81,371 86,287 48,262 42,712 388,825 33,289 422,114 51,685 473,799 その他の項目 減価償却費 6,102 5,422 5,679 2,942 3,623 23,769 175 23,944 ( 83 ) 23,860 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 5,613 8,044 4,549 2,089 2,122 22,418 284 22,703 ( 8 ) 22,694 当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 事業 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 エラス トマー・ 機能樹脂 インフラ・ソーシャルソリューション 電子・先 端プロダ クツ 生活・ 環境プロ ダクツ ライフイノベーション 売上高 外部顧客への売上高 179,237 54,846 67,113 39,034 34,104 374,337 38,791 413,128 413,128 セグメント間の内部売上高又は振替高 205 52 265 6,537 6,803 ( 6,803 ) 179,443 54,898 67,113 39,042 34,104 374,602 45,328 419,931 ( 6,803 ) 413,128 セグメント利益又は損失(△) 14,176 △ 274 11,789 889 6,300 32,881 1,322 34,204 24 34,228 セグメント資産 132,956 87,292 89,739 45,983 45,684 4…