事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社8社の合計9社で構成しております。 また、当社グループが展開している事業活動は、紙加工品、化成品及びその他の商品の製造・販売を主とし、かつ、その事業に関する研究・物流及びサービス等であります。 当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。 セグメントの 名称 事業の内容 会社名 紙加工品事業 紙袋、印刷紙器、段ボールなどの製造、仕入及び販売 当社 ㈱京浜特殊印刷 日幸印刷㈱ ㈱パックタケヤマ 西日本印刷工業㈱ カンナル印刷㈱ ザ・パックアメリカコーポレーション 特百嘉包装品貿易(上海)有限公司 特百嘉包装制品(常熟)有限公司 化成品事業 ポリ袋、テーラーバッグなどの製造、仕入及び販売 当社 ㈱パックタケヤマ ザ・パックアメリカコーポレーション 特百嘉包装品貿易(上海)有限公司 その他事業 ギフト品、用度品、値札、デザイン制作、宣伝広告用品などの仕入及び販売 当社 ㈱パックタケヤマ 西日本印刷工業㈱ カンナル印刷㈱ ザ・パックアメリカコーポレーション 特百嘉包装品貿易(上海)有限公司 ザ・パックアメリカコーポレーションは米国法人であり、販売先は米国とカナダを主としております。 特百嘉包装品貿易(上海)有限公司及び特百嘉包装制品(常熟)有限公司は中国法人であり、特百嘉包装品貿易(上海)有限公司では中国国内向け販売を主とし、特百嘉包装制品(常熟)有限公司では中国国内向け及び当社日本向け紙袋の生産をしております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(5) 中長期的な会社の経営戦略 このような経営環境の中、当社グループは「環境対応を見据えた経営」を中期経営計画のスローガンに掲げ、次の項目を成長の戦略と位置づけています。 ① 紙化への取組み 地球環境に配慮した製品の需要の高まりを受けて、リサイクルしやすい紙製パッケージの販売を強化します。 紙化を含む環境対応製品として、販売額の一部をザ・パックフォレスト®環境基金に拠出するザ・パックフォレスト®製品並びに森林保全に貢献するFSC認証製品の販売を促進します。 ② 食品、医薬品・化粧品、EC市場への拡販 これまで主力としてきた和洋菓子向けパッケージに加え、弁当・惣菜等の中食及びコンビニ・ファストフード等の外食(テイクアウト含む)業界への販路拡大や健康志向の高まりもあり、安定した成長が見込まれる消費者向け一般医薬品・化粧品・健康食品市場へ注力します。さらに自社ECサイトでの直接販売を行う得意先に対し、省人・省力化のソリューション提案の推進を行います。 ③ 紙器の販売強化 販売形態がリアル店舗からECへ変化することへの対応として、注力する分野をショッピングバッグから紙器に転換いたします。 設計力・デザイン力・情報力を駆使した提案型営業が評価されていることや、今後EC化が進んでいくことから、商品パッケージも引き続き利用されると予想されます。また、環境への意識が浸透することで紙化による需要の底上げが期待できます。 食品向けに、東京・大阪工場の食品用紙器製造ラインでは、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000認証を取得済みです。品質においても優位性がある紙製一次容器では、ファストフードやコンビニ業界にも進出しており、さらなる販路の拡大及び販売強化に努めます。 ④ 事業領域の拡大 M&A・業務提携・新設備導入等による商品群・販売事業領域の拡大に取り組み、中国市場での拡販やASEAN市場への進出など海外展開も視野に入れていきます。 ⑤ 生産性向上と働き方改革の推進 業務の効率化に向けた基幹システムの構築や製造ラインの省人化・省力化を進め、ワークライフバランスに配慮した人員配置と勤務時間の適正化を行います。 (6) その他、会社の経営上重要な事項 大阪工場及び奈良工場はともに築後相当年数が経過しており、今後の作業環境の改善、工場内自動化等による省人化・省力化及び生産性の向上を図るため、大阪工場は建替え、奈良工場は増改築を行う予定です。将来を見据えた付加価値の高い製品を生み出す生産体制の構築を目指します。
対処すべき課題
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(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社の属する業界は、既存の顧客、取扱い製品だけでは大きな業績の伸長を望みにくい成熟産業とされています。そのため、当社は、従来からの主力製品に加え、米袋、紙おむつ用製品、食品用パッケージ等、販売先市場や取扱い製品を開拓してまいりました。今後も、需要が見込める新たな市場の開拓や製品の開発に注力し、必要となる設備には積極的に投資して事業の拡大に努めてまいります。 近年では原材料や輸入品の価格上昇に加え、物流費の上昇にも直面しています。当社は、企画提案販売と品質管理を強化して顧客満足度の向上を図ることで適正価格による販売に努め、業務改革による合理化を一層推進して利益体質強化を図り、中長期的な経営戦略を着実に実行して、さらなる業績の向上に努める所存です。 また、新型コロナウイルス感染症拡大は日本経済に大きな影響を与えました。当社グループにとっても販売の減少など業績悪化の要因となっています。このような状況の中で、当社グループは今後、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する場合を想定し、新しい生活様式の中でさらに需要が見込める市場への取組みを強化していく所存です。 これらの業績向上に努める一方、当社は「地球環境問題への取組みなど社会的責任を果たす」、「トータルパッケージのソリューション企業として社会の発展と繁栄に貢献する」をも経営理念として、1981年に包装資料館(現パッケージラボ)を設置して国内外のパッケージ研究及び情報発信の拠点とした他、1993年より森林保全活動費用を拠出し、主力事業におきましては環境対応新商品及び新技術の開発に積極的に取り組みながら、2000年には「ザ・パックフォレスト®環境基金」を設立し、NPO法人と協働で植林活動・森林保全活動を推進しております。さらに、1999年の茨城工場を皮切りに、現在は当社の国内4工場及び全事業所においてISO14001「環境マネジメントシステム」、ISO9001「品質マネジメントシステム」の認証を取得しております。また、紙を素材としたパッケージ製造を行う全工場と全販売部門でFSC® CoC認証(FSC® C020517)、東京・大阪工場の食品用紙器製造ラインでFSSC22000認証を取得しております。今後も、地球環境問題への積極的な取組みと、社会の発展と繁栄に継続的に貢献していく所存です。
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 当連結会計年度におけるわが国の経済は、年初から政府による緊急事態宣言の発出や自治体によるまん延防止等重点措置に基づく要請で、行動制限や人流が抑制されて景気は落ち込みと持ち直しを繰り返しました。期待された東京五輪による景気押上げ効果も無観客で限定的なものとなり、1年を通して景気は停滞が続きました。年末にかけて新型コロナウイルス感染症の収束により個人消費は持ち直してきたものの先行きは不透明な状況であります。 米国の経済は、コロナワクチンの接種の進展に伴い、人々の外出機会が増加し個人消費はサービス業を中心に復調、企業活動も拡大が続いていましたが、年末にかけてオミクロン株の流行により新規感染者が急増し人流が抑制されています。一方、中国の経済は、感染の抑え込みに成功しており、全体としては順調な回復が続いてきましたが、格差是正の政策や電力の規制強化によって先行きは不透明です。 新型コロナウイルス感染症拡大は、当社グループの経営成績に影響を及ぼしましたが、当社は「前進のためのリセット」をスローガンに掲げ、グループ全社が結束して新たな市場開拓、積極的な設備投資、品質管理の改善など業績の向上に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は801億77百万円(前年同期比2.2%増加)、営業利益は41億44百万円(前年同期比26.6%増加)、経常利益は44億22百万円(前年同期比22.6%増加)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は28億24百万円(前年同期比18.1%増加)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 紙加工品部門 当社グループ売上高の69.2%を占めるこの部門では、紙袋(対連結売上高構成比27.5%)は、国内における個人消費の停滞による販売の減少から徐々に回復が進みつつあり、また、海外子会社でも特百嘉包装品貿易(上海)有限公司とザ・パックアメリカコーポレーションが好調に推移し、同上売上高は220億32百万円(前年同期比2.6%増加)となりました。 紙器(同上構成比24.3%)は、テイクアウト用食品パッケージの販売が好調に推移し、また、特百嘉包装品貿易(上海)有限公司もメーカー向けの売上が好調に推移し、同上売上高は194億97百万円(前年同期比13.1%増加)となりました。 段ボール(同上構成比14.8%)は、メーカーやEC市場向け販売が好調で、同上売上高は118億50百万円(前年同期比11.5%増加)となりました。 印刷(同上構成比2.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 紙加工品事業 化成品事業 売上高 外部顧客への売上高 51,386 13,484 64,870 13,574 78,445 78,445 セグメント間の内部売上高又は振替高 51,386 13,484 64,870 13,574 78,445 78,445 セグメント利益 3,124 511 3,635 748 4,384 △ 1,109 3,275 セグメント資産 40,835 7,965 48,800 6,750 55,551 28,005 83,556 その他の項目 減価償却費 1,462 331 1,794 47 1,841 1,850 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 3,297 392 3,690 57 3,748 3,748 (注)1.「その他」は用度品、その他雑貨であります。 2.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△1,109百万円には、各報告セグメントに配分していないセグメント間取引消去12百万円及び全社費用△1,121百万円が含まれております。全社費用は、主に親会社の管理部門に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額28,005百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に親会社での余剰運用資産(現金及び預金9,621百万円、有価証券9,099百万円)、長期投資資金(投資有価証券8,722百万円)及び親会社の土地等561百万円であります。 (3)減価償却費の調整額は、親会社の本社資産に係るものであります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…