株式会社QPSホールディングス

証券コード: 464A / 対象年度: 2026 / 提出日: 2026-08-26
業種 情報・通信業
年度切替

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発・製造・運用を行い、夜間や悪天候下でも観測可能な地球観測衛星データを提供しています。独自の「展開型パラボラアンテナ技術」により、他社と差別化された高頻度・高精細なデータを提供し、安全保障、防災、インフラ管理などの分野で官公庁や民間企業へソリューションを提供しています。

主な事業領域

小型SAR衛星による地球観測衛星データ事業

主な製品・サービス

  • QPS-SAR(小型SAR衛星)
  • 地球観測衛星データ
  • 高頻度・高精細な観測データの提供

ビジネスモデル

自社開発の小型SAR衛星コンステレーションを構築し、取得した観測データを官公庁や民間企業へ提供することで収益を得る。2026年5月期より安全保障分野での本格的な収益化フェーズへ移行。

セグメント・事業構成

地球観測衛星データ事業(単一セグメント)

戦略・方向性

36機を超える規模のコンステレーション構築による「準リアルタイム観測」の実現、衛星間通信機能の実装によるデータ提供の迅速化、量産体制の整備、および国内外の官民両市場へのアプローチ強化。

強みとして読み取れる点

  • 夜間・悪天候下でも観測可能なSAR技術
  • 独自開発の「展開型パラボラアンテナ技術」による参入障壁
  • 政府の「宇宙開発利用加速化プログラム」への参画による信頼性
  • 高度な技術力を活かした防衛省からの大型受注

課題として読み取れる点

  • 多額の先行投資を要する事業構造
  • 安定的な量産体制および供給能力の確立
  • データ提供プラットフォームの構築と技術開発

確認ポイント

  • コンステレーション構築の進捗(目標36機)
  • 衛星間通信機能の実装による提供スピードの向上
  • 海外市場における販売代理店ネットワークの拡大

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、技術的強み、経営戦略、課題などが詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

主なリスク要因は、SAR衛星市場における競合他社の参入による競争力低下、技術革新への対応遅れによる影響、および衛星打上げ失敗や故障による機会損失や減損リスクです。また、官公庁への高い売上依存度、為替変動による調達コスト増、サイバー攻撃による機密情報流出、および将来的な株式価値の希薄化が含まれます。これらに対し、同社はリスク管理体制の構築、宇宙保険の付保、ISMSの取得、コンステレーションによる冗長性の確保などの対応策を講じています。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自のSAR衛星技術とコンステレーション構築により、準リアルタイムの地球観測データ提供を目指す成長企業。防衛・防災等の公共性の高い分野で強い需要を獲得しており、政府方針とも合致。先行投資を伴う事業モデルながら、戦略的な資金調達と量産体制の構築により、強固な事業基盤の構築を進めている。

成長方針

QPS-SARコンステレーションの構築による「準リアルタイム観測」の実現。2030年までに36機以上の衛星を構築し、国内官公庁(防衛・防災等)および海外市場(北米・欧州・東南アジア)でのシェア拡大。独自の「展開型パラボラアンテナ技術」による参入障壁の構築と、量産体制の整備による供給能力の向上。

資本政策

事業の成長に伴う多額の先行投資(衛星の製造・打上げ・運用)に対し、手許資金に加え、株式発行によるエクイティファイナンスや金融機関からのデットファイナンスを組み合わせた機動的な財務戦略を採用。2026年1月および3月に実施した資金調達により財務基盤を強化。

リスク対応方針

衛星の故障や打上げ失敗への対応(予備機の確保や技術改善)、高度な技術による参入障壁の構築、政府の宇宙政策(宇宙基本計画)との連携による公的支援の活用、および多角的な資金調達による流動性の確保。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

独自の展開型パラボラアンテナ技術を核とした小型SAR衛星コンステレーションの構築により、準リアルタイムの地球観測データ提供を目指す。防衛・防災・インフラ監視など多岐にわたる分野で高い需要が見込まれ、量産体制の確立と衛星間通信の実装により、技術的優位性と事業のスケールを両立させる成長戦略を描いている。

設備投資の方向性

主に小型SAR衛星の開発および量産体制の整備に向けた設備投資を積極的に実施。年間20機の量産体制構築に向けた自社工場の機能拡充や、コンステレーション構築のための先行投資を継続する方針。

研究開発・商品開発

小型SAR衛星の機能向上、衛星間通信の実装、衛星の長寿命化、および観測データの提供プラットフォーム構築に向けた研究開発を推進。公的研究機関との共同研究や補助金を活用し、技術的優位性の確立を図る。

投資・変化テーマ

  • 小型SAR衛星コンステレーション
  • 準リアルタイム観測
  • 衛星間通信技術
  • 宇宙インフラ
  • 防衛・安全保障
  • 防災・減災

関連キーワード

  • SAR衛星
  • 展開型パラボラアンテナ
  • 衛星間通信
  • 高頻度観測
  • 自動量産体制
  • データ解析プラットフォーム

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準— 連結区分— 対象期間— 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2026-08-26

主要財務指標を表示できません

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財務項目の関係

資本項目の関係

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確認事項

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1471文字

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社(QPS研究所)により構成されており、当社は純粋持株会社として、グループ戦略の立案・決定のほか、グループ会社の事業活動の管理、その経営の支援や指導等、グループ会社の経営管理(企画、人事、財務、経理、総務業務等)と研究開発や技術サポート及びこれに附帯又は関連する業務を行っております。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループでは、地球の準リアルタイム観測が可能となる世界を実現するため、①夜間や悪天候時でも観測が可能であること、及び②常に衛星が観測対象地域の上空を平均10分間隔で飛んでいる状態にするために多数の衛星を打ち上げることの両方を実現するべく、小型SAR衛星QPS-SARの開発及び製造を行い、同衛星により取得した地球観測衛星データ及び画像の提供を主な事業(以下「地球観測衛星データ事業」という。)としております。 連結子会社であるQPS研究所では、2019年12月に実証試験機である小型SAR衛星QPS-SAR1号機(愛称「イザナギ」)を、2021年1月に同じく実証試験機である2号機(愛称「イザナミ」)を打ち上げました。2021年5月には2号機イザナミによる高精細モード[分解能70cm]の地球観測画像の取得成功を発表し、2021年12月より2号機による地球観測画像の提供を開始いたしました。3号機及び4号機は2022年10月のイプシロンロケット6号機の打上げ失敗により損失を被ったものの、商用機である3号機以降の衛星開発は1号機及び2号機による実証結果を踏まえて改善を施しており、2024年5月期に3機、2025年5月期に3機、当事業年度に4機の打上げを成功させ、当事業年度末時点において9機の衛星によって地球観測衛星データ事業を展開しております。 同社は日本政府主導の「宇宙開発利用加速化プログラム(スターダストプログラム)」に参画し、自然災害に強い社会システムを構築する「国土強靱化」等の公益性が高い分野において、自社開発の小型SAR衛星による高精度な観測データを提供しております。本プログラム等を通じ、JAXAおよび文部科学省をはじめとする関係省庁との連携を強化しており、災害対応やインフラ管理等の多岐にわたる領域において利活用を推進しております。 また、当社グループの地球観測衛星データ事業は、夜間や悪天候下でも観測可能な特長から安全保障分野における需要が急増しており、防衛省からの大型受注を獲得するなど、2026年5月期より本格的な収益化フェーズへと移行しております。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3440文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献する」というパーパス(存在意義)のもと、地球上では実現できないソリューションやビジネスを構築し、社会の持続的発展に寄与することを目指しております。 この理念を具現化するためのファーストステップとして、当社グループが開発・製造・運用する小型SAR衛星(以下「QPS-SAR」)による「準リアルタイム観測」の実現に向け、36機を超える規模のQPS-SARコンステレーションの構築を推進しております。本コンステレーションは、傾斜軌道を軸とした独自の衛星配置により、地球上のほぼすべての主要地域を平均10分間隔という高頻度で観測できる体制を構築し、世界の社会インフラとなることを目指すものです。 (2)経営戦略 当社グループでは上記の経営方針に基づき、莫大な世界需要を迅速に獲得するため、QPS-SARコンステレーションの構築および機能強化を強力に推進してまいります。 開発戦略 当年度におきましては、QPS-SAR6機の製造を計画しており、コンステレーションの早期拡大に向けて年間20機という計画的な量産体制の整備に向けて進めてまいります。併せて、静止軌道上の通信衛星を介した「衛星間通信機能」の実装・追加を進めてまいります。従来の地上局通過時に限られていたデータ送信から、衛星間通信への拡張を図ることで、撮像からデータ納品までのタイムラグを劇的に短縮し、真の「準リアルタイム観測」を実現いたします。さらに、衛星本体の長寿命化に向けた技術開発を推進することで、投資効率の最適化および中長期的な収益性の向上に取り組んでまいります。 打上げ・軌道投入計画 当社グループでは、人類の経済活動が集中する中緯度地域(北緯45度〜南緯45度)をカバーする傾斜軌道への優先投入を特徴としています。これにより、日本近傍および主要都市圏・経済圏の高頻度撮像を実現し、他社サービスとの明確な差別化を図っております。また、今後は市場のニーズに合わせた軌道選択を検討しており、より多くのユーザーへサービス提供ができるよう取り組んでまいります。 販売・事業開発戦略 ① 国内官公庁領域 防衛省をはじめとする安全保障領域での需要の高まりに対し、データ提供能力の拡充、画質の高度化、および運用の安定化を追求してまいります。併せて、防災・減災や国土交通省等のインフラ監視分野における需要拡大を見据え、当社グループの観測データが社会インフラとして定着・活用されるよう、供給体制の更なる強化を図ります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3440文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献する」というパーパス(存在意義)のもと、地球上では実現できないソリューションやビジネスを構築し、社会の持続的発展に寄与することを目指しております。 この理念を具現化するためのファーストステップとして、当社グループが開発・製造・運用する小型SAR衛星(以下「QPS-SAR」)による「準リアルタイム観測」の実現に向け、36機を超える規模のQPS-SARコンステレーションの構築を推進しております。本コンステレーションは、傾斜軌道を軸とした独自の衛星配置により、地球上のほぼすべての主要地域を平均10分間隔という高頻度で観測できる体制を構築し、世界の社会インフラとなることを目指すものです。 (2)経営戦略 当社グループでは上記の経営方針に基づき、莫大な世界需要を迅速に獲得するため、QPS-SARコンステレーションの構築および機能強化を強力に推進してまいります。 開発戦略 当年度におきましては、QPS-SAR6機の製造を計画しており、コンステレーションの早期拡大に向けて年間20機という計画的な量産体制の整備に向けて進めてまいります。併せて、静止軌道上の通信衛星を介した「衛星間通信機能」の実装・追加を進めてまいります。従来の地上局通過時に限られていたデータ送信から、衛星間通信への拡張を図ることで、撮像からデータ納品までのタイムラグを劇的に短縮し、真の「準リアルタイム観測」を実現いたします。さらに、衛星本体の長寿命化に向けた技術開発を推進することで、投資効率の最適化および中長期的な収益性の向上に取り組んでまいります。 打上げ・軌道投入計画 当社グループでは、人類の経済活動が集中する中緯度地域(北緯45度〜南緯45度)をカバーする傾斜軌道への優先投入を特徴としています。これにより、日本近傍および主要都市圏・経済圏の高頻度撮像を実現し、他社サービスとの明確な差別化を図っております。また、今後は市場のニーズに合わせた軌道選択を検討しており、より多くのユーザーへサービス提供ができるよう取り組んでまいります。 販売・事業開発戦略 ① 国内官公庁領域 防衛省をはじめとする安全保障領域での需要の高まりに対し、データ提供能力の拡充、画質の高度化、および運用の安定化を追求してまいります。併せて、防災・減災や国土交通省等のインフラ監視分野における需要拡大を見据え、当社グループの観測データが社会インフラとして定着・活用されるよう、供給体制の更なる強化を図ります。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約4600文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社は、2025年12月1日に単独株式移転により株式会社QPS研究所の完全親会社として設立されました。連結の範囲に実質的な変更はありませんが、当連結会計年度は当社設立後最初のものとなるため、前連結会計年度との実績比較は行っておりません。 また、当連結会計年度(2025年6月1日から2026年5月31日まで)の連結財務諸表は、単独株式移転により完全子会社となった株式会社QPS研究所の財務諸表を引き継いで作成しております。 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度における流動資産は23,443百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金21,248百万円、契約資産1,294百万円であります。 当連結会計年度における固定資産は19,019百万円となりました。主な内訳は、人工衛星等の有形固定資産18,712百万円、投資その他の資産211百万円であります。 この結果、当連結会計年度における資産合計は42,463百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度における流動負債は5,706百万円となりました。主な内訳は、契約負債1,952百万円、補助金等の前受金1,420百万円であります。 当連結会計年度における固定負債は5,075百万円となりました。主な内訳は、長期借入金5,050百万円であります。 この結果、当連結会計年度における負債合計は10,782百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度における純資産合計は31,680百万円となりました。主な内訳は、資本金7,753百万円、資本剰余金25,040百万円、利益剰余金△1,123百万円であります。 b.経営成績 わが国経済は、雇用・所得環境の改善や企業の設備投資意欲の底堅さを背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、資源・原材料価格の高止まり、物価上昇に伴う個人消費への影響、為替相場及び金融資本市場の変動、海外経済の減速懸念、地政学的リスクの高まり等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 宇宙産業においては、各国政府による宇宙政策の強化や宇宙空間の安全保障上の重要性の高まり、防災・インフラ監視等における衛星データ活用ニーズの拡大を背景として、官民双方で事業機会が広がっております。わが国においても、2023年6月に閣議決定された宇宙基本計画において、宇宙関連市場の規模を2030年代の早期に8兆円へ拡大することを目標としており、宇宙産業の成長産業化に向けた取組が進められております。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約78文字

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 当連結会計年度(自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 該当事項はありません。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約10938文字

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があるリスク要因として考えられる主な事項には、以下のものがあります。必ずしもリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しています。当社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。当社グループのリスク管理体制としては、リスク・コンプライアンス規程を定め、社長を委員長とするグループ・リスク・コンプライアンス委員会にて、事業を取り巻く様々なリスクを洗い出し、適切な対応策の検討並びに実践を図り、リスクの未然防止及び低減に取り組んでおります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスク ① 市場について 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:高 当社グループが属するSAR衛星の世界市場は近年急速に成長を続けており、2026年の市場規模は約70億ドルと推測され、2034年には約215億ドルまで拡大する(出典:Research and Markets社「Synthetic Aperture Rader Global Market Report 2025」)と想定されています。しかしながら、光学衛星に対するSAR衛星の認知は徐々に高まってはいるものの依然として不十分であり、現状は、防衛・防災等の特に公益性の高い分野に需要のある国内官公庁との取引を主としております。今後の成長が期待される民間部門の成長ペースが大きく伸長しない可能性もあり、事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、市場の拡大が進んだ場合であっても、当社グループが同様のペースで順調に成長しない可能性があります。さらに、市場が成熟していないため、今後、大手企業や新興企業による新規参入等により市場シェアの構成が急激に変化した場合には、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:高 当社グループは、衛星リモートセンシング領域において事業展開しております。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

抜粋表示 / 原文長 約1429文字

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、中長期的な視点のもと社会全体のサステナビリティ(持続可能性)に貢献することが、企業活動における根幹であると認識しております。「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献する」というパーパス(存在意義)、そして創業者から受け継いだ「北部九州に宇宙産業を根付かせる」というミッションのもと、北部九州を中心とした全国25社以上のパートナーとともに、小型SAR衛星を開発・製造・運用してまいりました。当社グループのQPS-SARコンステレーションによる観測データの提供を通じて、気候変動に伴う自然災害への対応、インフラの安全確保、安全保障の強化など、地球規模の社会課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。 (1) ガバナンス 当社グループはサステナビリティ関連の機会及びリスクを、経営上の重要リスク・機会の一環として位置付けております。取締役会の諮問機関である「リスク・コンプライアンス委員会」において、サステナビリティ課題を含む全社的なリスク管理の推進、コンプライアンスの徹底、および情報の共有化・一元化を図る体制を構築しております。 (2) 戦略 全世界的な宇宙開発の加速に伴い生じるリスクの低減を図ると同時に、人類が安心して生活するための安全保障や防災・減災といった社会要請に対するデータソリューションの提供を、中長期的な企業価値の向上につながる重要な「収益機会」と捉えております。サステナビリティ課題への対応と事業成長を両立させる戦略的議論を継続的に推進しております。 ・人的資本の活用に関する考え方 当社グループは、持続的な企業価値の向上には、社員一人ひとりが専門性を発揮し、組織として最大限の成果を生み出すことが重要であると考えております。そのため、人材の採用に加え、多様な知識・経験・専門性を有する人材が能力を十分に発揮できる環境の整備に取り組んでおります。 2026年6月には、人事制度を全面的に刷新し、等級制度、評価制度及び報酬制度を一体的に見直しました。新制度では、役割や成果に加え、チャレンジや能力の発揮を適切に評価することで、社員の成長意欲の向上と組織全体の生産性向上を目指しております。 また、学習支援制度や福利厚生制度の充実、柔軟な働き方の推進などを通じて、社員一人ひとりが継続的に成長し、長期的に活躍できる環境づくりを進めております。今後も制度の運用状況を継続的に検証しながら改善を重ね、人的資本への投資を通じて企業価値の向上に取り組んでまいります。…

研究開発活動

抽出本文 / 原文長 約362文字

6【研究開発活動】 当社グループは「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献する」というパーパス(存在意義)の下、「小型衛星コンステレーションによるリアルタイム観測の実現」というビジョンを掲げ、地球観測衛星データ事業の推進を図るために小型人工衛星の研究開発を進めております。 なお、当社グループは地球観測衛星データ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの情報は記載しておりません。 当連結会計年度は、中小企業イノベーション創出推進事業等の補助金を活用しながら、大学等公的研究機関との共同研究等を通じて当社の小型SAR衛星の機能向上に関する開発を引き続き行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は 239 百万円となりました。 有価証券報告書(通常方式)_20260826091049

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約370文字

2【主要な設備の状況】 (1)提出会社 特記すべき事項はありません。 (2)国内子会社 2026年5月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額 従業 員数 (人) 建物 (百万円) 構築物 (百万円) 機械及び 装置 (百万円) 工具、器具及び備品 (百万円) 人工衛星 (百万円) 建設 仮勘定 (百万円) その他 (百万円) 合計 (百万円) ㈱QPS研究所 福岡オフィス (福岡市中央区) 本社等 25 26 64 75 192 30 (3) 研究開発拠点(Q-SIP) (福岡県) (注)1 工場、小型SAR衛星等 522 106 276 9,710 7,978 19 18,615 42 (8) (注)1.安全上の観点から、市区町村の記載は省略しております。 2.その他の主なものは、ソフトウエアであります。

その他の有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約234文字

3【配当政策】 当社グループは、今後も多額の先行投資を行う小型SAR衛星の製造及び打上げを計画的に実施していくため、当社といたしましては当面は配当を実施せず、当社グループの小型SAR衛星の製造及び打上げの継続に備えた資金の確保を優先する方針であります。しかしながら、株主への利益還元については重要な経営課題と認識しており、経営成績及び財政状態を勘案しつつ、利益配当も検討する所存であります。 なお、剰余金の配当を行う場合、期末配当の決定機関は取締役会となっております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約850文字

(2)【従業員の状況】 ①連結会社の状況 2026年5月31日現在 従業員数(人) 72 ( 11 ) (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。また、平均臨時雇用者数は()外数で記載しております。 2.当社グループは、地球観測衛星データ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。 ②提出会社の状況 当社は純粋持株会社であるため、記載を省略しております。 ③最大人員会社の状況 当事業年度における従業員数が最も多い会社 株式会社QPS研究所 2026年5月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 平均年間給与の対前事業年度増減率(%) 72 (11) 43.2 2.7 7,229 6.1 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。また、平均臨時雇用者数は()外数で記載しております。 2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。 3.最大人員会社は、地球観測衛星データ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。 ④労働組合の状況 当社の完全子会社である株式会社QPS研究所において結成されております労働組合は、全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会に所属しております。労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。 ⑤管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号)」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成3年法律第76号)」の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 有価証券報告書(通常方式)_20260826091049

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約4000文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、コーポレート・ガバナンスの強化を重要な経営課題に位置付けております。経営の効率性の追求と健全性の確保により、株主価値の最大化を図ることが使命であると認識しています。そのため、ステークホルダーとの信頼構築、社会の進歩・発展への貢献、さらに、企業価値の永続的な向上を目指し、「透明かつ効率的な企業経営」、「経営意思決定の迅速化」、「コンプライアンス・リスクマネジメントを追求したコーポレート・ガバナンス体制の確立」に取り組んでおります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 a.企業統治の体制の概要 当社は、監査等委員会設置会社であります。監査等委員ではない取締役は4名(うち社外取締役1名)、監査等委員は3名(うち社外監査等委員2名)であります。 会計監査人につきましては有限責任監査法人トーマツを選任し、会計監査を受けております。また、法的な問題につきましては顧問弁護士等に相談し、適宜助言を受けております。 提出日現在の当社のコーポレート・ガバナンス体制は、以下のとおりです。 イ.取締役会 当社の取締役会は、代表取締役社長 大西俊輔を議長とし、取締役 松本崇良、取締役 三輪洋之介、取締役 西村竜彦、監査等委員 坂田誠治、監査等委員 中原一徳、監査等委員 橋本道成の7名で構成されております。取締役会は、法令・定款に定められた事項のほか、経営上の重要な事項に関する意思決定機関及び取締役の職務執行の監督機関として機能しております。取締役会は、原則月1回の定時取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、迅速な経営上の意思決定を行うことができる体制としております。 当事業年度の活動状況 当事業年度において当社は取締役会を原則月1回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。 氏名 開催回数 出席回数 議長 代表取締役社長 大西俊輔 14 14 メンバー 取締役 松本崇良 14 14 取締役 三輪洋之介 14 14 取締役 西村竜彦 14 14 常勤監査等委員 坂田誠治 14 14 監査等委員 中原一徳 14 14 監査等委員 橋本道成 14 14 当社設立日である2025年12月1日から2026年5月31日までの活動状況であります。…

重要な契約等

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5【重要な契約等】 (受注契約) 防衛省「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」における画像データ取得業務 当社の子会社である株式会社QPS研究所は2026年2月19日付で株式会社トライサット・コンステレーションとスカパーJSAT株式会社との3社間において、画像データ取得業務の委託契約を締結しました。 ① 契約名 画像データ取得業務委託契約書 ② 契約先 株式会社トライサット・コンステレーション スカパーJSAT株式会社 ③ 売上見込 69,731百万円 ④ 事業期間 2031年3月まで ※ 売上見込に記載の金額は、各種手数料を含まない金額となります。 (補助金等) 宇宙戦略基金事業 当社の子会社である株式会社QPS研究所は2024年11月29日付でJAXAによって公募された宇宙戦略基金事業に採択されており、2027年3月までの当初交付金額8,465百万円を開示しておりましたが、2026年1月14日付で以下の内容の2027年4月以降の支援上限額について、JAXAより公表可能となる旨の通知を受領いたしました。 ① 募集機関 JAXA ② 技術開発テーマ名 商業衛星コンステレーション構築加速化 ③ 技術開発課題の名称 小型SAR衛星の量産加速化及び競争優位性確立に向けた機能強化 ④ 支援上限額※ 21,240百万円 ⑤ 実施期間 2029年3月まで ※ 本支援上限額は、2026年度末に実施予定のステージゲート審査の結果によっては変動し得る金額ですが、現時点でJAXAより支援上限額を公表可能との通知を受領したため、お知らせするものです。また、支援上限額は当初交付金額を含みます。 (財務制限条項が付された借入金契約) コミット型シンジケートローン 当社の子会社である株式会社QPS研究所が締結している財務制限条項が付された契約に関する内容等は以下のとおりであります。なお、財務上の特約の内容につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結貸借対照表関係)※2 コミット型シンジケートローン」に記載しております。 契約締結日 弁済期限 相手方の属性 期末残高 保証 担保 2023年10月24日 2028年10月31日 都市銀行等 5,000百万円 あり※1 なし 2026年1月30日 2031年3月31日 都市銀行等 1,000百万円 なし あり※2 ※1 中小機構債務保証制度による債務保証 ※2 打上げ前保険及び打上げ保険に係る保険金請求権その他一切の請求権

大株主の状況

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(6)【大株主の状況】 2026年5月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) スカパーJSAT株式会社 東京都港区赤坂1丁目8-1 7,357,000 13.17 大西 俊輔 福岡県福岡市中央区 4,000,000 7.16 US BANK NATIONAL ASSOCIATION JP ACCTS TS (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 60 LIVINGSTON AVE ST. PAUL, MN 55107 U.S.A. (東京都千代田区丸の内1丁目4-5) 2,425,160 4.34 八坂 哲雄 福岡県福岡市東区 2,131,200 3.81 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) AIB INTERNATIONAL CENTREP.O.BOX 518 IFSC DUBLIN,IRELAND (東京都港区港南2丁目15-1) 1,634,000 2.92 JP JPMSE LUX RE UBSAG LONDON BRANCH EQCO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) BAHNHOFSTRASSE 45 ZURICH SWITZERLAND 8098 (東京都千代田区丸の内1丁目4-5) 1,480,400 2.65 三井住友海上火災保険株式会社 東京都千代田区神田駿河台3丁目9 1,400,000 2.50 株式会社ミツウロコグループホールディングス 東京都中央区京橋3丁目1-1 1,400,000 2.50 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 1,320,000 2.36 日本工営株式会社 東京都千代田区麹町5丁目4 1,142,900 2.04 24,290,660 43.48 (注)前事業年度末において主要株主でなかったスカパーJSAT株式会社は、当事業年度末現在では主要株主となっております。

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データ元
EDINET 有価証券報告書
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分析バージョン
2026Q3
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gemma4:12b

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