事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約4140文字
3【事業の内容】 当社は、ペイメント事業において「サブスクペイ」、フィナンシャルクラウド事業において「請求管理ロボ」を提供しております。両サービスとも、決済に「+α」(プラスアルファ)の機能を加えることで、様々な企業課題を解決しております。「サブスクペイ」は、当社の顧客である事業者が、購買者に対して、インターネットを介してクレジットカードなどで決済ができる仕組みを提供するだけでなく、サブスクリプションビジネス(注)の運営において重要な顧客管理や定期課金の機能を提供しております。そのため、サブスクリプションビジネスを営む事業者をはじめとする様々な事業者にご利用頂いております。「請求管理ロボ」は、「サブスクペイ」と同様に、決済の機能をベースに、企業内での一連の請求業務(請求・集金・消込・催促)の効率化・自動化を実現する機能が付加されており、企業内における請求管理業務の効率化・自動化を実現するものであります。 以下に当社の各事業の具体的な内容を記載いたします。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (注)サブスクリプション:一定期間の利用権の対価として定期定額の課金をするサービス体系のことです。 (1)事業の種類 ① ペイメント事業 ペイメント事業では、主に消費者向け(以下、BtoC)ECをはじめとしたインターネット上で販売等を行う事業者、および企業間ビジネス(以下、BtoB)を行う事業者(以下、加盟店)向けに「サブスクペイ」を提供しております。加盟店に代わり、当社が一元して金融機関やカード会社といった各決済事業者との契約手続き、決済情報連携を行うため、加盟店がそういった手続きの手間や時間を割くことなく、クレジットカード決済・コンビニ収納・口座振替・銀行決済等の様々な決済を利用できる決済サービスを提供しております。「サブスクペイ」のサービスの特徴としては、毎月や毎週など継続的な課金を自動で行うエンジンを搭載している等特にサブスクリプションビジネスを支援する機能が充実していることが挙げられます。これにより、加盟店のサブスクリプションビジネスにおける決済のみならず幅広い関連業務の効率化が実現され、継続的な課金に応じて生じる毎月の業務を削減することができます。また、多様な課金スケジュールを柔軟に設計でき、柔軟なサービス設計の一助となります。さらに、サブスクリプションビジネスに必要な顧客管理機能も搭載されており、加盟店は当社のセキュアな環境において決済に紐づいた様々な顧客データを管理することが可能になり、それらのデータを用いることで、会員の解約の防止やリピート促進などの施策を講じることができ、顧客価値の最大化が可能となります。アカウント数、及びARPA(注)の最近5事業年度の推移は以下の通りです。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約4849文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は、「決済『+α』で世の中の課題を解決する」というブランドアイデンティティを掲げております。これまで20年以上に渡って運営してきた決済サービスをベースに、様々な新たな機能を付加して、「サブスクペイ」「請求管理ロボ」などを展開することで企業の課題の解決に貢献してまいりました。今後も継続的に既存サービスを強化しつつ、決済に『+α』の機能を加えた新たなサービスを展開していくことで、企業のさらなる課題の解決を目指してまいります。 また、収益構造については、安定的な経営基盤を引き続き強化すべく、リカーリングビジネスを志向し、収益が地層構造のように着実に積み上がるビジネスモデルを今後も推し進めてまいります。 (2)経営環境 当社の各事業を取り巻く経営環境については、以下の通りです。 ① ペイメント ペイメントが立脚するネット決済代行サービス市場は国内EC市場の成長を背景に今後も堅調な伸びが予想されています。それを後押しする材料としては、スマートフォンなどの利便性の高まりや新型コロナウイルス感染症に伴う新たな生活様式に関わるオンライン消費の浸透、さらにはそれを受けたより多様なサービスのオンライン化などが挙げられると考えております。 デロイトトーマツミック経済研究所株式会社「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2021年度版」(2021年8月)によれば、新たなEC利用者層の広まりや新しいオンラインビジネスの出現等を理由に、国内のネット決済代行サービス市場の市場規模は年率10%を超える成長を続け、2024年度には約5,690億円になると予測されております。 また、「サブスクペイ」はサブスクリプションサービスを展開する事業者に多くご利用頂いておりますが、株式会社ICT総研「2020年 サブスクリプションサービスの市場動向調査」(2020年2月)によると、サブスクリプションサービス市場は今後も様々な業種の参入もあり、活性化、拡大が予測されており、その市場規模は2023年には約1.4兆円(2019年比126%)まで拡大するとのことです。 以上の通り、EC市場、サブスクリプションサービス市場ともに、堅調な成長が見込まれていると認識しており、「サブスクペイ」の経営環境は良好に推移するものと認識しております。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約4849文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は、「決済『+α』で世の中の課題を解決する」というブランドアイデンティティを掲げております。これまで20年以上に渡って運営してきた決済サービスをベースに、様々な新たな機能を付加して、「サブスクペイ」「請求管理ロボ」などを展開することで企業の課題の解決に貢献してまいりました。今後も継続的に既存サービスを強化しつつ、決済に『+α』の機能を加えた新たなサービスを展開していくことで、企業のさらなる課題の解決を目指してまいります。 また、収益構造については、安定的な経営基盤を引き続き強化すべく、リカーリングビジネスを志向し、収益が地層構造のように着実に積み上がるビジネスモデルを今後も推し進めてまいります。 (2)経営環境 当社の各事業を取り巻く経営環境については、以下の通りです。 ① ペイメント ペイメントが立脚するネット決済代行サービス市場は国内EC市場の成長を背景に今後も堅調な伸びが予想されています。それを後押しする材料としては、スマートフォンなどの利便性の高まりや新型コロナウイルス感染症に伴う新たな生活様式に関わるオンライン消費の浸透、さらにはそれを受けたより多様なサービスのオンライン化などが挙げられると考えております。 デロイトトーマツミック経済研究所株式会社「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2021年度版」(2021年8月)によれば、新たなEC利用者層の広まりや新しいオンラインビジネスの出現等を理由に、国内のネット決済代行サービス市場の市場規模は年率10%を超える成長を続け、2024年度には約5,690億円になると予測されております。 また、「サブスクペイ」はサブスクリプションサービスを展開する事業者に多くご利用頂いておりますが、株式会社ICT総研「2020年 サブスクリプションサービスの市場動向調査」(2020年2月)によると、サブスクリプションサービス市場は今後も様々な業種の参入もあり、活性化、拡大が予測されており、その市場規模は2023年には約1.4兆円(2019年比126%)まで拡大するとのことです。 以上の通り、EC市場、サブスクリプションサービス市場ともに、堅調な成長が見込まれていると認識しており、「サブスクペイ」の経営環境は良好に推移するものと認識しております。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約5327文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における流動資産は前事業年度末に比べ368,055千円減少し、4,133,652千円となりました。これは主に、前渡金が402,631千円増加した一方、預り金の減少により現金及び預金が832,486千円減少したことによるものです。 固定資産は前事業年度末に比べ94,440千円増加し508,235千円となりました。これは主にソフトウエアの開発により無形固定資産が72,654千円増加したことによるものです。 この結果、資産合計は前事業年度末に比べ273,614千円減少し4,641,887千円となりました。 (負債) 当事業年度末における流動負債は前事業年度末に比べ195,283千円減少し、4,080,983千円となりました。これは主に、ペイメントにおける加盟店の預り金減少により預り金が231,835千円減少したことによるものです。 固定負債は前事業年度末に比べ42,898千円減少し、6,070千円となりました。これは1年内返済予定の長期借入金への振替により長期借入金が32,244千円減少したことによるものです。 この結果、負債合計は前事業年度末と比べ238,182千円減少し、4,087,053千円となりました。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末と比べ35,432千円減少し、554,834千円となりました。これは主に当期純損失29,524千円の計上によるものです。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で制限されていた経済活動の正常化が徐々に進む一方で、資源価格の高騰や円安によるインフレが個人消費等を圧迫し、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような経営環境の下、当社は「お金をつなぐクラウドで世の中を笑顔に」というビジョンの下、決済に「+α」(プラスアルファ)の機能を加えたサービスを提供し、日本の企業の課題解決に挑戦し続けております。具体的には、「決済」を軸としたサービスとして、ペイメント事業において「サブスクペイ」、フィナンシャルクラウド事業において「請求管理ロボ」を展開し、変化し続ける消費者や企業のニーズに応じて生じる課題に対して、ソリューション提供を日々進めております。具体的な事業の状況については以下の通りです。 ペイメント事業においては、「サブスクペイ」が引き続き商取引のオンライン化という構造的なトランスフォーメーションの影響も受け、新規顧客獲得及び既存顧客の取扱高が好調に推移しております。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1727文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の金額に関する情報及び収益の分解情報 前事業年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 財務諸表計上額 (注2) ペイメント フィナンシャルクラウド 売上高 外部顧客への売上高 900,280 494,670 1,394,951 1,394,951 セグメント間の内部売上高又は振替高 900,280 494,670 1,394,951 1,394,951 セグメント利益又は損失(△) 490,849 △ 16,777 474,072 △ 273,030 201,042 その他の項目 減価償却費 32,372 23,407 55,779 2,983 58,762 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 32,190 78,894 111,084 2,645 113,729 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△273,030千円は、おもに各報告セグメントに配分していない全社費用です。全社費用は報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)減価償却費の調整額2,983千円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整2,645千円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係る設備投資額であります。 2.セグメント利益又は損失は、損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産の金額は経営資源の配分の決定及び業績を評価するための定期的な検討の対象になっていないため、記載しておりません。…