事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約919文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社2社、非連結持分法非適用子会社1社、持分法非適用関連会社1社で構成されております。 当社グループは、各種化学製品の製造及び販売を主たる業務としております。また、当社グループは臭素化合物を中核とした少量多品種の生産を特徴としており、当社グループ製品の用途は難燃剤、医薬、試薬、IT素材関連及び工業薬品等、あらゆる産業分野を対象としております。 ・連結子会社 当社は、マナック株式会社の発行済全株式を保有しております。 当社は、マナック株式会社及びマナック株式会社100%出資子会社であるマナック(上海)貿易有限公司を連結の範囲に含めております。 当社は、マナック株式会社に対して、経営指導を行っております。また、マナック(上海)貿易有限公司は、中国国内における化学品の輸出入業務を行っております。 ・非連結持分法非適用子会社 エムシーサービス株式会社は、マナック株式会社に対して、倉庫賃貸業務等の役務提供を行っております。 ・持分法非適用関連会社 ヨード・ファインケム株式会社は、ヨウ素関連製品の開発、製造、販売を事業目的とする合弁会社であります。 マナック株式会社は、ヨード・ファインケム株式会社に対して、ヨウ素関連製品の製造委託を行っております。 事業別の主な内容は次のとおりであります。なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) ファインケミカル事業 多岐かつ特殊用途向けが多く、医薬、ハイテク分野において使用される機能性材料、半導体分野、電子材料及び情報関連分野の中間体として使用されております。 当該対象企業は、マナック株式会社及びマナック(上海)貿易有限公司であります。 (2) 難燃剤事業 電気製品、自動車部品等の産業分野において使用されております。 当該対象企業はマナック株式会社及びマナック(上海)貿易有限公司であります。 (3) ヘルスサポート事業 人工透析薬剤用原料、抗菌剤原料及び試薬として使用されております。 当該対象企業はマナック株式会社であります。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1791文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、化学を基盤とする技術と製品の創出を通じて、医薬・先端技術分野にとどまらず、社会全体に価値を提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。また、多様なパートナーとの協業を積極的に進めることで、多様な知見や技術を融合させ、より多くの人々にとって“ワクワクする未来”の創出を目指しております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、投下資本の運用効率と収益を重視し、自己資本利益率(ROE)を経営管理の重要指標としており、2024年6月24日公表のグループ中期計画において、中期的な目標値を8%以上に設定しております。 (3)経営戦略等 当社グループは、臭素化・ヨウ素化技術を強みに、環境対応やグローバル・スタンダードへの適合を進めるとともに、高機能・高付加価値製品の提案を通じて、新技術開発と新分野の開拓に取り組んでまいります。 グループ中期計画(2024-2027年度)では、2024-2025年度を事業再構築期間、2026-2027年度を事業拡大期間とし、足元の業績の早期回復に努めるとともに、企業価値向上に向けた成長投資を行ってまいります。 (4)経営環境 当連結会計年度は半導体分野の市況回復が見られ、ファインケミカル事業における開発が順調に進みました。一方、難燃剤事業における国内・中国市場の需要低迷が継続し、海外品との競合が激化し、製造コスト、環境対応コスト等の上昇により収益状況が悪化しました。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題、対処方針 各事業を取り巻く市場環境の変化、米国政権交代による政策変更の影響、国内外の経済情勢、原材料・燃料エネルギー・設備資材等の価格高騰、為替の影響、地政学リスクや物流の不透明感等により、当社グループの生産体制、物流体制、営業活動等の事業活動の継続に支障が生じた場合には業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような経営環境のもとで当社グループは、早急な収益回復を最重要課題と位置づけ、販売価格の見直しや事業ポートフォリオの再構築を着実に進めております。その他の施策として、工場の生産効率化や原材料・燃料エネルギー・設備資材等の価格高騰や調達難化への対応等の継続的な取組を行ってまいります。また、サプライチェーン上、調達が不安定な状況になっている、もしくはそのような状況が想定される製品については、安定的な原材料調達を行えるよう複数購買対象の拡大等、調達プロセスの改善を行ってまいります。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1791文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、化学を基盤とする技術と製品の創出を通じて、医薬・先端技術分野にとどまらず、社会全体に価値を提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。また、多様なパートナーとの協業を積極的に進めることで、多様な知見や技術を融合させ、より多くの人々にとって“ワクワクする未来”の創出を目指しております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、投下資本の運用効率と収益を重視し、自己資本利益率(ROE)を経営管理の重要指標としており、2024年6月24日公表のグループ中期計画において、中期的な目標値を8%以上に設定しております。 (3)経営戦略等 当社グループは、臭素化・ヨウ素化技術を強みに、環境対応やグローバル・スタンダードへの適合を進めるとともに、高機能・高付加価値製品の提案を通じて、新技術開発と新分野の開拓に取り組んでまいります。 グループ中期計画(2024-2027年度)では、2024-2025年度を事業再構築期間、2026-2027年度を事業拡大期間とし、足元の業績の早期回復に努めるとともに、企業価値向上に向けた成長投資を行ってまいります。 (4)経営環境 当連結会計年度は半導体分野の市況回復が見られ、ファインケミカル事業における開発が順調に進みました。一方、難燃剤事業における国内・中国市場の需要低迷が継続し、海外品との競合が激化し、製造コスト、環境対応コスト等の上昇により収益状況が悪化しました。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題、対処方針 各事業を取り巻く市場環境の変化、米国政権交代による政策変更の影響、国内外の経済情勢、原材料・燃料エネルギー・設備資材等の価格高騰、為替の影響、地政学リスクや物流の不透明感等により、当社グループの生産体制、物流体制、営業活動等の事業活動の継続に支障が生じた場合には業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような経営環境のもとで当社グループは、早急な収益回復を最重要課題と位置づけ、販売価格の見直しや事業ポートフォリオの再構築を着実に進めております。その他の施策として、工場の生産効率化や原材料・燃料エネルギー・設備資材等の価格高騰や調達難化への対応等の継続的な取組を行ってまいります。また、サプライチェーン上、調達が不安定な状況になっている、もしくはそのような状況が想定される製品については、安定的な原材料調達を行えるよう複数購買対象の拡大等、調達プロセスの改善を行ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約4770文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の政権交代に伴う政策転換や世界各地での紛争など混沌とした世界情勢が続くものの、国内における雇用・所得環境の改善等により、穏やかな回復基調で推移いたしました。 しかしながら、当社グループは、難燃剤事業における収益状況悪化の影響により、売上高、利益共に前期比で減少いたしました。また、収益性が低下した生産設備等について減損損失を特別損失に計上いたしました。その結果、当連結会計年度における業績は、売上高は9,304百万円(前期比△382百万円、3.9%減)、営業損失は342百万円(前連結会計年度は105百万円の営業損失)、経常損失は275百万円(前連結会計年度は10百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は895百万円(前連結会計年度は82百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ファインケミカル事業 ファインケミカル事業につきましては、電子材料製品や工業薬品及び医薬関連製品の需要は堅調に推移いたしました。当期は半導体分野を中心に回復が見られ、開発品も順調に立ち上がりました。また、医薬分野やヨウ素関連製品を中心とした海外向けの販売の需要も好調に推移いたしました。これらの要因により、前期末における連結子会社株式譲渡による売上高、利益の減少を一定程度緩和し、利益は前期比で微減にとどまりました。 この結果、売上高は3,933百万円(前期比+28百万円、0.7%増)、セグメント利益は603百万円(同△12百万円、2.0%減)となりました。 難燃剤事業 難燃剤事業につきましては、海外では円安基調が追い風となり一部プラスチック用難燃剤の販売は増加傾向であるものの、低調に推移する中国内需や米国政府の政策等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 また、コストダウン活動及び値上げ活動に取り組んでいるものの、前期から継続している需要減少の影響を受け、売上高及び利益ともに減少いたしました。 この結果、売上高は3,974百万円(前期比△411百万円、9.4%減)、セグメント利益は72百万円(同△277百万円、79.4%減)となりました。 ヘルスサポート事業 ヘルスサポート事業につきましては、一部製品の終売により、販売数量が減少したものの、主力の人工透析用薬剤の原料は安定した需要を維持いたしました。 この結果、売上高は1,395百万円(前期比+0百万円、0.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約720文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 合計 ファインケミカル事業 難燃剤事業 ヘルスサポ ート事業 売上高 外部顧客への売上高 3,905 4,386 1,394 9,686 9,686 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,905 4,386 1,394 9,686 9,686 セグメント利益又は損失(△) 615 350 62 1,027 △ 1,133 △ 105 セグメント資産 4,024 3,115 890 8,030 6,068 14,098 その他の項目 減価償却費 194 128 18 341 122 463 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 127 58 13 199 97 296 当連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 合計 ファインケミカル事業 難燃剤事業 ヘルスサポ ート事業 売上高 外部顧客への売上高 3,933 3,974 1,395 9,304 9,304 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,933 3,974 1,395 9,304 9,304 セグメント利益又は損失(△) 603 72 54 729 △ 1,072 △ 342 セグメント資産 3,703 2,352 846 6,902 5,743 12,646 その他の項目 減価償却費 197 140 21 359 121 480 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 82 253 24 360 87 447