事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(Ricksoft,Inc.)の計2社で構成されており、「我々の技術・知識・ノウハウを最高に発揮し、お客様の価値向上と社会の発展に貢献します。」を経営理念として掲げております。 「お客様のビジネスがグローバルでも競争力を持つように、世界のビジネスシーンで活用されている優れたツールを日本企業の方々にも使っていただきたい」という想いや「そこで得られたノウハウから生まれた自社開発ツールを世界に向けて提供したい」という考えを持ち、調査・分析から設計・構築・稼働・運用に至る一連のサービスを提供する「ツールソリューション事業」を主な事業として取り組んでおります。 「ツール」とは、PC上で利用するソフトウェアを指します。当社グループが販売するのは、Atlassian社を中心にグローバルで評価の高いツール群であり、その数は30社を超える状況です。販売するソフトウェアはそれぞれ様々な用途で使われますが、当社グループで最も販売実績のあるAtlassian社のソフトウェアは、主にソフトウェア開発の工程管理や課題管理として使用されます。当社グループの顧客もAtlassian社の製品をソフトウェア開発で利用する企業が多くを占めておりますが、Atlassian社の製品の特徴の1つでもある操作性の良さから、その用途はソフトウェア開発に留まっておらず、その他にも一般のプロジェクト管理のために導入される等、用途の広がりをみせております。 当社グループが提供するツールソリューション事業とは、単純に海外の便利なソフトウェアを仕入れ、それをそのまま国内の顧客にライセンス提供するのではなく、顧客の抱える問題・課題の解決や、顧客の要望・要求を満たすため、ソフトウェアとともに、利用環境の構築、ソフトウェアの機能追加(カスタマイズ)、ユーザー向けの研修など様々なサービスと組み合わせて提供することを意味します。例えば、顧客にソフトウェアをカスタマイズしたいといった要望があればSI(注1)、利用環境を自社で管理できないといった課題があればクラウド、場合によってはそれらを組み合わせて顧客が最適な環境でビジネスに取り組めるようサービス提供しております。 当社グループでは、提供するサービスの内容により、「ライセンス&SIサービス」、「クラウドサービス」及び「自社ソフト開発」に業務を区分しております。 なお、当社グループのセグメントはツールソリューション事業の単一事業であり、セグメント情報の記載を省略しております。 (1)業務区分別のサービス内容は次のとおりであります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 中長期的な経営戦略等 当社グループの事業ドメインを「価値ある道具(ツール)の提供」と定義し、この事業ドメインを突き詰めていきます。 この事業ドメインを広義に解釈すると、大手ソフトウェアベンダーや技術系商社、そしてオープンソース(注1)など多くのプレイヤーが存在します。 これらのプレイヤーと同じ価値をお客様へ提供しても当社グループの存在価値が薄れるという考えより、国内では以下の差別化戦略を取っております。 ・他プレイヤーが提供できない価値 海外で評価の高い道具(ツール)を輸入し国内向けに販売する場合、取扱製品は同様であるため、差別化しにくい状況となります。 しかし、海外で評価が高いということは、その理由があるはずです。技術者集団から生まれた当社グループは、その理由の本質を理解し、顧客が抱える課題を解決します。また、課題解決を実現するために必要な要素技術に関する知識、難しいことを分かりやすく伝える力などを付加することで他プレイヤーが提供できない価値をお客様へ提供します。 ・既存顧客向け価値 当社の顧客は大企業が中心となっておりますが、当社のこれまでの戦略として、最初は一部署等の小規模組織に導入を促し、当該部署での成功体験を足掛かりとして、他部署への導入や全社的な標準ツールとしての採用等の横展開を進めてまいりました。大企業においては、ひとたびプロジェクト管理ツールを導入すると、当該ツール上で数千規模のプロジェクトが管理されることとなるため、簡単にはリプレイスすることができず、継続率が高いという傾向があります。 今後においても、当社グループの豊富な製品ラインナップや業務改善ノウハウを背景として、大企業を中心に既存顧客の更なる開拓に取り組んでまいります。 ・潜在顧客向け価値 海外には国内に知られていない道具(ツール)が多くあります。もしそれらの道具(ツール)が国内にあったらすぐにでも使いたいと言うであろう顧客を国内の潜在顧客と定義します。当社グループは潜在顧客をターゲットとして海外から先進的な道具(ツール)を国内へ提供します。 もし海外にも存在しない場合は潜在的要望の可能性を検討し、チャンスがあると判断した場合は道具(ツール)を自ら開発します。 当社グループでは海外展開も実施しており、日本を除いた全ての国を市場としたグローバル市場に対し以下の戦略を取っております。 ・Atlassianエコシステムなど慣れた市場から攻める 日本を除いたグローバル市場では国内市場とは異なる営業戦略や商品戦略が必要です。つまり対象とする市場に対する知識、ノウハウが無いと全く戦えません。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2178文字
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループが対処すべき課題は以下のとおりです。 ・国内向けに必要な技術者の確保 Atlassian社のソフトウェア導入支援において、当社グループが顧客から一定の評価を得ている根源的な価値は技術力にあるものと認識しております。当社グループのライセンス販売顧客のうち、当社グループによる導入時のカスタマイズまたは運用時のサポートサービスを利用する顧客が大半に上り、単純にライセンスのみを購入する顧客は限定的です。大半の顧客が当社グループの技術力やノウハウを活用し、Atlassian社のソフトウェアを利用しています。 一方、IT業界では慢性的な人材不足が続いており、優秀な技術者を確保することは非常に難しくなっています。 当社グループの経営戦略として、「価値ある道具(ツール)」の本質を理解し、顧客が抱える課題を解決できるようなソリューションを提案できる優秀な技術者が必要ですが、計画通りに獲得できない課題があります。現在は、技術者募集の工夫や育成により対処しています。 また、クラウドサービスの売上高は、2018年2月期112,002千円、2019年2月期177,166千円、2020年2月期251,596千円と順調に拡大を続けております。クラウドサービスの拡大はストック収益基盤の強化に寄与するだけでなく、当社グループのクラウドサービスを利用する顧客が広がることにより、顧客の環境に応じた個別の対応が不要になることから、技術者が一つのSI案件の環境構築等に要する時間を削減でき、技術者が対応できる案件数の増加が見込まれます。技術者採用や育成に加え、効率性を改善することにより対処する方針です。 ・ソフトウェア開発者の確保 グローバル向けのソフトウェア開発では、Atlassian製品のノウハウがあり、UI/UXに優れたアプリを開発できるソフトウェア開発者が国内には少ないため、海外子会社 Ricksoft, Inc.における採用も検討します。 ・Atlassianへの依存 当社グループの成長は「Atlassian製品」の市場の拡大に対し、大きく依存しております。しかし「Atlassian製品」への過度な依存は望ましくないため、中長期的には「Atlassian製品」以外のツール提供(Alfresco、Tableau等)の比率を高めていく必要があると考えております。 ・グローバルな事業展開 2019年10月、子会社従業員の拠点を現地の米国に移し、本格的に稼働しました。2020年2月期の自社ソフト開発売上高183,378千円の内訳は、国内企業に対する売上高が64,298千円、海外企業に対する売上高が119,079千円に成長しており、国内外ともに成長している中、海外企業に対する売上高が前連結会計年度比28%増という高い成長をしております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4813文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、 「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における 我が国経済は、雇用・所得環境の改善に緩やかな回復がありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による世界経済への影響等により、景気の先行きについては予断を許さない状況となっております。 当社グループの属する情報サービス分野においては、グローバルで急速に高まっているクラウド需要は、国内企業では仮想サーバだけでなくPaaSなどを活用し、クラウドをデジタライゼーションやグローバル展開を促進する為のIT基盤と位置付ける企業が増えると考えられます。製品・サービスへの投資動向においても、5G、AI、IoT関連項目が高くなってきており、これらを活用したビジネスの推進が多くの企業にとって早急に取り組むべき課題となっています。ソフトウェアライセンス契約においては、今後サブスクリプション型の形態が増加するとみられます。また、新型コロナウィルス感染症拡大を受けて、緊急時対応のテレワーク等への関心の高まりなどを背景に、IT投資が加速することが予想されます。 このような状況の中、当社グループは2019年12月に自社開発ソフトウェアのWBS Gantt-Chart for Jira Cloudの販売を開始しました。今後世界的にますます加速するクラウド化の潮流に乗り、大きな成長要素になると考えております。また今期より米国子会社Ricksoft,Inc.の本格稼働の準備が整い、開発・サポート投資も行ったことにより、同社の売上は前年度より約30%増加となりました。さらに顧客数は前期の約2倍、顧客層としては宇宙開発系、各国政府系等、多岐にわたり拡がっています。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高 3,088,542 千円(前連結会計年度比 24.4 %増)、営業利益 402,404 千円(同 8.3 %増)、経常利益 402,816 千円(同 4.3 %増)、親会社株主に帰属する当期純利益 288,854 千円(同 13.0 %増)となりました。 なお、当社グループはツールソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ 438,538 千円増加し、 1,921,815 千円(前連結会計年度比 29.6 %増)となりました。主な要因は、現金及び預金が 421,388 千円増加したことによります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約196文字
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日 ) 当社グループは、ツールソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日 ) 当社グループは、ツールソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。