事業の内容
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/ 原文長 約2242文字
3 【事業の内容】 当社は、個人のライフスタイルをより充実させる様々なインターネットサービスの開発・運営を経て、現在、マンガアプリ事業に経営資源を集中しております。 スマートフォンやタブレット端末の急速な普及に伴い、紙媒体のマンガが売れなくなってきていることに加え、韓国のマンガがフリーミアムモデルで日本市場に参入し始め、日本のマンガ業界が大きく変わろうとしています。そのような事業環境の中で、当社は「デジタルの力で新時代のマンガビジネスを創造する!」をミッションに掲げ、複数のマンガアプリをリリースして参りました。最初は、作品毎に1つのアプリとして配信していましたが、ユーザーの利便性を鑑みて、複数の出版社やオリジナル作品を1つのアプリで横断的に配信できるプラットフォーム型のマンガアプリ「マンガBANG!」として平成26年11月にサービス提供を開始しました。ゲーム・SNS等の無料コンテンツに慣れたアプリユーザーをマンガサービスに呼び戻すために、「マンガBANG!」では①一定条件下において、無料でマンガが読めるフリー配信モデル、②一定条件を超えてマンガを読むためにはライト課金(1話単位、レンタル形態による少額課金)が必要となるフリーミアムモデル(注)及び、③マンガを購入して読めるストア販売モデルのサービスを提供しております。 フリー配信やライト課金で徐々にマンガに慣れ親しんで頂くとともに、ユーザー毎の利用頻度、目的に応じた課金額の最適化を図ることで、マンガビジネスの収益最大化を目指しております。 (注)フリーミアムモデル:基本的なサービスはすべて無料で提供し、一部の機能を有料で提供するビジネスモデル また、マンガ雑誌が売れなくなり廃刊となることで、縮小していたマンガ家のデビューの場を増やすために、平成29年12月にマンガ投稿サービス「マンガEpic!」のサービス提供を開始しました。マンガ家にデビューの場を提供するとともに、ユーザーに優良なオリジナルコンテンツを提供することを重視しております。 なお、当社はマンガアプリ事業の単一セグメントであります。 「マンガBANG!」 「マンガBANG!」は、フリーミアム型マンガアプリとなり、主な収益モデルは次の2つの主要サービスから成り立っております。 (a) 話課金(レンタル)+広告収益モデル 「全巻イッキ読み」(注1)が話課金+広告収益モデルになります。話課金は、1話毎に30円程度で24時間読める少額課金モデルです。広告収益は、当アプリ内に広告を表示することで収益化するモデルです。 「全巻イッキ読み」では、毎日7時と19時にそれぞれフリーメダルが4個に回復し、フリーメダル1個につき1話分を読むことができます。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2059文字
(4) 経営環境及び経営戦略並びに対処すべき課題 スマートフォンを取り巻く環境は、技術進歩が非常に早く、また市場が拡大する中でサービスも多様化しております。このような環境の中、当社は、マンガアプリ事業に経営資源を集中し、アプリ開発力とマネタイズ力で、事業規模を成長させ、収益拡大を実現して参りました。 当社は、今後においてもこれまで培ったビジネス構築力を基盤に、既存事業の基盤を強化するとともに新規サービスへも経営資源を投下し、高い成長率を確保することが重要な課題と認識しております。また、一方でコーポレート・ガバナンスの充実も重要な課題であると認識しております。これらの課題に対処するために、当社は対処すべき課題として以下の施策に取り組んで参ります。 ① 「マンガBANG!」の差別化 「マンガBANG!」は作品数拡充、機能改善・差別化によりARPU(一人当たり顧客単価)は順調に増加しており、今後の収益拡大に寄与することを見込んでおります。一方で電子コミック市場は拡大を続けているものの、新規参入企業も多く競争が激化しております。当社ではこのような状況下において、さらに「マンガBANG!」の魅力を高めるため、オリジナル作品の制作・配信、マンガ派生コンテンツの配信等を積極的に行うことで、差別化を進める施策に取り組んで参ります。 ② 周辺ビジネスの立上げ 当社は、設立以来、変化の速いインターネット市場の動向をいち早く捉えて様々な事業にチャレンジして参りました。現在は主力の「マンガBANG!」の他、平成29年12月にマンガ投稿サービス「マンガEpic!」のサービス提供を開始し、そのユーザー数拡大に努めております。今後、中長期での成長を実現するために、マンガアプリ事業領域において蓄積した知見やノウハウ等を活用し、迅速かつ効率的に周辺事業への拡大にチャレンジして参ります。具体的には、「マンガEpic!」での人気作品のコミックス化、及びマンガBANG!を通じた販売、外販を行っていく方針です。 ③ グローバル展開への対応 当社は、日本が誇るコンテンツといえる「マンガ」を成長著しい世界のスマートフォンアプリ市場へ迅速に展開することが、一層の事業拡大を目指す上で重要であると認識しております。当社としては、現在のマンガアプリ「マンガBANG!」を筆頭に、海外における日本の「マンガ」のプロモーションに貢献し、その結果、当社の収益を拡大して参ります。 ④ 新規ビジネスの立上げ 当社は、将来的にはマンガアプリ事業から創出される利益を、スキマ時間を楽しくする新たなサービス、事業の創出に向けることで、単一事業への偏重によるリスクを抑制し、将来の事業環境の変化にも機動的に対応できるビジネスポートフォリオの構築にも注力して参ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2059文字
(4) 経営環境及び経営戦略並びに対処すべき課題 スマートフォンを取り巻く環境は、技術進歩が非常に早く、また市場が拡大する中でサービスも多様化しております。このような環境の中、当社は、マンガアプリ事業に経営資源を集中し、アプリ開発力とマネタイズ力で、事業規模を成長させ、収益拡大を実現して参りました。 当社は、今後においてもこれまで培ったビジネス構築力を基盤に、既存事業の基盤を強化するとともに新規サービスへも経営資源を投下し、高い成長率を確保することが重要な課題と認識しております。また、一方でコーポレート・ガバナンスの充実も重要な課題であると認識しております。これらの課題に対処するために、当社は対処すべき課題として以下の施策に取り組んで参ります。 ① 「マンガBANG!」の差別化 「マンガBANG!」は作品数拡充、機能改善・差別化によりARPU(一人当たり顧客単価)は順調に増加しており、今後の収益拡大に寄与することを見込んでおります。一方で電子コミック市場は拡大を続けているものの、新規参入企業も多く競争が激化しております。当社ではこのような状況下において、さらに「マンガBANG!」の魅力を高めるため、オリジナル作品の制作・配信、マンガ派生コンテンツの配信等を積極的に行うことで、差別化を進める施策に取り組んで参ります。 ② 周辺ビジネスの立上げ 当社は、設立以来、変化の速いインターネット市場の動向をいち早く捉えて様々な事業にチャレンジして参りました。現在は主力の「マンガBANG!」の他、平成29年12月にマンガ投稿サービス「マンガEpic!」のサービス提供を開始し、そのユーザー数拡大に努めております。今後、中長期での成長を実現するために、マンガアプリ事業領域において蓄積した知見やノウハウ等を活用し、迅速かつ効率的に周辺事業への拡大にチャレンジして参ります。具体的には、「マンガEpic!」での人気作品のコミックス化、及びマンガBANG!を通じた販売、外販を行っていく方針です。 ③ グローバル展開への対応 当社は、日本が誇るコンテンツといえる「マンガ」を成長著しい世界のスマートフォンアプリ市場へ迅速に展開することが、一層の事業拡大を目指す上で重要であると認識しております。当社としては、現在のマンガアプリ「マンガBANG!」を筆頭に、海外における日本の「マンガ」のプロモーションに貢献し、その結果、当社の収益を拡大して参ります。 ④ 新規ビジネスの立上げ 当社は、将来的にはマンガアプリ事業から創出される利益を、スキマ時間を楽しくする新たなサービス、事業の創出に向けることで、単一事業への偏重によるリスクを抑制し、将来の事業環境の変化にも機動的に対応できるビジネスポートフォリオの構築にも注力して参ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2006文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、好調な企業業績に伴う設備投資の増加、雇用環境の改善、個人消費の持ち直しなどを背景に穏やかな回復基調が続いております。一方、海外では、各国株価指数の乱高下、米国における政策運営の行方など海外情勢の影響及び地政学的リスクの存在など、わが国の景気が下押しされる懸念もあります。 総務省「平成29年通信利用動向調査」(平成30年5月公表)によると、平成29年末時点でスマートフォンを保有する世帯の割合は75.1%(前年比3.3%増)に達しており、電子書籍の市場環境は、スマートフォン・タブレット端末ユーザーの増加を背景に拡大が続いております。インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2018」によると、平成29年度の電子書籍市場規模は2,241億円(内、当社が所属する電子コミック市場は、全体の82%にあたる1,845億円を占める)と推計され、平成28度の1,976億円から13.4%増加し、平成34年度には平成29年度の約1.4倍の3,150億円に拡大すると予測されています。また、平成29年度の無料マンガアプリ広告収益市場規模は、100億円と推計され、平成28年度の78億円から22億円(前年度比28.2%)増加しました。平成30年度には、平成29年度の1.2倍の120億円に拡大すると予測されています。しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想定されます。また、海賊版サイトなど電子書籍市場の健全な成長を阻害する動きも懸念されております。 このような市場環境の中で、当社は出版社等と協業して新作マンガを共同制作し、雑誌と「マンガBANG!」で同時配信するといった新たな取組みを行ったこと、今まで取引のなかった出版社と取引開始したことによる取扱い作品の増加、ユーザー視点でのサービス・機能追加等による他社サービスとの徹底的な差別化を進めております。また、集客につきましては、昨年夏頃から影響を受けていた海賊版サイトの動向等を踏まえ、費用対効果を考えたインターネット広告を戦略的に行い、新規会員獲得及び認知度向上に努めました。 以上の結果、当事業年度における売上高は1,375,500千円(前年同期比17.5%増)、営業利益78,849千円(前年同期は営業損失25,906千円)、経常利益77,337千円(前年同期は経常損失27,321千円)、当期純利益94,951千円(前年同期は当期純損失29,254千円)となりました。 また、当事業年度末における総資産は565,159千円となり、前事業年度末に比べ155,133千円増加しました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約48文字
【セグメント情報】 当社は、マンガアプリ事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3191文字
(3) 販売実績 当社事業はマンガアプリ事業の単一セグメントであり、当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。 事業の名称 当事業年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) 前年同期比(%) マンガアプリ事業(千円) 1,375,500 +17.5 合計(千円) 1,375,500 +17.5 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。 なお、 Apple Inc.及びGoogle Inc.に対する販売実績は、当社が同社等を介して行う課金サービスのユー ザーに対する利用料の総額であります。 相手先 前事業年度 (自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日) 当事業年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) Apple Inc. 687,804 58.7 738,727 53.7 ユナイテッド株式会社 190,449 16.3 238,284 17.3 株式会社fluct 18,627 1.6 151,949 11.0 Google Inc. 140,096 12.0 111,712 8.1 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。 (2) 財政状態の分析 (資産) 当事業年度末における総資産は565,159千円となり、前事業年度末に比べ155,133千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が58,077千円、売掛金が57,820千円、繰延税金資産が30,525千円、敷金及び保証金が6,929千円増加したことによるものであります。 (負債) 当事業年度末における負債は257,026千円となり、前事業年度末に比べ43,932千円増加いたしました。…