事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約342文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社(保険持株会社)および関係会社(子会社134社、関連会社等22社)によって構成されており、国内損害保険事業、海外保険事業、国内生命保険事業、介護事業、延長保証事業、デジタル関連事業、アセットマネジメント事業等を営んでおります。 当社グループの事業の内容、各関係会社の位置づけおよびセグメントとの関連は事業系統図のとおりであります。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 事業系統図 (2025年3月31日現在) (注)各記号の意味は次のとおりであります。 ◎:連結子会社 ★:持分法適用関連会社
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営環境、経営戦略および優先的に対処すべき課題等 ① 経営環境 国内外の金融政策や為替、グローバルなビジネス環境や保険市場の動向の不確実性は増しており、国内ではインフレが企業経営や人々の生活に影響を与え、中期的には少子高齢化の進行による人口動態の変化、それがもたらす国内保険市場の縮小や介護事業の働き手が大きく不足することによる介護労働力の需給ギャップ拡大が見込まれております。また、気候変動による自然災害の激甚化・頻発化や深刻化する地政学リスク、生成AIに代表されるテクノロジーの急速な進歩によって、私たちを取り巻く環境・社会は日々大きく変化し、同時にお客さまをはじめとするステークホルダーのニーズも絶えず変化し続けております。 当社グループは、こうした環境下においても、ステークホルダーの期待に応え続け、中長期的な企業価値向上を果たしていけるよう、持続的な収益力の強化に向けて徹底した業務の見直しを実践してまいります。国内損害保険事業をはじめとする伝統的なマーケットにおいては、旧態依然とした商慣習やビジネスモデルからいち早く脱却し、業務の適正性・健全性と収益性の両方を向上させるための変革へのチャレンジに着手しております。また、介護事業では、ご利用者様やそのご家族様の幸せだけでなく、寄り添う職員の働きがいと処遇を高め続けていけることが同じように大切と位置付け、高いサービス品質と生産性を実現するための経営に取り組んでおります。これらに不可欠なAIの業務実装やデータの利活用には、グループとして積極的に資本投下を行い、今後も実用化のスピードを高めていくことを目指しております。 ② 中期経営計画(2024~2026年度)および経営数値目標の進捗状況 当社は、2024年度より3年間の中期経営計画をスタートさせており、「レジリエンスのさらなる向上」と「つなぐ・つながる」の実現を通じて、持続的な企業価値の向上を果たしていくことを目指し、この中期経営計画における経営数値目標として、修正連結ROE(13~15%)と修正EPS成長率(年率+12%超)を掲げております。 2024年度の当社グループは、国内損害保険事業は業務の健全性と収益力を高めるための取組みを着実に進め、海外保険事業は保険引受利益の改善と計画に沿った地理的な拡大を進めました。さらに、グローバルな資産運用の成果や為替影響等も利益成長を後押ししました。ただし、インフレ等を背景に自動車保険は保険金の支払単価が上昇し続けております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約6396文字
(2) 経営環境、経営戦略および優先的に対処すべき課題等 ① 経営環境 国内外の金融政策や為替、グローバルなビジネス環境や保険市場の動向の不確実性は増しており、国内ではインフレが企業経営や人々の生活に影響を与え、中期的には少子高齢化の進行による人口動態の変化、それがもたらす国内保険市場の縮小や介護事業の働き手が大きく不足することによる介護労働力の需給ギャップ拡大が見込まれております。また、気候変動による自然災害の激甚化・頻発化や深刻化する地政学リスク、生成AIに代表されるテクノロジーの急速な進歩によって、私たちを取り巻く環境・社会は日々大きく変化し、同時にお客さまをはじめとするステークホルダーのニーズも絶えず変化し続けております。 当社グループは、こうした環境下においても、ステークホルダーの期待に応え続け、中長期的な企業価値向上を果たしていけるよう、持続的な収益力の強化に向けて徹底した業務の見直しを実践してまいります。国内損害保険事業をはじめとする伝統的なマーケットにおいては、旧態依然とした商慣習やビジネスモデルからいち早く脱却し、業務の適正性・健全性と収益性の両方を向上させるための変革へのチャレンジに着手しております。また、介護事業では、ご利用者様やそのご家族様の幸せだけでなく、寄り添う職員の働きがいと処遇を高め続けていけることが同じように大切と位置付け、高いサービス品質と生産性を実現するための経営に取り組んでおります。これらに不可欠なAIの業務実装やデータの利活用には、グループとして積極的に資本投下を行い、今後も実用化のスピードを高めていくことを目指しております。 ② 中期経営計画(2024~2026年度)および経営数値目標の進捗状況 当社は、2024年度より3年間の中期経営計画をスタートさせており、「レジリエンスのさらなる向上」と「つなぐ・つながる」の実現を通じて、持続的な企業価値の向上を果たしていくことを目指し、この中期経営計画における経営数値目標として、修正連結ROE(13~15%)と修正EPS成長率(年率+12%超)を掲げております。 2024年度の当社グループは、国内損害保険事業は業務の健全性と収益力を高めるための取組みを着実に進め、海外保険事業は保険引受利益の改善と計画に沿った地理的な拡大を進めました。さらに、グローバルな資産運用の成果や為替影響等も利益成長を後押ししました。ただし、インフレ等を背景に自動車保険は保険金の支払単価が上昇し続けております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約19722文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループは、当連結会計年度よりIFRSを適用しており、前連結会計年度の数値もIFRSに組替えて比較分析を行っております。当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況 ■ 当社グループの経営成績の状況は、次のとおりであります。 当連結会計年度の世界経済は、欧米を中心に引き締め的な金融環境ではあったものの、個人消費が堅調に推移した米国経済が牽引し、総じてみれば緩やかに成長しました。わが国経済は、物価上昇が続いたにもかかわらず、企業収益や雇用・所得環境が改善する下で、緩やかに回復しました。ただし、米国の通商政策の影響、物価上昇の継続、金融資本市場の変動等下振れリスクには依然として注意が必要な状況にあります。 このような経営環境のもと、当連結会計年度における当社グループの業績は次のとおりとなりました。 保険サービス損益は、保険収益が 5兆655億円 、保険サービス費用が 4兆4,011億円 、再保険損益が △3,602億円 となった結果、前連結会計年度に比べて 474億円減少 して 3,041億円 となりました。また、金融損益は投資損益が 3,271億円 、保険金融損益が △2,074億円 となった結果、前連結会計年度に比べて 2,016億円減少 して 1,197億円 となりました。 以上の結果、保険サービス損益、金融損益にその他の損益を加減した当連結会計年度の税引前利益は、前連結会計年度に比べて 2,842億円減少 して 3,302億円 となりました。税引前利益に法人所得税費用などを加減した親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて 2,865億円減少 して 2,431億円 となりました。 ■ 当社グループの財政状態の状況は、次のとおりであります。 資産合計は、前連結会計年度末に比べて 5,699億円減少 し、 15兆8,900億円 となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べて 6,688億円減少 し、 11兆6,638億円 となりました。資本合計は、前連結会計年度末に比べて 989億円増加 し、 4兆2,261億円 となりました。 ■ 報告セグメントごとの経営成績の状況は、次のとおりであります。 [国内損害保険事業] 保険収益は、前連結会計年度に比べて 488億円増加 して 2兆6,344億円 となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて 1,341億円減少 して 583億円 となりました。…
セグメント関連
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(3) 報告セグメントごとの収益、利益または損失その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注2) 合計 調整額 (注4) 連結財務 諸表計上額 国内損害 保険事業 海外 保険事業 国内生命 保険事業 介護事業 収益(注1) 外部顧客からの収益 2,543,520 2,044,815 248,493 175,866 5,012,696 38,180 5,050,877 27 5,050,905 セグメント間の内部 収益または振替高 42,157 7,371 49,532 27,329 76,861 △ 76,861 2,585,678 2,052,186 248,493 175,870 5,062,229 65,509 5,127,739 △ 76,834 5,050,905 セグメント利益 または損失(△) 192,477 260,392 75,714 6,414 534,999 △ 5,514 529,485 170 529,655 その他の項目 金利収益 26,504 24,735 55,733 81 107,054 11 107,065 107,065 支払利息 6,916 4,967 65 3,895 15,844 339 16,183 16,183 減価償却費及び 償却費(注3) 42,474 18,101 3,148 26,392 90,117 1,953 92,071 92,071 持分法による投資損益 124 1,515 1,640 368 2,008 2,008 減損損失 169 16,679 2,177 19,026 160 19,186 19,186 法人所得税費用 67,714 △ 14,694 29,675 1,741 84,437 △ 1,647 82,789 82,789 持分法適用会社への 投資額 2,592 21,596 24,188 24,216 48,405 48,405 資本的支出(注3) 73,880 15,194 2,466 16,969 108,510 3,419 111,930 111,930 セグメント資産 6,825,413 4,871,683 3,858,943 430,758 15,986,799 473,140 16,459,939 16,459,939 (注1)収益は、保険事業にあっては保険収益、その他の事業にあってはその他の営業収益、連結財務諸表計上額にあっては保険収益とその他の営業収益の合計金額を記載しております。 (注2)「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、当社(保険持株会社)、延長保証事業、デジタル関連事業、アセットマネジメント事業等であります。…