事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の子会社)は、当社及び子会社10社により構成されており、皮膚縫合器・眼科ナイフをはじめとしたサージカル関連製品、手術用針付縫合糸・針付縫合糸の材料であるアイレス縫合針・アイド縫合針をはじめとしたアイレス針関連製品、歯科用根管治療機器・歯科用回転切削機器・歯科用修復材等をはじめとしたデンタル関連製品の製造及び販売を主たる業務としております。 当連結会計年度末現在における各製品の当社と関係会社の位置付け、並びに当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 セグメント の名称 製品名 各製品の当社と関係会社の位置付け 製造 販売 サージカル 関連製品 手術用機器 皮膚縫合器 眼科ナイフ 深部縫合器 骨用のこぎり 血管ナイフ 眼科トロカール 硝子体鑷子 (しょうしたいせっし) 当社 MANI HANOI CO., LTD. 当社 MANI MEDICAL HANOI CO., LTD 馬尼(北京)貿易有限公司 MANI MEDICAL INDIA PRIVATE LIMITED MANI MEDICAL AMERICA, INC. アイレス針 関連製品 手術用針付縫合糸 当社 MANI HANOI CO., LTD. 当社 MANI MEDICAL HANOI CO., LTD 馬尼(北京)貿易有限公司 MANI MEDICAL AMERICA, INC. 手術用針付縫合糸用針 (材料) アイレス縫合針 当社 MANI HANOI CO., LTD. MANI YANGON LTD. 当社 MANI MEDICAL HANOI CO., LTD 馬尼(北京)貿易有限公司 手術用縫合針 アイド縫合針 当社 MANI HANOI CO., LTD. 当社 馬尼(北京)貿易有限公司 デンタル 関連製品 歯科用根管治療機器 リーマ・ファイル NiTiファイル クレンザー ブローチ 当社 MANI HANOI CO., LTD. MANI YANGON LTD. MANI VIENTIANE SOLE CO., LTD. 当社 MANI MEDICAL HANOI CO., LTD 馬尼(北京)貿易有限公司 MANI MEDICAL INDIA PRIVATE LIMITED MANI MEDICAL AMERICA, INC. 歯科用回転切削機器 ダイヤバー カーバイドバー ステンレスバー ピーソリーマ 当社 MANI HANOI CO., LTD. 当社 MANI MEDICAL HANOI CO., LTD 馬尼(北京)貿易有限公司 MANI MEDICAL INDIA PRIVATE LIMITED MANI MEDICAL AMERICA, INC.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(1) 経営方針 当社グループは「患者のためになり、医師の役に立つ製品の開発・生産・提供を通して世界の人々の幸福に貢献する」ことを理念に、専門的医療機器を開発から販売まで一貫して手掛け、広く世界に提供しております。更に「順法精神と独創技術を持ち将来利益を確保する」を経営基本方針に掲げて、将来利益の最大化に努めております。 2026年に当社グループは創業70年を迎えます。100年企業への更なる成長を見据え、中期経営計画2029では以下のミッション・ビジョン・バリューを定めました。これら強固なアイデンティティの下、グローバル経営を加速させていきます。 ミッション:果たすべき社会的使命 患者のためになり、医師の役に立つ製品の提供を通して世界の人々の幸福に貢献する ビジョン:ありたい姿 世界一の品質を世界のすみずみへ バリュー:大切にしていく価値観 科学する心で熱心に粘り強く 「トレード・オフ」へのこだわり 創造・進化へのたゆまぬ挑戦
対処すべき課題
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(2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 経営環境 当社がターゲットとする医療機器市場は、市場の継続的な成長に加え、治療の低侵襲化や技術イノベーションの継続的な進展を背景に、世界的な製品需要の増加が見込まれています。他方、新興国における自国産優遇政策や新興国企業とのコスト競争等、競争環境は激化しています。 このような環境下、当社グループは、引き続き製品毎に且つその製品の特性毎に「世界一の品質を世界のすみずみへ」提供する方針の下、更なる企業価値向上に向けた取組みを推進しています。 中期経営計画2029の概要 当社は、2025年10月8日に公表した新たな中期経営計画において、「ダントツ製品の提供、医療現場の課題解決を通じて信頼される企業」への進化を目指しています。従来から掲げてきた「世界一」へのこだわりとグローバル・ニッチ・トップ戦略を維持することで高収益体質を実現しつつ、医療現場の課題解決を起点とした事業戦略への転換を図ります。加えて、戦略的アライアンスやM&A等のインオーガニック施策を活用した新たな価値の創出により、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 中期経営計画2029の概要は以下の通りです。 ①事業戦略 ・全てのセグメントにおいて収益性を伴った成長を目指す ・コア技術を活かした製品開発と戦略的アライアンスの展開 事業目標 サージカル (眼科) ・眼科ナイフのシェア拡大(グローバルシェア30%→50%) ・緑内障・硝子体手術向け製品ラインナップ拡充 ・戦略アライアンスの強化(製薬会社との共創、米国MST社との販売提携) サージカル (外科) ・微細加工技術を活かせる成長セグメントとして再定義し、事業強化 ・新製品開発プロジェクトを立ち上げ、新たな事業機会を探索 事業目標 アイレス針 ・独立系針メーカーとして、グローバル№2のポジションを維持・強化 ・マイクロ針やロボット手術など、高付加価値製品を成長領域に投下 ・中国GPO(政府集中購買)への対応、コストダウンの推進 デンタル ・根管治療製品のポートフォリオを拡大(MANI Endodontic Compass) ・歯科修復事業の収益性改善 ②売上拡大に向けたグローバル戦略 ・北米、欧州、アジアの売上拡大にフォーカス ・地域統括拠点(RHQ)のグローバル5極体制による地域に根差した事業成長の加速 ・価格競争から脱却し、臨床価値と高品質によるブランド価値の強化 ③収益性向上とキャッシュ創出力の強化 ・継続的な原価低減、グローバル生産体制の最適化による生産コストの改善 ・BPR/DXによる業務プロセスの改善、販管費比率の改善 ・サプライチェーンマネジメント改革によるCCC(Cash Conversion Cycle)の改善 ・グローバルキャッシュマネジメント ④長期的な成長に向…
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当社グループは、「世界一の品質を世界のすみずみへ」という使命を掲げ、当社グループの製品を世界中に提供し、世界の人々の幸福に貢献することを目指しております。当社グループの更なる成長に向けて、2022年8月期より中期経営計画をスタートし、営業・生産・開発の各機能におけるプラットフォームを進化・変革させることで「ビジネスモデルの変革」を行い、企業理念の実現及び「真のグローバル企業」への進化のための取り組みを進めております。当連結会計年度における主な取り組みは下記の通りです。 中国における「マニーダイヤバー」の自主回収について 当社が製造販売する「マニーダイヤバー(一般的名称:歯科用ダイヤモンドバー)」について、中華人民共和国規制当局に届け出ている製品登録情報の一部に記載不備があることが判明したため、当該製品について自主回収を行うことを決定しました。2025年3月より自主回収を実施し、同年8月までに概ね回収は完了しました。本回収による業績への影響は下表の通りです。なお、本件による製品の品質、有効性及び安全性に問題はなく、患者様の健康被害につながるおそれはないと判断しております。 中国当局の薬事承認プロセスは前倒しで進捗しており、2026年8月期第2四半期(12月~2月)より全製品の販売を再開できる見通しです。 (単位:百万円) 業績への影響額(前期比) 当連結会計年度 見通し 当連結会計年度 実績 回収数量(本数) 375万本 420万本 自主回収による売上減 △1,520 △1,481 新規出荷減額 △1,190 △1,100 回収による返品額 △330 △381 利益への影響額 △1,200 △1,192 JIZAIシリーズの販売進捗 歯科根管治療用NiTiロータリーファイル「JIZAI」を2020年より発売し、中期経営計画の重点製品として、事業の立ち上げを進めています。2024年9月には、中間サイズのファイルである「JIZAI Pre 020」をラインナップに追加し、治療シークエンスにおいて、他社にはない使いやすさを提供することが可能となりました。また、2025年6月より欧州及び北米地域向けに滅菌済みの「JIZAI」シリーズの販売を開始しました。 その結果、2025年8月期の売上高は、日本、インド、ベトナム及び欧米地域を中心に販売が拡大し、前期比56%増加となりました。今後2026年9月までに中国への上市を予定しており、さらに製品ラインナップの強化を進めます。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸表計上額 (注1) サージカル 関連製品 アイレス針 関連製品 デンタル 関連製品 売上高 外部顧客への売上高 8,152 10,222 10,139 28,513 28,513 セグメント間の内部売上高又は振替高 △ 0 8,152 10,222 10,139 28,514 △ 0 28,513 セグメント利益 2,640 3,872 1,878 8,392 8,392 その他の項目 減価償却費 484 776 1,009 2,270 2,270 (注)1.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 2.セグメント資産については、事業セグメントに資産を配分していないため記載しておりません。 当連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注3) 連結財務諸表計上額 (注1) サージカル 関連製品 アイレス針 関連製品 デンタル 関連製品 売上高 外部顧客への売上高 9,274 11,183 9,509 29,968 29,968 セグメント間の内部売上高又は振替高 △ 1 9,274 11,184 9,509 29,969 △ 1 29,968 セグメント利益 3,080 4,002 1,110 8,193 8,193 その他の項目 減価償却費 545 762 940 2,249 222 2,471 (注)1.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 2.セグメント資産については、事業セグメントに資産を配分していないため記載しておりません。
主要な顧客・販売先
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2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日) 当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 国科恒遠(北京)医療科技有限公司 3,939 13.8 2,266 7.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (単位:百万円) 2024年8月期 実績 2025年8月期 実績 前期比 (額) 前期比 (率) 売上高 28,513 29,968 1,454 5.1% 売上原価 10,616 10,650 33 0.3% 売上総利益 17,897 19,317 1,420 7.9% 販売費及び一般管理費 9,505 11,124 1,619 17.0% 営業利益 8,392 8,193 △198 △2.4% 経常利益 8,464 8,271 △192 △2.3% 税金等調整前当期純利益 8,424 7,087 △1,337 △15.9% 親会社株主に帰属する当期純利益 6,286 4,643 △1,643 △26.1% 自己資本当期純利益率(ROE) 12.3% 8.8% △3.5ポイント 売上高:29,968百万円(5.1%増) サージカル関連製品は、白内障手術等で使用される眼科ナイフの需要が欧州、中国を中心としたアジア、日本、北米等の地域で拡大したことにより、9,274百万円(同13.8%増)となりました。 アイレス針関連製品は、製品需要の拡大を背景として、中国やタイを中心としたアジア及び中南米等のその他の地域(主に中南米に生産拠点を持つ北米顧客向けの出荷)でアイレス針の受注が引き続き増加したことにより、11,183百万円(同9.4%増)となりました。 デンタル関連製品は、中国における歯科用回転切削機器(ダイヤバー)の自主回収の影響を大きく受け、9,509百万円(同6.2%減)となりました。一方、歯科用根管治療機器(リーマ・ファイル)等のその他デンタル製品や、中国以外の地域でのダイヤバー販売はロシアや日本を中心に増加しました。また、歯科用修復材を中心とするドイツMMG製品の販売は低調に推移しました。 売上原価:10,650百万円(0.…