事業の内容
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/ 原文長 約1184文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び関係会社)は、フィルム状製品を製造販売する光学フィルム事業と基板上形成製品等を製造販売する精密部品事業を営んでおります。 当社は日本化薬㈱の連結子会社、㈱有沢製作所の持分法適用の関連会社であり、当社グループは当社、子会社6社で構成されており、各社の当該事業に係わる位置付けの概要は次のとおりであります。 なお、セグメント情報における区分と同一区分により記載しております。 (光学フィルム事業) 当社は、偏光・位相差フィルムを製造販売しております。偏光・位相差フィルムは得意先で液晶パネルに貼り付けられ、液晶表示装置として最終製品に組み込まれます。最終製品の形態は多岐にわたり、自動車のインストルメントパネル内ディスプレイから電化製品の表示画面まで様々です。現在の当社グループ製品は中小型に特化しておりますので、パソコンのモニターや液晶テレビなど大型サイズの偏光・位相差フィルムは製造しておりません。 親会社の日本化薬㈱からは原材料の一部を購入しております。また、その他の関係会社である㈱有沢製作所には加工を委託しております。連結子会社のデジマ テックB.V.は連結子会社のデジマ オプティカル フィルムズB.V.の株式を保有し、同社に製造設備を貸与しております。デジマ オプティカル フィルムズB.V.は特殊位相差フィルムを製造し、当社に供給しております。連結子会社の無錫宝来光学科技有限公司は、当社から購入した製品を加工しております。連結子会社のポラテクノ(香港)Co.,Ltd.は、当社及び無錫宝来光学科技有限公司が製造した偏光・位相差フィルムを販売しております。 (精密部品事業) 当社は、偏光・位相差フィルムや無機偏光板を精密加工し、主に液晶プロジェクター用の光学部品として販売しております。当社では、これらの製品をプロジェクタ部材と称しております。プロジェクタ部材は、得意先で最終製品である液晶プロジェクターの光学エンジンに組み込まれ、投射型の液晶表示装置となります。 連結子会社の無錫宝来光学科技有限公司は、当社から購入した製品を精密加工しております。連結子会社のポラテクノ(香港)Co.,Ltd.は、当社及び無錫宝来光学科技有限公司が製造したプロジェクタ部材を販売しております。連結子会社のモクステック,Inc.は無機偏光板を製造し、当社に供給しており、かつ、同社の得意先にも直接販売しております。また、同社はX線分析装置部材を製造販売しております。X線分析装置部材は同社の得意先で最終製品であるX線分析装置に組み込まれます。同製品は主に蛍光X線を利用し、物質の組成を分析するために利用されます。連結子会社のレイスペック Ltd.はX線分析装置部材を製造販売しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約311文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは以下の経営理念のもと、事業展開を進めてまいります。 ─経営理念─ 存在の意義 私たちは光制御製品を通じて、お客様に満足を与える企業でありたい。 経営の姿勢 良質で適正価格の光制御製品を円滑に供給することを通じて、お客様に共創・共栄を 提案していく。 行動の指針 ・公正と信用を重んじた行動をとる。 ・素早い組織行動で変化に対し他社に先駆ける。 ・特徴ある製品、サービスを提供する。 (2) 目標とする経営指標 上記の経営方針のもとに、当社の特徴を活かせる光制御製品を市場に供給し続けることにより、営業利益率15%以上を目指します。
対処すべき課題
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/ 原文長 約509文字
(4) 会社の対処すべき課題 当社グループは、光制御をビジネスドメインとして、「ニッチ」「高耐久」「差別化品」をキーワードに、事業を展開しております。 当社グループは、ますます速さを増す事業環境の変化に一歩先んじて対応することが重要であると考えます。この認識に基づき、以下の課題に取り組んでまいります。 ・新製品開発 親会社である日本化薬株式会社や、米国、オランダ、イギリスの子会社と連携して当社のコア技術を基盤として差別化した新製品を開発し、新製品領域の拡大を図ります。また、当社のコア技術を基にした提案を行うことで潜在需要を掘り起こし、車載用LCDパネル向けフィルム・液晶プロジェクタ部材に次ぐ収益の柱となる新規事業の探索を引き続き推進いたします。 ・コストダウン 内製化の推進や設備の自動化等による工程の見直しにより、一層の生産効率向上を図ります。また、当社グループ内各社間における生産体制の一体化をさらに進め、製品競争力の強化を図ります。 ・海外戦略 生産・販売拠点間の連携を深め、経営の一体化を進めることにより、経営資源の有効活用を図ります。また、グローバル企業として、国際化に対応した人材の育成に努めます。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約1999文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国及び欧州では景気回復が緩やかに継続し、中国においても堅調な個人消費が経済を下支えし成長を維持しました。 日本経済は、堅調な企業収益や雇用環境の改善などにより緩やかな回復基調となりました。 このような環境の中、当社グループでは、グローバルかつ変化の大きい事業環境においても、継続的に成長できる 収益体質を実現すべく、新製品の開発、新規市場の拡大、コストダウンを推進してまいりました。 この結果、当連結会計年度の 売上高は212億1百万円 ( 前年同期比1.6%増 )となりました。また、 営業利益は28億39百万円 ( 前年同期比0.1%増 )、 経常利益は27億50百万円 ( 前年同期比4.4%減 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は20億23百万円 ( 前年同期比2.2%増 )となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 (光学フィルム事業) 売上高は108億39百万円 ( 前年同期比2.9%減 )となりました。 産業用や車載用LCDパネル向けの染料系偏光フィルムは出荷を伸ばしました。一方、温度追従型楕円偏光フィルム (TEP)は、自動車部品の構成の変化や競合各社との販売競争が激化したことにより出荷が減少し、光学フィルム事業 全体では売上高が減少しました。 利益面につきましては、コストダウンの推進により、光学フィルム事業の セグメント利益(営業利益)は12億50百万円 ( 前年同期比0.7%増 )でありました。 (精密部品事業) 売上高は103億62百万円 ( 前年同期比6.8%増 )となりました。 基板フィルム貼合品及び無機偏光板ProFluxは前年並みとなりましたが、X線分析装置部材は、従来品が堅調に出荷 を伸ばしたことに加え、レイスペック Ltd.の全株式取得後の売上が加わったことにより、精密部品事業全体では 売上高が増加しました。 利益面につきましては、X線分析装置部材関連の研究開発投資及びレイスペック Ltd.の取得関連費用の計上により、精密部品事業の セグメント利益(営業利益)は15億89百万円 ( 前年同期比0.3%減 )でありました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、 37億45百万円の純収入 ( 前連結会計年度は51億42百万円の純収入 )となりました。主な要因は、 税金等調整前当期純利益27億40百万円 、 減価償却費14億98百万円 、 たな卸資産の減少1億70百万円 、 仕入債務の減少1億43百万円 、 未収入金の減少1億84百万円 、 法人税等の支払額7億42百万円 であります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約727文字
3.各報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費等は、一定の基準により各報告セグメントに配分しております。 当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 光学フィルム 事業 精密部品 事業 売上高 外部顧客への売上高 10,839,706 10,362,161 21,201,867 21,201,867 セグメント間の内部売上高 又は振替高 120,329 120,329 △ 120,329 10,960,036 10,362,161 21,322,197 △ 120,329 21,201,867 セグメント利益 1,250,611 1,589,212 2,839,823 2,839,823 セグメント資産 11,661,336 13,292,860 24,954,197 14,715,048 39,669,246 その他の項目 減価償却費 817,463 680,925 1,498,388 1,498,388 のれん償却額 69,320 69,320 69,320 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 390,217 474,336 864,554 58,533 923,087 (注) 1. 調整額は以下の通りであります。 (1)セグメント資産の調整額は、主に各報告セグメントへの配分を行なっていない全社資産であります。 (2)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に各報告セグメントへの配分を行なっていない全社資産に係るものであります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1515文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2016年4月1日 至 2017年3月31日) 当連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) Varitronix Limited 2,363,151 11.3 2,309,505 10.9 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積もり、予測を行っております。しかしながら、これらの見積り、予測は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ 9億84百万円増加 し、 396億69百万円 となりました。主な増加は、 現金及び預金の増加7億47百万円 、 のれんの増加12億10百万円 であり、主な減少は、 仕掛品の減少1億3百万円 であります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ 1億87百万円減少 し、 44億52百万円 となりました。主な減少は、 支払手形及び買掛金の減少2億22百万円 であります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ 11億72百万円増加 し、 352億16百万円 となりました。主な増加は、 親会社株主に帰属する当期純利益20億23百万円 であり、主な減少は、株主配当金の支払6億21百万円、 為替換算調整勘定の減少2億72百万円 であります。 (b) 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度末における売上高は、 前連結会計年度に比べ3億34百万円 ( 1.6%増)増加 し、 212億1百万円 となりました。セグメント別の売上高については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。…