事業の内容
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3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、当社の親会社、連結子会社7社、非連結子会社5社、持分法適用関連会社1社で構成され、主に蓄電池の製造・販売及びこれに付随する事業を展開しており、各社の事業に係る位置づけは次のとおりであります。 当社において鉛蓄電池、アルカリ蓄電池及び整流器等の電源機器の製造、販売、据付工事及びサービス点検を行っている他、連結子会社のSIAM FURUKAWA CO.,LTD.及びPT.FURUKAWA INDOMOBIL BATTERY MANUFACTURINGでは当社の技術援助に基づき鉛蓄電池の製造を行っております。 連結子会社の古河電池販売㈱は、当社の製造する鉛蓄電池及びアルカリ蓄電池の一部を販売しております。 なお、親会社の古河電気工業㈱に対しては製品の一部を販売しており、また、親会社からは原材料等の一部の供給を受けております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約876文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、以下の基本理念と行動指針からなる企業理念に沿って経営を行ってまいります。 基本理念 私たち古河電池は、常に挑戦者であり続けることをスローガンとし、公正と誠実をモットーに、株主、従業員、お客様、地域社会をはじめとする様々なステークホルダーの期待に応えるため、永年にわたり培って来た技術力を核にして、絶え間ない革新を図り、持続的な成長と中長期的企業価値の向上を目指し、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。 行動指針 私たちは挑戦者である。 ・常に高い倫理観をもち、公正、誠実に行動します。 ・あらゆる業務において革新、改革、改善に挑戦します。 ・現場・現物・現実を直視し、ものごとの本質を捉えます。 ・主体的に考え、互いに協力して迅速に行動し、粘り強くやり遂げます。 ・組織を超えて対話を重ね、高い目標に向けて相互研鑽に努めます。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、以下の経営指標を目標として掲げております。 指標 2025年3月期 連結業績 2026年3月期 連結業績目標 売上高 (百万円) 84,818 84,000 営業利益 (百万円) 5,500 4,600 営業利益率 (%) 6.5% 5.5% 上記経営指標は以下の前提条件に基づいております。 2025年3月期 連結業績 2026年3月期 連結業績目標 鉛LME価格 (US$/t) 2,073 2,170 鉛建値 (千円/t) 376 380 為替 (円/US$) 154 143 ※2022年5月12日発表の「2022~2025年度 中期経営計画の策定に関するお知らせ」で掲げている目標値に対し鉛の価格や為替等といった前提条件が大きく変動したため、計画の最終年度である2026年3月期につきましては、上記経営指標を目標と定めております (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
対処すべき課題
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2.対処すべき課題について 今後の見通しについては、米国の相互関税が世界経済に大きなインパクトを与えるなど、当社グループを取り巻く環境は不透明な状況が続くと予想されます。また、中長期的には、再生可能エネルギー等拡大が見込まれる市場はあるものの、主力事業である国内鉛蓄電池の成長率は鈍化が見込まれております。そのような状況下、生産の効率化等で既存事業の競争力を強めるとともに、主に新興国市場での海外事業の拡大や、新製品や新規事業の立上げ、またそれらを達成するための人材育成を重要な課題ととらえ、施策を行ってまいります。 事業別の対処すべき課題は、以下のとおりであります。 自動車事業については、自動車産業が国内においては回復傾向にあるものの、東南アジア市場を中心とした自動車ローン審査の厳格化、並びに中国製EVの拡大により、鉛蓄電池需要の大きな拡大は期待できないと予想されます。一方で先進国市場を中心に、引き続き電動化・自動化・サ-ビス化といった業界の構造再編が進むと見ています。そのような状況下、それぞれの市場において競争力のある製品や品質・サ-ビスを提供すると共に、新たな海外市場の攻略やインドネシア事業の収益力の強化を重要な課題ととらえ、施策を行ってまいります。 産業事業については、再生可能エネルギー関連市場やデータセンター、スマートグリッド向け等の需要の拡大が引き続き見込まれるものの、価格競争が一層激化すると予想されます。そのような状況下、海外市場への展開、また電池の特徴を活かしたソリュ-ションビジネスにつながるESS (Energy Storage System) 事業の立ち上げを進めることを重要な課題ととらえ、実現してまいります。 これらの取り組みへの挑戦を通して、古河電池グループが持てる力を最大化し、市場軸・製品軸両方の事業領域を拡大させていくことで、持続的な成長と中長期的企業価値の向上を目指すとともに、ESG経営を推進することで真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献いたします。そして、より一層必要とされ、親しまれる企業を目指してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当社グループの売上高は前期比9,362百万円(12.4%)増加し84,818百万円となりました。 営業利益は前期比2,267百万円増加し5,500百万円(前期は営業利益3,233百万円)、経常利益は前期比2,309百万円増加し5,726百万円(前期は経常利益3,417百万円)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は前期比330百万円減少し2,244百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益2,574百万円)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という)に比べて3,218百万円増加し68,679百万円となりました。 当連結会計年度末の負債の合計は、前期末比46百万円減少の27,508百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産は、前期比3,264百万円増加の41,171百万円となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、4,544百万円のプラスとなりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、3,379百万円のマイナスとなりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、757百万円のプラスとなりました。 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度に比べ2,653百万円増加し11,463百万円となりました。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 前年同期比(%) 自動車(百万円) 55,742 10.1 産業(百万円) 25,338 17.9 リチウム(百万円) 50 84.9 不動産(百万円) 報告セグメント計(百万円) 81,130 12.4 その他(百万円) 合計(百万円) 81,130 12.4 (注)金額は標準販売価格により表示しております。 b.受注実績 当社グループは、主力製品である自動車用蓄電池について、主として見込生産を行っているため、受注高、受 注残高について特記すべき事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 前年同期比(%) 自動車(百万円) 59,197 11.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 自動車 産業 リチウム 不動産 売上高 日本 26,161 20,206 109 46,477 11 46,488 タイ 21,191 21,194 21,194 その他アジア 5,358 1,313 6,671 6,671 その他 246 584 831 831 顧客との契約から生じる収益 52,957 22,107 109 75,173 11 75,185 その他の収益 270 270 270 外部顧客への売上高 52,957 22,107 109 270 75,444 11 75,455 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,690 108 20 1,819 310 2,129 54,648 22,215 109 291 77,263 321 77,585 セグメント利益又は損失(△) 3,127 328 △ 269 75 3,262 △ 28 3,233 その他の項目 減価償却費 2,166 877 51 3,104 3,109 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「保険事業」等を含んでおります。 2.事業セグメントに資産は配分しておりません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 自動車 産業 リチウム 不動産 売上高 日本 27,587 22,803 106 50,497 10 50,508 タイ 24,569 24,570 24,570 その他アジア 6,687 1,594 8,282 8,282 その他 353 840 1,194 1,194 顧客との契約から生じる収益 59,197 25,239 106 84,544 10 84,555 その他の収益 263 263 263 外部顧客への売上高 59,197 25,239 106 263 84,807 10 84,818 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,988 120 20 2,129 406 2,536 61,186 25,360 106 283 86,937 417 87,355 セグメント利益又は損失(△) 3,994 1,760 △ 314 61 5,501 △ 0 5,500 その他の項目 減価償却費 2,367 854 15 51 3,288 3,294 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「保険事業」等を含んでおります。 2.事業セグメントに資産は配分しておりません。
主要な顧客・販売先
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2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先が無いため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積もりに用いた仮定のうち重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績の分析 当連結会計年度における世界経済は、欧米の金融引締めや中国の不動産市場の停滞による景気の下振れリスク等により先行き不透明な状況にあります。 我が国経済においては、雇用・所得環境の改善の下、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復傾向となりました。一方で海外景気の減速が景気の下振れリスクとなっている他、物価上昇の継続、通商政策などアメリカの政策動向、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 蓄電池業界においては、カーボンニュートラルに向けた、再生可能エネルギーの利用拡大が着実に進み、また、最近は少し動きが鈍化しているとはいえ、世界的に自動車の電動化が進む事は確実なトレンドであります。一方で、円安による資源コストの上昇や地政学的リスクが引き続き課題となり、厳しい経営環境となる事が想定されます。 当社グループにおいては中長期的にサステナブル視点で事業を強化・拡大し、お客様や社会から期待に応えられる会社となるべく、「SDGsの目標達成に貢献するグローバル戦略の推進」「基幹事業である鉛電池での収益向上」「次世代電池を含む新製品開発と新しいソリューションビジネスの立上げ」「サステナブル経営のための人材育成による革新力の蓄積」を推進してまいりました。 (経営成績) 当社グループの売上高は前期比9,362百万円(12.4%)増加し84,818百万円となりました。これは、主に自動車向けの販売が堅調に推移した事によります。このうち海外売上高は34,046百万円となり、売上高全体の40.1%となりました。…