事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社21社によって構成されており、各種の自動機械装置及び各種機器の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの主な事業内容と主要会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の事業区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等) (セグメント情報) 」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事 業 区 分 主 要 会 社 機 種 主 要 製 品 自動機械部門 国内 (製造・販売会社) CKD㈱ (販売会社) CKDフィールド エンジニアリング㈱ (製造会社) CKDシコク精工㈱ 自動機械装置 自動包装 (薬品・食品・医療器具等) システム、 画像処理検査システム、 リチウムイオン電池製造システム、 三次元はんだ印刷検査機 海外 (製造・販売会社) 喜開理 (中国) 有限公司 CKD THAI CO.LTD. 機 器 部 門 国内 (製造・販売会社) CKD㈱ CKD日機電装㈱ (製造会社) CKDシコク精工㈱ 駆動機器 空気圧シリンダ、バルブ付シリンダ、 特殊シリンダ、ガイド付シリンダ、 ロータリアクチュエータ、助力装置、 電動アクチュエータ、 ダイレクトドライブモータ、 インデックスユニット 海外 (製造・販売会社) CKD THAI CO.LTD. CKD韓国㈱ M-CKD PRECISION SDN.BHD. CKD MALAYSIA SDN.BHD. CKD INDIA PVT.LTD. CKD USA CORP. (販売会社) 喜開理 (上海) 機器有限公司 台湾喜開理股份有限公司 CKD SINGAPORE PTE.LTD. CKD VIETNAM ENGINEERING CO.LTD. PT CKD TRADING INDONESIA CKD MEXICO,S. DE R.L. DE C.V. CKD EUROPE B.V. CKD ITALIA S.R.L. (製造会社) 喜開理 (中国) 有限公司 PT CKD MANUFACTURING INDONESIA 空気圧制御機器 空気圧方向制御弁、手動切換弁 空気圧関連機器 気体発生装置 (窒素、圧縮エア) 、 冷凍式ドライヤ、乾燥式ドライヤ、 膜式ドライヤ、フィルタ、レギュレータ、 継手、スピードコントローラ、 流量センサ、圧力センサ 流体制御機器 水・空気・蒸気・切削油用バルブ、 半導体製造プロセスガス用バルブ、 薬液用バルブ、真空用バルブ、 ライフサイエンス機器、ガス燃焼バルブ 事 業 区 分 主 要 会 社 事 業 内 容 そ の 他 国内 CKDグローバルサービス㈱ 保険代理店、ファクタリング業務 以上に述べた事項を事業系統図に示すと、以下のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(3) 中長期的な会社の経営戦略について ① 事業環境 世界では、地政学リスク拡大による資源・エネルギー価格の高騰や、政策動向による景気への影響が懸念されるなど、先行きが不透明な状況が続いておりますが、気候変動とともに高齢化や労働力不足が大きな社会的課題となっており、企業は持続可能な社会の実現に向けた課題解決につながる活動が求められております。 一方、IoT (Internet of Things) やAI (人工知能) などテクノロジーの進展により、ビジネスモデルの変化が進んでおり、製造業においても環境保護への取組みとともに、製品の高機能化や製造工程の自動化・省人化への取組みが一段と加速しております。 社会の価値観や市場そのものが大きく変化し、デジタル化が促進される中、人に頼らない生産設備や、設備の遠隔操作など製造業の自動化・省人化需要の一層の高まり、半導体設備投資といった電子産業における投資拡大、自動車の電動化に向けた需要の増加などを想定しております。 ② 長期経営ビジョン及び中期経営計画 <長期経営ビジョン> 当社グループは、上述したPurpose「自動化技術の探求と共創を続け健やかな地球環境と豊かな未来を拓きます。」の下、自動機械装置と機器商品の開発・生産・販売・サービスを通じて、「技術革新と価値創造によって社会の課題解決に貢献」することを目指しております。 そして、2016年に策定した長期経営ビジョン「10年VISION GO CKD!」を、環境変化に合わせて、2度改訂し、2025年までの10年間における長期目線の取組みを強化しながら進めております。 「より豊かな社会づくりに貢献すること」「社員、そして家族を幸せにすること」「株主の皆様からの期待に応えること」の3つを目標として掲げ、4つの基本方針「新しい事業と市場に挑戦」「グローバル化を加速し海外市場を拡大」「サスティナブルな経営基盤の確立」「人材重視の企業風土を構築」に基づき、高い目標に向かって果敢に挑戦を続け、その結果生み出される新しい価値を世界に示してまいります。 そして、将来を見据えた新たな技術・商品の開発や、海外市場への積極的な展開、お客様第一のサービス体制強化を通じて、すべてのステークホルダーの皆様とともに、真のサスティナブル企業を目指してまいります。 <中期経営計画> 2026年3月期は、2023年3月期からスタートさせました第5次中期経営計画『Exciting CKD 2025』の最終年度となります。同様に2026年3月期が最終年度となります長期経営ビジョン「10年VISION GO CKD!」の達成を目指すとともに、次の長期経営ビジョンへつなげる基盤構築の位置付けとなります。…
対処すべき課題
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(4) 会社の対処すべき課題について <中長期的な成長に向けた取組み> 2025年度は、「10年VISION GO CKD!」と第5次中期経営計画「Exciting CKD 2025」の最終年度となります。Purposeの実現に向け、当社の技術と未来を担う人材の価値を最大限に引き出し、共創による社会貢献と新たな価値を提供しております。最終年度を全力で駆け抜け、次の10年でさらなる高みを目指してまいります。 ① 収益・事業戦略モデルの進化 注力する「半導体産業」では、生成AIやEV・自動運転分野の成長を背景に2030年に1兆ドル市場へ拡大すると予想されており、国内外での生産拠点強化のため、2024年度に北陸工場を稼働させ、マレーシアにも新工場を竣工いたしました。微細化・積層化・ハイブリッドボンディングなど先端技術領域への対応を進めるため、お客様に寄り添い、ニーズを理解し、当社の様々な技術を組み合わせ、新たな価値を提供することにより、業界内でのさらなる存在感の向上を目指してまいります。また、もう1つの注力する産業である「電池産業」では、BEVに加えHEVの再評価を背景に市場拡大が進む中、高速・高精度な巻回機や二次電池製造工程向け機器を展開しております。人手不足や効率化といった社会課題に対応しつつ、安定稼働や製品の長寿命化など、顧客の多様なニーズに応える体制を強化しております。 注力する「新商品・新事業」では自動化・省人化の需要を受け、ハード面だけでなくソフト面も強化しております。画像処理AIツールや、専門知識がなくても、パソコンだけで電動機器、空気圧機器や画像検査の一括制御が可能なデバイスプログラミングツールなどを展開し、既存製品やコア技術に新たな機能を組み合わせたサービスビジネスを強化しております。ハード面では生産性向上や労働災害予防に寄与するヒューマンアシスト機器を拡充いたしました。さらに環境課題への取組みとして、環境負荷低減型商品や長寿命機器の開発、そして社内のCO2削減施策にも取組み、持続可能な社会への貢献を進めております。 注力する地域「海外市場」においては、2022年に稼働した米国オースティン工場、先に述べたマレーシア工場のほか、2024年5月にはインド工場を竣工いたしました。半導体や電池をはじめとする成長性の高い市場やASEANやインドといった機器商品の需要拡大が見込める地域において生産体制強化を進め、新たな基盤を最大限に活用しながら新規案件の獲得につなげ事業の拡大に取組んでまいります。 ② 経営効率の向上 資本コストを意識した事業管理を行うため、自己資本比率の適正化とともに、成長投資と株主還元のバランスを重視した資本政策を推進しております。…
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ (当社及び連結子会社) の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 自動機械部門では、国内におけるジェネリック医薬品の安定供給に向けた投資が継続されていましたが、最終段階に入った装置需要を取り込むことで、薬品包装機の売上高が増加いたしました。また、日系自動車メーカーのHEV向け車載用電池への投資が増加していることから、リチウムイオン電池製造システムの売上高が増加いたしました。 その結果、売上高は25,331百万円 (前期比43.3%増) 、セグメント利益は収益改善の効果にセールスミックスも加わり、5,489百万円(前期比85.2%増)となりました。 機器部門では、国内市場において、世界的に旺盛な生成AI関連の投資を背景に、半導体・電子部品業界の一部の顧客で在庫消化が進み、半導体製造装置向け機器の売上高が増加いたしました。また、自動機械部門と同様に、国内メーカーの車載用電池への投資増加を受け、HEV向けの二次電池製造工程向け機器の売上高が増加いたしました。 海外市場では、半導体製造装置の国産化が進む中国や、HBM関連の投資が旺盛だった韓国や台湾、半導体や半導体製造装置の重要な供給拠点となったシンガポールで売上高が増加いたしました。 その結果、売上高は130,302百万円 (前期比11.6%増) 、セグメント利益は売上増加により、18,211百万円(前期比22.7%増)となりました。 このような状況の下で、当連結会計年度における業績は、売上高155,634百万円(前期比15.8%増)、営業利益19,018百万円(前期比45.0%増)、経常利益19,167百万円(前期比46.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13,520百万円(前期比62.1%増)となりました。 次年度の見通しと方針について、次期の世界経済の見通しは、米国の政策による各国での経済活動への影響から、設備投資需要の減少が予測されるなど、不透明感が強まっております。一方で、当社を取り巻く事業環境は、人手不足による自動化・省人化需要は底堅く推移し、同時に、環境負荷低減商品の需要増加が見込まれております。また、半導体市場では、微細化・積層化による生産プロセスの複雑化によって、新たな需要が生み出されております。また、中国における半導体や製造装置の国産化需要が益々拡大していくと期待されております。…
セグメント関連
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(5) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 1,335百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産の有形固定資産及び無形固定資産の増加額であります。 2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と、セグメント資産は連結貸借対照表の資産合計と調整を行っております。 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注) 1 連結財務諸表 計上額 (注) 2 自動機械部門 機器部門 売上高 外部顧客への売上高 25,331 130,302 155,634 155,634 セグメント間の内部 売上高又は振替高 154 154 △ 154 25,331 130,457 155,789 △ 154 155,634 セグメント利益 5,489 18,211 23,700 △ 4,682 19,018 セグメント資産 22,306 166,902 189,208 21,658 210,867 その他の項目 減価償却費 504 5,846 6,351 217 6,568 のれんの償却額 14 14 14 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 275 4,680 4,956 66 5,023 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。 (1) 売上高の調整額 △154百万円 は、セグメント間取引消去であります。 (2) セグメント利益の調整額 △4,682百万円 には、セグメント間取引消去 31百万円 及び各報告セグメントに配分していない全社費用 △4,713百万円 が含まれております。全社費用は、主に当社の管理部門に係る費用及び長期的な基礎的研究費用並びにCKDグローバルサービス㈱に係る費用であります。 (3) セグメント資産の調整額 21,658百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社での余資運用資金 (現金及び預金) 、長期投資資金 (投資有価証券) 及び管理部門に係る資産等であります。