事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約612文字
3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、連結子会社6社及び非連結子会社2社で構成されており、鋸・刃物類の製造、加工及び販売を主な事業内容としております。事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 (1) 生産体制…国内においては、当社が生産し、海外においては、天龍製鋸(中国)有限公司、TENRYU SAW (THAILAND) CO., LTD.及び天龍製鋸(大連)有限公司が生産しております。 (2) 販売体制…当社では、国内及び海外に販売しております。 天龍製鋸(中国)有限公司では、中国市場を中心に販売しております。 TENRYU AMERICA, INC.では、米国市場を中心に販売しております。 TENRYU SAW (THAILAND) CO., LTD.では、タイ市場を中心に販売しております。 TENRYU EUROPE GMBHでは、欧州市場を中心に販売しております。 TENRYU SAW INDIA PRIVATE LIMITEDでは、インド市場を中心に販売しております。 TENRYU SAW DE MEXICO, S.A. DE C.V.では、メキシコ市場を中心に販売しております。 天龍製鋸(大連)有限公司では、中国市場を中心に販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 龍蓮工具(大連)有限公司は、2025年2月7日開催の取締役会で解散が決議され、清算手続中です。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約348文字
(1) 経営方針 当社グループは、日本の機械鋸産業界のパイオニアとして、1913年の設立以来、一貫した生産を行う鋸刃専門メーカーであり、国内はもとより広く海外のマーケットに事業を展開してきました。また、社是である「誠実と和」を以って全社一丸となり、経営理念である「感謝の心をもって、従業員の幸せと株主の幸せを追求し、社会の幸せに結びつけます」の精神のもと総力を結集し、社業発展に邁進しております。 当社グループは、メーカーとして引き続き最適・最良の製品・サービスを開発・製造・提供することに努め、顧客の満足と信頼を獲得するとともに、就業環境の整備を図り従業員の自己啓発を高め多様化する市場環境に順応できる企業体質の向上や地域社会の発展に貢献し魅力ある企業に発展させることを経営方針としております。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1192文字
(3) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 米国トランプ大統領による各種政策、米中の貿易摩擦の再燃への懸念、地政学的緊張の高まりなどにより、経営環境は依然として予断を許さない状況が続くと見込まれます。 このような状況下、2025年度は、当社の中期経営計画(2024年度~2026年度)中間年度となり、以下の重点戦略4項目の達成を目指してまいります。 ①環境負荷の低減に寄与する新製品の開発及び既存技術の向上を追求します。 a.チップソーの刃先の厚さを薄くすることにより歩留まりの向上及び切断時の電力使用量の削減に繋げられたが、さらなる生産技術の向上を図り環境負荷低減製品の開発を継続する。 b.環境に配慮した原材料の見直しや梱包・副資材の脱プラ・エコ化を一層推進する。 ②CO2排出削減を図るため新規設備投資を実施し、脱炭素生産の確立を目指します。 a.設備の非化石エネルギーへの転換によりCO2排出量を削減する。 b.主力製品への設備投資を積極的に行い自動化・省電力化を推進する。 ③グローバル市場に対応する販売・技術サポート体制を強化し、環境に配慮した製品及び高付加価値製品の拡販を図ります。 a.営業業務におけるDX化を推進し業務効率の向上を図る。 b.販売・製造・開発の情報共有化を一層強化し市場ニーズへタイムリーに対応する。 ④人的資本経営、ウェルビーイング経営を実現するために、ハード・ソフト両面から就業環境の整備や健康増進策を実施します。 a.本社事務棟の建替えや老朽化施設の躯体・設備の点検、補修、交換を行う。 b.階層別及び職位別研修の開催など研修体系・体制の構築をさらに図る。 c.各部門にて業務フローの見直しを行い、IT化の推進により業務効率の向上を図る。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定した営業利益の確保が健全な経営基盤を堅持するために最も重要であるという認識から、従来より「売上高営業利益率」を経営指標としております。また、今般、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け「ROE」、「PBR」を経営指標に追加しました。 中期経営計画(2024年度~2026年度)の中間年度である2025年度の目標は、以下のとおりです。 ・売上高営業利益率:13.3% ・ROE(自己資本利益率):4.1% ・PBR(株価純資産倍率):0.58倍 なお、中期経営計画(2024年度~2026年度)の初年度である2024年度の実績及び2025年度~2026年度の目標は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載のとおりです。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3063文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国では、生産活動は活発化するも個人消費が減少し、景気を下押ししています。欧州では、インフレ率は低下するも消費マインドは悪化しており、減速傾向にあります。中国では、内需主導で持ち直しが見られるものの、外需の低迷により持続的な回復が見込めない状況です。 わが国経済は、一部で足踏みするも好調なインバウンド需要に支えられて、緩やかながら回復が続いています。 このような状況下、当社グループにおきましては、中期経営計画(2024年度~2026年度)の初年度であり、掲げた重点戦略である「環境負荷の低減に寄与する新製品の開発」、「既存技術の向上」等を推し進めるとともに、販売活動の強化に取り組んでまいりました。また、住宅資材用チップソーの需要回復が堅調で、当連結会計年度における売上高は、 13,131百万円 (前年同期比10.0%増)となりました。利益面では、受注増加により海外工場の稼働率が上昇するとともに、生産設備の自動・省人化の推進により生産効率が向上したことから、営業利益は 1,826百万円 (前年同期比47.1%増)、経常利益は 2,099百万円 (前年同期比20.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は 1,506百万円 (前年同期比22.8%増)となりました。 なお、当連結会計年度より、規模が拡大するなど重要性が増したインドの子会社「TENRYU SAW INDIA PRIVATE LIMITED」を連結の範囲に含めており、セグメントは「アジア」であります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 日本 住宅資材用チップソーの販売好調を主因に、売上高は10,430百万円(前年同期比7.0%増)、セグメント利益(営業利益)は、原材料の高騰や人件費などの経費増加を主因に、747百万円(前年同期比1.2%減)となりました。 中国 住宅資材用チップソーの受注増加により、売上高は4,633百万円(前年同期比31.5%増)、セグメント利益(営業利益)は、工場稼働率の向上が寄与し、664百万円(前年同期比215.2%増)となりました。 アジア 中国と同様に、住宅資材用チップソーの受注増加により、売上高は2,100百万円(前年同期比83.4%増)、セグメント利益(営業利益)は、工場稼働率の向上が寄与し、223百万円(前年同期比369.6%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1671文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2 日本 中国 アジア アメリカ ヨーロッパ 売上高 外部顧客への売上高 8,136,072 1,111,214 371,620 1,507,460 809,363 11,935,730 11,935,730 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,608,823 2,412,607 773,640 1,330 331 4,796,733 △ 4,796,733 9,744,896 3,523,821 1,145,260 1,508,790 809,694 16,732,463 △ 4,796,733 11,935,730 セグメント利益 756,699 210,909 47,557 133,383 100,656 1,249,205 △ 7,080 1,242,125 セグメント資産 25,113,234 8,955,707 2,152,299 2,134,760 750,047 39,106,049 △ 1,474,590 37,631,459 その他の項目 減価償却費 473,614 409,346 99,132 11,345 3,746 997,185 △ 11,957 985,227 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 703,932 81,344 42,152 10,965 3,225 841,620 841,620 (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。 (2) セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去であります。 (3) 減価償却費の調整額は、セグメント間取引消去であります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1701文字
3 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) ㈱マキタ 2,121,981 17.8 2,666,222 20.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度を上回る結果となりました。 なお、 セグメント別 の当連結会計年度の経営成績等は、 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 a. 売上高 売上高は、住宅資材用チップソーの需要回復が堅調のため、前連結会計年度に比べ10.0%増の 13,131百万円 となりました。 b. 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は、 8,548百万円 で、受注増加により海外工場の稼働率が上昇するとともに、生産設備の自動・省人化の推進により生産効率が向上したことから、売上原価率は65.1%となり、前連結会計年度に比べ2.8ポイントの減少となりました。 販売費及び一般管理費は、 2,755百万円 で、前連結会計年度に比べて6.5%増加したものの売上高の増加に伴い対売上高比率は21.0%となり、前連結会計年度に比べ0.7ポイントの減少となりました。 その結果、営業利益は 1,826百万円 で連結売上高営業利益率は13.9%となりました。 c. 営業外損益 営業外損益は、前連結会計年度に比べ223百万円(純額)の減少となりました。主な要因は、前連結会計年度では為替差益を計上していましたが、当連結会計年度では為替差損の計上となったことなどによるものです。 d. 特別損益 特別損益は、前連結会計年度に比べ37百万円(純額)の増加となりました。主な要因は、固定資産売却益を計上したことなどによるものです。 e. 親会社株主に帰属する当期純利益 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ22.8%増の 1,506百万円 となりました。 当社グループは、中期経営計画(2024年度~2026年度)において、下記の指標等を主要な目標として取り組んでおり、2024年度の実績及び各年度の目標は記載のとおりです。…