事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約574文字
3 【事業の内容】 当社の企業グループは、当社、連結子会社6社、関連会社1社及び親会社で構成され、小麦その他農産物等を原料として、小麦粉・ふすま・ミックス粉・食品等の製造販売を行う製粉及び食品事業、並びに小麦を保管する倉庫業、ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)等のファーストフード店舗経営を行う外食事業、主に当社の原料・製品を運送する運送事業を展開しております。 当グループの事業に係る位置付けは次のとおりであります。 製粉及び………… 食品事業 当社及び㈱増田製粉所が製造した小麦粉・ミックス粉・食品等を、代理店である三菱商事㈱(親会社)や隅田商事㈱・兼三㈱(連結子会社)などの特約店等を通じて販売しております。また、三菱商事㈱・㈱増田製粉所から製品・原材料の一部を、隅田商事㈱からは原材料の一部を購入しております。 なお、当社の工場付属営業倉庫(サイロ)においては、小麦の保管業務及び荷揚荷役等を行っております。 外食事業………… 連結子会社である㈱さわやかが「KFC」のトップフランチャイジーとして関東、東海地区で店舗展開しているほか、各種レストラン等多角的な事業活動を進めております。 運送事業………… 関連会社であるM&Fロジスティクス㈱が当社の原料小麦及び製品の運送の大部分を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2995文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針及び経営戦略 当社グループは、2024年に創業110周年を迎えたことを契機として、社会における当社の存在意義および目指す姿を明確化するため、新たにパーパスを策定するとともに、ビジョンおよび行動指針を改定いたしました。当該パーパスのもと、企業価値の持続的向上に向けた各種施策に取り組んでおります。 2024年5月20日に公表した中期経営計画(2024年度~2026年度)につきましては、その後の事業環境の変化や設備老朽化への対応の必要性等を踏まえ、当初想定していた経営指標の達成が困難となる見通しとなりました。このため、当社グループは中期経営計画の運用を見直し、事業環境の変化に柔軟に対応することを目的として、計画を毎年度更新するローリング方式へ移行しております。 本ローリング方式のもとでは、事業環境および経営課題の変化を機動的に計画へ反映することにより、戦略の実効性を高めるとともに、迅速な意思決定を可能とし、パーパスの実現と持続的な企業価値向上を図ってまいります。 ◎パーパス 「小麦の持つ無限の可能性で、世界の多様なニーズに挑戦し続ける」 ◎ビジョン 「事業基盤の強化により持続的に成長する企業となる」 「能動的に細かなニーズを捉え、新規領域での成長に挑戦し続ける」 ◎行動指針 「環境に配慮した製品・サービスの開発と提供により、社会に貢献し続ける」 「法令と社会規範を遵守し、誇りを持って仕事に臨み続ける」 「グローバルな視野をもち、多様な文化を受け入れ、すべてのステークホルダーの満足度を高め続ける」 ◎「中期経営計画 Rolling Plan」 1. 事業戦略 ① 製販統括機能の強化 調達・開発営業・生産の一体化により製販統括機能を強化し、統合データ基盤の再構築による需給管理の 精緻化を通じて、生産効率の改善と、多様な顧客ニーズに対する最適な供給体制構築を実現してまいります。 ② エンジニアリング体制の強化 エンジニアリング人財の育成・確保と技術力の標準化を進め、中長期視点での施設管理体制を強化します。 ③ 老朽化対策の徹底 設備更新・修繕対応の再整備を進め、安全・安定供給の基盤を強化、生産効率の向上を図ります。 ④ スリーラインモデルの導入 工場・本社・監査の三層による品質管理体制を導入、各機能の役割を明確化することで、食品安全に関する ガバナンスを強化します。 ⑤ 消費者ニーズを先取りした提案型営業 顧客課題の解決を起点とした提案型営業を推進することで、 多様な顧客ニーズへの対応力強化を図って まいります。 ⑥ 特徴のある製品の開発・拡販 独自性のある原料・製品の開発と拡販を推進し、収益力の向上を図ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2995文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針及び経営戦略 当社グループは、2024年に創業110周年を迎えたことを契機として、社会における当社の存在意義および目指す姿を明確化するため、新たにパーパスを策定するとともに、ビジョンおよび行動指針を改定いたしました。当該パーパスのもと、企業価値の持続的向上に向けた各種施策に取り組んでおります。 2024年5月20日に公表した中期経営計画(2024年度~2026年度)につきましては、その後の事業環境の変化や設備老朽化への対応の必要性等を踏まえ、当初想定していた経営指標の達成が困難となる見通しとなりました。このため、当社グループは中期経営計画の運用を見直し、事業環境の変化に柔軟に対応することを目的として、計画を毎年度更新するローリング方式へ移行しております。 本ローリング方式のもとでは、事業環境および経営課題の変化を機動的に計画へ反映することにより、戦略の実効性を高めるとともに、迅速な意思決定を可能とし、パーパスの実現と持続的な企業価値向上を図ってまいります。 ◎パーパス 「小麦の持つ無限の可能性で、世界の多様なニーズに挑戦し続ける」 ◎ビジョン 「事業基盤の強化により持続的に成長する企業となる」 「能動的に細かなニーズを捉え、新規領域での成長に挑戦し続ける」 ◎行動指針 「環境に配慮した製品・サービスの開発と提供により、社会に貢献し続ける」 「法令と社会規範を遵守し、誇りを持って仕事に臨み続ける」 「グローバルな視野をもち、多様な文化を受け入れ、すべてのステークホルダーの満足度を高め続ける」 ◎「中期経営計画 Rolling Plan」 1. 事業戦略 ① 製販統括機能の強化 調達・開発営業・生産の一体化により製販統括機能を強化し、統合データ基盤の再構築による需給管理の 精緻化を通じて、生産効率の改善と、多様な顧客ニーズに対する最適な供給体制構築を実現してまいります。 ② エンジニアリング体制の強化 エンジニアリング人財の育成・確保と技術力の標準化を進め、中長期視点での施設管理体制を強化します。 ③ 老朽化対策の徹底 設備更新・修繕対応の再整備を進め、安全・安定供給の基盤を強化、生産効率の向上を図ります。 ④ スリーラインモデルの導入 工場・本社・監査の三層による品質管理体制を導入、各機能の役割を明確化することで、食品安全に関する ガバナンスを強化します。 ⑤ 消費者ニーズを先取りした提案型営業 顧客課題の解決を起点とした提案型営業を推進することで、 多様な顧客ニーズへの対応力強化を図って まいります。 ⑥ 特徴のある製品の開発・拡販 独自性のある原料・製品の開発と拡販を推進し、収益力の向上を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6495文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、訪日外国人の増加によるインバウンド需要の回復や、雇用・賃金の改善を背景として、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の長期化やエネルギー・原材料価格の高止まり、円安基調の影響に加え、自然災害の発生や地政学リスクに対する懸念等により、個人消費は力強さを欠く状況が続きました。 食品業界におきましては、原材料価格、物流費及び人件費の上昇を受けた価格改定の動きが継続するなか、消費者の節約志向及び選別消費の傾向が強まりました。特に、穀物相場の変動や米価の高止まりは家計に影響を及ぼし、主食関連市場においても需要構造の変化が見られました。また、外食・中食需要やインバウンド関連需要は回復の動きが見られたものの、業界全体としては人手不足や物流制約への対応が引き続き重要な経営課題となっております。 一方で、食品の安全・安心に対する意識及び健康志向は引き続き高水準で推移しており、高付加価値商品の需要拡大が見られました。さらに、SDGsへの関心の高まりを背景として、食品ロス削減、環境配慮型包装の導入、持続可能な調達など、サステナビリティに関する取り組みも進展しております。 このような環境のもと、当社グループは『中期経営計画2026』の達成に向け、当連結会計年度はその2年目として各種施策を推進いたしました。また、物流機能の高度化及び効率化を目的として、連結子会社である日東富士運輸株式会社の株式の3分の2を譲渡し、同社を連結子会社から持分法適用会社へと変更いたしました。これにより、外部パートナーとの連携を強化し、物流体制の最適化を図っております。 以上の結果、各種施策の推進により一定の成果は見られたものの、老朽化設備の修繕費の増加、販売運賃をはじめとする各種コストの上昇、並びに飼料用副産物の市況価格の下落により、当期純利益は減少いたしました。 このような状況下、当連結会計年度における当社グループの主な取組みは、下記のとおりであります。 [海外事業の拡大及び自立化] 当連結会計年度における海外事業につきましては、中期経営計画2026における事業戦略「成長市場における量的拡大・質的向上に資する施策の推進」のもと、海外拠点の基盤拡充を進めて参りました。 ベトナムのミックス粉製造・販売会社である「NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO., LTD.…
セグメント関連
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/ 原文長 約1475文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結 財務諸表 計上額 製粉及び 食品事業 外食事業 運送事業 国内事業(注3) 57,291 11,436 144 68,872 68,872 海外事業(注3) 3,468 3,468 3,468 顧客との契約から生じる収益 60,760 11,436 144 72,341 72,341 売上高 外部顧客への売上高 60,760 11,436 144 72,341 72,341 セグメント間の内部 売上高又は振替高 11 1,902 1,916 △ 1,916 60,772 11,438 2,046 74,257 △ 1,916 72,341 セグメント利益 4,582 415 40 5,038 58 5,096 セグメント資産 58,971 3,810 1,138 63,919 △ 973 62,946 その他の項目 減価償却費 1,342 250 98 1,690 1,690 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,761 558 268 2,588 2,588 (注) 1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去額であります。 2 セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去額であります。 3 セグメント利益は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。 4 所在地別の売上収益は、事業拠点の所在地を基礎として分類しております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2779文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 ) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 三菱商事㈱ 10,991 15.2 10,824 14.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計上の見積もり及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 (a)財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ 7億9千6百万円増加 し、 637億4千2百万円 となりました。この主な要因は、短期貸付金(キャッシュ・マネジメント・システムによる実質的な現金及び現金同等物)が 13億9千5百万円 、原材料及び貯蔵品が 6億6千1百万円 増加した一方、流動資産その他(仮払金・未収入金)等 が 9億4千万円 減少したこと等となります。 また、当期にM&Fロジスティクス㈱(旧:日東富士運輸㈱)が完全子会社から持分法適用会社へ移行し、連結範囲から除外されたことに伴い、流動資産が5億6千7百万円、固定資産が4億3千3百万円それぞれ減少しております。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ 1億1千4百万円増加 し、 136億3千4百万円 となりました。この主な要因は、損害賠償損失引当金 が 5億1千9百万円 減少した一方、固定負債その他(長期預り金)が 4億4千9百万円 増加したこと等となります。 また、M&Fロジスティクス㈱の連結範囲除外に伴い、流動負債が3億3千5百万円、固定負債が2億3千8百万円それぞれ減少しております。…